今年最後は朝が早い

朝、起床はいつも通りです。でも、向かう方向が違います。バイクに乗って向かったのは、京都の北東部にある峠です。今日はその向こうにある橋の向こうまで行かなくちゃなりません。
それにしても、7時過ぎの峠越えは、マジで寒いです。途中、右手の親指の感覚がなくなります。エンジンもまわるのをいやがっています。ムチャクチャや…。峠を越すと、さすがに気温はマシになってきましたが、今度は朝日がまともにこっちに向かってきます。まいった…。それでもなんとか湖を越える橋までたどりつきました。橋の上は橋一本文の長さの渋滞。そりゃそうです。この湖を越えるためには、北の端まわるか南の端をまわるか、あとは橋が2本しかありませんから(笑)。バイクじゃなきゃ遅れるところでした。
で、ようやく目的地に到着。
今日の高座は高校1年生の子どもたちを対象に9時から約1時間。いやぁ、みなさんマジメです。笑うべきところではちゃんと笑って下さるし、〆のところで「この言葉は覚えてほしいな」というと、ちゃんとノートとるし(笑)。
話が終わったら、何人かの生徒さんが「はじめて寝ませんでした*1」とか「手を触らせて下さい*2」とかやってこられました。ちょっと照れます。そうそう、この高校の3年生に友だちがいるのですが、彼女ら、授業を抜けてきてくれました。1年生の前でハグハグしてたら、みんな目を丸くしてましたよ。
高座が終わったら、バイクで出発。さて、4時間目の授業だ(笑)。

*1:わたしの答えは「それはないやろ(笑)

*2:ホルモンやったら手の感触が変わるということを友だちから聞いたそうな

西〜から東〜へ〜♪

って、別に無実を叫んでいるわけではありません*1。ひたすら「断れない」わたしの性格が災いをしているだけです。
6時起床→駅でサンドイッチ購入→列車内でコーヒー購入→朝食。
てことで、再びC京大学にやってきました。
今日は、1講時と2講時を担当。ようやく1時間バージョンが定着してきた感じです。
ちなみに、今日聞いて下さる方々は社会学系の学生さんがメインだそうで、たしかにおとついの学生さんと雰囲気が違います。どっちがどうという話になると、それはそれでむずかしいのですが…。まぁ、うちの生徒に似た感じは、おとついですか。
1講時のほうは、朝早いということで、お互いにエンジンもまだかかっていない感じ。ウケの方は「ニコリ」程度かな。う〜ん。でも、数人メチャクチャ受けているのを伝えて下さる方がいて、ほんとうに助かりました。やっぱ、素直に表現して下さいね(笑)。
2講時の方は、すごい人数です。しかも、ノリのいい人も何人かいて、これまた話がしやすいです。「笑い声」って、エールに聞こえるから不思議です(笑)。こちらのほうでは、おとつい一緒にごはんを食べた方もおられました。どんな感想を持たれたかなぁ…。
でも、それを聞く間もなく、12時に会場を飛び出しました。
ここから向かったのが、大阪のA原橋。2時間半の高座が待っています。
実は、今日はトリプルヘッダーなんですよ。なぜこんなことになってしまったかというと、これですわ…。
とりあえず、A原橋の方は、時間を少し後ろにずらしてもらって、最初にビデオを少し見てもらってという、高座を持つ側としては少々心苦しいことをやってしまいました。すんません。
ただ、せっかくですから、いつもとちょっと趣向を変えて、わたしの高座そのものは1時間半に押さえて、質疑応答の時間を持つことにしました。このあたり、臨機応変に時間を調整できるようになったのは、ひたすら今回の「1時間バージョン」ができたからなんですね。ほんとうに感謝です。
質疑応答では、定番の質問に混じって「性的指向はなんでもありか?*2」という質問も出てきて、なかなかおもしろい感じでした。ちなみに、わたしの答えとしては、「それそのものはかまわないけど、権力関係をバックにして関係を強いることはあかんやろうと思う」というものでした。
結局、予定の時間を20分ほどオーバーして終了。質疑応答って、けっこう時間がかかるんや。

*1:って、こんなんわかる人いねーよ。せいぜいIちゃんさんとかMりあさんとかKちゅかる子さんとかTもくりさんとかKさんとか…。けっこういるな^^;;

*2:つまり、小児愛とかのことね

東へ西へ

朝起きて、ちょっとパソコンで作業。それにしても、CD/DVDドライブのアイコンが出て来ないと落ち込んできます。はぁ…。
まぁ、そのあたりを使わない作業をして、スタート。
今日は、大阪市内にあるM谷高校で生徒向けの高座です。さてさて、昨日のパターンでうまくいくかな?
高座の前に、「宇宙人」のワークショップを若い教員の方がされました。はじめは普通にされていたんですが、途中生徒がうるさくなった瞬間「こら!お前ら、聞けっちゅーとんねん!」といきなりどなって、直後元通りの口調になるという…。まぁ、大阪ですわ(笑)。それにしても、前座があるってどうよ…。
で、わたしの番です。
話の流れは昨日開発した1時間パターン。話のパターンは、基本的には同じ感じで2度・3度と繰り返す中で定着してきます。そして、定着してきたら、少しずつアドリブを入れて練っていきます。今はまだ「定着」の段階です。とはいえ、お客さんの反応を見ながら細かく修正をしていくのも、また必要です。
今日のお客さんは「多部通信制」。さまざまな事情で「普通科」という「フツー」の課程に行かなかった生徒たちです。こちら側の力量が問われます*1
でも、そういう心配は無用でした。きっと子どもたちは自分の中にあるさまざまなこととわたしの話を重ねながら、聞いてくれていたんだろうなあ。まっすぐな気持ちがすごく伝わってきました。う〜ん、K良中学校で話をした時、いまのわたしだったら、もしかしたらもっともっと子どもたちとつながれたかもしれないのになぁ。ごめん。
話が終わって、しばらく生徒じゃないのにわざわざ聞きに来てくれた人や、この学校のお友だち*2と雑談していると、ひとり教員の方が来られて「1対1で話をしたいという生徒がいるんですが」とおっしゃいます。向こうを見ると、「仲間」がいました。別室でしばし話。学校の中で「なにをどうしていい」のか糸口がつかめていない感じだったので、「きっとここの先生は気づいているよ。でも、自分から「トランスです」って言わないと、その人たちも動けない。どうする?」と問いかけてみました。どうやら本人も先生方が気づいておられるのはわかっていたみたいで、でもきっかけがなかったらしいです。じゃぁ話は早いです。さっそくお友だちの教員とつなぎました。互いに「やっと会えたよ」という顔をしていたのが印象的でした。
高座をきっかけに、どうやって出会い直しをしてもらえたら、本望というものです(笑)。

*1:てか、日常の授業なんかは、ものすごい縛りと、子どもたち自身のバイアスの中で成立させるのが大変だと思います。その点、ゲストスピーカーはスタートの段階で楽です。それだけに「なぁんだ」となると、一気に離れていきます。こわい…。

*2:今回わたしを呼んで下さった人

どんだけ〜

憂いを残しながらも、とりあえず出勤。1時間目の試験監督を終えて、そのままJRに飛び乗って中距離移動です。関西圏から脱出して、お隣の圏へ。そういえば、東への移動ってあんまりないなぁ…。
2時間ちょっと電車に乗って、最後はシャトルバスに乗って、到着したのはC京大学。なんでも、K間さん担当の講義でゲストスピーカーをしてほしいとのことです。
大学で話をするのは楽しいのは楽しいのですが、不安もあります。ひとつは、異なる文化圏に来ているということ。そしてもうひとつは時間です。
なにしろ、2時間以上の時間をしゃべりまくるというのがふだんのパターンです。それを1時間半の講義の時間にまとめなくちゃなりません。というか、オファーは「20分程度の質疑応答+コミュニケーションカード*1を書く時間10分程度を確保すること」です。つーことは、正味1時間…。
えらいこっちゃと思ったのですが、マジで1時間バージョンをつくらないとあかんと前々から思っていたので、こういう「強制力」が働く時にチャレンジをしようと決めました。とはいえ、あらかじめネタを仕込むわけもなく、ほぼぶっつけ本番で高座に臨みます。
今日は午後からのダブルヘッダー。3講時はしっちゃかめっちゃかでした。ごめんなさい。でも、聞いて下さった学生さんたちからは、すんごいあたたかいオーラが感じられました。そりゃもちろん、そうじゃない人もいたけど、でも少数だったなぁ…。なんといっても、文化圏の違いから「大声で笑う」ということに躊躇があるのかもしれません。でも、それを越えて「ニコッ」としてくれるのがうれしいです。
で、4講時に突入。先ほどの失敗があったので、とりあえず話の組み立てと力点を置くところを修正してみました。これが大当たり!見事に1時間で話をまとめられました。忘れないうちにメモしとかないと、もったいない(笑)。
高座が終わって、コミュニケーションカードを読ませてもらうと、みなさんそれなりにウケておられたことがわかって、一安心。中には、「安心して宴会に行って下さい*2」という感想もありました。優しいなぁ。
そうこうするうちに、「しゃべりたい」という学生さんもいらして、しばし雑談。5時過ぎにお開きです。いい経験でした*3

*1:なんで「感想文用紙」っていわないんだろう…

*2:「笑いがとれなかったら宴会が反省会になる」というのが「はじめに」の内容だったりします。

*3:と、過去形で終われるのか(笑)?

エントリをつくりなおしてみよう…

てことで、今日から期末試験です。年内の仕事も一区切りという感じでしょうか。なんしか今日は、ひたすら試験監督です。
で、午後からT槻市に移動。高校の人権教育研修会で高座です。
試験中、なにか時もそぞろになるわけですが、それでもけっこう集まってこられました。ん〜。大阪市内と少し雰囲気が違いますか。「ドカン」という笑いはないのですが、でも、あちらこちらで「ニヤリ」「ニコリ」という表情が見えたので、それなりにウケているんだろうなと思いました。
今日は諸事情でバイクで行ったので、帰りは約1時間のプチツーリング。やっぱりメチャクチャ気持ちがいいですね。つくづく自分はバイク向きの人間なんだなぁと思いました。

突如火を噴いた!

朝、一本のメールが来ました。そのメールを見て青ざめました。高座の日程をまちがえていた?!
いや、そんなはずはないと思いながら、日程を確認。で、先方にメール。ところが「依頼状を確認したけど、こちらがいっている日程が正しいです」とのこと。そりゃあたりまえだわ*1
さぁ困った…。当日は午前に某遠方地にてダブルヘッダー。午後に某病院に行って、夜は宴会(笑)という過密スケジュールの日です。午後の病院はどこかに飛ばして宴会は確保(笑)。問題は、某遠方地から午後の高座の場所まで移動できるかどうかですね。
こちらはこちらでいろいろ画策。依頼者は依頼者でいろいろ調整をして下さって、ようやくなんとか綱渡りをすれば渡れないこともなさそうだということで落ち着きました。
某病院の方も、いろいろ連絡をとって、無事日程変更に成功。やっと一息です。
にしても、泡くってあちこちに連絡をとりまくったおかげで、ずいぶんと迷惑をかけてしまいました。
やっぱ、詰めの甘さが命取りだなぁ…。

*1:てか、依頼者を疑うなよな(笑)