きっとこれがやりたかった

今日から朝の通学路指導がはじまります。てことは、いつもの時間に職場に行っても、荷物を置いたらすぐに駅まで帰らなきゃならないことになります。なので、いつもより1本遅い電車に乗ることにしました。1本遅いのは転クロです。正確には、いつものだけがロングシートです。たぶん通勤電車に乗ってるんでしょうね。ロングシートはめんどくさいんですよね。
通学路指導は呑気なもんです。ひとつは毎朝旗を持って交通整理をしてくださってる人がいるということ。もうひとつは、子どもたちが「事故がないような」歩き方をしてることですかねぇ。かつては注意しまくってましたが、そんなこともなく、
「おはよー」
「おはようございます」
とあいさつをかわす通学路指導でした。
授業の方は、なんとなくビデオを見せようかと思ったけど、フツーにやることにしました。しかし、三角方程式の「いつき式解法」って、案外すごいかもしれないなと思ったり。まぁただ、その解法を理解するのがめんどくさいか。
で、放課後は1時間労働者の権利を取得して、夜の仕事へ。後期がスタートです。
後期は「教職実践演習」なる科目です。これ、本当はやらなきゃならないことがあるようですが、どこの人もかなり好き放題しておられます。てか、これも教職実践演習だったはずです。まぁ、わたしのお座敷が許されるくらいですから、なんでもありってことでしょう(笑)。
で、わたしが選んだ内容は『現場で使える教育社会学』です。やっとこれができます。
ちなみに、わたしを夜の仕事に引っ張ってくださった方は、別のキャンパスで教育社会学をやってほしいと言っておられたのですが、それはさすがに今の状況ではムリです。つらってぃ。
たしかに盆明け仕事も「ジェンダー論」なので楽しいです。でも、自分の専門はここなんだろうなと漠然と思ってます。なので、盆明け仕事でも、「隠れたカリキュラム」と「学校の中のジェンダー構築」を抜き出してやってます。まあそこが専門ですからね。
てことで、2ヶ月ぶりにみなさんと会いました。てか、2年目ですからね。あのはじめて会った時の緊張感はさすがにないです。
今日はわたしがレジュメを切って発題です。内容は「第1章 教育は社会の中でおこなわれている」です。まぁ第1章はガイダンスですからちょうどいいです。
ところどころにふだん学生さんが使われているのとは違う言葉の「用法」があったりするので、そんなのを補足しながら、社会→教育という関係について話しました。まぁ、おそらく2年間のつきあいの中で、ふだんから話してたことなので、もしかしたら学生さんにとって、そんなに「新しい」ことではないかもしれません。でも、「それ」がメインであることは、やはり大きな違いがあるかな。それはわたしにとっても同じです。なにかに差し込むのと、それそのものをやるのとはまったく違います。
あー、楽しい。もちろん楽しいだけじゃなくて、わたしにも新しい発見がある。そんなこんなで、思わず力が入ってしまったところもあるくらい楽しかった。ほんとにこれがやりたかったんだなぁ。
さてと。楽しい夜の〆は、おいしいビールかな。