sortの順番

朝、同僚に「放課後出す資料だけど、例年通りでいい?」と聞くと、「成績を上から並べたのも出してほしい」と言われました。「全員分?」と聞くと「全員分」とのことでした。ふーん。
なので、
い「全員分出すけど、成績は下から並べるね」
同「上から」
い「下から」
同「そんなん、ソートしたらええやん」
い「いや、下から」
と押し問答をしてみたり。
なんでも上からじゃないと見にくいそうな。でも、そんなの「慣れ」です。
わたしはその「慣れ」が別のところに向かうほうが怖い。それは、子どもたちを「成績が上の子から見る」ことへの「慣れ」です。

例えば、教室の後ろに大学の偏差値一覧が貼ってあります。その順番は、偏差値上位が上です。必然的に、偏差値上位の学校は「見上げる」ことになります。そして偏差値下位の学校は「見下ろす」ことになる。
同じことが「壁に貼る」わけではないけど、子どもたちの成績を見るときに起こる。成績上位者を見上げ、成績下位者を見下ろす。そのことに慣れることが怖い。
そんなことを思って、ふたりばっかに「どっちから並べる?」って聞いたら、ふたりとも「上から」ってことでした。ただ、理由を聞くと、excelのsortが降順がデフォルトだとか。あり?わたしのは昇順だけどな。よくわからんけど。
ただ、クラス順名簿順なら昇順になるはずです。よくわからん。
わからんけど、どうやら成績下位者を上にする並べ方は少数らしいということがわかりました。

久々にアクセル踏んだわ

朝、メールチェックをすると、メッチャメールが来てます。てことは、メールの返事祭り?てことで、ひたすら返事を書いたのですが、返事を書くと返事が来るのがメールというものです。アカンやん(笑)。
あとは夏休みの宿題をつくったり、なんだかんだとやってたのですが…。

問題は授業だな。
そもそも、なんでこんな時期に授業があるねん。進学校は知らんけど、そうじゃないところも進学校にならって授業がある。というか、わけのわからん「授業時数確保」とかで授業がある。だって「内容的な必然」でやるなら意味があるけど「確保」のためなら、単なる穴埋めですよ。
そもそも、わたしが教員になった頃は、「試験休み」なるものがあって、期末試験と長期休業の間は成績処理のために授業がなかった。ところが「試験返しをせんとあかん」という理由で「休み」がなくなった。そこからなし崩し的に試験返し→授業になって、すると採点の時間を確保しなくちゃならなくなって、試験が前倒しになって…。すると試験前の期間が短くなって単元を終えるのがきつくなる。ほとんど本末転倒です。
さらに言うなら、授業時数を確保してたくさん授業をやったら学力があがるのかというと、そんなevidenceはどこにもない。てか、PISAあたりのことを鑑みると、日本は授業時数が多い割に、授業時数が少ない国よりも点数が低い。じゃ、なんのための「授業時数確保」なんだと。
ほとんどかつての「スポコン」の世界です。ちなみに、スポーツの最先端は「根性」ではないですよね。科学的なevidenceに基づいてトレーニングをしている。スポコンがまかり通ってるのは授業くらいですよ。
さらに、大学までも「半期15コマ」が厳守だとか。なので、土曜に振替をやる。でも、そんなんイレギュラーだから、例えば土曜日に定期的に用事を入れてる学生は出られない。もっと言えば「学生ローン大国」の日本では働かなきゃ大学に行けないわけで、なのに「半期15コマ厳守」とか、ムリじゃん。必然的に振替の日は出席率は低くなる。言い換えるなら学生の学習権が侵害される。でも「自己責任」となる。
構造を問わずにこの責任にしたら楽ですよね。
で、誰がこんな世界にしたかというと、おそらくは制度と現場が相互反映的にやっていったんだろうとは思うど、その最初の「言い出しっぺ」はいるわけです。それは、おそらくは「教育の素人」だろうと思われるわけです。
誰が教育の玄人かというと、ひとつは教育学者です。あとは、現場にどっぷりと浸かり込んでいない教員です。ちなみに、現場にどっぷりと浸かりこんでる教員は、「舵取り」はできません。「考え」ではなく「感覚」で判断してるからです。
てことで、教育の素人が口を出すなと。

まぁそんなことを考えざるを得ない、週末に1日たりない木曜日なので、思わず子どもたちに
「なんでこんな日に授業やねんと思わへんか?」
とグチモード。すると子どもたちはポカンとしてます。そりゃそうだな。子どもたちはこれが当たり前だから、自分の置かれてる状況を疑いようもないよな。
てことで、一席ぶったあと、しかたないので授業です。
単元は「不等式のあらわす領域」です。

まぁ、社会もふたつにわけたがるよね。例えば、この出席簿に書いてある君たちも、ある記号でふたつにわけられてるんですよ。なにかわかる?「性別」です。
そんなん、当たり前やんと思ってるやろ?じゃ、女って何?男って何?「そんなん、チンコがあるのが男で、マンコがあるのが女やん」と思ってるやろ?でも、実際には身体の性はスッパリと二分できないんだよ。「だって、書類に書いてあるやん」と思ってるやろ?でも、世界の中には「X」っていうのがある国があるねん。実は、そんなに簡単なことじゃない。
そもそも、「男とは何か、女とは何か。誰が男と言われ、誰が女と言われるのか。男とは誰で、女とは誰か」ってことを考えるのが、わたしが大学で研究しているテーマなんですよ。
人間をわけるのは、他のことでもいい。例えば、アメリカでは肌の色でわけてきたし、今もわけてる。日本でも部落か部落外かでわけてきたし、今もわけてる。あるいは、日本国籍を持ってるかどうかでわけてる。いろんなわけかたがあるのに、なぜ「性別」でわけるのか。
それは、この社会は「異性愛」だからですよ。だから、ふたつの性別が必要となる。
例えば君たちは、制服を着ている。制服はふたつの性別でわかれてる。君たちは制服によってふたつの性別にわけられてるんですよ。髪型は自由意志?でも、だれかモデルになるものがあって、そのモデルにしたがってわけられてるんですよ。
そうやってふたつの性別にわけたうえで、男性中心の社会をつくってる。そういう社会をつくるために女性を利用する。
だから、「性別」があるんですよ。
まぁ、領域も同じようなもんでね。ある直線を境にふたつにわけるんだよ。じゃ、例23を見てみようか。

久々にアクセル踏んだわ。
でも、ポカンとしながら、必死でこっちを見てる子がいたのがうれしかった、夏休み前の授業のひとときでした。

夜はしんどいけど…

最近、というか、今頃『社会学はどこから来てどこへ行くのか』を読んでいます。なので、通勤中の読書もこの本です。なかなかおもしろいです。かつてこれ打ち合わせの時に、こんな会話がありました。
T田「EMとかやっておられるんですか?」
Kし「EMはねぇ」
なんか、口を濁しておられたのですが、それがなぜなのかが、なんとなく伝わってくる本です。ちなみに、さっきの会話の続きは
い「EMってなんですか?」
Kし「納豆菌みたいなもんです」
という話なんですが、それはそれとして(笑)。
てか、自分がそんなののまっただ中にいるようになるなんて、あの頃はわかりませんでした。人生はおもしろいです。
もちろん、出てくる人名とかはさっぱりわからないのですが、大雑把には伝わってくるし、それはそれで、わたしレベルには/にもすごく勉強になる本ですね。
反論も読まなくちゃo(^^)o。

で、昼間は仕事仕事。あるよなないよな、これが仕事か?これでも仕事や!状態です。でも、3時くらいにパワー切れ。しばし『どこどこ』タイムです。
その後、前のおべんきょ場所へ。おべんきょ仲間としばしディスカッションです。
元のネタ、おもしろいんですけど、発展性がない。それをどう発展性のあるネタへと育てていくかですね。こんな時はフリーディスカッションに限ります。なので、みんな言いたい放題です。ほとんど現職教員のうさばらし大会です。でも、そんな中から少しずつネタが育っていくのがおもしろい。
そんな感じで2時間程のディスカッション終了です。
はっきり言って、夜のディスカッションは、行く前は気が重いです。が、行くと楽しい。そして、帰りは疲れてます。
なんなんだろな、これ。ま、そんなもんか…。

身体の不思議

今日はヤクゲトの日です。てことで、朝はお医者さんのはしごです。
まずは血液検査の結果を受け取りに行きました。
医「えーと、お酒控えられましたか?」
い「いや、ぜんぜん(笑)」
医「あー、でも、数値いいですよ」
い「なんでだろ」
検査日は7月1日です。まぁたしかに5月末から6月初旬のメッチャクチャな生活で身体がダメージ受けたので、少しはペースダウンをしてたかな。でも、やめてはいないです。
おかしいな…。
続いて産婦人科へ。
医「ふんふん、いい数値ですね。あれ?」
い「なんですか?」
医「なんで黄体ホルモンがこんな数値なんだろ。エストラーナ以外はやってないですよね」
い「やってませんよ」
医「まぁ、想像妊娠って、ほんとにお腹が膨らんで、体温が一定になるから、同じようなもんかも」
い「はぁ」
医「「自分は女」って思えば、黄体ホルモンが分泌されるんですよ。あなたは女(^^)」
い「はぁ」
まぁ、TERFとは真逆のことを言ってくれるわけで、これはこれで喜ぶべきでしょうね^^;
てことで、データを貼っておきましょう。

測定日 E2(pg/ml) T(ng/dl) 薬(錠/日) ビールの本数 ビールの味
2006/08/10 67.3 0.05(ng/ml) 4 1本弱
2007/02/08 1430.0  5 1本弱
2007/04/10 1386.0 4 1本弱
2007/06/14 587.2 3 1本
2007/08/16 104.1 2 1本
2008/02/14 681.1 2 1本
2008/04/10 418.0 1.5 1本+α
2008/06/04 65.0 1 1本では足りない
2009/01/27 69.0 1.5 1本
2009/09/17 88.8 603.9 1.5 1本
2009/12/8 174.9 33.6 2 1本
2010/04/26 97.5 5/3 1本
2010/08/09 10以下 0.4 12.9 43.3 0 1本
2011/02/16 43 0.3 13.7 35.3 0.5 1本(無敵)
2011/09/21 24 0.2 14.3 36.3 0.5 1本
2012/07/24 10以下 0.1以下 17.8 63.0 0.5 1本
2012/11/17 30 0.2 9.9 25.1 1 1本
2013/11/11 42 0.1 4.7 19.2 1 1本
2014/03/04 50 0.1 10.2 22.1 1/2 1本
2014/11/06 20 0.1 8.2 17.3 1/2 1本
2015/04/18 42 0.2 4.6 11.9 1/2 1本
2015/11/10 72 0.3 4.3 15.2 1/2 1本
2017/02/13 41 0.2 5.4 14.7 1/2 1本
2017/07/01 18 0.2 10.1 28.2 1/5 1本
2017/10/31 118 0.2 8.5 21.5 1/3 1本
2018/02/13 13 0.2 15.3 43.3 1/3 1本
2018/05/05 105 0.3 7.7 24.7 2/7 1本
2019/07/01 65.1 0.03 26.5 41.5 2/7 1本

※2013/11/27よりエストラーナを1/2
※2017/03よりエストラーナを1/5
※2017/07よりエストラーナを1/3
※2017/10よりエストラーナ0.360mmを1/3
※2018/02よりエストラーナ0.720mmを火・金
狙う値はE2が50〜100

ちなみに、基準値は以下の通り。

ホルモン 男性 女性
E2(pg/ml) 19〜51 19〜226(卵胞期)・49〜487排卵期)・78〜252(黄体期)・39以下(閉経後)
テストステロン血清(ng/dl) 225〜1039 3〜67
望ましいT値(ng/dl) 100

で、ホルモンよりも問題な、γGTP関係です(笑)。

測定日 γGTP ALT
基準値 1-80 5-45
2010/08/24 107 36
2011/08/23 223 82
2011/09/21 184 57
2012/07/24 100 29
2012/11/17 72 26
2013/11/11 118 34
2014/03/04 100 22
2014/11/06 118 23
2015/04/18 90 26
2015/11/10 94 39
2017/02/13 115 26
2017/07/01 124 34
2017/10/31 129 28
2018/02/13 86 25
2018/05/08 100 32
2019/07/01 55 21

午後は会議。
そして夜は下の子の誕生日パーリー。
まぁ穏やかな一日でしたかね(^^)。

これでも本務や!

朝起きると朦朧としています。まぁしかたないです。でも、睡眠時間はかなりとりました。
とりあえず、昨日送った「おべんきょ成果」が正しいものかどうかをチェック。どうやら正しかったみたいです。でも、不安やな。
で、とりあえず出勤です。
今日の作業は…。
勤務時間終了の音楽づくりです。とりあえず、あちこちで音源を探して、それのショートバージョンをつくるって作業です。そのためには、mp3の編集ができるソフトが必要になるので、そんなのをダウンロードしてきて、あれやこれや。とりあえず、4時間ぐらい作業をして、完了。
その後、ふと思い出して、法務省のサイトから在留外国人の統計データをダウンロード。で、表をつくったり。これもめんどくさいんですが、でも、「傾向」がわかるのがおもしろい。そんなことをやっていたら、あっという間に勤務時間オーバーです。まぁこんなもんか。
とにかく家に帰ってゆっくりしましょう。

甘えまくり

玖伊屋の朝はのんびりしています。みんなが井戸端会議をしているので、そこに参加。いろいろジェンダー関連の話で盛りあがりました。てか、「おべんきょ成果」もほぼフィックスなので、ようやくみなさんにも公開できるかなと思ったので、ちょこっと読んでもらったり。
で、ダラダラしながら昼前になったので片づけ開始。ですが、わたしは片づけなくて、なぜかマッサージをしてもらってました。すみません。

昼に玖伊屋を撤収して、めざすは「あずき」です。
とりあえず、カスの練り込みと、ホソのべた焼きを注文しました。前にべた焼き食べてメッチャおいしかったんですが、練り込みがすごくおいしい!「かどや」を思い出させるトロトロ感です。いや、トロトロというか、ふわふわというか、ほろりと言うか。口の中で溶けちゃいます。これは、一度焼いておられるところの写真を撮らねば!
そして、ここでもスジ焼きがあります。これは「わかば」に軍配があがるかな。さらに、ちょぼ焼きがあります。うまいわ。もんじゃをもう少し固くした感じ?
あまりにも満足したので、ついつい焼酎ストレートを2杯飲んでしまいました。

2時半に閉店なので、崇仁新町へ。でも、途中でせっかくなので柳原銀行に寄りました。ここで柳原銀行のこととか崇仁小学校のことなんかを説明してたら、「中の人」が「すごく詳しいですね。勉強になります」って言ってこられて恐縮するなど。いや、ここで得た知識を話しているだけですがな。

で、崇仁新町に着くと、今日からサマータイムで17時からの営業だとか。さて、どうするか。結局、満場一致で「コンビニでワインを買って柳原銀行の前の公園で呑む」になりました。てことで、コンビニでワインを買って、柳原銀行の方に行こうかなと思ったけど、せっかくなので「カメちゃん」の前を通ろうかと。と、なんと2時で閉店のはずが、前でたこ焼きを焼いておられます。
「こんにちは」
と声をかけると、覚えていただいていたのか、返事をもらえたり。さらに
「中に入って呑み」
とか言われて、マジですかと。結局、たこ焼きをアテに持ち込みワインを呑むという、わけのわからない展開になるどころか、「これ食べ」とチーズをもらってしまいました。
でも、カメちゃんは新店舗になるまで閉店だとか。ということは、もうここでお好みを食べることはできないんですね。さらに、新店舗ではお好みをするかどうかもわからないとか。てことは、あの絶品のお好みを食べられるかどうかもわからないってことですね。
とても悲しい…。
そんな悲しさを胸に秘めながら、4時にカメちゃんが閉店になったので、崇仁新町へ。「焼き焼き」さんは開店準備中。てことで、しかたないので追加のワインを買ってきて宴会開始です。と、怒られました^^;;。
てことで、フライングの「裏メニュー」をいただいて、宴会開始です。と、そこに竹口等さん登場!この方、かつて書いた感想文の著者だったので、ついついそんなことを話ながらからんでしまいました。すみませんすみません。
なのに、なんだか最後は「そろそろ帰るわ。あとはオレのおごりや。呑め」とか言って去って行かれて、あまりにもかっこよすぎです。
が、完全にベロベロです。これはあかんな。最後に「裏メニュー薄め」をいただいて解散です。

家に帰って、絶対にやらなきゃならない仕事をしました。「おべんきょ成果」を送らなきゃなりませんからね。なんか、文面打ってる時に画面にピントがあってない気もしたけど、そして送った原稿が正しいかどうか、少し不安にもなったけど、大丈夫でしょう^^;;

「おべんきょ成果」→某在日外国人教育関係の会議→玖伊屋

朝寝坊ができる土曜日なのに早く目が覚めるのは、ほんとうにアレですが、しかたがないですね。その分ゆっくりできるってことですね。
とにかく、「おべんきょ成果」を読み込んで、最終の修正をかけます。なにせ、ここでやらなかったら、あとはやる時間はまったくありません。読み込むと、やはりおかしな表現があったり、不要な接続詞があったり。ほんとうに「推敲」ってのの大切さがわかります。あとは、コメントをくださった方へのお手紙を書いて、とりあえずほぼ終了。

で、今日は午前~午後が某在日外国人教育関係の会議で、夜は玖伊屋です。なんか、この流れが多いです。まぁ、夕方まで用事があって、夜に別の用事を入れたら、コンパクトにスケジュールがこなせるってことなんですけどね。
てことで、午前の会議。わたしは送られてきた原稿の組版をしたりしながら会議に参加。いや、ほんとうにスケジュールがキチキチです。てか、わたしがいなかったらどうするつもりなんだろとは思うけど、たぶんなんとかなるんでしょうね。つまり、〆切に大幅に遅れても、わたしがなんとかしているのがアカンってことです。
昼はいつもの王将でランチ。
午後も会議です。会議中にあちこちと連絡をとりながら、最終的に5時に終了。
それにしても、途中

大和小泉駅から徒歩1.6km、こちら安堵町の「りんご」。引戸開けたらいっせいにつきささる視線(^◇^;)、「どこから来た?」「東京です」全員驚く(^◇^;)、「ネット見てきたか?」「いえ、京都の友だちから教えてもらいました」「京都って学校の先生か?」「はい(笑)」‬

などというIずみちゃんの投稿が流れてきて、ひとり爆笑していました。
夜は玖伊屋です。
今日はいつになく盛況で、なにがなんだかなカオス状態でした。Uりんちゃんが「高校時代の友だち」をつれてきて下さって、この方がメッチャ力強い方で、ほんとうに助かりました。
が、0時をまわったあたりでダウン。まぁ、長い一日でしたからね。

ワチャワチャな午前と静かな午後

朝、職場に行くと、メッチャメールが来ています。これ、時間かかるな。しかも、試験カントクは2発あります。試験の時間割は朝にショートホームルームがあって、休み時間が15分だから、3時間で12時になります。てことで、午前はカントクとメールの返事にまみれてあっという間に修了です。
それにしても眠い。おとついはアレだったけど、昨日は寝る前にハーブティー飲んで穏やかに寝たはずなんだけどなぁ。
で、午後は静かなものです。唯一、グランドで野球部が応援の練習をしているのがにぎやかですが、まぁそれはこの季節の風物詩ってことで…。まわりの住民のみなさんにとってはアレでしょうけどね。
てことで、心静かに「おべんきょ成果」と向きあいます。
実は、「あそこをこうやって、ここにこれを入れて」って思ってることがあるので、そのための本を持ってきたのですが、なかなかむずかしい。どうしようかなぁと思って、とりあえず全部を読み返したら、すでに「キーワード」がしれっと入っていました。なるほど。じゃ、本を持ってこなくてもよかったなと思ったけど、それはそれ、これはこれ。思いついた言葉を入れてみて、考えたら「これ違うわ」って思ったり。てことは、それなりに完成されてるってことですね。まぁ、1年半かけてきましたからね。
最後のところを少し鉈を振るったので、そこだけが問題です。でも、それはコメントに従うこととのバーターです。あとは字数調整。これでほぼおわりかな。
いや、1日寝かせよう。

もうひとつの採点

昨日家に帰ると一通のレターパックが来ていました。差出人はKん西学院大学です。そうか、これがあったな。
てことで、もうひとつの採点の祭典です。てか、こっちが本当の祭典ですね。とは言え、人数は圧倒的に少ないです。なので、楽勝かな。と思ったのですが、そうもいきませんね。まぁはじめての経験です。
とりあえず、ざっと全部読みました。なるほど、こういう感じか。どうやって採点しようかな。まずは基準か。お題に2つの要素を入れていたから、それが入っていなかったら、どれだけ内容がよくても減点です。続いて、両方が入っていたら基準点。その中で、こちらが言ういることを理解して、それにそって書けていたら加点ということにしました。もちろん、結論がどうであるか、中身がどうであるか、主張がどうであるかは問いません。てか、「お題」に沿って書けば、自動的にそんなにひどい主張にはならないです。逆に言うと、「お題」のベースになった価値観ってそういうことなんですね。
てことで、60人ばっかの採点に1時間ちょいかかったかな。でも、いい経験です。
それにしても、学生さんたち、トランス女性って見たらわかるって思っているんですね。だから、トランス女性が入ってくると混乱するって思ってる。まぁ、もしかしたら「混乱する」という思い込みがあるのと、なにより「見てわからないトランス女性は見てもわからない」から、そう思うんでしょうね。てか、目の前でしゃべってるヤツがアカンかったんか(笑)。
今度からは「こんなヤツばっかりじゃないですよ」って補足しなくちゃ。

採点の祭典→新たな胎動

今日から1学期の期末試験がはじまります。ちなみに、わたしの担当教科はすべて今日あります。
てことで、6人講座の試験カントクです。これ、いろいろ考えて、教科書持ち込み可にしました(笑)。まぁ、ベクトルなんか、教科書見てもわかるものしかわからないです。なんなら、余計なことを覚えてなくてもいいから、純粋に「考える」ことに没頭できます。で、やはりみんな苦しんでました(笑)。
で、カントクのあとは採点の祭典です。ふたクラスはだいたい3時間でできます。てことは、成績処理の大半は今日中にできてしまうから、あとがメッチャ楽になります。
で、採点したけど、きついな。まぁ、やり方を変えたから、点数とる子はガッツリとってくるだろうし、とれない子はそこそこやし。なので全体的に分布がバラつくかなと思ったけど、下にバラけました(笑)。

で、さっさと職場を出て崇仁の生きセンへ。今日は「高校生にわかる部落問題学習を考える会」です。発端はこのつぶやきでした。そしたら、あれよあれよと人が集まりはじめて、気がつくと遠くは鳥取から来られるというファンキーな方もおられて、今日の会になりました。
使うのはこないだのプレゼンです。ただ、せっかく崇仁でやるんだから、ご当地写真を少し入れましょう。
 
で、6時半からスタートです。まずはうちの人権学習の紹介から。多様性ワークの話とか、リビングライブラリの話とかしながら3年間の流れを話した後、いよいよプレゼンの開始です。話したのは約1時間。そこからはディスカッションです。いろんな意見が出てきて、なかなかおもしろかったです。なんというか、自分が気がつかなかったこともあったり、逆に自分が何を意識してこの教材をつくったかが再意識化されたり。

その後「焼き焼き」へ。到着すると地元の方が飲んでおられて、いい感じです。それを追っかけるように、やかんビールとか餃子とかちょぼ焼きとか。わたしはいつもの裏メニュースペシャルバージョンです。
そんな中で、今日の振り返りをしてたんだけど、ふと気がつきました。
「今思い出したんだけど、わたし、差別はアカンってひとことも言わなかったな」
そうでした。今日の意見の中にも「差別はアカン」という言葉が何度も出てきたんですけど、考えてみたら、わたしは、というか、うちの人権学習で「差別はアカン」ってひとことも言わないな。てか、「差別」という言葉すら使わない。タイトルくらいかな。まぁそりゃ、差別について考えるときに「差別」という言葉を使うとトートロジーになるからなぁ。
まぁ、今日の会についてはfacebookにみんなアップするでしょうから藤尾さんとかうりんちゃんとか牧口さんとかsawadaさんあたりを読んでください。

と、なぜか次回の集まりについての相談が藤尾さんから出されました。
「一度わたしの講演を聞いて、忌憚のない意見をください」
うわ、おもしろ!
せっかくなので
「わたしのも聞いてほしいし、他の人のも聞きたいな。それが直接部落問題とつながるかつながらないかにかかわらず、それぞれの人がそれぞれのライフストーリーを語るって大切かも」
すると
「おもしろそう!やりましょう!」
ってことになりました。こちゅかるさんとか、メッチャやる気です。
てか、これ、「パラムの会」じゃん!
楽しみだなぁ(^^)

帰り道、藤尾さんといろいろ話してたけど、わたしと藤尾さん、けっこう似てるかも…。