無理はいかんな

今日は午後から奈良県の高校でお座敷です。午後からなので、午前は出勤。ガッコに着いたら、いきなりいろんな人から声をかけられて、仕事の話が全開になったりして。まぁ、あまりいないから、「ここぞ!」ってことなわけで、ほんとに申し訳ないなと。とにかくサックリとできることをやりましょう。
仕事を終えて、てくてく歩いて駅に向かいます。最寄りの駅の電車は朝遅れてたのでアカンやろと思ったら、遅れは解消されたみたいです。でも、向かう先は別のかなり離れた駅に設定しちゃったので、アウト。あまり歩きたくなかったなぁ。

まぁそんなこんなで迎えに来てくださった方と合流。車の中でいろいろ情報交換。
で、お座敷開始。
高校の研修は反応がいいパターンと反応が悪いパターンにくっきりわかれますが、ここの学校はいいです。となると、ついしゃべりすぎそうになりますが、今日はそこはがまんです。時間設定が、なんとなく、あとに予定がある感じなので、それへの影響が出ないようにしなくちゃなりません。とにかく他に影響の出ないところははしょり気味にします。そんなこんなで、なんとか1時間35分に詰めることができました。
いやぁ、あぶないです。

帰り道、駅まで送ってもらいながら、やたらあくびが出ます。なんでだろ…。
あー、疲れて眠いんだ。そうか、疲れてるのか…。
にしても、舞台衣装が痛い。まだ早すぎたのかなぁ…。
なんかいろいろ無理してるのかなぁ…。

軽く〆

帰りの列車*1の中で「あれ?今日は豚まん王子さんかぜのねさんにいるんじゃなかったっけ?」と思い出して、「可能であれば4つ残しておいてください」とお願い。ほどなく「死守します」との返事。やったー!
てことで、帰りに「かぜのね」さんに寄り道。お店に着くとIトケンさんがおられます。中に入るとMきたさんがおられます。座敷に行くとIルソンさん&Oかさんがおられます。なんじゃ、こりゃ?
で、とりおいてもらった豚まんを受けとると「いつきさんのせいだったのかー!」と非難されたり(笑)。
他にも「タメ友だち」ができたり、混沌とした「かぜのね」でした。でも、今日はさすがに疲れた。一杯だけ呑んで帰りましょう。

*1:電車ではない

きっとつながる

朝、明るい…。窓を開けるとこんな風景でした。

でも、台風が近づいてるからかな、波は高いです。
朝ごはんを食べて、しばしゴロゴロ。昨日の飲み過ぎなのか、眠いです。でも、間もなく本番です。
9時すぎに会場に到着。開会行事は、まぁ、大切だろうけど、ブッチさせてもらって。続いて地元の人による太鼓演奏です。いやぁ、お腹の底に響きます。同じ太鼓でもサムルノリとはまったく違います。でも、だからこそ東九条マダンの「ワダサム」がおもしろいのか…。
太鼓演奏に続いてわたしの出番です。
今回は新ネタです。同和教育をガッツリとやってこられたこの街ですが、セクマイについては、たぶんあまりやっておられない。「基礎編の方がええんちゃうの?」という考えもあるでしょうけど、ここはあえての実践編です。というのは、同和教育をガッツリとやってこられたこの街の人たちなら伝わるはずだという気持ちがあるからです。なんというか…。ある課題を深めると、その先に共通のものがあって、その共通の部分の先にひょっこりと別の課題へとつながる扉がある。あるいは、別の言い方をするなら、実践における共通点が確認できれば、あとは知識の補填をすればいい。そんなことを考えながら、二日酔いかどうかギリギリの体調(笑)で話をさせてもらいました。
まぁ、こっちのネタはあまり笑いをとれる話じゃないので辛いところはあるのですが、ところどころで笑っていただきながら、とにかく話をさせていただきました。終わったあとの拍手、すごく大きく感じたので、きっと伝わったのかな。

さてと。あとはおべんとうをいただいて帰るだけです。

大好きな街へ

好きな街を3つあげろと言われたら、いちおう「京都」はあげるとして、あと2つをどこにするかです。まぁ、ひとつは「長湯」ですね。で、もうひとつの街が今日の目的地です。
てことで

から電車に乗って、飛行機に乗って、5時間かけて

に到着。ここが3つ目の好きな街です。
オーシャンビューの楽しめる民宿にチェックインして、さっくりお風呂に入って、向かうは「鬼守家」です。ちなみにマスターはこんな人です。
すでにみなさん集まってガンガン呑んでおられます。いい感じのところにヒョイと混ぜてもらって、わたしも呑みはじめます。いやぁ、おいしい!
お酒もおいしいけど、料理もおいしい。やはり土佐で食べるカツオのタタキはおいしい!そしてなにより「人」がいい。たぶんこの街が好きな理由は、この店とここに集まる人なんですね。
なんか、お酒は飲んでも飲んでも減らないし(笑)、話は延々とおもしろいし、「明日は明日の風が吹く」ですよ。

今年は不発かなぁ…

で、今日の午前は教育研究集会の共同研究者です。みなさん「話が聞けるの、楽しみにしてます」って言われますが、そんなたいそうな話、できてないんだけどなぁ…。というか、教研はレポートが主役だと思うので、いかにしてレポートの魅力を引き出したり、レポートから問題提起を引き出すかってのが、自分の役回りかなとか思っています。
今年の2本のレポートは、うまくつながっている感じなので、そこにあわせて問題提起をしようかな。
で、レポート終了後話をしたんですが、どうもイマイチ不発っぽいです。に対して、もう一人のH元さんがいつもにも増してキレッキレの話をされました。
「なぜ女子高生たちは制服のスカートを短くするのか」
って話なんですが、簡単に言うなら「今」しかできない「JKブランド」を楽しむということなんですね。で、それは裏返しにすると、「歳をとる」ことにより自分の価値は下がるということを知っているってこともまた意味するわけです。で、そういう「JKブランド」を失った状態での自分の価値をあげる方法が社会の中にない中で、実は女子高生は「引き裂かれた状態にある」と。
で、同様のことは男性にもあって、いまや男性にとっての「理想の女性」はこの世にはいない。となると、そういう「理想の女性」はバーチャルに求めることになる。それがAKBであったりスマホのアプリであったりする。あるいは海外での児童買春であったりする。
さらに、18歳を大人にするかどうかの論争と制服問題もあると。制服を「管理の象徴」とするなら、18歳は「大人」と「被管理」が同居することになる。で、実はすでにそれはAKBで実現してる。
みたいな。なんか、メッチャ勉強になりました。

で、午前の部が終わって、いつものように女性部の人々と昼ごはん。ここでビールを飲むのもいつもの通り。でも、今日はあまりゆっくりはできません。

社納さんとの呑み会はおあずけ(;_;)

ほんとうは社納さんと呑みたいんだけど、今日はがまん。新幹線に飛び乗って、到着したのは藤沢です。明日は恒例の教育研究集会。なぜか今年も共同研究者らしいです。うーん。共同研究者と言えば、池上さんや多賀さんや古田さんや、かつては木村さんや中島さんや。あるいは榎井さんや森さんや。なんしか、そうそうたる人々が思い浮かびます。これは荷が重い。なのに、今年も声がかかるのはなぜなんだろう。うれしいけどね。
てことで、わたしに最初に声をかけてくれたH田さん*1と合流して、さらにYまとくんとも合流して、焼肉屋さんへ。さらにM野さんもやってきて、おいしいお肉とおいしいワイン、そして楽しい話や楽しいケンカというステキなひとときを過ごしました。
で、夜はH田さんのおうちにとめてもらって、おつれあいさんと「木工楽しいねトーク」とか「「やりたくない」と思った日にやるとケガをする」トークとか。そうこうするうちに1時になりました。
あかんあかん。明日が本番です。

*1:ネイティブ「ベイベー」スピーカー

「貧困」の状態から「希望」を見出すために

今日は午前は出勤日です。なんでも、明日の教員採用試験でやる模擬授業の予行演習をするとか。声をかけてもらったので、やはり行かねばなと。
みんな、試験でもないのに真剣な顔つきです。んー、人の授業はクセがよくわかるなぁ。ま、授業での目線の配り方とか立ち位置だとか、いくつかアドバイスみたいなことをしたりして。まぁ、そんなもんができるような人間ではないのですが^^;;

で、午後は研修会。
テーマは「シングルマザー」です。となると、当然のことながら、スピーカーは社納葉子さんです。
実は、このテーマでガッツリと話を聞くのははじめてです。否が応でも関心が高まります。で、聞きはじめると…。
なるほどなぁ。シングルマザー家庭における貧困が、どのような形でシングルマザーと社会を切断していくのかが、すごくよくわかります。そして、その切断が貧困を再生産していく。個別の状況がどのような社会状況から生み出されるのか、社会状況がどのような個別の状況を生み出すのか。そのあたりがとてもわかりやすく語られました。
さらに社納さんはライターさんなので、単なる「当事者話」にはなりません。なんというか、人間観というか、そういうものがにじみ出てきます。それがシングルマザーへのまなざしのあり方のモデルとして目の前におられる。そんな感じがしました。
質疑応答もおもしろいですね。シングルマザー家庭に対してあまりいい思い出を持っていない教員もおられます。そんなのを遠慮せずに出してくれるのがうれしい。例えば「電話で怒られた」とか。それに対して社納さん、苦笑しながらも「あー、それはねぇ、八つ当たりですね(笑)」とわかりやすく説明してくださいます。たしかに八つ当たりはよくないです。でも、八つ当たりしないとどうしようもない時に、たぶん「こいつは見捨てない」と思ってもらえたのが八つ当たりされた教員なんでしょうね。他にも「ウソをつくのはひとつのスキル」という名言もありました。ウソをつかなきゃどうしようもない時に、ウソをつける関係であれば、あとで「あの時ウソついてん」とも言える。なんか、そういう人間関係が大切なのかなぁ…。
単に「シングルマザー」というだけではない、いろんなことに気づかせてもらえる話でした。

さらに「まんまるの会」

で、大和高田を出て、今度は滝井へ。今日は「まんまるの会」です。
さすがに2時間の自己紹介を2回やって、さらに自己紹介の進行はきついものがありますが、まぁ役職なので仕方ないです。やることにしましょう。
今回のお題は「一夏の思い出」です。わたしはネタが一杯あります(笑)。てことで、たっぷりと話をさせてもらいました。
で、そのあとは宴会です。うん、ダブルヘッダーのあとの宴会は楽しい!ビールもワインもおいしいです。
さて、帰ろうと思って駅まで歩いた時に、スマホを忘れてきたことに気づきました。と、M木ちゃんが走って持ってきてくれました。駆け寄ってくるM木ちゃんに
セリヌンティウス、僕を殴れ」
とか三文芝居をやったわたしは、やはり単なる酔っ払いですね。
てことで、長い長い2日間が終了。さてと、帰りましょう。

まだちょっと早いか?

てことで、今日は9時からお座敷です。ここしばらく座ってできる「新ネタ」をかけてきましたが、今回は「元ネタ」というご希望だったので、舞台衣装のジーンズに履き替えました。うーん。タイトだなぁ。単に太っただけなのか?でも、ちょいときついのはきついです。ま、しゃーないです。
で、会場へ。
なんか、集まってこられたのは50人くらいですか。でも、会場がその規模なので満席です。なかなかの迫力があります。まずは昨日の「うきなみ」の話からスタートして、「ムラ中の東の境界線仮説」をひとくさり。こんなことやってるから話が長いんですよね。
それにしても、久しぶりの「元ネタ」なんで、忘れていないかどうかが不安です。おそるおそる手探りで話しはじめたのですが、ふむ。案外忘れていないです。というよりも、みなさんの反応がいいことも大きいですね。つい乗せられて、そのおかげでするすると話が出てきます。話がしやすい。しかも、もらった時間が2時間なので、そんなに焦る必要もありません。なんだか、ものすごくいい気持ちで話をさせてもらって、2時間があっという間に過ぎていきました。

で、近鉄の駅まで送ってもらって、奈良県へ移動。今度は「山辺食堂」のある街です。
とりあえずおにぎりをひとつ買っておなかの中に放り込んで。
さて、ダブルヘッダー2試合目の開始です。
マクラは当然のことながら「山辺食堂」からです。完全にツボにはまっている人がおられます。うれしいなぁ。
今回は150人ぐらいおられます。しかも、けっこう若い人も多い。今回も「元ネタ」なので、これは苦戦するかなぁ。なにせ、わたしの話はネタが古い。案の定、「なにそれ?」状態の人もちらほらおられます。でも、わたしと同年代の人はえらいウケてます。やはり世代を超えたネタじゃないとあかんのかなぁ。でもま、いいか。
ということで、またまた2時間話をさせていただいて、でもそれなりにしみじみとウケた雰囲気なので、よかったかな。
にしても、疲れた…。&ちょいきつかった。
やはりダブルヘッダージーンズは、少し早かったかな?とにかく履き替えよう。

うきなみ@八幡

ということで、前夜祭が終わったあと、車で自主フィールドワークをしてもらいました。上野と言えば城下町。当然皮革産業はあるわけで、そこに「ムラ」の源流はあるわけです。で、案内してもらったのですが、おそらくは相当な経済力を持っていたであろう…、というか、今も持っておられるであろうことが容易に想像できます。まぁ、皮革産業ということは都市型の部落なわけで、ムラ全体の経済力の高さと、しかしムラ中の格差の大きさというのは共通していて、それがこのムラでも感じられました。
で、あちこちまわりながら
「まだあいていたら行きますか?」
「はいぜひ!」
などという会話をして向かったのが「うきなみ」という店です。
到着したのは10時過ぎ。
い「いいですか?」
う「いやぁ、もう閉店時間だから…」
い「そうですか…」
名残惜しそうに帰ろうとするわたしたちを不憫に思われたか
う「持ち帰りならいいですよ。とにかく入ってください」
と声をかけてもらいました。
壁に貼られたメニューを見てびっくりです。衝撃の安さです。

鉄板には6枚の生地が伸ばされました。ん?3人なのに?

このお店では、安くて少し小さめのお好み焼きを何枚も食べるのが定番だとか。
お好み焼きのスタイルとしては「べた焼き系」ですが、どちらかというと「洋食系」という感じでしょうか。生地の上には青ネギをパラリ。味付けしたコンニャクの刻んだものをパラリ。刻み紅ショウガをパラリ。そして、油かすです。ちなみに、油かすは注文していません。ということは、油かす入りがデフォルトということです。なのに200円!

今回はそれぞれが「醤油味」と「ソース味」の2枚をいただくことにしました。
焼きはじめられたところで
う「呑まへんのなら食べていっていいですよ」
なんか、どんどんうれしい方向に行きます。
焼けたお好み焼きは具の面を内側にして2つ折にします。

なんか、和歌山の「」を思い出します。で、味付けをして、4つにスジを入れる。これで完成です。ということは、4口で食べられるっていうわけですね。

で、食べてみたいのですが、うまい!
い「生地に味はついてますか?」
う「いや、つけてませんよ」
そんなはずはないです。生地の味がします。
う「油かすの味がしみてるのかなぁ」
いやぁそういう感じではありません。もしかしたら鉄板に染みついている味なのかも。なんしか、懐かしい味です。そうだ。東九条の「あずき」の味です。あそこの生地から重曹を抜いて、少ししっとりとさせた感じですね。2枚のお好みを8口で食べてしまいました。
なんでもこの店、ここにお店を出して35年だとか。地元の子ども達に愛されてきたんでしょうねえ。

てことで、恒例のdata

お好み焼 200円
ビール 300円
スタイル ベタ焼き系
その他 お好み焼きに玉子を入れると350円です。が、基本は入れないらしいです。あと、ビールはひょいと見ると缶の発泡酒みたいです。それにしても「油かすとキャベツ炒め」も気になるし、ラーメンも気になります。というか、夏が終わるとラーメンの季節になるそうな。
独断的評価 ★★★★★(文句なしです。とにかくおいしい)

さらに詳細なリンクも更新しましょう。