再演

いつだったか、突然三重のM村さんからメールがあって、話をしてほしいと。で、中身がこの日にやったのの再演をお願いしたいと。いやそれ、すでにアップされてるし。
でもまぁ、三重の人ってけっこう無茶ぶりをする傾向があります。そういや、かつて「ヘイトスピーチについて話せ」と言われてやったこともあります。なんでもみなさん、ヘイトスピーチそのものではなく、そのテーマに対してわたしがどういうアプローチをするかに興味があるらしいです。なんか、本末転倒です。でも、まぁええか。
てことで、おべんとをリュックに詰めて「旅」に出ました。今回の行きは、京都→草津→柘植→亀山→一身田です。で、到着したのは三重県人権センター。なんでもヒューリアみえの「D&I・部落問題研究」の一環だそうです。過去のスピーカーを見ると、そうそうたるメンバーです。完全に場違いです。でも、まぁええか。
で、お座敷スタート。基本的にはすでにアップされてるのを見てもらえばどんな話をしたかはわかるのですが、あの時は50分。今回は1時間半くらい話さなきゃなりません。まぁあれから2年半あるので、いろいろ整理できたことや、あの時時間がなくて言えなかったことなど、いろいろ小ネタを混ぜ込みました。
それにしても、聞いてくださる人々が、これまた…。会場に入った瞬間、管外視察でお世話になった柘植のY山さんとかPTAの方とか小学校の教員の方とか。はたまた、全外教でお世話になっているM本さんとか。高校生もひとり参加されてて。かと思えば、県連の委員長も来られるわ、インクル分科会でお世話になってるS田さんも来られるし。どないなってるねん。
まぁとにかく楽しんでもらえたらそれが一番なので、小ネタを振りながらも、最後は全外教の大会の宣伝で終わりました。
話のあとはディスカッション。やはりカミングアウトをめぐる話が多いですね。それぞれの思いや考えを聞かせてもらいながら、わたしも思いついたことを発言したり。ただ、アウティングをめぐる話があまり出てこないのがね。やはりアウティングって難しいのかなぁ。研究もあまり聞かないしなぁ。
そんなこんなで、17時前まで話しあって、お開きです。
研究会のあとは呑み会です。ここでまたまたいろいろ話。どこともしんどい中で一生懸命やってるんですよね。そういう人がつながる場をつくるのって大切です。たぶん、今回の研究会もそういう場なんでしょうね。そこから声をかけてもらえることは、やはり幸せです。
でも20時45分発の特急に乗らないと、家に帰る時間がいつになるかわからなくなります。ギリギリ間にあって、大和八木の乗り換えで買い出しです。特急の中はやはり宴会ですな。

そんなこんなで、案外早く帰れたので、ラッキーでした。