で、懇親会

M橋さん@jaseは「呑むな」と言われますが、そんなはずもなく。
懇親会では、もう4年越しのつきあいになるK志さんとか、そのお友だちの大学院生の方なんかと、いろいろ話。就職の苦労話とか、将来の話とか。
「教員に必要なことってなんですか?」
「それは、生徒のいいところを見つけられること」
などという、なんだかわかったようなわからないような話をしていました。あとで「聞くことの大切さ」を言うのを忘れていたことに気づいたけど、後の祭りですね。
で、8時過ぎまでわいわい遊んで、大阪駅に移動してラーメンを食べて、長い長い一日が終了。さて、あとは帰るだけ。
家に帰ったら布団の上に倒れ込んでしまいました。パートナーが足をマッサージしてくれて、ありがたいなと。そのまま寝てしまいました。やっぱり疲れたのかなぁ。

もう一歩踏み込みが…

今回の移動ほどエレベーターとエスカレーターとタクシーを使ったことはありません。でも、身体への負担には代えられません。で、難波へ移動。向かうは「ミルトン・ダイヤモンドvs東優子」です。
会場に着くと、UさみさんとOかっちさんが「わあ!」という顔でこっちに来られました。で、3人でハグ。あぁ、この世に帰ってきたんだなぁと、あらためて実感。
で、聞きはじめたのですが…。開始から数時間たっていて、ほとんど内容終わりかけですさらにここでも身体への負担を考えて、部屋の外の廊下にソファを持ってきて寝転がって聞いていたので、よけいわからない。ま、仕方ないです。
途中、休憩になって、みなさんが部屋から出てこられました。「今日もだらしないヤツと思われたらどうしよう」と思ったら、出てくる人出てくる人「大丈夫?」と声をかけてくださったり、思わずハグをしてくれる人がおられたり。みなさん、なぜか知っておられるんですね。うーん。すごい…。まぁ、人数が少ないこともあるかもしれないけど、やはり「こちら」が自分のホームなんだろうなと、あらためて感じたりもしました。
で、シンポの内容の方は…。バトルが聞きたかったな。あと、質疑応答ももう少し深めてほしかったかな。テーマ設定はものすごくおもしろいんだけど、そして語られている一つ一つはすごく興味があるんだけど、それらがコラボレーションし切れていない感じ。
なので、このテーマでもう一回やってほしいなと思ったり*1

*1:って、「やってほしい」とか思う立場じゃないって話もありますが^^;;

再会・全国在日外国人教育研究大会(2日目)

M木ちゃん家は、大会会場から徒歩圏内。なので、のんびり朝を過ごしてブラブラと会場に向かいました。いや、「歩くな」と言われているのですが、たぶんタクシーだと乗車拒否にあうくらいの距離なので、やむを得ません。ちなみに、たぶん心配なんでしょうね。M木ちゃん、ついてきてくれました。ありがと!
てことで、分科会。今回は「差別と排外に抗して」分科会です。
分科会の会場に入ると「お久しぶりです」という声が。この時一緒にスタッフをしたM本さんが覚えていてくれてあいさつをしに来てくれました。実は、わたしは大会資料集をつくっている関係で、レポーターの方が誰かは把握をしています。最初にレポーターがあがってきた時M本さんの名前を見つけ、古い同士の名前を見つけ、「やってたんやなぁ」ととってもうれしい思いがしていました。いや、なんかM本さんには失礼なんですけど、でも、8年お互いにほとんど連絡がとれていなくて、「再会」はとてもうれしいのです。今日の分科会のレポート、とても期待です。
で、会場の前には最初のレポーターのKムクァンミンさんがおられます。なので、しばし「生きてるんかいな」「足、ありませんねん」というあいさつなどしまして…。と、、分科会開始です。
まずは、「ヘイトスピーチ」にかかわる問題提起。ご本人が「ほっとくとなんぼでもしゃべります」と言われるとおり、ほんまになんぼでもしゃべられます。でも、現状分析から今後の課題まで、ほんとうに縦横無尽な話の一つ一つが「そやな!」と思える話です。貴重な提言をもらったなという気がしました。
そして、M本さんたちのレポート。
はじめに「カムアウト」の大きな文字です。M本さんがご自分のカムアウトをされ、さらに、同僚の方の「色覚障害」のカムアウトを受けた時の話をされました。なんでも、メッチャ関心を持って「どういうふうに見えるの?」とか「どうやって区別するの?」とか、メッチャがっついたらしいです。それに対して、その同僚の方が「いままでみんな「普通に」してた。流されていた。でも、関心を持ってもらってうれしかった。はじめての経験だった」と語られました。
ここからスタートするレポートが悪いわけがない。「カムアウトに真摯に向きあう関係」からつくりだされた教員同士の仲のよさに裏打ちされた子どもたちへの迫り方。そして、そこからつくりだされていく子どもたちの関係が語られました。
で、質疑応答でM本さんに「なんでそういうふうになったの?」という問いがあって、そこへの答に、なんと8年前の生徒交流会との出会いが語られました。
あー、もしかして、あの時M本さんのカムアウトに、わたしがっついたよなぁ。だって、うれしかったしおもしろかったんだもん。もっともっと聞きたいと思ったし知りたいと思ったもん。だからがっついた。もしかしたら、それ、M本さんにとってうれしい経験だったのかなぁ。だとしたら、それが「今」につながっているっていうことになるし、それはとてもうれしいことですよね。
レポートが終わって、前に行ったら、そこにいた人がM本さんに向かって「いつきさんとどんな関係?」って聞いておられて、それに対してM本さんは「友だち」って答えてくれて、これまたメッチャうれしかったです。そうなんですよね。友だちだし仲間だし。わたしはみなさんに「とってもよかった。ありがとう!」とお礼を言って昼ごはん。
昼ごはんはM木ちゃんとT野さん@島根と3人でうどん屋さんへ。大阪で食べる讃岐うどんはなかなかおいしかったです。
昼ごはんのあとは、生徒交流会の担当されたM山さんとしばし話しあい。交流会で子どもたちから出された問題提起について話しあいました。なるほど。そんなことがあって、それが「聞くことの大切さ」という発言につながったのね。
そんなこんなで、全外教大会を過ごして、次の場所へと移動。