出張、のち夜の仕事2回目

今日は午後から京都府中部に出張です。なので、午前は少しゆっくりと雑用をしましょうか。てか、テストしなきゃならんことがあります。
夜の職場のプロジェクターにはVGA入力しかありません。でも、できればiPadで出力したい。問題はlightning→VGAは高い。必然的に、途中にHDMIをかませることになります。ちなみに、lightning→HDMIは使う人は使うので、うちの職場にあります。問題は、今日日HDMI→VGAなどというマニアックなコンバーターがあるのか?ということです。ただ、事務の方の机の上で見た気がしたので、それを借りに行きました。すると、壊れてるんだとか。やれやれ。てか、音声出力がないから使いものになりません。どうしよう…。
と、事務の方から内線電話。
「もうひとつありますよ」
見に行くとVGA-CVHD1でした。まさにほしいやつ!
てことで、借りてきて、そこらにころがってるVGAと音声入力がついてるディスプレイにつないでみたら、ちゃんと出力してくれました。これで、動画が見せられる。
それにしても、lightningはめんどくさいな。
そんなこんなをやって、11時半に職場を離脱。出張先に向かいます。
ところが会議の時間を確認すると、時間を間違えてたことが判明。ヤバイ。なにせ、この3月のダイヤ改正で電車が1時間に1本になったから、電車で行くのは絶望的です。しかたない。車ですね。しかも、オール高速しかありません。まわり道になるけどしかたない。なんとか10分遅れで到着しました。
到着してすぐおべんと食べながら会議に参加。申しわけない(笑)。まぁでも、必要な話はできました。
とにかく、いま、京都府の高校が直面している課題は、障害の社会モデルの普及と、日本語指導を必要とする生徒の就修学の保障です。そしてこれらはともにSNE[1]Special Needs Educationの問題です。ところが、京都府の高校はこれらをバラバラに捉えている。そして障害のみを特別なニーズとみなして「個にあった教育を」ということで分離教育をする一方、日本語指導を必要とする生徒についてはノウハウがないからてんやわんやするだけです。いや、先行事例から学べよと思うけど、そういう動きは見られません。
ここをなんとかしたい。
てことで、そのための布石を打っておきました。
で、夜の仕事へ。
今回は、前回書いてもらった「生徒指導がらみの教員の思い出」「よかったと思う教員の思い出」「イヤだと思った教員の思い出」のシェアです。が、その前に骨折のあれこれなんかを話してみたり。笑いがとれました(笑)。
で、3つのグループにわかれてディスカッションしてもらったけど、おもしろいですね。イヤだと思った教員とよかったと思う教員は、表裏一体であることや、過去に思ったことが必ずしも現在の評価と一致しないことや、それなりに批判的に振り返ってもらうことができたんじゃないかな。なので
「みなさんの発表を聞きながら、なんか、少しずつ「生徒指導」に近づいてきた気がします」
とコメントしてみたり。
そして最後は「フィンランドの教育」のビデオ。マイケル・ムーアのやつです。みんなこの映像をどう捉えるかな。
授業のあとに、学生さんが来られて、なぜか大学院進学についての相談を受けたり。
なんかおかしい(笑)。でもうれしい。長い教員人生の中で、大学進学の相談はあったけど、大学院進学についての相談ははじめてですからね。まぁ、わたしの研究分野とかぶってるからなんですけど、ビビったのは、わたしを高校教員ではなく研究者として見ていたというか、わたしの研究分野を知ってたというあたりですね。わたしのおべんきょ成果も読んでおられたとのこと。
悪いことはできひんな(笑)。
帰りの電車の中では恒例の会議にzoomで参加。便利な世の中になったという評価でいいんだろうか…。
さてと。今日はいっぱい仕事しました。さぞかしビールもうまかろうo(^^)o。

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1 Special Needs Education

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