とりま、仕事を進める

朝、目覚めはまぁまぁです。とりま出勤。
行きの電車で、イヤスピーカーのボリュームを少し上げてみました。これまでは極力小さな音で聞くようにしていましたが、少し上げるとまったく変わりますね。たぶんスペックを出す以前のところで聞いていたのかな。まぁ、自分の「感度」を保つためには、小さいほうがいいとは思いますが…。
職場に着いたらいつもの朝です。ただ、今日から全校が中間試験なので、カントクが入りまくります。まぁしかたないです。カントクできるときにやるしかない。
試験カントクが終わったらお昼です。「書類」が返ってきたのでチェック。細かいミスを指摘してくださるのはありがたい。けど、「なんじゃそれ」という勘違いもあります。なので、そこのところだけ詰めに事務へ。まぁおおむねいいんだけど、細かい重箱の隅みたいなところとか、おそらくは「思い込み」みたいな感じのところがあるので、だんだんくさくさした気持ちになってきました。
てことで、職員室に帰ってきて、書類を少し勢いをつけて机に放り投げたら、まわりの人がメッチャびっくりしてました。アカンアカン。
「いや、府教委に怒ってるねん。なんでこんな書類仕事をさすねんって思ってるねん。なんなら文科も爆発したらええねん。なんやねん、3観点って」
と言ったら納得してくれました(笑)。
てことで、おとなしく修正すべきところは修正して、おべんと食べて、いよいよ採点の祭典です。
と、突然眠気が…。
寝ましょう。ソファに横になって「受刑者コード」を読みはじめたら、3行で寝られました(笑)。なによりの睡眠薬です。
20分ほど寝たら、本格的に採点開始。2時間ほどで完了。その後、保護者対応のセクションに行って「多言語の連絡アプリ」の作成。本格的に使う方向になりましたね。うれしいな。
で、自分の机に帰ってきたところで、走ろうかなと。
20日前のアクシデント以来、右足首に違和感があったけど、なんとなくか「大丈夫かな」という気がしてきたので、解禁です。

本日のラン。試験中なので、だれもグラウンドを使ってないから、グラウンドの最外周を走りましょうか。教えてもらった走りを心がけてみたら、最初の1kmを5分台で走れました。いい感じかもです。結果、4.1kmを22分57秒で、アベレージは5分31秒でした。1kmごとのラップは5分26秒→5分27秒→5分29秒→5分47秒でした。
まぁまぁかな。

職員室に帰ってきて、しばし汗を冷ましていたら、定時です。
さてと、帰りますか。今日はマジでビールがうまいはずです。

今年もなんとかできそう

朝、体調はまぁまぁかな。昨日は晩ごはんを食べるのが遅くなってしまいましたが、まぁ、そんなに影響はない感じです。
とりま出勤。久しぶりに野菜の露天販売があって、玉ねぎでしたが買いますか。当分、玉ねぎまつりになりそうです。
職場の机に着くと「データ」がありました。ありがたい。今日は居残り当番なので、サクッと書類をつくりますか。なんとか9時までにつくって、そのまま授業。明日が試験なので、やった範囲を10分間でざっとおさらいしました。その後、自習です。うーん、今頃そこをやってたら間に合わんぞ(笑)。
2時間目は試験カントクです。ヒマです。
3時間目からはフリーです。書類を副支店長に出しに行ったついでにこれの導入を提案してみました。すると支店長がメッチャ乗り気です。これはうれしい。
多言語アプリを導入することのメリットは、もちろん多言語の保護者に対応できるということもありますが、日本人の保護者に「いろんな言語を母語とする保護者がいる」ということを示せるということもあります。また、日本語以外を母語とする保護者に対しても「取り残しませんよ」という姿勢を見せることにもなります。なので、メッチャメリットがあります。そのことを副支店長がわかっているということです。
ひと仕事終えた感じで自分の場所にもどって、メールを見たら、マジか。使えないか。日程の問題のようです。
今年のキャンプ場所選びはかなり難航しています。どうする?とりま、保険にしていた場所に連絡しようか。しばらくしたら返事がありました。こちらも日程がだめなようです。しかたないので別の場所に連絡。こちらもダメなようです。どうする…?
とりま気を落ち着けて、書類を事務に出しに行くか。と、広報セクションの教員がいたので、翻訳アプリの話をしたら「賛成」とのことです。すばらしい!
おべんとを食べて、ソファに寝転んでウィーダーを読んでたら爆睡です。しかたない。疲れてます。
午後はセクションの会議。何ができるわけでもないけど、少し意見を言うなど。
そのまま放課後へ。最後の望みの綱のところにメール。と、
「自治会館だったらいけるかも」
という返事が。見に行ってくださるということなので、お願いしました。そのまま予約してくださったので、キャンプ場所決定!今年度は少し遠いけど、まぁそれはそれで考えましょう。
そんなやりとりをしながら、「ヘイトスピーチ」のプレゼンに使う動画を再編集しましょうか。「カメラの位置」が大切です。しかしきついな。てか、よく見たら、知ってる人が映ってます。また今度聞いてみよう。
そんなことをしていたら定時です。今日は居残り当番だけど、特に指導もなさげなので、帰ってもいいかな。おそるおそる
「帰ります」
というと、特に何もなかったのでよかったよかった。
帰ったら、ふと思いついてスピーカーの聴き比べをするなど。ひとつは新システムです。もうひとつは「そういえばあったぞ」状態のSRS-X1です。なんか名前が懐かしいです。
まずはショスタコーヴィチの5番の最終楽章です。単に帰り道に鳴ってたので、その続きです。続いてサンサーンスの3番です。ラストにオルガンが鳴ります。うーん、SRS-X1は無理してる感じがあるな。音が暴れてます。ボーカルを聴くと、こちらはきれいです。それに対して「新システム」はおとなしいですね。ムリをしていない。もちろんきらびやかな音は出ません。SRS-X1と聴き比べると、なんなら「こもった感じ」と言ってもいいかもしれません。でも、自然な鳴り方をしています。
まぁ音源によるでしょうけど、今日のところは「新システム」のほうが好みかなぁ。

振り返るとてんこ盛りだった1日

朝、体調はまぁまぁかな。昨日は夜の仕事で帰ったのは遅かったけど、そういうつもりの夜の過ごし方をしてるから、まぁこんなもんってことですね。
てことで、出勤。今日は午後から出張だけど、午前は空きです。
朝、職員室に行くと、支店長がやってきて
「あれ、決まったらしい」
とのお言葉。6本の中に入ったのね。てか、みんなで入れようとしてるやろ(笑)。
職朝→立番のあとは、配点です。荷重配点をするかどうかとか、いろいろあります。めんどくさいのは、第1観点・第2観点みたいなので点数の縛りが出てくることかな。まぁ、配点にあわせて観点を決めればいいのか。ただ、そうなると、なんのための観点別評価やねんということになります。
結局、ムダということです。文科が悪い。
その後、今週末に本店に提出する書類の作成です。いちおうデータは集まったので、作成しはじめたのですが、めんどくさいことが発覚しました。
いちおう、昨年度で新しい学習指導要領に完全対応していますが、どうも古いカリが残っているみたいです。そこをツッコむと、メッチャめんどくさいことになります。それが一番如実に出るのが地歴公民科です。なにしろ分野は多岐にわたるし、コースごと・担当者ごとに進度が違ったりします。たぶん、それがあまりにもめんどくさいというかややこしくて、手をつけなかったんでしょうね。でも、それに気づかざるを得ない状況になってしまいました。
しかたないですね。調べに行くか。
たぶん完全には対応しきれません。完全な対応をしようとしたら、教科単位じゃなくて、担当者単位で調べなきゃならないかな。
なんでこんなめんどくさいことになったのか。文科が悪い。
まぁでも今日できることをやって、出張先に向かうことにしました。今日の出張は某人権教育研究会の会議です。ここから行事がてんこ盛りです。なのでいろいろ確認。まぁそれはいいです。
ひと通り終わったところで、会長が外国人生徒にかかわる「把握」のことを話題にしてくれました。
うちのガッコでは、「校内使用名」「書類名」「国籍」「在留資格」「母語」「日本語習得状況」「渡日年数」を把握しています。ちなみに、「書類名」以降は必要に応じて保護者についても把握しています。たぶんこれでは足りないだろうけど、まぁ最低これくらいは把握しなくちゃ、逆にあとあと困ることになります。
で、このシートを事務局で共有したのですが、これを府全体で共有しようということになりました。いいことです。
もしかしたら、「自分の学校では不要」と思っている教員がいるかもしれない。が、共有しておけば、必要な学校に転勤したときにイチから考える必要はなくなります。せっかくなのでこれも共有しようかな。
そんなこんなで会議も終了。さてと帰りましょう。
家に帰ったら、夜の仕事の準備を少しして、zoomです。今日は5人のおべんきょ会です。今回は「コード」が出てきそうで、これがおもしろい。2時間ばかりバズセッションをして、終了。なんとかなるかな、ならんかな。わからん。
とりまごはんをつくりはじめたところで電話です。電話しながらごはんをつくるのな難しいですね。ただ、つくらないと、ごはんが遅くなります。なんとかこなして、終了。ふぅ。
とりま、シャワーを浴びてビールを飲もう。

しゃべるしかない

朝、少ししんどいですね。昨日は早かったけど、やはり土日に用事が入るとキツイってことですね。
とにかく出勤→朝ごはん→職朝→立番です。月曜日はわたしひとりなのでボーとしてます。
で、職員室にもどってタスクリストを作成します。大物はこれか。とりま、解答をつくりますか。ひとつ仕上げてふたつめに着手しようと思ったらタイムアップでした。
ということで授業。残り3時間で試験範囲をやりきらなきゃなりません。説明はサックリ。とにかく問題を解いてもらいましょう。簡単な問題はあてない。大切なのだけ板書してもらいましょう。2時間連続授業の2時間目の途中で試験範囲終了。あとはプリントの放出です。水曜日の授業ではザッと振り返るかな。大きく2分野やったから、最初のは忘れてるでしょう(笑)。
おべんとを食べたら、解答づくり。いろいろスカタンしたので、少し時間をとってしまいましたが、なんとか終了。あとは印刷か。まぁここまでくれば、明日に残りをやればなんとかなりますね。
月曜日の放課後は短いです。あっという間に労働者の権利取得の時間が来たので退勤。夜の仕事場所へ向かいましょう。
いろいろプリントを作成して、夜の仕事開始。今日はとにかくレクチャーです。退屈やろな。こめんなさい。でも、いちおうここまでやっておかないと、次からがキツくなるんですよ。
ちなみに内容は「教育課程」と「チーム学校」です。「教育課程」の中には「道徳教育」の項目があります。「いじめの深刻化」とかいう文言があって、「教育再生実行会議」が出てくるので、いちおうメンバーを紹介しました。「曽野綾子」とか「八木秀次」とかいう名前が出てきます。元教職員組合委員長はいるけど、「全日本教職員連盟」です。どんだけ偏ってるねんと。そして教育学者がいない。なので、自分が思いっきり偏っていることを明らかにした上で、メンバーの偏りを指摘しておきました。教育はきな臭いんですよ。
そうそう、生徒指導と教育相談が対立するかどうかって話にかかわって、先輩が教えてくれた「優しさの中に厳しさを」「厳しさの中に優しさを」は伝えておきましょう。大上段にふりかざした言葉ではなく、実践の中から出てきた言葉を伝えたいですね。
そんなこんなで、今日の夜の仕事終了。1時間15分しゃべりまくりました。ごめん。
さてと。帰りますか。長い1日でした。ビールが恋しい。

空堀フィールドワーク

朝、少ししんどいですね。昨日、そこそこ呑みましたからね。でも、あまり朝寝坊はできません。
のそのそ起き上がって、朝ごはんを食べて、しばしボー。そしてスタートです。
今日は出張ちょぼやき会@空堀です。
とりま谷六まで行ったところで、炭酸水をゲット。まぁそういう体調です。
しかし、空堀商店街は谷町筋方面からメッチャ下ってますね。

それだけじゃなくて、空堀商店街そのものが高くて、まわりがメッチャ低いです。

いったいなにがあったんだろう。
そんなことを考えながら、向かったのは「からほりさろん」です。行き過ぎたかなというくらい先まで行ったらありました。中に入ると永井さんと今回の仕掛け人の社納さんがおられました。永井さんはいきなり
「おにきりをどうぞ」
と。いいんですか?まぁでもせっかくなので、いただきましょう。高菜のおにぎり、おいしかったです。
やがて今日の参加者が集まって、フィールドワーク開始です。
まずは「骨屋筋」です。なんでも「骨」は扇子なんかの骨なんだとか。てことは、竹細工ですね。えーと…。賤民系?もちろん、今は跡形もありませんがね。
その先には「練」があります。おしゃれです。が、あまり興味はない(笑)。それよりも、このあたりには「高原会所」があったんだとか。えーと。非人小屋みたいな?
しかし、長堀筋が遥かに下ですね。
なんでもこのあたりの土は瓦づくりによかったらしく、土の採掘をしたんだとか。にしても、どれだけ掘ったねん。
ここから谷町筋の方に向かいます。
途中、こんな風景が…。

なんでここを切ったんだろう。しかし、かつての町並みは、瓦屋根の家やお店がずーっと続いてたんでしょうね。

ちなみに、一歩路地を入ると、側溝が石でできています。

観音坂を登ったあたりが「野漠」とのことです。なぜかロシア料理の店がありました。

たぶん「野漠」そのものは窪地で、このあたり一帯のことなんだと思いますが、「空堀今昔ガイド」には「花相撲や野芝居がおこなわれていた」と書いてあるので、芸能関連の人たちがいたのかな。
ここから空堀商店街を下っていきます。と、南区!

そして、なぜか「石敢當」!

途中、崖があります。

ここを下から見るとこんな感じ。

なにが基準となる高さなのかがさっぱりわかりません(笑)。
ここから引き返して、今度は上町筋に向かいます。谷町筋を過ぎても、やはり高低差がすごいです。

なんか、炭住を思い出します。ちなみに下に降りて振り返ると、こんな感じ。

そうそう。小学校あとに二宮金次郎がいたので、少しバージョンアップ(笑)。

歩きスマホバージョンです。
ここからさらに東へ行って、上町筋へ。

このあたりは昔は「高札場」だったんだとか。ただ、その横に「庚申堂」があって「所払いの刑」がおこなわれていたみたいだから、これもまた、興味深いですね。
帰りは「おいしいもの」を買いながら、「からほりさろん」まで向かいます。到着したら交流会。自己紹介がはじまったけど、長い(笑)。これはまわってこないかなと思ったけど、少しだけまわってきたので、社納さんとの出会いとか、千鳥足倶楽部の話をしておきました(笑)。
そんなこんなで6時にお開き。帰りは藤尾さんと一緒。いろいろ近況報告とか今後のこととか話したり。
で、京都駅でバイバイ。さてと帰ろう。明日からまた平日だ。

プライドクルーズと邂逅と

朝、パートナーの目覚ましで目が覚めました。ちなみに早番らしいので、7時起床です。眠い。でも、わたしも起きなきゃならない時間です。
とりま、猫の額へ。

雨ですね。ちなみに、突然水滴が落ちてきてびっくりしました。そうか、布地にたまってて、ちょうどそれが真上なのか。
朝ごはんを食べ終わったら、準備をして、パートナーと一緒にスタートです。京都駅でパートナーは仕事へ。わたしは大阪に向かいます。今日は「プライドクルーズ」があります。
基本的に、わたしはこういうイベント系はあまり行きません。もちろん、別にキライなわけじゃないし、避けているわけでもないです。単純にめんどくさいというだけです。ただ、今回は「来てくれ」と。なんでも「ユース舟」を出すらしく、わたしに「船頭」をしろと。なにするねんと思ったけど、まぁとりまとめ役をしてほしいということのようです。
しかし、雨です。どうするねん。まぁでもなるようになるだろうということで、天満橋へ。「八軒屋」に到着すると、降っていた雨もやんだみたいです。とりあえず机を2つ占領して、しばし「待ち」です。と、交流会の子らが来はじめました。交流会から離れた形で会うのって、案外珍しいです。こういうのもをいいですね。とりま、フラッグを出しますか。と、村木さんが来られて記念撮影です。

15時までの出港までけっこう時間がありますね。とりま、昼ごはんかな。

と、朝日新聞の花房さんが来られて「話を」と言われたので、「わたしよりも子どもたちの話を聞いて」ということで、子どもたちの話を聞いてもらいました。
そうこうするうちに、14時になったので、ワークショップ開始です。みんなでプラカードをつくりましょう。甲南大学の関ゼミのみなさんも参加してくださいました。とりま完成したところで記念撮影。

で乗船です。

けっこう風が強いけど、気持ちいですね。そういえば、「舟、いいなぁ」と思っていたのでした。まさかそんな舟に自分が乗ることになるとはね。
ただ、「船頭」の仕事として「あおり」を入れなきゃなりません。ただ、シュプレヒコールを考えるのは難しすぎます。どうしたものか。しかたないので、
「ガヤを入れよう!」
「ガヤガヤ」「ワイワイ」
とか、テキトーなことをやっていました。というか、途中から食事をしている人に向かって
「おいしいですかー!」
とか
「元気ですかー!」
とか、果ては
「元気があれば、なんでもできる!1・2・3!」
「ダー!」
とか、メチャクチャやってました。ちなみに、わたしがつくった&交流会の子がかわいくしてくれたプラカードはこれ。

笑顔でこれを向けられてもなぁ。まぁいいでしょう。
ということで、クルーズ終了。テンションを上げすぎたので、しばしクールダウン。と、村木さんも来られて、焼き芋をむしゃむしゃむさぼり食べられます。きっとテンションを上げすぎてめっちゃ疲れてるんでしょうね。もしかしたら、もともとはそんなにテンションが高いわけじゃないけど、無理してあげる性があるのかも。となると、同じタイプなのかな。
17時になったので、帰りました。が、今日はもうひとつイベントがあります。
ということで、京都駅南の居酒屋へ。ここで学習会を終えた板垣さん・学生さん・Sふぁんさんと合流です。しばし待つと、万博での公演を終えた栃木和美さんとりゅうとさんとKよぽんが来られました。
和美さんとはじめてお会いしたのはこの時ですね。あの時以来、ずっとウトロの人たちと会わせたいと思っていました。今日はその前哨戦です。
とにかくふたりともお疲れ&空腹とのことで、まずは食べから。でも、ほどなくいろんな話が出はじめて、それがおもしろい。なんだろ。ビミョーにあうんですね。そういや、こないだお会いしたときも
「沖縄の人とひと目会った瞬間から、きょうだいのような気がする」
って言ってはりました。そうなんだろなぁ。
楽しい時間が過ぎていきますが、明日北海道に帰られるとのこと。しかもホテルを出るのが午前中とのことで、10時半くらいに帰られました。賢明な判断です。
さてと。わたしたちももうひと呑みしたら帰りますか。
明日はまた大阪だ…。

解放カルタ

朝、眠いです。が、今日で今週も終わりです。それだけを希望にして出勤です。
金曜の授業は1・2・3の3連続授業です。ということは、12時まで授業をしつづけているということです。ということは、午前いっぱいは他のことはなにもできないということでもありますす。
ただ、幸いにして2クラスは試験前の最後の授業でプリント学習です。なのでPCを持っていきました(笑)。ターゲットの子が質問には来たけど、それくらいですね。もちろん机間巡視[1]「きかんじゅんし」って、たぶん専門用語ですね。変換できません。をしながら質問に答えたりちょっかい出しはするものの、少しは授業以外のこともできたかな。
帰ってきたら、ひと息ついておべんとタイム。おべんと箱を洗い終わったら、出張の準備です。さて、出ようと思って、ついでに書類を出しに事務室に寄ると
「荷物が来てます」
「書類を持って行ってください」
と、次々に言葉が飛んできます。いや、あの、今から出張やねん。電車に間にあわなくなります。
「月曜日に」
と言って、そのまま駅へ。向かうは第2のふるさとです。今日はここの同研の総会です。
まずはみなさんと新年度のあいさつ。やがて総会がスタート。まぁつつがなく総会は終了。総会のあとは専門部会なんだとか。せっかくなので、人権同和学習の部会に参加することにしました。
レジュメを見ると「解放カルタ」とあります。もちろん存在は知っていますが、現物はみたことがないです。どんなんだろう。
と、部会長が「解放カルタ」の説明をされます。なんでも、昨日作成にかかわった方に聞きとりをされたんだとか。
まぁ簡単に言うと、もともとは「識字教室」があったと。ただ、もう少し活動のレンジを広げるために「婦人教室」に改変したと。ところが、活動が拡散してしまった。そんな時に、全研に参加して岡山の実践で「解放カルタ」のとりくみを知ったと。で、自分たちもとりくもうとされたと。
説明を受けたら、実際にカルタをしてみました。
なんというか…。部落解放に向かう熱い気持ちが伝わってきます。なんか、すごく前向きです。そして、希望にあふれている感じがします。なんなんでしょうね。昨日読んでた文章は『月刊スティグマ』の2025年5月号の記事なんですが、それを思い出しました。まさに運動の黎明期という感じがします。いや、解放カルタそのものは1990年代につくられてるので、成熟期なんですが、そこに描かてる世界は黎明期なんですね。
なんか、こういう思いを「引き継ぐ」ことが大切なんだろうなと思います。
そんなことを話したら、ムラ出身の教員が
「この世代の人たちは、子どもたちには同じ思いをさせたくないと思って運動をされてたんです。だから、逆に引き継がせようとは思ってなかったんです」
と言われました。
うん。それはそれでいいんです。「引き継げ」と言わせようとは思っていない。でも、次の世代が「引き継ぎたい」と思えるようなとりくみを、わたしたちはしてきたのかって話です。言い換えると、世代と世代をつなぐとりくみを自分自身はしてきたのかってことです。たぶん不十分だったんだろうなぁ。でも、今からでもできないかな。それはムラの中での「引き継ぎ」ではなく、いろんな人がクロスオーバーしながらの引き継ぎです。
そんなことを考えながら、セッションが終わりました。
うん。今日のセッションはよかったです。自分の原点というか、「実践のふるさと」を思いだして、少し泣きそうになりました。
さてと。このふんわりとした感覚を持って帰ろう。
帰りの駅で、うちのガッコの生徒とか卒業生のお母ちゃんと会ったりして、これまたふんわりしました。
やはり長くいるものだなぁ。

footnotes

footnotes
1 「きかんじゅんし」って、たぶん専門用語ですね。変換できません。

つきあい

朝、起きたくないのは定番です。が、まぁ起きますか。で、出勤。
それにしても、朝イチのメールチェックはいろいろあります。そんなこんなをやって、職朝→立番です。そして1時間目。解と係数の関係です。ここ、やっかいといえばやっかいです。たぶん、子どもたちはなにをやってるのか、自分のいる場所がわからなくなるかもしれない。なので、その場所を明確にするのが教員の役割だと思っています。だって、計算そのものは簡単ですからね。
まぁキリのいいところまで進んだので、6時間目は積み残した問題+プリントですね。
授業が終わったら、お次は試験作成。というか、本来昨日やりたかったんだけど、脳みそが濁ってたので、今日にまわしたという。うーん、問題数が多いかな。へつるか。
3時間目は数列。これは時間数が少ないので、なかなかやっかいです。まぁそれでも行くべきところまで行けたので、よしとしましょうか。
これでお昼です。少しだらけて、おべんと食べて、音声入力しようと思ったら、なにやら「案件」が…。
しかたないなら、Fく岡さんが送ってくださった聞き取りを読みますか。自分の生い立ちから解放同盟の支部を立ち上げたころまでの話です。なんというか、勢いにあふれています。ちなみにそのムラはかつて行ったことがあるので、いろいろ思い出しながら読ませていただきました。また行きたいなぁ。
で、6時間目。生徒から
「疲れた。プリントがいい」
という意見が出たので、
「そのつもりだよ」
です。
放課後、昼の「案件」が終わった次の瞬間に、次の「案件」がきました。うーん。これ、終わりそうにないですね。まぁつきあいますか。
実は「案件」の中には、被害者的な生徒と加害者的な生徒がいる場合があります。たとえばいじめ案件とかですね。ただ、加害者的な生徒の中には、なかなか認めない子もいます。そんなときにどうするのか。みんな、加害者的な生徒に自らの加害のことを認めさせたい。でも、認めない。すると、暗礁に乗りあげるんですね。
わたしたちは「警察」ではありません。なので、取り調べはしないです。また、罰をあたえるのではなく、あくまでも指導をします。指導するときに一番大切なのは、子ども自身が指導を引き受けることです。
もちろんこういう発想の中に「被害者がはどうするねん」というのはあるとは思います。当然被害者の権利擁護はものすごく大切です。ただ、加害者もまた生徒であるというのが、学校という場所の特殊性なのかな。
たまにそういう特殊性がめんどくさくなって、
「ええやん、警察案件にしたらええやん」
ってなります。それが学校の外の世界ですからね。そこにあるのは「罰」の世界です[1]正確には違うけど。そのあたりを行きつもどりつしますね。
結局久しぶりに7時過ぎまでガッコにいました。何をしたわけでもないけど、とりあえず「つきあい」です。まぁでもそれでいいのかな。とにかく帰ってビールを飲んでクールダウンしましょう。
しかし明日は雨やな。

footnotes

footnotes
1 正確には違うけど

納得

朝、絶不調です。昨日はそんなに飲んでないと思うんですけどね。疲れかな。
とりま出勤。朝は「居残り当番」なので、30分ばっか猶予があります。なので、頭を使わなくてもいいスキャンとかシュレッダーをしますか。
そして1・2の連続授業です。楽です。こんなに楽をしていいんだろうかと思いますね。来年もこんなんだったらいいのになぁ。
そうだ。そろそろ「名簿」を出さなくちゃ。データはかなりそろってるけど、まだ入手できていないデータがあるので、支店長のところへ。やがて副支店長が来て、くれました。これでいろいろ動けるようになりました。
そう言えば、昨日、M田さんから6時間目のことの連絡が入っていました。準備をしようかな。と言っても、今日はプロジェクタの準備をするだけです。ちなみにたいへんなのは放送部員です。なにせ、昼休みにスクリーンを吊らなきゃならないけど、同じ昼休みに中庭コンサートがあります。
が、そこは部長が段取りしてくれてます。
「1年生はお弁当を持って体育館集合。スクリーン吊りが終わったら中庭コンサート。自分は体育館に行きます」
つまり2・3年生で中庭コンサートの準備をしろ&自分はスクリーンの吊り方を1年生に教えるよってことですね。的確です。
なので、わたしは中庭コンサートの準備の手伝いです。それが終わったらスクリーンの方にいきましょう。体育館の中まで音が聞こえます。いい音してますね。やはりツィーターを変えたのが効いてます。
午後は雑務&体育館のサポートです。その間セクションの会議もあります。
放課後は職員会議。めんどくさい。
と、会議室に去年からターゲットにしている生徒が…。
「会議のあと、教えてください」
「ええよ。教室で待っててね」
会議がはじまったところで、メールが…。
「zoomに入ってください」
マジか。まぁいいです。職員室にもどりましょう。そしてzoomでミーティング。このまま職員会議に出てもしかたないので、そのまま教室へ。で、補習しましたが、この子、ほんとうに数学が苦手なんですね。あまりにもとことん苦手です。
そりゃ授業中別のことをやるわ。
たぶんこの子にとって、ツルツルの壁みたいなものなのかな。少しでも手がかりがあれば壁も登れる。でも、ツルツルだと壁の前で立ち尽くすだけです。
ただ、これまで「やる気」を見せてくれなかったので、「やる気」の問題か「苦手」の問題かが区別できなかったんですよね。
まぁ、納得です。なので、これからはそういうふうにつきあいましょう。そうすればきっとできるようになる。
と、教室の中に退勤ミュージックが流れます。
「bad dayが流れる学校ってええと思わへん?」
「ほんまですね」
みたいな会話。
さてと、今日はこれくらいにして帰りますか。
帰りにウトロに寄ってSふぁんさんとダラダラ話。これも大切な時間です。
さてと、帰りましょう。今日はゆっくりして、明日へ向けて体調を整えましょう。ビールは呑むけどね(笑)。

外国につながるダイレクトの子どもについて

今日は某人権教育研究会の総会です。なので、朝は少しゆっくり。ただ、録画機材があるので、少し多めの荷物を持って、京都府中部の町へ向けてスタート。
しかし、北行きの電車は混んでますね。時間帯が悪いのか、どこかの生徒さんが山のように乗ってます。まぁでも、すぐにすいたのでよかった。最寄り駅から1km弱歩いて到着。
着いたらみなさんすでに準備をほぼ終えておられます。早いな。なので、わたしはダラダラ。そうだ受付担当でした。と、Tじさんがうれしそうな顔をして来ました。新採で人権教育担当なんですよね。まぁうれしいでしょう。
やがて今日のプログラムがスタート。まずは本店の悉皆研修です。とはいえ、来ないガッコもありますね。まぁそういうことです。
続いて研究会の総会です。これはつつがなく終わります。かつては事務局とか常任委員の選挙があって、反対票の多さを自慢してた時期がありましたが、そんなことも昔の話です。
で、午後は記念講演。タイトルは「外国につながるダイレクトの子どもについて」です。ホットなテーマです。講師は堀江さん@京都府国際センターと呉さん@鳥羽高校定時制です。まずは堀江さんから外国にルーツのある子どもたちの最新の状況&京都府の状況を話してもらいます。クイズを交えて話されますが、クイズを出すときに「じゃん!」と鳴ります。接続したスピーカーはsound core3なので、ムダに音がよくて、個人的に笑ってしまいました。
まぁでも、聞いている人たちはあっけにとられたでしょうね。たぶんぜんぜん知らない世界のことなんだと思います。が、その知らない世界が、実はすぐ隣にあります。そのことを知ってほしかったし、とりくみをはじめてほしい。そしてなにより、わたしたちの研究会として、とても大きな課題であり、活動しなきゃならない内容なんだということを実感してほしい。
さらに呉さんの話は具体的です。「そんなことをやってるのか」という内容です。てか、すでに外国にルーツのある生徒のほうが多いし、もっと言えば日本語指導が必要な生徒のほうが多い。なんぼなんでもです。
そんな話を聞いたあとは、質疑応答。京都府南部のある学校から「失敗経験」が出されました。ありがたい。わたしからも「把握しなけりゃならないこと」を、自分のガッコのことを出しながら質問してみたり。
ということで、予定していた時間を越す2時間以上の講演会が終了。
帰り道、研究会としてできることをみんなで出しあいました。そして懇親会。呉さんは勤務時間なので来られませんでしたが、堀江さんが参加してくださいました。
てことで、みんなで「外国人教育の夢」を語りあって盛り上がりました。こんな日が来るとはなぁ。でも、「こんな日」をつくってくれたのは外国にルーツのある生徒たちだし、いわば「失敗した子ら」です。だからこそ、ほんとうに夢を現実にせねば。
そんなことをひしひしと感じながら、なぜか堀江さんを最寄りの駅まで送って帰るなど。
うん、楽しかった!やるぞ!