生きることについて語りあう

今日の午前は新入生の登校日です。しかし新入生、たいへんやな。合格発表があったら、すぐに新入生の説明会があって、学力診断テストがあって、制服の採寸があって、今日なんですよね。でも仕方ないか。逆に言えば、制服とか、このスピードでつくるわけですよね。ついでにここで、服装頭髪のチェックもします(笑)。
ただ、合意事項は「まだうちの生徒じゃない」です。だから「指導はしない」ということ。つまり「指導されないようにしようね」という話をするということです。たぶん、新入生にはわからんだろうけど、大きな差です。
そんなこんなが終わると、生徒会担当の方が来られて「これ」と見せられたのが「レインボーウィーク」の企画書です。マジかよo(^^)o。まさか職場の実施要項で「ストーンウォールインの反乱」という言葉を見る日が来るとは思いませんでした。
遠くまで来たなぁ(笑)。
そんな感じで午前を過ごして、午後は人権担当者会議です。こないだ総括をしたと思ったら、もはやキックオフです。まぁでも、担任さんのうちのふたりと副支店長はこないだの総括にいたし、初参加は若い衆とM田さんなので、なんということもありません。30分で終わってしまいました。
てことで、「人権教育たより」がつくれるようになったので、つくって配布です。
「今年は早いね」
とか言われるのも、これが恒例だからですね。
そんなこんなで、事務仕事をしてたら、思いっきり疲れました。てことで、定時が来たので退勤。
今日はちょぼやき会です。今回もハイブリットです。今回のzoomのホストはわたしなので、早めに行ってセッティングしなきゃなりません。が、早めといっても限界があります。とにかく急いでセットしたはいいものの、誰も来ない(笑)。そうこうするうちにF尾さんが参加されたけど、ふたりだけです。
「どないしましょ?」
「ふたりでやる?」
と言ってたらM口さん登場。場所を間違えたとか。そのうちTじさん登場。なにやらワチャワチャしてます。スマホを落としたとか(笑)。君たち、なにやってるねん。まぁでも、スマホも落とした場所が判明して持ってきてもらえるとか。よかったよかった。やがてSゃ納さんも参加されて、ちょぼやき会のはじまりです。
今回のテーマは「昨年度を振り返り、今年度を展望する」です。
なにをしゃべろう…。まぁ、平日昼間を仕事にとられることがほんとうにキツイということですか。それでも、レインボーウィークの企画書を見せてもらったり、いろんなことがあるからなぁ。そうそう。「人権教育たより」でも「攻めの姿勢でいきます」と書いたし、ラストスパートかな。なので、そんな話。
でも、それぞれの語りが出てきて、いつしか話は「死」をめぐる話へと移行していきます。「死」かぁ。意外と身近な話ですね。話を聞いていて、考えが深まります。ふと「林住期」という言葉を思い出しました。なので、そんな話。
と、思い出しました。「利根川のほとり」です。

利根川のほとり

きのふまた身を投げんと思ひて
利根川のほとりをさまよひしが
水の流れはやくして
わがなげきせきとむるすべもなければ
おめおめと生きながらへて
今日もまた河原に來り石投げてあそびくらしつ。
きのふけふ
ある甲斐もなきわが身をばかくばかりいとしと思ふうれしさ
たれかは殺すとするものぞ
抱きしめて抱きしめてこそ泣くべかりけれ。

この中の
「おめおめと生きながらへて」
というフレーズです。そして
「ある甲斐もなきわが身をばくばかりいとしと思ふうれしさ」
です。それでいいはずなんだよなぁ。
なぜ「なにかを成し遂げなければならない」と思うんだろう。まぁでも、「なぜ」と思いながらも、それでも「おめおめと生きる」、それでええんとちゃうかなぁ。
「死」をめぐる話は、いつしか「生」をめぐる話へと変わっていきました。
最後にTじさんが
「ここはどんな会なんですか?」
と、のけぞるような質問をしたら、F尾さんが即答されました。
「変わることをおそれない人々の会です」
ほんとにそうだ。それを「変態」って言うんだな。
そんな感じで、今回のちょぼやき会は終了。
あとは1時間ばっか「老上海」でおいしいごはんをいただいて解散。