みんな疲れてる

朝、いつもより早い時間の電車に乗ります。朝早いのに、すでに外国人観光客と思われる人が並んでおられます。こんな朝早くになにするねんと思うけど、観光地の最寄り駅で降りていかれました。
職場に着いたら、わたしより早い時間に着いてる人がいて、少し敗北感を味わったり(笑)。そしてメールチェック。校正が2本届いています。開いてみると、なんか、メチャクチャ修正が入ってます。これ、ページあふれるかもとか思ったけど、どうにか収まって、ホッとするなど。もうひとつのもやろうかなと。
校正を反映させるときは、軽微なものは前からやるけど、量が多い時は、わたしの場合うしろからやります。なぜなら、前からやると、後ろの方の場所がズレて、校正の箇所がわからなくなるからです。で、すべて修正したら、次は前からチェックをする。
ちなみに校正箇所が多いと
「あぁ、推敲せずに出したんだな」
と思ってしまいます。それはわたしも書く側だからです。いつだったか、修正点が多かったので
「すみません。校正と推敲は違うということは重重認識していますが、お許しください」
と校正原稿を返したことがあります。
ベストは「ありがとうございます。修正点はありません」です。なかなかそうはいかないですけどね。
やがて人権の若い衆がやってきました。そうとう疲れてます。
「あのね。あまりこういうことは朝っぱらから言いたくないけどね。仕事を抱え過ぎたらダメだよ。抱え過ぎた結果、ほんらいあなたに任せてる仕事ができなくなって、わたしがやることになったでしょ。まぁ今はしかたないのはわかってるけど、やはりそこは調整しないとね」
わかってはりました。まぁ、今はしかたないんですけどね。
やがて最前線でがんばってる若い衆が出勤。動きが鈍いです。これはそうとう疲れてますね。
教員の疲れのピークは2回あります。2回目は11月ですが、1回目は、まさに今です。
1学期間走り続けてきて疲れてるんだけど、一方で生徒たちは気が緩んでいろんなことをしはじめます。一方で試験問題もつくらなきゃなりません。試験問題をつくるというのは、解答もつくらなきゃならないし、配点も考えなきゃならんということです。これ、けっこう頭を使います。さらに夏休みとか2学期へ向けた準備もはじまるのが、今の季節です。
そして蒸し暑い(笑)。
ほんとはそれを見越して4月からのペース配分を考えなきゃならないんですが、4月・5月はそれなりにスタートダッシュをかけなきゃいけない季節なので、ムリなんですよね。
なので、セクションのチーフに
「みんな、そうとう疲れてるよ」
とひとこと声をかけておきました。
立番が終わったら、職員室にもどって雑務です。しかし職員室は涼しい。
授業ふたコマは今日もプリント学習。考えてみたら、試験までそんなに時間はありません。ちょっと空気を引き締めなきゃな。
午後も雑務。やることがないようであったりします。しかし、職員室のみんなの顔が露骨に疲れています。比較的疲れていないのはそれなりのベテラン勢だったりします。やはりペース配分は大きいのかな。
定時が来たら退勤。帰り道、雨が降りそうで降りません。このまま降るなよ。で、歯医者さん。
「んー、治るかなぁ…」
とかこわいことを言っておられます。治りますように。
さてと、帰ったらお風呂です。気持ちいい。シャワーも気持ちいいけど、やはりお風呂がいいですね。
そして、風呂上がりのビール。ようやく疲れが癒えてきた。