けっこうええんちゃうん

今日は朝イチリハビリ診察です。150日ルールが適用されたあとは、2週間に1回診察に行かなきゃなりません。ただ、それも今日を含め2回でおしまいです。
医「どうですか?」
い「こんな感じです」
医「ほう、だいぶあがるようになりましたね。115、120手前かな」
い「リハビリで正しい腕の上げ方を教えてもらえるのが助かります」
医「なるほど。じゃ、4月いっぱい正しい腕の上げ方を指導してもらってください」
てことで、今日の診察も終了。それにしても「正しい腕の上げ方」とか、考えようによってはマニアックやなぁ。そんなこと考えるの、友だちの中ではKっ川くんくらいかな(笑)。
で、ガッコへ。
今日は出張のない出張日なので、授業はありません。が、あれやこれやと事務仕事があることが判明。なんか、ウロウロしてるだけで午前が終わりそうです。
昼は昼で自転車通学者の登録とかあって、1時前にようやくおべんと。
おべんと食べ終わったら、昨日の感想文の入力開始。もちろん音声入力です。ただ、しばらくやったら6時間目にある避難訓練の放送セット。と、なにやらおかしなマイクがあります。なんだろと思ったけど、そうか。仮設のワイヤレスを小体育館においてるのか。
「それでこの間突然Yせんせいの声が大体育館に鳴り響いたのか」
とは体育教員の弁。そらあんた、周波数が一緒ですがな。てことで、ついでに周波数を変更してみたり。
避難訓練が終わってひと息ついたら、すぐに掃除カントクです。なんか、今年の掃除カントクの範囲、異様に広いぞ?まぁ、教職員数が減ったからそうなるのはわかるんだけど、それにしてもあんまりだな。掃除カントクが長くなったので、呼び出していた子は帰ってしまったか?めんどくさいな。
しかたないので、放送部室へ。今日から3日間、体験入部です。誰も来ないかと思いきや、ふたり来てくれました。入ってくれたら助かるな。
「そういや、明日、薬物乱用防止教育があるし、スクリーン吊りやって」
てことで、新入生を連れてスクリーン吊り。ところが、ギャラリーの下で部活やってる教員が
「スカートの中にパンツ履いてないと困る」
とのこと。なんでも気になるんだとか。放送部員は
「なんでやねん。気にするのがおかしい」
とか怒ってます。こいつら、真っ当なんだけど、この真っ当さがおかしく聞こえる世間だな。
「ほな、明日は見せパン履いてきてな」
とか言ってるわたしもおかしいかも。
そんなこんなで、4時前から再び作文入力開始です。
読んでた時は気づかなかったことがいろいろ出てきますね。
少なくない子が
「考えるだけではダメで、動かなきゃならないと思った」
って書いてます。もちろん、そういうふうに習ってきたんだろうけど、そしてそう書くのが正しいと知ってるんだろうけど、その「正しさ」を書けばいいことがわかる話だったんだとすると、やはりうれしいですね。さらに
「権利を奪われた人がいるということは、「助けて」という言葉に応える人がいなかったからだ。そして応えなかった中にはわれわれも入る」
みたいなことを書いてる子がいて、これまたすごいなと。
世界人権宣言の授業はすでにプレゼンがあるから、あれを使えば誰でも同じことができるはずです。が、ほんとうはできない。それは、あのプレゼンをつくる過程で、わたしの経験をまぜこんだし、さらにわたし自身の気づきがあった。だから、ところどころにエピソードを混ぜ込んでるんですよね。
「人権はだれか一部の政治家とか、人権を守られてない人を見た人がつくったと思ってた。でも、人権を守られてない人が声を上げ、それを見て一緒に動いた人がいたからできたとわかった」
って感想文がありました。たぶん、例えば女性の参政権の話もしたし、ヘイトスピーチ規制法の話もした。ヘイトスピーチの話をする時は、必ずカウンターの話をします。そこにはたくさんの仲間の写真があります。そんな人々を「カウンターの人たち」ではなく「仲間」として語ることが、さっきのような作文へとつながるんだと思います。
てことで、5時15分に入力終了。あとは新しい若い衆にまかせましょう。せっかくなので放送部室に行って
「すごいやろ、5時15分にガッコにいるぞ」
と言うと
「すごい!」
と言われるなど。さらに
「1年生に顧問のことを紹介するとき「5時15分まで学校にいるのを自慢しに部室に来るセンセ」って言わんとアカンやん」
とか言われて、納得するなど。
さぁでもそろそろ帰ろう。明日も忙しい。

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