移動開始

今日は午前と午後に恒例の某在日外国人教育関係の会議があります。まだ年明け早々ですが、来年度へ向けていろいろ決めなくちゃなりません。なかでも、全体会の講師選びが大切です。
はじめはK島さんとかHま田さんとかEの井さんとかの名前があがってたけど、ちょっと待てよと。次回大会は鳥取です。てことは、やっぱり鳥大の人じゃないかと。こんな時「まこっちゃん」が生きててくれたらなぁと思ったけど、考えてみたら、まこっちゃんの跡継ぎいるやんかと。で、検索かけたら、ちゃんといはりますね。兵庫で震災関連をしておられる方とか、静男でブラジル人関連をしておられる方とか。
鳥取の人は鳥大とつながっておられないみたいだったけど、たぶん研究者とつながるのはとても大切です。なので、ここをチャンスにつながりを持ってもらえばいいかな。
まぁそんな提起をしたり。実践は全然できてないけど、たぶんそういうことを考えるところに、わたしの存在意義が少しは残されてるんじゃないかな。
午後の会議はメンバーが少し増えて、午前の話プラスアルファの話。話をしながら、大分とか熊本とか徳島(笑)と連絡をとりあうのが、やっぱりわたしの存在意義かな。
会議が終わったら、飲み会です。が、いつも行ってたお店がつぶれてます。どうしようと思ったけど「京都駅の近くに屋台があるんだって?」とかいう他県の方のために崇仁に向かいました。が、そのまま崇仁新町というのも芸がないので、「地元の人しか行かない飲み屋に行く?」ということで、かっちゃんへ。
と、
「あれなに?」
「銀行」
ということで、柳原銀行に寄り道。
「こんにちは」
と入ったら
「こんにちは。でも4時半までなんですよ」
「すぐに出ます。あ、もう4時35分なんや」
「せんせい、さっと見てさっと出てね」
ということで見せてもらえました。
「せんせいって言われてる」
とか言ってる人がいたけど、いろいろバレてるねん(笑)。
10分ほどで外へ出て、かっちゃんへ。お店に入るといつもの空気が流れてます。でも、わたしがいられるのは15分ほど。出掛けに
「先に帰るけど、あんじょうしたげてね」
と言うと、笑われました。
さてと、明日へ向けて、移動開始だ。

芸術は共同作業なんだな

朝、完全に仕事に行きたくありません。でもまぁ行かなきゃならんから、行きましょう。とにかく午前2時間授業をしたら、あとは雑務ができます。
昼前にふたコマ目の授業を終えて、時計を見た瞬間「あと5時間」とか思ったから、そうとうアカン感じです。
てことで、ダラダラ仕事をして、定時に退勤。京都駅で竹内信善さんと合流です。どこに行こうかと思ったけど、ここはへんこつかな。あまり人も多くないから、少しのんびりしながらいろいろ話。それにしても、テール頼んだら骨に反応されるあたりが信ちゃんです。てか、「こっちが前だな」とか言って、最終的には袋に入れたし。
約1時間食べたらおなかいっぱいです。
ここから崇仁新町へ。
今日は食べ物は頼まずに、飲み物だけでのんびり話。
造形作家の話はおもしろい。型とりに使う樹脂の量とか、笑ってしまいます。
「大きさを倍にすると、樹脂の量が8倍になるんだけど、ついそれを忘れちゃうんですよ」
そりゃそうだ。8倍だわ。でも、それってコストが8倍なんだから、たいへんですよ。
「なんかね、恐竜のフィギュアって「カー!」ってやってるのばっかりだけど、爬虫類飼ってる人が「爬虫類ってほとんど口をあけないけど」って言われて、なるほどなと思ったんですよ」
なるほどな。たしかに指先まで力を入れ続けるのは難しいわな。
あと、3Dプリンタの話とか出してみたけど、このあたりがおもしろい。
やはり3Dプリンタで制作すると、楽は楽みたいです。というのは、半分つくったら、残り半分は反転コピーすればできるかららしいです。でも、そうやってできたものは、手づくりしてる人からすると、妙な気持ち悪さがあるんだとか。なぜなら、生き物は左右非対称だからです。ところが、はじめから3Dプリンタで制作して左右対称に慣れてしまってる人は、その気持ち悪さがわからない。それだけじゃなくて、そういう作品に慣れたお客さんもその気持ち悪さがわからなくなる。すると、そういう気持ち悪い作品が当たり前の存在になる。
信ちゃんは「それが怖い」と。
なるほどな。作家はお客さんに育てられるけど、お客さんは作品で育てられるんだ。だからこそ、いいものを見続ける必要があるんだな。

途中から焚き火にあたりながら話をしてたけど、考えてみたら焚き火にあたるのはじめてだわ。こんな崇仁新町もいいな。
焚き火は9時まで。なので、今日は9時に解散です。

採点の祭典

今日は授業がみっちり入ってます。まぁでもしかたないです。ちなみに1・2年生は午前3時間は模擬試験があります。もっともわたしは1・2時間目は3年生なので関係ないんですけどね。
そんなことを考えながら職朝に出ると「午後から採点」とのひとこと。それがあったか(;_;)。
てことで、1・2時間目は整数問題をガッツリと。3時間目はカントクやってひといきです。昼休みはおべんとタイム。しばしソファで読書と思ったけど爆睡です。でも、すぐに起きて、5時間目に授業してぐったり疲れて職員室へ。
これから採点か…。
採点会場に行くと、おふたりやっておられます。とにかく採点です。
採点のやり方はいろいろありますが、クセが出ます。わたしは列ごとにやるけど、1枚まるっぽやる人もいます。あと、黙ってやる人とブツブツ言う人もいます。わたしは黙ってやるタイプですが、今日は隣の人がひたすら
「えっと、問2は〇〇で」
とかつぶやき続ける人で、これがなかなかうるさい。
で、ひとクラス採点を終えたら、おふたりは帰っていかれました。わたしひとりか…。
6時間目が終わって、掃除時間も終わって、誰も来ません。まだ残ってるぞ。どうする?やがて他教科の人が来て採点開始。でも、数学科が来ない。採点は誰でもできますが、判断に迷った時のために数学科がひとりいないとあきません。じゃ、いなきゃダメじゃん。まいったな。そんなこんなで、2時間ばっか採点に時間をとられて、定時の30分前に終了。部屋に帰って時間割見たら、数学科は全員7時間目に授業があります。こんなんアカンやん。
てか、こんな採点業務こそ、ベ○ッセのペーパーカンパニーにやらせろよ!

決戦開始

朝、身体がゴキゴキです。昨日よりもマシではありますがね。昨日は大胸筋上部がやたら痛かったけど、今日はそこまでじゃないです。とりま、パートナーに背中にカイロを貼ってもらって出勤です。
電車に乗るといつもの風景になりつつあります。
職場に着いて朝ごはんを食べて、ここからはワワワワワという感じです。
で、授業。
まずは年始のあいさつから。
イラン・アメリカ情勢&自衛隊の中東派遣問題とカルロス・ゴーンさんの逃亡に絡めて検察問題、あとはIR関連の政治資金の話あたりが年始のあいさつです。なんしか
「2020年の年頭は混乱の幕開け」
って話です。
ちなみに、検察問題では「かつて大学の頃に23日間完黙非転向ってのがあってな。非転向は「仲間の名前を出すな」で「完黙」は完全黙秘のことな」って話もしておきました。
それにしても気になるクラスで「この正月な」って話しはじめたら、いきなり
生「せんせい、髪切ったか」
い「12月にな」
生「かわいいで」
い「ども」
という会話になるあたりはかわいいもんです。
もっとも
生「せんせい、今日、水曜日ですよね」
い「そやで」
生「なんで月曜日からはじまらないんですか?」
にはまいりました。
い「ほなおとついからはじまったほうがええんか?」
生「いやです」
い「今度の月曜日は休みやから、火曜日はじまりになるで」
生「それはしかたないです」
い「いや、それはおかしいやろ」
みたいな会話。たぶん、2学期末が金曜日終わりだったので、3学期が月曜日はじまりじゃないと落ち着かないのかな。なので「学校歴はね、曜日じゃなくて日決めてるんだよ」って教えておきました。ちなみに、微分の授業での質問です。
そんな午前を終えて、午後は少しまったりと。放課後は放送室に遊びに行ったり。
い「正月に放送室でネコ飼ったヤツ、だれや」
生「ちゃいますよ」
なんでも6日にセコムが起動したらしく、放送室の中にネコがいたんだとか。何でも起こります。ついでにダイソンのモーターヘッドを分解掃除したりして。
そんなこんなで、3学期初日が終わりました。
疲れた…。

決戦前夜

朝は5時45分起き。ふだんパートナーは6時起きだけど、今日は一緒に起きるんだとか。パートナーの職場は今日から決戦がはじまります。ちなみにうちの職場は明日から。今日は決戦前夜です。
てことで、いつもよりひとつ早い電車で行動開始。職場に着くとセコムは解除してなかったり。サクッと朝の準備をして、2学期末の書類とか3学期はじめの書類とかを作成しても、まだ始業時間の前だったりします。平和だと仕事がはかどるということですね。
そこから2学期末にやりきれなかったこととか明日からの決戦に備えたプリントとかを作成したり。それでも時間はゆっくりと流れます。
長期休業に職場に来ないのはよくあることだけど、たいていあちこちに行ってのことです。でもこの冬休みはほとんど家にいました。休めたかと思ったけど、昨日体調がダメだったから、それはそれでアカンかったみたいです。なので、今日はリハビリです。ゆるゆる仕事をして、少し本も読んで。
仕事を終えたらさっさとあがり。帰りにヨドバシに寄って、ひとつ欲しいものを探したけどありませんでした。なので、結局家に帰ってポチるなど。
夜は七草粥と、なぜか今頃花びら餅をいただいたり。
さてと。穏やかな日は今日まで。明日からは短期決戦がはじまります。

体調不良からの脱出

朝起きると、体調は昨日よりはマシです。でも、朝から行けるとは思えない。どうせ今日は午後から出張なので、午前は休もうと。
んー、昨日ほどの空腹感はないな。でも、ごはんは食べましょう。朝ごはんはごぼうと土ショウガのみそ汁とごはん。うまいわ。
で、朝のうちに医者に行こうかなと。パートナーが順番とりに医者に行くと休診だとか。まぁ、もともと昨日、今日の夕方に予約とったからええかなと。
朝のうちにためておいたメールの返事をあちこちにして、サッパリしました。まぁパートナーからは
「あんた、なにやってんの」
って怒られましたけどね(笑)。
そんな感じで昼前までゴロゴロして、さて出張と思って起きた瞬間、身体がフラつきました。
「あんた、そんなことあるの?」
とパートナーに言われたので、たしかにないなと。これは休めということかな。
ということで、今日はレストということにしましょう。ということで、昼ごはんは朝の残り。うまいわ。
ごはんがおいしいのはいいことです。
そうこうするうちに、パートナーは仕事へ。わたしはゴロゴロ。ほんとはおべんきょしなきゃならんのだけど、その気が起きない。考えてみると、この年末年始で今日が一番ゴロゴロしてないか?たぶんこんな日を身体が要求してたんだな。安静とはなにかってことを久しぶりに思い出しました(笑)。
でも、夕方になると内側から「本を読みたい」という気持ちが湧いてきたので、手にとったのは『セックス・チェンジズ』です(笑)。パラパラと読みはじめたら、やはりハマります。「おべんきょ成果」に使えるかどうかは、使わなきゃならないかどうか、よくわかりませんが、やはりもう一度読んでおかなきゃならんでしょうね。
で、夕方はお医者さん。なんか、おなかの問題らしいです。ただ、よくわからない。まぁそれはそれでOKです。一番おそれてたインフルエンザB型でなければね。
てことで、あとは家に帰ってごはんを食べて、お風呂はいって寝ちゃいましょう。

体調悪化

朝起きると8時頃です。あまり起きたくないです。でも、上の子どもに電気をつけられたので、しかたなしに起きて、そこにあった350をプシュ。子どもがつくってくれた鍋の残りにうどんを入れたのをずるずる。
そのうち上の子どもが寝てしまったので、わたしはO田さんとダラダラ話。やがて昼前。ようやくみんな起きましたが、一向に起きない人が一人。さすがは超夜型人間です。ようやくのそりと起き上がられたところ写真撮ったけど自粛します(笑)。
ということで、さっさと片づけを済ませて、今年も昼ごはん。念願の「釜揚げしらす丼」です。

とは言え、1人前しかないんだとか。Kうさんに譲ってもらいました。来年は前日の仕入れの時に予約したらいいのか。
で、帰り道。なんか少しずつ体調が悪化してきました。でもKうさんが家まで送ってくださったのでなんとかもったかな。
家に帰って服を着替えて、そのままおふとんに入って、動けません。お風呂に入って身体を温めて、またおふとん。おなかは減るけど食欲がない。これはあかんな。
とにかく寝よう。

越冬合宿

今年も越冬合宿です。初の開催は5年前かな。あの時はあまりにも寒かったので、翌年コタツをつくりました。なので、あれからは快適です。
ということで、上の子どもと一緒に新大阪へ。駅に到着する寸前にKうさんが見えました。
ということで、車に乗せてもらって合宿場所のある町へ。まずは魚です。

ぶり半身の腹の側です。同じ大きさの背の部分もあひます。ぜったい食べきれませんが、残ったのはKうさんとうちで引き取ることにしました。ついでになまこ。

まぁなんとかなるでしょう。その後お酒とか鍋の材料を買い込んで合宿場所へ。主がいないけど、勝手に開けるわたしはいったいなにものだ?
で、昼ごはん。

ブルーシートの上というのがキャンプ感があっていいです。
そうこうするうちに、O田さんとS々木さんも到着。ここからあとは準備のペースを上げましょう。無事、ぶりも切り終えました。

今年もいい感じです。
あとは、呑んで食べてしゃべって…。でも、なんかちょっと疲れたかも。気がつくと、今年もこたつ寝です。

あれができないのでこれをやる

朝、パートナーは寝てるのでそっとしておいて、わたしは実家へ。1時間ほど母親の相手をして、家に帰るとさすがにパートナーは起きてました。
しばしおしゃべりをして、午後は家族はみんなで初詣第2弾。わたしは行くはずもないわけで、久しぶりに猫の額でランチタイムです。

今日のチョイスは「ブルダックタンメン」。辛さの中の甘さとスープのとろみ、そして麺のモチモチが特徴的です。
ランチのあとはゲンコです。これをやっつけてしまえば、ほんとに年度内のものはすべて終わります。残すは本丸だけになるので、そちらを優先することにしました。いや、ほんとは本丸をやらなきゃならんのですけどね。
夕方、待ちに待ったプリンタのインクが到着。ここで年賀状の印刷再開です。今年の年賀状は下の子どものデザインで、メッチャいいんだけど、シアンを湯水のように使うので、あっという間になくなってしまうという。シアンを3本追加で買ったけど、2本使いました。
さてと。あとは晩ごはんです。
夜、NHKの「全日本大失敗選手権大会」を見るなど。そうか。義足の人の身長は自由自在なんだ(笑)。電動車いすの人も笑わせてくれるし、Eテレからこちらにもジワジワ進出してるのかな。
てことで、そろそろ夜ふかしはやめなくちゃね。寝ましょうか。

違和感の所在

今日はいい天気です。なので、久しぶりにゆらゆら。

寒い!でも、昼頃になると陽射しも強くなってきて、少し温かくなりました。で、読んだのは『LGBTヒストリーブック』です。おべんきょの「たし」になるかなと思ったけど、ならんな(笑)。ざっくり言うと、前史→ホモファイル運動→いろんな反乱→HIVとの闘い→同性婚を求める闘いという流れです。いろんなGLな人々は出てくるけど、BはGLと同じにくくられている。そして、Tはほとんど出てこない。いや、出てくるんだけど、つねにGLと同じところかな。あと、最初にtwo spiritが出てきて、最後に「まだ権利保障がされてない人々」って感じでちょろっと出てきます。例えば、パトリック・カリフィアとかヴァージニア・プリンスとかケイト・ボーンスタインとかってぜんぜん出てきません。
まぁ、GLのことについては勉強にはなりました。

それはともかく、紅白歌合戦のMISIAの時のレインボーフラッグの時に感じた気持ちをずっと考えていました。で、なんとなくわかった気がしました。
確かに、MISIAのうしろにレインボーフラッグが出たとき「おぉ!」と思って、パートナーに「見て、見て。レインボーフラッグ」とは言いました。でも同時に「遠いな」と思ってました。いったいなんなんだろう。
今朝ふと思ったのが、ソウルオリンピックの時に在日の人たちが感じた感覚?韓流ブームが来て、韓国好きの日本人がどっと増えて、でも在日が押しつけられてる生きづらさは何も変わってないっていう。あの感じなのかな。あの頃、在日の友だちは「自分たちの頭の上を通っていく」って表現してた、あの感じ。
もちろん、その後、韓国好きの日本人がカウンターに加わったりって時代が来てるんだけど、そこの間には長い長い闘いの時間があるんですよね。
それから、レインボーフラッグを振ってる出演者たち。日の丸であっても違和感がないあの感じ。
もちろんMISIAがレインボーフラッグを出すことに違和感はないし、もしかしたらNHKの中の人もがんばったのかもしれない。でも、日常からかけ離れた「おまつり」の場所でのできごとという感じ。
わたしは活動家でもないし、言論家でもない。でも、日々の生活の中で小さな闘いをずっとやってきたし、今もやってる。2014年9月の文化祭では、一緒に人権教育を担当した人がこんな展示をしてくれたこともあったしね。

一部拡大。

そして、交流会に集まってる子どもたちもまた闘ってる。
そういう小さな世界からは、あまりに「遠いな」って思ったのかな。まぁでもそれが人々を元気づけるなら、それはそれでありかもしれないしね。そして、「おまつり」の場を日常にしていくのは、実は「わたし」が問われることなんでしょうけどね。