自分で完結させる・日教組教研3日目

起床は6時半。もう少しゆっくりしようかと思ったけど、さっさと朝ごはんを食べることにしました。今日は「健美定食」です。ネバネバが入ってます。

さば、うまい。が、おなかがあまり減ってないので残してしまいました。すんません。
部屋にもどったら、学校関係への連絡です。いろいろ迷惑をかけるなぁ。8時になったら荷造りです。しかし、おとついのワインが半分残ってます。どうする?
そんなこんなを袋に詰め込んで、会場へ。今日は総括討論です。
会場に着くと、いろんな人が「一緒に写真を撮ろう」と(笑)。なにかがおかしい。なんでも画面越しで見るのとリアルで見るのは違うらしいです。いや、そーゆーことではなくて…。
今日は「ジェンダー平等教育の実践をしてよかったこと」「今回の教研で得た気づき」「ジェンダー平等教育を伝え広げるために」の3つの柱で話しあいです。
ただ、その前に多賀さんから言葉の整理です。やはりジェンダーという言葉の使い方がバラバラってことです。「社会的文化的性別」としてのジェンダーと「性差」という意味でのジェンダーが混在している。まぁたぶん、混在しているのはわたしのせいなんだと思うのですが、逆に言うと、それを持ち込んだほうがいいと思ったんですよね。
てことで、大第1ターンは「気づき」です。
もともとわたしはジェンダーを「社会的文化的性別」としか認識できていませんでした。なので、例えばデートDVの教材もそういう切り口でつくっていました。ただ、そういうふうにすると、男と女の対立の構図をつくってしまう。でも、その対立の構図はなぜできるかというと、構造としてのジェンダーがあるからなんですよね。そういうふうにジェンダーを捉えると、デートDVの教材も違った扱い方ができるんじゃないかと。まぁそんな話。
第2ターンは「伝え広げるために」です。
まずはさっきの話を引き継いで、「構造で捉えると「敵」をつくらなくてすむ」ということです。その例としてアファーマティブアクションを通して考えたこと。つまり「政治的なことは個人的なこと」にしないということ。そうすることによって、共通の地盤でものごとを捉えることができるようになる。それが広げることにつながらないかってことです。
そして第3ターンは「よかったこと」です。
かつてゲイのAさんとの出会いを人権教育の分科会でレポートした時に言われたことを、まずは紹介。みなさん、口を開いてビックリされていました。そんなわたしがたどり着いたところが「両性」だったんですよね。そして、「両性」を通じていろんな出会いを与えられました。その出会いは、その先にあちこちで孤立しているセクマイ教員とのつながりをつくってくれました。stn21も、そんな中にあります。そしておそらく今回も新たな出会いや出会い直しがある。もちろん、こわがられたり敬遠されたりもあるでしょうが、それはしかたなし。
そんな話をして、わたしのターンはすべて終了。ちなみに、総括討論では誰かのレポートにかかわる話としてではなく、自分のこととして完結させた話であることを心がけました。
そうそう。オブザーバーのみなさんの話もよかったなぁ。丸2日ぶんの論議のあとの話ですからね。もっとも、ひとりだけ、ここで話をするために来た人がいてビックリしたけどね(笑)。
さてと。これで今年度の教研もおしまいです。また来年!来られるかなぁ…。
とりま、S渡さんとTまちゃんと3人で新千歳まで移動。フライトは17時台なので、特には急ぎませんが、まぁ早めに行っておきましょう。昼ごはんはフードコートです。

なにせボトル半分残ってるワインを飲みきらないと帰れません。しかし、ここでジンギスカンか。でも、おいしかった。
あとはお土産買って、セキュリティを通って、荷物の重さを計測して…。7.15kgだったけど、パスしてくれました。
予定をかなり過ぎて離陸したけど、予定より少し早く関空に到着。ここからはランです。発車直前のリムジンバスに乗れました。これで少し早く帰れるな。
帰ったら、一杯飲んで寝ましょう。明日から忙しい。