配慮か?

今日の午前は新転任者のオリエンテーションです。かつて人権教育のセクションが独立していた時はここて話をしていたみたいです。が、今のセクションに併合されてからは話をすることがなくなりました。ただ、なんかそれはそれで腹が立ったので、「うちのガッコの人権教育の位置づけはそういうことなんやな」とネチネチといじめてあげたら、「忘れてた」とか言われて「だからな!」って言ったのは、もう5年ほど前のことです。今は位置づけられているのはいいのですが、逆に仕事を増やしてしまって「しもた!」と思ったのものの、後の祭りでした。
ちなみにこのあたりのことを昨日同僚に話すと
「はい、センセの負けー」
って言われたので、それはその通りだなと。
てことで、どんなことを話そうか…。
とりま、ゲンコを完成させて、そこから考えました。で、やったのは…。
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1.人権教育は人権学習とは異なるアンブレラ概念
2.人権教育は生徒を甘やかす?
3.それは違う。「厳しさの中に優しさを、優しさの中に厳しさを」。それぞれのキャラでふたつのバランスを考えてほしい。
4.具体的には?
5.子どもの話を聞く。「40人の子どもたちは、ランドセルの中に40の生活を詰めて学校に来る」。同じに見えるけど、生活背景はまったく違う。わたしたちにとって当たり前のことが当たり前ではない子どもがいる。
6.なぜそれをするかというと、わたしたちの仕事は子どもたちが幸せな人生を送れるようにすること。
7.「同和教育の総和は進路保障」
8.子どもたちが幸せな人生を送れるような進路保障にともにとりくみましょう。
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みたいな話を5分でやりました。いや、10分もらってたけど、前のふたりが時間オーバーするんだもん。

で、どうしようかと思ったけど、昼までの間に時間があるので、久しぶりに走ろうかなと。サッカー部の子らが練習してるまわりをぐるぐる。今日の目標は30分走ることです。で、1kmを6分40秒くらいのスローペースで、とにかく走りきりました。
そのあとは補強です。これも20回5セットやってたのを15回5セットに減らしました。とにかく継続しましょう。
と、去年授業を担当した某クラブのマネージャーが通りかかりました。
マ「センセ、トレーニングしてるの?」
い「うん、春休みに2キロ太ったんやわ」
マ「全然大丈夫やん」
い「いや、アカン、ショックやねん」
マ「センセはかわいいから大丈夫」
えーと。これはきっと喜ぶべきなんやろな。まぁ、女子同士の会話は「褒めあうこと」とは聞いてるからこその「褒め」なんだろうけど、ただ、だとすれば「褒め」の対象は「女子」ってことで、その対象足りうると認定されたってことか?まぁ配慮やろなぁ(笑)。でも、個人的には、文科省があげた事例通りの「型にはまった」配慮よりは、こういう個人間の即興の配慮のほうがうれしいな。

午後は研修会です。長い。疲れた。しかも、明日も会議やん。
まぁそれでもうちのセクションの長は飛ばしに飛ばして30分繰り上げて研修会終了。優秀やな。
研修から帰ってきたら、ゲンコへの返事が返ってきてました。そうか、狙いはそこだったか。難しいな。ただ、自分にしかわからない風景はあるのかな。きっと自分史本の続編としての「人権教育版」がほしいのかな。
まぁ、やってみますか。自分にとってもいい経験です。
てことで、定時になったから帰りますか。うわ、雨やん…。