もうひとつ先

今日も今日とてバタバタです。
まずは午前に3時間連続授業。ただ、こうやって授業をつめてもらってるおかげで、午後がフリーになるので感謝です。ちなみに1時間目はオリエンテーション。そのあとは2時間連続なので、ガンガンすすんでしまいます。まぁええか。
で、午後は薬物乱用防止教育です。従来は「ダメ絶対」ということで警察を呼んでやってましたが、ここ数年、うちの職場では警察を呼ばなくなっています。一昨年は加藤武士さん。まぁ、毎年来ていただいてますが^^;。去年は谷家優子さん。加藤さんと一緒に活動しておられますね。てか、去年はリビングライブラリと薬物乱用防止教育が同じ日で、シッチャカメッチャカでした(笑)。ちなみに、薬物乱用防止教育は生徒指導部の所轄ですが、「警察以外」となると誰に頼めばいいかわかりにくいので、わたしに相談が来るようになってます。なので、知っている限りの人を考えてお願いしています。今年は松本俊彦さんにチャレンジしたけど、さすがにムリでした。となると、誰だ…。で、思いついたのが石塚伸一さんです。
石塚さんは犯罪法の専門家で、かつダルクの支援者です。法律から考えるってのはこれまでなかったし、それよりなにより薬物乱用防止教育の「その先」は「回復者を包摂する社会こそ、依存症を生み出しにくい社会」なんじゃないかって直感があって、そういう話をしていただけたらなと思いました。で、40分という短い時間ですがお願いしたら、快く引き受けてくださいました。
話はじめられた瞬間、「うまいわ」と。さすがは大学教員です。とにかく惹きつける語り口です。そして中身がおもしろい。薬物の基礎知識とか、法律とかって難しそうなんだけど、それをわかりやすく語られます。「薬物なしで生きられないなら薬物をやればいい」とぶっこんでこられます。なるほどな。そりゃそうです。その薬物といかにうまくつきあうのかが大切です。だからこそ、依存性の高い薬物は避ける。あるいは、用法を守る。でも、守れないほど傷ついている人が依存症になる。そこから回復しようとする人は、人とのつながりの中で回復していく。だからこそ、回復者が包摂される社会である必要がある。
そんな話だったかな。
最後のメッセージは「薬物を根絶できるか」「それはあなた次第」。深いメッセージですね。自己責任とか「強い意志を持って」という捉え方もできるけど、たぶんそうじゃないです。どういう社会をつくるかってことです。それが子どもたちに届けばいいな。
講演が終わったら、体育館の片づけ→石塚さんの送り、帰ってきたらすぐに掃除カントク。放課後は部活体験。目まぐるしいです。4時頃にようやく「ながら」になったので、走ろうかと。ただ、30分は時間がとれないので、25分を飛ばし気味で走ろうかな。結局4kmちょっとを1kmを5分43秒のペースでした。一番早いのは5分27秒。さすがにきつかったけど、気持ちいいな。

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