教え教わり教える

朝、職場に着いて朝ごはんを食べてると代講の連絡が入りました。やれやれ。教科主任は申し訳なさそうな声だけど、あなたのせいではないから大丈夫。てか、久しぶりなので、そんなに嫌がってませんよ(笑)。
てことで、立番です。M田さんに土曜日飲みすぎていらんことを言ったことをごめんなさいしたら、笑ってくれました。よかったよかった。ちなみに
「覚えてますか?」
と言われたので
「断片的に」
と正直に答えました。
1時間目はプリント作成です。で、2時間目はそのプリントを持って代講。3時間目もつくったプリントを持って、プリント学習です。2学期にひとりで解いて、解き終わったらボーとしてた子が、2学期終わりに
「3学期は教えに行く」
と書いてて、そのとおり、教えてくれてました。えらい!てか、うれしい!
そして4時間目はラン。

今日は1年生の子らとクロカンコースです。寒い。しかも風が強い。悪条件です。それでもトップの子は速い。あっという間に差を広げられました。そして2番手が来ない。思わず体育の教員に「2番手、遅い!」と言ってしまいました。てか、わたしの役目は全体のペースをあげることですからね。1周目のタイムが3分15秒くらいだったので、6周20分を切れるペースです。しかし2周目で少しだけペースダウン。向かい風で押しもどされる感じです。結果、6周を20分02秒で、惜しくもベストタイム更新ならず。4kmのタイムは20分28秒でアベレージは5分06秒でした。スプリットは5分09秒→5分05秒→5分11秒→5分01秒でした。まぁまぁかなぁ。
走り終えて子どもたちと「風、きつかったなぁ」と言いあえるのは走ったものの特権ですね。

で、5・6時間目の授業にはM田さんが来られました。そういや、土曜日に
「数学が苦手です」
って言っておられたので
「遊びに来たら?」
って言ってたのでした。
今日の授業はグラフ書きが終わったところからなので、方程式に応用したり、最大値・最小値を求めてみたり。なので、とにかくグラフを書きまくります。てことは、ほとんど説明しなくてもいいです。5分の説明のあと30分の演習という感じ。
M田さん、わかるわけがないのですが、そんなときに活躍するのは子どもたちです。
「教えたろか」
って言いに来るのは、もちろんクラスでもっとも数学が苦手な子です。途中、他の子のところに
「教えて」
って言いに行くのはご愛嬌。それでもその子が教えてくれたおかげでM田さんも問題が解けるようになったみたいです。
とにかくクラス全体が自由に動きまわりながら数学を解く。楽しいひと時です。
こんなふうに、教え教わり教えることで全体があがっていく。そんなひとときをつくってくれたM田さんに感謝です。
そして夜の仕事へ。今日から再開です。と言っても、今日と来週だけですけどね。
今日のテーマは「不登校・いじめは「心の問題」なのか」です。
不登校が心の問題とは限らないのは、同和教育やってる人間であれば常識です。なにせ「今日もあの子が机にいない」からはじまったんてすからね。ちなみに、発表の学生さんが他の学生さんに
「不登校の子、いましたか?」
って質問したら、ヤングケアラーのケースを話してくれた学生さんがおられて、なるほどなと。ほんとに多様な背景を持つ学生さんたちですね。
そうそう。集団が苦手な感じの学生さんもおられたりして、こういう人が教員になったらいいなと。つまり、
「行くぞ!」「おー!」
みたいな教員ばかりだと、そういうのが苦手な子がやっていけません。でも、そういう教員は、そういう雰囲気が苦手な子のことを忘れてしまう。だから、そういうのが苦手な人が教員になったほうが、ちょうどいいさじ加減になるかなと。そしてなにより、こういうそれぞれの学校経験を出しあうことが、とても大切なんだろうな。わたしもいい経験をさせてもらってます。
てことで、夜の仕事終了。さすがに疲れた。早くビール呑みたい…。

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