初の助手つき

朝起きると…。
肩首がガチガチです。枕が悪いみたいです。考えてみると、ふだん家では慣れ親しんだ低反発の枕(首のサポートつき)を使っているんですよね。それと東九条のは対照的です。しんどそうにしていたら、K田さんが押してくれて、かなりマシになりました。ありがたいなぁ。

で、今日は性教協の全国セミナーでランチョンセミナーのお座敷です。
相手は性教育のプロ。しかも、昼ごはんの時間帯です。それ相応の話じゃないと、ご飯食べ終わったら出ていかれちゃいます。気合いを入れなきゃ!
と思ったけど、一時間後に自分が話をしてるイメージがどうしてもつかめません。これはヤバイ…。
と思いながら会場へ。
昨日下見をしたところ、話す場所とパソコンを操作する場所が少し離れてます。なので、徳島から来たHさんに助手をお願いしました。こんなのはじめてやし、ちょい緊張です。
で、お座敷スタート。
前の方にお友だちがふたり座ってます。別のところにもお友だちが。どないなってんねん^^;;。
いざ、マイクを握ると適度にテンションがあがってきました。
「せっかく昼ごはん食べてはるのにおじゃましてすんません」
とか、てきとうなこと言いながら、約一時間話してしまいました。
みなさん、それぞれにうなずいてくださったりメモをとられたり。そしてなにり笑ってもらったり。
たぶん外にいた人「こん中、なにやってんだ?」状態だったんじゃないかなぁ^^;;。

固有の時間の流れがあるのかな

今回沖縄に来たのは、今日の午前に琉球大学で話をするためでした。
宿泊しているのは「研究者交流棟」というところで、教室までは徒歩圏内です。にもかかわらず、ドッと汗が出ます。やはり日向は暑い。で、教室に入るとクーラーがガッツリ効いています。この寒暖の差はなかなか堪えそうです。てことは…。寒暖の差を埋めるべく、自分が暑くならないと仕方ないかと、ちょっと勘違いの方向に行くわけで^^;;
さてそろそろ…。と思ったところに、蔦森かおるさんだ!一番後ろの席でニコニコとこっちを見てくださいます。う〜ん、緊張…。でも、この緊張は心地よい。なんだろ…。見守ってもらっているって感じでしょうか。
てことで、お座敷開始。
う〜ん、すべる(;_;)。なんしかすべる。たぶん、しゃべりのスピードが速すぎるんでしょうね。「間」の長さが違うみたいです。でも、わたしのスピードを遅くすると、今度はわたしがしゃべれなくなってしまいます。こいつはこまった…。
と、みなさんの顔を見ると、けっこうニコニコと笑顔で聞いてくださっていたり、真剣な顔でこっちを見てくださっていたり。あー、一昨日と一緒だわ。
わたしの時間の流れとみなさんの時間の流れは違うけど、その違いは「笑い声」の分だけ。きっと中身は伝わっているなと思ったので、「笑い声」を求めるのはやめることにしました。
終わってから何人かの学生さんと話ができました。一番おもしろかったのは、
「はい」
といってレジュメを見せてくれた人。話を聞きながら感じたことを自由奔放にメモしてあります。返そうと思ったら、どうやら違うみたいです。
「もらえるんですか?」
「はい、どうぞ」
なるほど。わたしへのリプライだったんですね。うれしい(^^)。
他にも自分のことを少しだけではあっても打ち明けてくれた人もいたりして。ここで話をしてよかったなと、ほんとうに思いました。
そして蔦森さん。わたしにとっては大先輩だし、あこがれでもある人です。
「久しぶりだねー」
って。たぶん…。10年ぶり。そして、2回しかお会いしていない。にもかかわらず覚えててくださったんだなぁ。お互いにバイクの写真を見せあったりして、考えようによっては「どうよ」なんですが、そこはそれ、好きなものはしかたありません。最後はハグハグ。o(^^)o
今日は蔦森さんのお誕生日。大切な時間を割いて来てくださって、ほんとうにうれしかった。

ノリの深さ?

ちょいとのんびりの朝。なんか久しぶりな気がします。いや、東九条にいない朝はたいていのんびりしてるんですけどね^^;;。
で、予定の電車より一本早いのに乗ってスタート。
「余裕やなぁ」
と思いながら到着時間をチェック…。ん?予定より一本遅いやん(;_;)。時刻表を見間違えていました^^;;。
てことで、待ち合わせ時間ちょうどに六甲に到着。ま、遅れなかったからよしとしましょうか…。
で、H木さんの車に乗せてもらってK戸大学へ。
これで何年目になるでしょうか。H木さんには毎年呼んでもらってます。いつも
「おなじ話でええんかなぁ」
と思うんですけど、学生さんは毎年変わるからいいみたいです。と、入ってきた人を見て
「へ?」
I崎さんがお友だち二人を引き連れて来られました。いや、I崎さん、何回も聞いてはりますやん(;_;)。参ったな。
いやいや。たぶん「おなじ話」じゃない。「ネタが同じ」なだけです。話の中身が大切なんじゃなくて、話を通して「小さな大切」を見つけ見つめるきっかけになればいいんです。
そんなことを考えながら、お座敷スタート。
はじめからメッチャウケる人もいるんですけど、すんごく固い顔をしてる人もいます。さて、どうしたものか。まぁできることは話し続けることだけです。幸い二時間もらってるので、気持ちに余裕があります。
いろんな話をしているうちに、みなさんの顔が少しずつ緩んでいくのがわかります。よかった…。
てことで、最後はなごやかな感じで終了(^^)。
終わってからも質問に来られる方がいたりして、なんとなく深いところで聞いてもらえた気がしました。

奈良女性史研究会

てなことを奈良に向かいながらダラダラと考えていました。
今日は「奈良女性史研究会」主催の学習会です。
約束の時間よりちょいと早めに奈良に到着。向かうのは「和み館」。こないだなくした傘を買いたくて。で、汗だくになって到着したら…。なんと、残っているのはサンプルだけ。
「この傘売れてるのに、製造元がもうつくらないって言ってるんです」
そ、それはたいへんだ!でも、とにかくこれを買いに来たんです。
「じゃ、サンプルでいいのでください。安くしてね(^^)」
二割引きで売ってもらえて気分よしo(^^)o
で、約束の場所へ行こうとメールを見たら、集合時間を30分間違えていることが判明。いやぁ、走りました。やはり汗だくです。

で、お昼ごはんを食べて、お座敷開始。
「何人来るかわからへん」
とのことでしたが、小さな会議室はほぼいっぱいです。わたしに声をかけてくださったM村さん*1を筆頭に、みなさんとても柔らかく話を聞いてくださっているのがわかります。はじめは固い表情だった人も、少しずつ少しずつ顔がゆるんできます。緩んだ顔って、ほんとうに優しげなんですよね。そんな優しげな顔は
「もっとしゃべっていいよ。聞いてあげるよ」
って、すごく肯定的なメッセージが届いてくる顔でもあります。
なんか、和やかな雰囲気の中で、楽しい二時間が過ぎました。
きっとみなさん、自分の中の「小さな大切」を見つけ見つめてくださったんじゃないかな。

*1:かつて「アホや〜」と笑い飛ばしてくれた人http://blog.ituki-d.net/20100818#p1

完全放出

今日は午前は某外国人教育関係の会議。
午後は「きたかわち近未来塾」というところのお座敷&お散歩ハーフコース^^;;です。
この「きたかわち近未来塾」、去年も呼ばれて話をしたんですが「今年もよろしく」ってことで呼ばれてしまいました。というより、今回は「招いた」ですか。
去年の飲み会の時、
「京都の南部は魅力的」
って話を酔っ払ってしていたら
「今年はお散歩しましょ」
って連絡が入りました。で、さらに
「ついでに新ネタも」
とか言われて、もう、どないなんねんと。

で、約束の時間に、知る人ぞ知る、というか、知る人はほとんどいない待ち合わせスポット「祭時計広場」に向かいます。到着して、しばしスタッフの人と話をしていると、参加者が集まりはじめるのですが…。お、多い^^;;!
みなさん、せっかくの土曜日になにをしに^^;;。
てことで、マダンセンターに行って、とりあえず新ネタ披露。あまり笑いの場所がないのが新ネタの難点です。もうちょっと練らないといけませんね^^;;。
で、一段落して、お散歩開始。
しかし、企画された方、きっちり一時間単位で予定を組んでおられます。なんでも、懇親会は6時からとか。で、南半分をまわったところで、すでに6時前。はい、ムリです(T_T)。
まぁ、ムリなものはムリだし、お店にはあとで謝りましょう。
ってことで、6時半に「フルコースの1/3」のお散歩終了。
みなさん、暑いところお疲れさまでしたm(__)m

力不足かなぁ

朝、11時に梅田集合と昨日約束したので行ったけど、どこで集合かの連絡もなく、どうしたものかと。ま、しゃーないかと、福島方面に歩きはじめたところで電話。てことで、ようやく最終うちあわせのめどがついたので、ひと安心。
福島の駅でKうさんと合流して大阪王将へ(笑)。
目と目で合図して「生○ールセットふたつ」と注文するのは定番です。

で、二人で会場へ。
「いやぁ、大阪王将で(笑)」
と言っても、誰も驚かない…。というか、優しいほほえみが返ってくるのが、逆にこわいです(T_T)。

で、招待講演会開始です。
まずは針間さんの話。
自分史と重ねあわせながらの日本のGID史。特に制度をどうやってつくり整備してきたかという話です。
たぶん、物心ついた時から「そこにある」人が多くなりつつ今、やはり「昔話」と思われそうだけど、実はそうじゃなくてこの話は大切なんでしょうね。
で、そんな針間さんの話を聞きながら、わたしも自分のできごとを思い出しながら
「あぁ、あの時、わたしはこんなことをしてたなぁ」
と、自分史と重ねあわせながら聞きました。

で、対談。
は「わたし、ウケにまわりますから」
い「いや、わたし、ネコなんで」
ウケませんでした(T_T)。
そんなところから話はじめたのですが…。
なんというか、「組ませてもらえなかった」という感じでしょうか。相撲で言うなら「まわしがとれなかった」?
たぶんガシっと組んで試合をするには、わたしはまだまだということなんでしょうねぇ。ま、ご本人は「傾聴モードに入ってしまった」と言っておられましたが。
それでも終わった後に
「かっこええですやん*1
「今日の話もよかったですよ*2
「問題提起できてたと思いますよ*3
など、あたたかい慰めの言葉をかけてもらって、なんとか終了です。

*1:いつも飲みに行くお店でわたしたちの相手をしてくれるS井さん談

*2:いつも交流会の開催をたすけてくれているAキさん談

*3:とある医科大学の医療関係者のN宮さん

うれしいリアクション

今日は午後からアメリカからの留学生の人たち相手のお座敷です。
会場は某D大学。あらかじめ
「あまりの変化にびっくりしますよ」
と言われていたのですが、びっくりしました^^;;。なんだかなぁ…。

で、到着したのがお座敷30分前。あわてておべんと食べて、スライドの詰めをして、お座敷開始。

うーん。
反応が…。みなさんおとなしいとは聞いていたけど、ほんとにおとなしい。というか、わたしの関西弁が通じているのかどうかがわからない。
でも、ところどころで「通じてるよ」というメッセージが来るから、おおむねいけてるのでしょう。
で、質問の時間も保証したかったので、早めに終了。
質問が出てこないかと思ったけど
「自分はハーフなんだけど、トランスとハーフの共通点にどうやって気づいたか?」
みたいな質問が出てきて、なかなかよかったなぁと。

ブレーキこわれてる(T_T)

朝起きると…。眠い^^;;。まぁ、あたりまえです。というか、なんだか現実の中を生きているのかなんなのかさっぱりわかりません。GID学会、二日間とは思えないです。なんか、一週間ぐらいあった気がします。それくらいの疲れかたです。なんでこんなに疲れてるんだろう(笑)。
それでもとにかくガッコに行って、ちょいと雑務。
午後からは人権擁護委員の方を対象にお座敷です。
今日は人数が少ないので、みなさんの顔を見ながら話ができます。でも、あまり見すぎてしまうと、なんとなく照れくさくなるので難しいものです。てか、人の顔を見ながらしゃべるの、大切だってことはわかっているのですが、実は苦手だったりします^^;;。
にしても、自分で言うのも何ですが、あいも変わらず、えらいスピードです。
「えらいテンションの高いヤツやとお思いでしょうけど、テンション高いです(笑)」
とか言ってごまかします。
いや、ゆっくりしゃべろうと思ったことは何度もあるし、試したことも何度もあるんですけど、ダメなんですね。けっきょく、自分のスピードになってしまうんです。
でも、そのおかげか、
「3回聞いて、やっと何言ってるかわかりました」
とか言われるわけで、逆に何回も聞いていただけるのはうれしいなと(笑)。
てことで、今日もブレーキの壊れたチャリンコみたいなスピードでしゃべって、ほぼ予定通りの時間に終了。ふぅ^^;;。

2週連続かぁ

で、家に帰ってダウンしそうだけどその直前で踏み留まりながら昼ごはん。
んー、とにかく体調のバロメーターである350をとりあえずプシュッ。
んー^^;;。
瞬間「うまい!」と思ったけど、途中からダウン気味。これはヤバイです。てか、逆に体調悪くなってきました。これでお座敷つとめられるのか?
でも、そんなことを考えても埒があきません。
とにかく京都府北部の街へ。
ここ、先週も来たな。てか、乗ってる電車、一緒だよな。
控え室に着いて
「すんません。ちょっと横にならせてください」
とお願い。たぶん、昨日の睡眠不足も体調不良の原因です(笑)。
で、お座敷開始。
先週もですが、今週も「住民向け」です。ほんとに地域の公民館に地元の人が来られます。今日の場所は、個人的にはすごく思い入れのあるところです。今を去ること20年前に在日の生徒を連れて、地元の在日の子と出会わせた、まぁ、交流会の原点のような場所です。
でも、小さな町なので、戸数が少ない。たぶん、三軒にひとりくらいの割合で来られてるんじゃないかなぁ。
さて、笑ってもらえるかどうか。なかなか厳しい人もおられますが、もう、とても満面の笑みで聞いてくださる方や、きちんきちんと笑ってくださる方もおられます。で、真剣な話になった瞬間、空気がピンとはりつめるのはさすがというかすごいというか。なんしか、とてもアットホームな感じで終わることができました。
にしても、最後におじぎした瞬間、軽くふらついたのはなんでだろう^^;;。

で、京都府北部の街へ

今日は夜、京都府北部の街でお座敷です。この街、とにかく人権にかける意気込みがすごいです。それぞれの区にある集会所で、年に何回か人権講座をされます。そこに呼ばれている人の顔ぶれを見ると、そうそうたる人々です。で、わたしはその末席にちょこんと座らせていただいている、と^^;;。
で、単にやるだけではなくて、市民の方々が興味を持って来られる。これがすごいです。「やる」のは、ある意味簡単です。が、人を集める、いや、人が集まるのは、そう簡単にできることではありません。やはり、長いとりくみのなかで、ようやく実現できることなんだと思うのです。

てことで、お座敷開始です。
聞いて下さるのは20人くらい。
ちょい硬めの雰囲気です。ファイトがわきます。この空気をこじ開けて、もみほぐして、柔らかくして、笑顔で帰ってもらうのがわたしの仕事です。
とにかくネタを振り続けます。少しずつ笑い声が起こってきます。硬い顔した人がニヤリとします。
うれしいな。

人が解放される話は、基本的には楽しい話なんですよね。どれだけしんどい話であったとしても、その人の「今」の「しあわせ」が伝わらないとするならば、やはりきついと思うのです。もちろん「今、しあわせなんかじゃない」ってこともあるかと思います。でも、「話す場所」を与えてもらっているだけでもしあわせなんだと、わたしは思います。

まぁ、そんなことを考えながら、ふと気づきました。抗アレルギー剤、効いてるよ!
お座敷中、くしゃみも鼻水も出ませんでしたo(^^)o