あるメールの問いかけ

今日は午前に出張が入ってます。なので、朝は少しのんびり。そして谷間の町へ。
中学校に到着すると、支店長さんがあいさつに来られて恐縮するなど。ちなみに、以前すごくお世話になった人が直営店に行ってたけど帰ってこられたんだとか。うれしいやろな。
で、会議スタート。まぁ、初回はこんなもんでしょう。でも、力の入った冊子をもらってお得な気持ちになりました。ここの中学校、ずっと部落差別については扱ってこなかったんだけど、前の支店長の時から扱うようになりました。その後、試行錯誤ののちに、3年間のカリキュラムが固まってきたんだとか。地道なとりくみですね。あと、小中がともに世界人権宣言を扱っておられるのもうれしかったですね。京都府南部も世界人権宣言を扱う学校が増えてきているので、小中高の連携ができそうです。ただ、少し不足気味なので、支援級の話を聞いてみたり。あとはいつもの通り物量作戦で出した資料の説明ですね。高校の教員は聞き飽きてるから寝てますね(笑)。
てことで、会議も終了。
ガッコに行って、書類書きをしようと思ったけど、かなりややこしいので、少し先送りしましょうか。先にやらなきゃならないのは「夏休みの友」の作成かな。今度の土日に印刷されるだろうから、それに間に合わせなきゃなりません。
と、一本のメールが…。差出人はこの記事を書いた人でした。
「「女子トイレや女湯にトランスジェンダーを装った男性が入ってきたらどうする」という論にどう答えればいいと思うか」
とのことです。なんでも経産省のトランスジェンダーの職員についての最高裁判決にまつわるコラムを書かれるんだとか。
やれやれ。この手の話に時間をさくことそのものがめんどくさいのですが…。まぁ行きがかり上書きますか。

まず大前提として、この手の質問に対しては「知らんがな(笑)」としか言いようがないんですよね。
部落がなぜ差別されているのかは部落の人に聞いてもわからなくて、差別している人に聞かないとわからないんです。それと、基本的には同じことです。
「女子トイレや女湯に、トランスジェンダーを装った男が入ってくる」という問いは、トランスジェンダー(特にトランス女性)を排除するためにトランスヘイターが持ち出してくる話で、それに対してトランスジェンダー当事者が何か言っても、またその言葉を根拠に差別の理由をつくるという感じです。
そもそも、トランスジェンダーはすでに女子トイレにも女湯にも入っています。そしてなにも問題は起こっていない。なぜなら、多くのトランス女性は女性に見えるからです。
そして、すでに女子トイレや女湯にトランスジェンダーを装った男は入っています。多くの場合、それは性犯罪を目的としているので、そういうケースは処罰されています。
つまり、こういう話は既に解決がついているということです。にもかかわらず、それを解決がついていない新たな問題として提示することそのものに、すでに意図があるということです。
わたしはずっと女子トイレを使っています。たまに多目的トイレを使いますが、多くの場合は洋式トイレを使いたいからです。公衆浴場については、原則としてめんどくさいので入りませんでした。なにがめんどくさいかというと、男湯に入るとあたりが騒然となるからです。それがトランスジェンダーの現実です。
もちろん、これはかなり性別移行が進んでいる状態の話で、トランスした当初はこうではありませんでした。つまり、ひとりの人間であっても、状況によって変化するということです。これは当たり前のことです。
経産省のトランスジェンダーの職員に関する最高裁判決は、きわめてまっとうだと思います。それ以外に、例えば女子大がトランス女性に受験資格を与えることもまっとうだと思います。こういうまっとうなことに対して、ヘイターの人たちは差別することを目的とした「論理(とは言えないと思いますが)」を振りまわしているだけです。
ということで、まぁ「トランスジェンダーを装った男は、長くて3日しか持たない。女性のコミュニティーでは過ごせない。ずっと女性を装えるのであれば、その人はトランスジェンダーですよ」というのが現実です。

と返事しておきました。
放課後は明日の中庭コンサートのリハです。ミキサーの使い方がわかってないな。まぁひとつひとつ教えなきゃな。さすがに夏休みの合宿を復活させる元気はないので、今年も機材講習をしようかな。
職員室にもどると、誰もいません。みんなクラブかなんかやってるのね。わたしはそっちは終わったので、雑務をしますか。と思ったら、あとからあとから生徒がやってきます。やれやれ。
と、数学科のチーフから電話。
「あの、少し打ち合わせをしたいことがあるので、来てもらえませんか?」
「こっち、誰もいいひんし、離れられへんねん。こっちに来る?」
ひとりで来るのかと思ったら、みんな来ました(笑)。ものものしい雰囲気です。
こちらの話も「知らんがな」な話ではあるのですが、そうもいかないのでつきあうことに。なんかいろいろ話してますが、解決策が出てきません。しかたないので
「「なにかありましたか?」と聞いて見るところからスタートやね。その結果次第で次の一手が決まる」
と提案しておきました。で、話し合いが終わった時、定時を30分まわってました。
「こんな時間までいたら「なにかありましたか?」って聞かれるやん」
とオチをつくって、今日の仕事は終了。
疲れたな…。

仕事まみれ

木金とガッコに行かなかったので、今日の仕事はスタートダッシュが基本です。
とにかく出勤したら、PCに火を入れて、さっそく採点の祭典です。立番も「ごめんなさい」です。そうそう、朝イチ解答を印刷して配布しなきゃ。まぁでもそういう状況なことは他の人にはわかりません。メッチャ急いでいても容赦なく話しかけてくる人や、わたしの前をゆっくり歩く人がいて、まいったなと。
採点中も容赦なく電話が鳴ります。たまりかねて
「今、とにかく採点を優先させてください。急ぎの用事でなければ、またあとで」
と言ってしまうなど。ひとつの用事にかかる時間は実質5分とかです。が、それをするために集中力が途切れることがこわいです。
ちなみに、一番ビビってたのは代講ですが、さすがにそれはなくてホッとしました。
てことで、3時間目に無事テスト返却ができました。返却すると、あちこちで悲鳴があがってます(笑)。まぁええやろ。勝負はこれからです。そのために、「かんさい熱視線」の動画を用意してあります。
それはもうひとつのクラスも同じことです。なので、テスト返却後に動画を見せようと思ったら、音声は出るものの映像が出ません。まいったな。しかたないから授業をするか…。
てことで、三角関数に突入です。ラジアンの説明を休まれるとキツイな。てか、飲み込みが早い子と遅い子が当然いるわけですが、その分水嶺はどこなんだろ。たぶん、頭の中に「絵」が浮かんでるかどうかなんじゃないかと思うのですが…。
ここで、すでに放課後です。が、短縮授業なので少し時間があります。ここでひと息ついで、明日の出張の準備てすね。と、すごい雨です。が、スタートの時間にはやんでてラッキーです。
で、夜の仕事へ。ちなみにJRのダイヤはズタズタになってました。まぁなんとかなるでしょ。
夜の仕事場に着いたら、すでにおひとり勉強中です。やがて三々五々学生さんが集まってこられました。ということで、ipadで「かんさい熱視線」を視聴しようと思いましたが、やはり映らない。どうしようかと思ってたら
「人数少ないし、みんなで見たら?」
というありがたいおことば。そうやね。
ということで、みんなで見ました。その後ディスカッション。
んー。それぞれの意見の背後にあるそれぞれの経験が気になりますね。おそらくインクルーシブな学校にいた人は、それを支える社会(や保護者)も、それなりにインクルーシブな状況にあるのかな。一方、「インテグレートな学校」だと、社会がそれに反発する。でも、それは学校や教員や生徒や保護者が悪いんじゃなくて、そういう風景が当たり前な社会の問題な気がします。なので
「わたしたちが今生きている社会は、やはりエクスクルーシブなんだと思います。だからこそ、インクルーシブな教育がイメージできない。だから、枠組みに人をあわせようとする。でも、人に枠組みをあわせるようにしたらいいんじゃないかな。例えばグループワークが全盛のようだけど、管理されたグループワークなのか、枠組みからはみ出したところまで包摂するグループワークなのかってことで、大きく違う気がします。わたしは枠組みからはみ出た子も包摂する社会を自分の授業で実現したいと思ってるんです」
そんな話をしておきました。あとはダラダラ雑談して、春学期も終了。また10月に会いましょう!
てことで、帰ろう。ずっと仕事してたな。でも、夜の仕事で、少し自分がとりもどせる。

ポスト玖伊屋

朝、物音で目が覚めました。音させるなよと思いますが、まぁしかたないですね。やがて8時くらいに「そろそろやるか」と思いながら起床して、後かたづけ開始です。
まずは昨日の調理道具から。まぁこれはたいしたことはありません。続いて食器を運んで洗いましょう。人数が少なくて助かりました。そして大物。まぁでもこれもたいしたことありません。1時間ほどゴソゴソやったら洗い物はとりあえず完了です。
ここで「ほろよい」をプシ。
続いて朝ごはんづくりです。どうしようかと思ったけど、春雨汁にしましょうか。ちょうどスライス干し椎茸があったので、ドカンと放り込みました。おいしいかどうかはわからないけど、まぁいいでしょう。
そのうちひとり、またひとりと起きてこられて、なんとなく台所に集合です。いかにも玖伊屋の朝です。そんな感じで11時頃までダラダラして、最後の掃除をして、今回の玖伊屋も解散です。
その後、某所になだれ込んで、昼ごはん&ビールです。なんか、あーでもないこーでもないといろいろ話をしているうちに、少しずつ人も減って、15時過ぎに解散。
さてと。あとはどうしようかな。朝から呑んだからキツイな。まぁいいです。今日はこういう日にしようと思ってました。
晩ごはんはあまりおなかに入りません。あまり食べてないけど、呑んだからなぁ。あとは「ポツンと一軒家」でも見て寝ましょうか。
しかし、今日は「やまんばドッカーン」をさんざんかけたから、明日どうなるか楽しみですね。

採点の祭典→玖伊屋

今日は玖伊屋です。そこまで何をするか。
とりま昼前にちょこざっぷかな。相変わらずマシンは壊れたままです。なので、ハーフスクワットをするなど。しかし、マシンに座って雑談するのはやめてほしい。
さすがに暑くて、というか湿度が高くて走る気が起こらないので、ランはやんぺ。
そうだ。4月のお座敷のミニッツペーパーの採点だ!3ヶ月近くほったらかしにしてました。
とにかくプリントアウトしたコメントをひたすら読んで、採点をしていきます。きつい。何度かめげそうになりながら、最後まで読み切って、お次は点数入力です。とはいえ、入力方法がよくわかりません。当てずっぽうに探してたら見つけました(笑)。
てことで入力開始。ところがプリントアウトしたものを全部入力し終わっても、まだ残ってます。
マジか…。
しかたないので、ディスプレイ上で読んで入力です。なんとか入力し終えたら、すでにあたりは暗くなりかかってます。
と、ラインが…。
「マダンセンターの前にいます」
マジか…。
とりあえず会場準備だけしてもらいましょう。で、わたしも準備をしてマダンセンターへ。
さっそく野菜を切りはじめます。今日のメニューはアドボとチャプチェにしましょう。理由は、考えるのがめんどくさいので、こないだつくったヤツにしようと思っただけのことです。
で、つくってるとIずみちゃん登場。やがて8時前にできてしまいました。なので、先に味見ですね。しかし、ビールを飲んだから、日本酒がほしくなります。
「日本酒ほしいなぁ」
とか言ってると、日本酒を抱えたMりあさん登場。やがていろんな人が来て、あっという間に宴会になりました。
今日は少し人数が少ないけど、これはこれでまったりしてていい感じです。
やがて眠くなったので、料理はほったらかしにして寝ましょうか。今回は片づけを手伝ってくれる人がいないけど、まぁ洗いものが少ないから、明日の朝がんばりますか。

ダブルヘッダーのちパーリー

今日の午前はK西学院大学で恒例のお座敷です。なので、阪急に乗って移動です。今津線で人身事故があったとのことでダイヤが乱れてるんだとか。動いてたら電車は来るからまったくOKです。それよりも人身事故の「人」がなぁ。この時期はあんまり事故はなかったと思うんだけどなぁ。日本は終わりつつあるなぁ。
で、甲東園で降りて階段を登ろうとしたら、そこに濱元さんがおられました(笑)。なので一緒にプラプラ大学まで歩くことにしました。それにしても、相変わらず急坂ですね。でもいい運動です。
教室に入ると涼しい。
しばし涼んだのちにお座敷開始。
なんか、心なしか学生さんが少ない気もします。が、採点が楽か(笑)。まぁそれはいいのですが、反応がない。いや、正確にはあるのですが、マスクの下に隠れててわからない。なので、
「リアクションが」
とお願いしたら、少しマスクをずらしてくださる優しい学生さんがおられて助かるなと。
でも、ディスカッションの時間はそれなりに話し合いをしてくださるし、きちんと意見を出してくださるし、このあたりはさすがにK西学院大学での学生さんですね。
そんなこんなで100分のお座敷終了。濱元さんと澤田さんにあいさつして、下山開始です。帰りは時間のことをあるのでバスですね。甲東園→西宮北口→十三→烏丸→四条→京都と乗り継いで、最終的には勤務先の最寄り駅に到着。今日の午後はこちらの「社会福祉研修・情報交換会」とのことです。しかし、阪急がすべてロングシートとはなぁ。
到着してレジュメを見ると、なるほど、そういう会なんだと納得。どうやら、市内の全小中の福祉教育担当者と障害者関連の団体との交流会のようです。更に資料をみると、福祉体験授業のことが書いてあるので、車椅子体験とかアイマスク体験とか手話や要約筆記の体験をするための年間計画の打ち合わせ的な感じです。
苦手や(笑)。
それはそれとして、当然のことながら聴覚障害の人や視覚障害の人がおられるわけです。一気に緊張が高まります。ふだんのお座敷が、いかに見えること/聞こえることを前提にしているかを実感します。
で、情報交換会のあと、いよいよお座敷です。ちなみに与えられた時間は1時間。なのでミッション5でいきましょう。心がけることはゆっくりと話すこと。さらに視覚を使うところは説明を入れること。動画のところは字幕がついてるけど、役に立たないので、字幕を読みますか。
そんなこんなで話し終えて手話通訳の人のところに行くと「早かった」とのこと。うーん、かなりゆっくり話をしたんだけどなぁ。まぁでも話すスピードが問題じゃないんでしょうね。おそらく情報量が多いのが問題なんだと思います。
とにかくすみませんすみません。
てことで、ダブルヘッダーは終了。そのまま速やかにお家に帰りましょう。帰りに歯医者さんに寄って治療です。なんか頭をひねっておられます。難しいのかな。
歯医者さんが終わったら、ようやくお家です。お風呂に入ってあがったら、パーリーの準備が整ってます。今日は下の子どもの誕生日パーリーです。実際には今日じゃないけどね。なんか、上の子どもが鳥の丸焼きをつくってくれました。そいつをパクパク。さらにケーキもつくってくれました。ホットケーキミックスを使った台は重いけど、上に乗ってるりんごはおいしい。パクパク食べておなかいっぱいになりました。
さてと、疲れた。寝ましょうか。

深い聞き方

今日は滋賀県のとあるY中学校でお座敷です。なかなかみなさん力が入っておられて、事前学習とかもされるんだとか。ちなみに、わたしが話をするのは3年生ですが、2年生も別の人を呼んでいるんだとか。たぶん、ちゃんとした当事者でしょうね。わたしはちゃんとしてないです。
少し早目に最寄りの駅に行って、F田さんと合流。F田さんとはこの日にかなりお世話になりました。取材も受けておられましたね。ただ、なかなかタイミングがうまくいかなくてゆっくり話せなかったけど、今日はランチを一緒にしましょうということになりました。
てことで、某定食屋さんに向かったけど、いっぱいなので、お好み焼き屋さんに行きました。で、お好み焼きをつつきながら、いろいろ話。しかしF田さん、「なんだかな」な話をいっぱい持っておられます。なんでそんなにと思うけど、引き寄せられるんでしょうね。
しかし、話が部落の話やセクシュアリティの話からインクルーシブ教育の話まで幅が広い。時に笑いながらもいっぱい話をしておなかいっぱいになりました。
で、中学校へ。
到着したらすぐに機器のセッティングです。が、HDMIを認識しません。てか、HDMI→RCAってなんでやねん。どうしたものかと思ったけど、D-sub15のケーブルがあるじゃん。そっちでつなげばいいなということで、無事接続完了。
そうこうするうちに生徒さんがやってきました。ヤンチャな子がいますね。懐かしい。
で、お座敷スタート。前半はライフストーリーです。とにかく反応がいい。反応がいいってことは、聞いてるってことです。うしろの保護者の方もニコニコ聞いてくださってうれしいな。F田さん、笑いをこらえておられます。こらえなくていいのに(笑)。
そしていったん休憩。休憩時間の子どもたちがとにかく元気です。走りまわってます。じゃれあってます。暑いやろ。でも懐かしい。
で、後半スタート。少しざわついてるなと思ったら、前の方の子が
「聞こー」
とか言ってくれます。どうやら続きを聞きたいと思ってる子がけっこういるみたいです。すごいな。
別に列をきれいにして聞いてるわけじゃないです。バラバラなんだけど、聞く深さがハンパないです。それぞれがそれぞれのポイントで反応してくれてます。きっと当事者がいるんやろな。
けっこうたくさん質問も出て、これがまたうれしい。
話のあと、質問してくれた子が
「これまでいっぱい講演を聞いてきたけど、一番楽しかった」
と言ってくれました。まぁ、講演ってそういうものではあるんだけど、でもうれしいですね。
てことで、中学校をあとにしました。
で、京都駅でK原さんとK保田さんと合流。今回はもともとK原さんと飲む予定だったけど、急遽おふたりを会わせたいと思ったので、3人呑みになりました。
お店はすし昌です。まわらないお寿司屋さんです。出てくるのがすごい。刺し身の盛り合わせ。

特上寿司盛り合わせ。

とにかくおいしい。お寿司はシャリが口の中でパラリとほどけます。
ということで、メッチャおいしいごはんをいただきながら、話をガッツリとインクルーシブ教育です。結局K保田さんのオルグになったのはよかったかな。
そんなこんなで、9時過ぎにお開き。この時間に帰れば明日が楽だな。
ごちそうさまでした。

納涼

朝起きたら、一本のメールが…。

T大学で人権教育論を履修している学生さんが、「K先生と僕が好きだった先生と似ていて、知り合い違う?」とつぶやきました。
えっ!どんな?と聞きますと「生徒への向き合い方とか、授業の熱とか、、、。」と。
「トランスジェンダーの先生で、、、」
「え!!!君は京都から来てる?」と聞き直しました。
そうだと言いいつき先生と。
「あー!一回立ち飲み屋で飲んだ事あるよー」と、研究所長のTくんやTM先生たちと大正区で昔、飲んだ事を思い出しました。
携帯を出して卒業式の日のいつき先生とのツーショット写真を見せてくれました。高校を卒業して3年は経過しているでしょう。いつき先生の人権反差別教育を忘れずに、大学で頑張り、真面目に素直に、立派に大学で過ごしています。
すごいなぁ、となんだかとても嬉しい気持ちでいっぱいに先週なりました。

マジか…。この年の卒業生ですね。あのクラスはおもしろかったなぁ。やはりうれしいですね。
で、出勤。今日は採点の祭典の日と決めてます。てか、今日しかない。
てことで、出勤したら、まずは書類書き。そして立番。そして試験カントクです。カントク中はカントクに専念しなきゃならんので、妄想をメモします。間の1時間に採点しようかと思ったけどできず。さらに1時間カントクをやったらすでにお昼です。
まぁしかたないです。ここから採点しましょうか。少しだけ採点して、おべんとです。しかしヤバイな。貧富の差が激しそうです。おべんと食べたら再び採点。問題作成者の優しさが伝わる試験なんですが、その優しさに応えられない子らですね。
途中、眠気に襲われながらも採点終了。すみやかにノートチェックです。これが苦手です。つらい。
ノートチェックが終わったら、お次は前に視聴できなかったDX研修の動画を見ましょう…。と思ったら、まだ公開してないのかよ!しかたない。「かんさい熱視線」を見ようかな。
いい番組です。生徒に見せよう。
そんなことをしていると、16時半です。外は雨。んー、筋トレしますか。心地よい汗をかいたら職場を脱出。
今日はちょぼやき会の納涼会です。簡単に言うと呑み会です。
お店に入った時点で、なんか調子悪いです。なんだろう。今日のすれ違い感。なんか、自分が場に馴染んでない感じがします。久しぶりだからなのか、それとも…。
たぶんずっと現場でもがいているからかな。いろんなことを俯瞰してみる余裕がない感じです。だめだなこれはと思ったところで、ついルサンチマンとコンプレックスが爆発してしまいました。
だめだこりゃ。
まぁでもわたしが鬱になることもなく、なんとかやってるのは、たまに爆発してるからかもしれません。まわりには迷惑かけてるけどね。
で、納涼が終わったところで「もう少し」となってカラオケへ。3曲ばっかがなってしまいました。ごめんなさい。しかし今日はダメだな。
さてと帰りましょう。

会議と会議のすき間

今日は午前も午後も会議です。
午前は第2のふるさとへ。いつもの言いたい放題の会議です。ちなみに、今日の議題は「人権教育(部落差別をなくす教育)のとりくみ」とのことです。
まぁ、わからんわけではない。が、わたしは「部落差別をなくす教育」はしてません。「差別をなくす教育」あるいは「差別をなくし続ける教育」「差別と抗い続ける教育」「反差別の教育」をしてるだけです。それをすれば部落差別をなくす/なくし続ける/抗い続けることになる。部落差別から普遍化させるのではなく、普遍の中に個別の課題を考えています。
そういえば、よく「セクシュアルマイノリティのことって、部落差別と根っこでつながってるんですね!」と言われることがあります。もちろんつながってます。が、だからといって、部落差別をとことんやったからといって、セクシュアルマイノリティのことがわかるわけではないです。それは逆もしかり。おそらく両方にかかわった時に、突然共通点が立ち上がる。そんな感じなんじゃないかなと思ってます。
そういう意味では、スペシャリストではないジェネラリストとしての教員は、案外そこに近いのかもしれません。
まぁそんなことを考えながら会議に参加。途中、障害者(児)のことで話がはずみます。が、はずみすぎ。時計を見ながら話を聞いていて、これは出番はないなと思ったら、突然最後に「話せ」と言われて何を話すのか。いろいろ準備もし、考えもしたけど、それを言ったら会議の終わりの時間です。レスポンスはおそらくない。なんだかな…。
てことで、継続審議となりました。なんだかな…。
で、会議の参加者のひとりと一緒に午後の会議場所へ移動開始。その道中にウトロがあります。今日は農楽隊の練習日です。
「ウトロに寄りましょう」
エルファの前に着くと、ハルモニがおひとり。
「こんにちは」
「こんにちは」
「だれ?」という顔をされなくなったのがうれしいです。この1年の重みですね。
中に入るとやってました(笑)。

ここで練習できるのもあとわずかです。なので、練習のあとみんなでごはんを食べようということになったようです。
ホルモンと野菜にタレをかけて焼く。そしてうどんを投入。

みんなで箸を伸ばします。
「せんせいも食べ!」
と器に入れてもらってひとくち。うまい!さすがウトロです。一緒に行った教員、はじめてなのにパクパク食べてます。これこそがウトロです。
でも、すぐに行かなきゃ。
エルファを出たところで
「な、わたしと一緒に行動するとええことあるやろ?」
「はい」
とかいう、わけのわからん会話をして、午後の会議へ。
午後の会議でも各校のとりくみの紹介です。いろいろ聞いたあと、つい言ってしまいました。
「みなさんに聞きたいんですが、就職差別の教材を通してなにを伝えようと思っておられますか?」
沈黙です。やだな。しかたないので
「答えにくいかもしれないので、わたしの考えを言いますね。わたしは就職差別を教えるのではなく、就職差別との闘いを教えたいんです。そこにある差別を見逃さずに、闘った人の姿を通して、社会は変えられるってことを伝えたいんです。そして、その系譜の中に自分たちはいるってことを伝えたいんです。それが差別をなくし続けることなんだと思ってるんです」
沈黙です。んー、伝わったかなぁ。まぁいいや。
そんなこんなで会議終了。
帰りに角打ちに行こうかと思っだけど、ガマン。家に帰ったら、まだビールには早い感じです。
よし、ということで、資料集の組版です。今日やったら、あとがメッチャ楽になるはずです。ガシガシやってたら、気がつくとあたりが暗くなってました。でも、あと少しのところまで来たから、これくらいにしときましょう。
シャワーのあとのビールがうまいわ。

キチキチの1日

朝はいつものように立番からはじまります。そういや、かつては毎日やってましたね。いつから立番やめたのかな。まぁたぶんメチャクチャ忙しいときにパスして、それ以降やめたのかな。もともとキライじゃないから、別にそれはそれでいいんですけどね。ただ、朝に30分時間をとられるのがキツイだけのことです。
あらためて自分の仕事を考えると、外との接点が多いなぁと。なので、職場の中にあまり意識がいかないんですね。まぁ末期症状ですね。
立番を終えて職員室に入ると涼しい(笑)。みなさん、こういうところで仕事をしておられるんですね(笑)。
で、雑務の続きをしたりしてると、授業の時間が来ました。今日もプリント学習です。ただしひとことだけ。
「キミたち、ひとことだけ言っておくね。グループをつくる時に、数学が苦手な子ばかりでグループつくるなよ。一生問題解けないからね。必ず問題が解ける子をグループに入れるんだよ」
えてして子どもたちは同質なもの同士でグループをつくりがちです。すると
「これどうやるの?」
「わからん」
で50分終わってしまう。それではなんの意味もありません。なので釘を刺しておかねば。
そしてわたしは忘れてたゲンコを考えます(笑)。もっとも、気合を入れて書かなきゃならないわけではないし、なによりヒーローがいるクラスなので、あちこちのグループにちょっかい出しにはいきます。
授業が終わったら、おイタをした子の相手をしましょうか。かなり数学が苦手っぽいのですが、苦手でした。これを放っておいたままここまできたのかと思うと、ヤバイなと思いますね。まぁでも、うまく隠してたんでしょうね。隠さなきゃめんどくさいことになりますからね。
で、気がつくと昼休み。あわてておべんとを食べて、再びふたコマ連続授業です。こちらもちょっかいを出しながらゲンコを考えます。と、質問に来る子が。うれしいですね。すみやかにゲンコから数学へ脳みそを切り替えます。
「この問題がわかりません」
3点を通る円ですか。
「教科書もっておいで。円の方程式のつくり方は2種類しかないんだよ。そして教科書のここにまとめてある。これはどっち?」
「こっちです」
「そしたら、その例題を見てごらん。どうやってる?」
「わかりました」
わかるじゃん(笑)。
で、ゲンコにもどります。なんか、ピタッとくる言葉がイマイチなかったりします。うーん…。削除(笑)。
で、つつがなく6時間目を終えて、掃除カントクです。掃除もワチャワチャやって、残り20分。今日のうちに出さなきゃならない書類を出して…。おぉ、ひとつ準備を忘れてた。まぁいいや。資料だけ準備しておきましょう。
で、夜の仕事です。
今日は教育実習中の生徒とのかかわりをシェア。
見事に両極端にわかれますね。いっぱいかかわりを持った人と、あまり持てなかった人。もちろん校種にもよるし、そこにいる生徒たちにもよります。なので、なにがどうとは言えません。大切なのは、教育はひとことでは語れず、そこにはさまざまな要素がかかわってるってことです。それがこうやってそれぞれの経験をシェアすることで明らかになる。それが大切なんですね。
最後にわたしからひとこと。
「かかわるためにはいくつかあってね。ひとつは「弱さを見せる」ことかな。生徒のお手本になるような完璧な自分を提示する人もいるけど、わたしはそうじゃないなぁ。あと、先輩から教えてもらったのは「ヒマそうにする」かな。忙しい教員のところには誰も来ない。もうひとつ教えてもらったのは「100のムダ話をすること」かな。ムダ話をいっぱいする中で、本当に大切なことを教えてくれる。それからね。「すき間の時間」を有効に使う。授業に行く途中、廊下ですれ違った瞬間にひとこと話す。そんなのも大切かな。そして「知らない世界」を見せること。わたしは「底しれない畏れ」を持ちたいなと思ってる。そのために研究してるんだよね」
まぁそんなこんな。
さてと、来週が最終コマです。なにをしようかな。打ち上げもいいな(笑)。

のんびり

今日はほんとになにもない日です。いつ以来だろう。もちろん、潜在的には書籍化とかあるけど、今日は考えたくないです。
とりま、8時くらいまでゴロゴロ。朝ごはんを食べたらPCの前に座りましょう。校正が昨日〆切だったけど、昨日の夜に送ってこられた方がおられます。まぁわからんわけではないです。わたしもギリギリまで考えるタイプではあります。まぁ今晩送ってくる人もいるでしょうね(笑)。そして、ずっと待ってた原稿も来たので、速攻組んで校正依頼です。
これでようやく目次がつくれます。昨日の基調報告がまだ確定してないからページ数は入らないけど、それは最後です。今年もきつかった。
昼前なので頃合いよしということで、ちょこざっぷへ。マシンがまだなおってません。てか、故障してるのが増えてるし(笑)。いまや、マシン使わなくてもできるトレーニングしかしてないけど、まぁ月3000円の贅沢&モチベーションとしましょうか。
その後、ラン。

暑い。きつい。2kmばっか走ったところでダウン。結果、2.5kmを15分33秒。6分04秒→6分12秒で、アベレージは6分10秒。夕方もう少し涼しくなったらチャレンジしよう。

暑い中を散歩しながら帰って、昼ごはん。

貧乏なので、袋入りの野菜は買わずに、そこらにあった野菜で代用です。が、うまい。ビールもすすみます。
昼ごはんのあとはどうしようかな。そうだ。読書だ!
現場で使える教育社会学』です。この本はかなりうれしかったものです。が、まだ全部を読んだわけじゃないけど、後期に使うつもりなので読んでおかねば。
当然のことながら、本を読みはじめると、間もなく眠気がやってきます(笑)。そんな時は寝ればいいです。やがて目が覚めたら、また読む。そんなのを繰り返してたら、日射しが少し柔らかくなった感じがします。では、本日2回目のランといきましょう。

今日も平坦な周回路。6kmでやめるか7km走るか。まぁ途中で決めたらいいかな。最初の1kmのコールで時計を見たら6分30秒くらいです。それくらいの「入り」がいいですね。昼は飛ばしてしまってました。ちなみにCW-Xのジェネレーターを買ってしまったんですけど、楽ですね。1kmごとにタイムを見ると、だいたい6分フラットくらいな感じです。いいペースです。ただ、5kmほど走ったところで、6kmでやめようという気持ちになったので、その気持ちに従うことにしました。
結果、6分24秒→6分07秒→5分58秒→5分56秒→6分08秒→6分18秒で、6.3kmを39分12秒。アベレージは6分09秒でした。いいペースです。まぁただ冬のペースとは比べものにならないです。まぁ冬場は毎日走るからなぁ。とにかく、この暑い時期も少しだけだけど走り続けたら、それが冬場につながるはずです。

てことで、家に帰ったらしばし扇風機の前で涼んで、シャワーを浴びて、あとはビールタイムです。うまい!
しかし、身体が緩んできてダルくなってきました。しかたないか。先週は忙しくてトレーニングできなかったから、そのツケがきてるんでしょう。
まぁしかし、いい1日でした。