よりみち@崇仁

崇仁には「あいこちゃん」だけじゃなくて、他にも数軒お好み焼き屋さんがあります。ほんとうに栄えた場所だったんだということが、よくわかります。というか、今も続いているんだから、今もそれなりの活気があるということですよね。
で、前から気になっていた「よりみち」に行ってみることにしました。
ここは、JRの南側になるので、「メインストリーム」からはちょっとはずれています。でも、まわりには他にもお店屋さんが何軒もあります。
店に入ると、いきなり地元のお姉ちゃんが食べています。てことは、かなり期待ができます。わたしがテーブルに座ると、お店の方はいきなり隣のテーブルの上を片づけられます。と、地元のカポーがおふたり。予約をされていたみたいです。
店の中にはおでんも炊かれています。このあたりは奈良の風景と同じですね。ちなみに奈良では「おでん」とは言わずに「関東炊き(かんとだき)」と言うみたいですが。
で、メニューを見ると安い!というか、「素玉」があるあたりに、この店の自信を感じさせられます。
とりあえず、カスのお好みを頼みました。
ちょこっと下を向いているうちに、気がついたらお好みがひっくり返っていました。しまった、「生」の写真を取れなかったOπ
さて、焼き上がりはこんな感じ。

えらく大きいカスが入っています。

ではソースを塗って食べてみましょう。にしても、おたふくのソース壺と色が反対なんで、辛ソースを全面に塗ってしまいました。まぁぜんぜん問題はないわけですが…。
で、一口食べて…。
んまい!
生地に味がついています。あと、べた焼きにしては、生地がしっかりとしているというか。パリっとした感じというよりは、もちっとしたというか、ふんわりとしているというか。味がついていることと相まって、ちょっと経験がない感じです。焼いたあとではわからないけど、カスもしっかり入っている感じです。そして、先ほどのえらい大きいカスを一口。うん、トロトロです。これはうまい。
なんか、あっという間に食べてしまいました。
今回はカポーがいたりお姉さんがいたりしたので、あまりお店の人とは話ができなかったけど、これはなかなかおもしろいかもしれないなぁと思った店でした。

ちなみに一回店を出て、忘れ物をしたことに気づいて帰ってきたら、すでに店は閉まっていました。団地の1階ですから、裏にまわったらなんとかなるだろうと思ったのですが、どの家かわかりません。と、そこにいたおばちゃんに
「よりみちって、どの家ですか?」
と聞いたら
「3軒目や。ドンドンドンと叩いたら出てきはるわ」
とのこと。
で、叩いていると
「あかんあかん、もっと力いっぱい叩かんとあかん」
とアドバイス
う〜ん、なんともフレンドリー。なんかこういう感じ、好きなんですよね。もっとも、どれだけドアを叩いても出てこられなかったので、表に回って電話しましたけどね(笑)

てことで、恒例のdata。

カス玉 450円
ビール (アサヒとキリン・中瓶)500円(大瓶は550円)
スタイル べた焼き系
その他 素玉は400円です。なお、「カス」と頼んだだけでは卵は入ってきません。でも、カスのトッピングが50円なんで、かなり安いです。もちろん「マンボ」もあります。おでんは1品100円。他にもスジ炒めとかもあります。となりのカポーは「ネギちょうだい」と、かっくんみたいなことを言っておられました(笑)。
独断的評価 ★★★★★(あの生地は謎です)

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「柔軟な」子どもたちよりも大人たち

今日のお客さんは幼稚園の保護者のみなさん。おそらくは全保護者数の1/4くらいの人が来てくださったのかな。
人推の方は前に聞いてくださったみたいで、すごく一生懸命宣伝をしてくださったとか。そんなたいそうな話ではないのですが、それでもすごくうれしいですね!
みなさん、はじめのうちは笑っていいのか笑ってはだめなのか、ずいぶんと迷っておられたみたいですが、まぁ、話の内容のほとんどがしょーもない話とわかってくださったあたりから、徐々に笑いが出てきました。よかったよかった。
で、終わってから、しばらく聞いてくださった方と話。

保「子どもって柔軟ですよね。テレビなんかにもたくさん出ておられるから、すごく柔軟に受けとめられるんじゃないかな」
い「そうですかねぇ。でも、しょせんは「笑い」の対象としてしか見ないと思うんですよね。そういう時に、まわりの大人がどう伝えるかが大切なんだと思うんですよ」
保「なるほど」
い「やっぱり、感覚で受けとめるのと、知識として理解して受けとめるのではぜんぜんちがうと思うんですよね」

たぶん、保護者の方に話をする意味って、すごくあると思う、今日この頃です。