棘を溶かすもの

今日は帰りに友だちの家に寄ってみました。この間、心の片隅に棘のように引っかかっていることを、やっぱりしゃべらないではいられません。
ちょうど別の用事があったので、
「行くわ」
とメールをしたら
「どうぞ」
との返事。
家に行って用事を済ませて…。でも向こうもやっぱり心の中に棘があったみたいで、知らず知らず、話はその方向へといきます。メチャクチャ暑い部屋。扇風機がブンブン音を立てる中で、しみじみと熱く語りあうこんな風景の中で、わたしは30年近く前にタイムスリップしそうな気がしましたね。
足りないのはビールだけか…。

今年もなんとかなりそうな気が…

今年も例年通り、教職員劇の台本担当になってしまっていました。別に誰が決めたわけでもなく、なのになんとなくそういうふうになってしまうのは、いったいなんなんだとは思うのですが、まぁしゃーないです。
で、7月頃からずっと小骨が喉に刺さったような感じが続いていて、8月20日ぐらいからは、餅が喉に詰まったような感じが続いていて、8月25日ぐらいからは窒息しそうな感じだったのです。でも、「小ネタの神様」が降りてこないことにはどうしようもありません。で、延々と待っていたのですが、やっと昨晩降りてきました。
てことで、今日台本が完成しました。
あとは演出担当がひねりを加えて、芝居は完成します。やれやれ…。
とはいえ、今度は「音」やなぁ…。

話せる環境をどうつくるか

あるブログを読んでいたら
「みんなが思っていることをふと言える環境をどうやってつくるのか」
と書いてありました。
これ、たぶん教員にとっての永遠のテーマでしょうね。
もっとも、クラスだったら40人もいるので、まぁ「あわないヤツ」がいても、「あうヤツ」をひとりぐらいは見つけられるかもしれません。でも、例えばクラブだったらもっと少人数。そうすると、やっぱり「ふと言える環境」がないと、やっぱりしんどい。というか、もしかしたらクラブが崩壊することすらあるかもしれません。
いろいろ考えているうちに、ふと昔書いた文章を思い出しました。http://blog.ituki-d.net/resource/tusin.txtです。時間がないのでテキストファイルのままアップしてあります。まぁなんのヒントにもならない文章ですがね。
ただ、「解題」をするならば、リーダーとメンバーの距離感が大切だというのが、わたしの持論なんです。
よくあるパターンは、リーダーがズブズブにメンバーの中に入ってしまっている。こうなると、メンバー同士の関係を見ることができなくなります。かといって、完全に離れてしまうと、メンバーは仲間に入れてくれなくなります。ちょうどいい距離は、メンバーのほんの少し外側。メンバーはリーダーの存在を意識してくれるし、しかもメンバー同士の関係を冷静に見ることができます。

それと、先輩教員から言われていたことだけど

100の無駄なことを話すことで、ひとつの大切なことが話せるようになる。

ということです。
ついつい教員って、「大切なこと」だけを話そうと思うんですよね。でも、「大切なこと」はふだんの雑多なつきあいがあるからこそ相手に届くわけです。でも、その時間と労力をかけることを、日常の忙しさにかまけて忘れてしまうことがよくあるんですよね。で、忘れた時に限って…。まぁやめとこ。

晩ご飯

家に帰ると、上の子どものお友だちが来ています。みんなで一緒に晩ご飯。ダメダメなわたしでしたが、ここはおとなしく食べることにしましょう。とは思ったけど、ちょっと食べたらすぐにダウン。

で、昼ご飯?

1時過ぎに会場を片づけて、わたしとKよぽんは京阪に乗ります。向かうは三条。もちろんUITトリオ、といきたいところですが、Tさんは体調不良ということでお留守番。UIコンビは自転車で三条に向かいます。
で、おたふく。
今日はあまりお客さんも多くなく、のんびりとした昼下がりです。
はじめは
「ちょっとだけ」
とか思っていたけど、だんだんとメートルがあがる*1のは必然というものです。「ばくだん濃いめ」が4杯目になったあたりで、ほとんど限界です。ちょっとセンチな気持ちも出たりして、えらいことになりました。てことでお開き。

*1:死語(笑)

頭痛の朝

朝起きて、昨日車を家に置いてきてよかったと、つくづく思いました。
なんしか、しんどい。何をする気も起こりません。
で、ゴロゴロしていたのですが、なんとなくお腹も減ってくるわけで。なので、昨日の鍋の残りに、これまた残りの豆腐をぶち込んで、そこでわたしはダウン。あとは卒業生がうどんをぶち込んでくれるわけで。お腹にものが入って、少し復活しました。
と、そこに浜松からブラジル人の青年が到着。浜松でも在日外国人青年の集まりがあって、たまたま京都に来る用事があったので合流して下さったとか。
で、せっかくなので、わたしたちの交流会の紹介とか、交流会との出会いとかについて、みんなが話をすることにしました。というか、自然発生的にそういうふうになっていったんですけどね。
それにしても、さすがは鍛えられた連中です。もう、話す話す。ひたすら自分の思いを話しまくります。もちろん、ところどころで
「差別がなくなったら交流会は必要なくなるのか?」
とか
「この交流会は、あえて目的意識を持たないようにしているんだけど」
とか、ネタはふりますが、それに見事にこたえてくれます。
もちろん今日もUITトリオは取材に来ているわけで、思わずカメラがまわります。きっといい絵がとれたんじゃないかなぁ。というか、あの2時間ぐらいで10分ぐらいのドキュメンタリーができそうな気がしますよ。

本番

お店を出たら、そのまま東九条へ。今日は東京からujeeが帰ってきたので、「在日外国人生徒交流会・卒業生の会」で迎え撃とうということになっていました。
会場に着いたら、まさにいまからごはんを食べようというところ。まぁわたし(たち)は食べてきたので、あとは呑むだけです。
それにしても、KよぽんとかBんちゃんとか、あとからあとから続々と人がやってきます。みんな好き者やなぁ…。
若干の近況報告をしてみんなを驚かせてみたりしているうちに、酔いがドンドンまわってきました。ujeeもかなりまわってきたようです。なにやら
「お前に会えてよかった」
とか泣きながら怒鳴ってるヤツがいたのですが、まぁそんなこともあるわなぁということで…。
てか、「きみたち」と会えてよかったと思ってるのは、わたしのほうなんだが(笑)

前段

先日ひょんなことから栃木の高校教員の方とメールのやりとりをしはじめまして。で、
「今度秋田に行くことになりそうですが、栃木からは遠いですよね?」
などと、地理がまったくわかっていないことがばれそうなメールをしました。すると
「月末に京都に行く」
というメールが返ってきて、
「それじゃぁ会おう」
ということになりました。
向かったのは、久しぶりの「へんこつ」です。
1時間ちょい、なんだかんだと大学時代の話を交流したり*1、互いの学校の状況を交流をしたり、のんびりとした「呑み」の時間が楽しめました。それにしても、初対面なのに、こんなにまたーりとしていいのかなぁ。まぁ、またーりとした人やったからかな。
ちなみにお勘定の時、おばちゃんから
「久しぶりやったね」
と声をかけられたのにはおどろきです。1年ぐらい来ていないのに、覚えてはるんや…。
そういえば、にも同じようなことがあったなぁ…。

*1:出身大学が一緒

わたしのやり方?

生徒指導にはいろんな方法があります。
いつも思っているのですが、ストレートやアッパーみたいな「決定打」を持っている人は、それはそれでいいのです。でも、わたしにはそんな決定打はありません。なので、ジャブとクリンチであいてを弱らせる以外方法がない。もちろん、時としては反則もしますよ。で、こういう戦法をとるためには、「アウトボクサー」とは比較にならないほど、相手の近くに入りこまないといけません。怖いっちゃぁ怖いけど、間合いがわかってくると、それはそれでおもしろいものです。
ちなみにこういう戦い方、実はあまり一般的ではないんですよね。なので、あまり理解されなかったり、もしかしたら「あんなやり方やって」とか思われているかもしれません。
でも、「最終的に到達したいところはなにか」ということを考えると、こういうの、ありだと思うんですがねぇ。
そうそう、今日授業をサボっているヤツを偶然見つけました。で、
「さっさと教室行けや」
と注意したら、すんなり言うことを聞きました。が、その時につぶやいていたのが
「見つけたのが◯◯ちゃんでよかった」
でした。かなり微妙(笑)。