仕事まみれ

木金とガッコに行かなかったので、今日の仕事はスタートダッシュが基本です。
とにかく出勤したら、PCに火を入れて、さっそく採点の祭典です。立番も「ごめんなさい」です。そうそう、朝イチ解答を印刷して配布しなきゃ。まぁでもそういう状況なことは他の人にはわかりません。メッチャ急いでいても容赦なく話しかけてくる人や、わたしの前をゆっくり歩く人がいて、まいったなと。
採点中も容赦なく電話が鳴ります。たまりかねて
「今、とにかく採点を優先させてください。急ぎの用事でなければ、またあとで」
と言ってしまうなど。ひとつの用事にかかる時間は実質5分とかです。が、それをするために集中力が途切れることがこわいです。
ちなみに、一番ビビってたのは代講ですが、さすがにそれはなくてホッとしました。
てことで、3時間目に無事テスト返却ができました。返却すると、あちこちで悲鳴があがってます(笑)。まぁええやろ。勝負はこれからです。そのために、「かんさい熱視線」の動画を用意してあります。
それはもうひとつのクラスも同じことです。なので、テスト返却後に動画を見せようと思ったら、音声は出るものの映像が出ません。まいったな。しかたないから授業をするか…。
てことで、三角関数に突入です。ラジアンの説明を休まれるとキツイな。てか、飲み込みが早い子と遅い子が当然いるわけですが、その分水嶺はどこなんだろ。たぶん、頭の中に「絵」が浮かんでるかどうかなんじゃないかと思うのですが…。
ここで、すでに放課後です。が、短縮授業なので少し時間があります。ここでひと息ついで、明日の出張の準備てすね。と、すごい雨です。が、スタートの時間にはやんでてラッキーです。
で、夜の仕事へ。ちなみにJRのダイヤはズタズタになってました。まぁなんとかなるでしょ。
夜の仕事場に着いたら、すでにおひとり勉強中です。やがて三々五々学生さんが集まってこられました。ということで、ipadで「かんさい熱視線」を視聴しようと思いましたが、やはり映らない。どうしようかと思ってたら
「人数少ないし、みんなで見たら?」
というありがたいおことば。そうやね。
ということで、みんなで見ました。その後ディスカッション。
んー。それぞれの意見の背後にあるそれぞれの経験が気になりますね。おそらくインクルーシブな学校にいた人は、それを支える社会(や保護者)も、それなりにインクルーシブな状況にあるのかな。一方、「インテグレートな学校」だと、社会がそれに反発する。でも、それは学校や教員や生徒や保護者が悪いんじゃなくて、そういう風景が当たり前な社会の問題な気がします。なので
「わたしたちが今生きている社会は、やはりエクスクルーシブなんだと思います。だからこそ、インクルーシブな教育がイメージできない。だから、枠組みに人をあわせようとする。でも、人に枠組みをあわせるようにしたらいいんじゃないかな。例えばグループワークが全盛のようだけど、管理されたグループワークなのか、枠組みからはみ出したところまで包摂するグループワークなのかってことで、大きく違う気がします。わたしは枠組みからはみ出た子も包摂する社会を自分の授業で実現したいと思ってるんです」
そんな話をしておきました。あとはダラダラ雑談して、春学期も終了。また10月に会いましょう!
てことで、帰ろう。ずっと仕事してたな。でも、夜の仕事で、少し自分がとりもどせる。