あぶなかった…

1時に店を出ようと思っていたのですが、つい話し込んでしまって1時過ぎになってしまいました。あわてて店を出て、会場へと向かいます。
なんでも今日は組合女性部の定期大会だとか。
会場に着いたのは1時25分。まぁ15分前だからよしとしようと思っていたのですが、実は開始は1時半だとか。って、あと5分か。あぶなかった…。
で、落ち着く間もなくお座敷開始。それにしてもみなさんよく笑って下さいます。その暖かい空気のおかげで話が転がっていきます。やはり「お座敷」って一緒につくっていくものなんだなぁと再認識をしました。
終わりのあいさつもすごく心がこもっていて、「ええなぁ!」と思わず拍手してしまいました。
ほんと、感謝です。

今年もやってきた

ここ数年、毎年呼んで下さっている神戸大学でのお座敷、今年は夏になりました。なんか、恐縮だなぁと思いながらも、気分的にほんとうにリフレッシュできるので、いつも楽しみにしているんですよね。
で、去年からは六甲の駅から歩いていくことにしています。
これが、なかなかの坂なんです。今年は、神戸大学のキャンパスを通るコースに挑戦。これが失敗の素でした。途中、完全に迷子です。いや、目的地ははるかかなた、斜め上方45゜くらいのところに見えているのですが、ルートがわからない。散々坂道を歩きまわって、とうとう発見。急な階段をガンガン登って、ようやく到着。大汗をかいてしまいました。

で、お座敷の開始。いつもそんなに人数が多いわけじゃないのですが、聞いて下さる方の反応がすごくいいんですね。あと、「気づき」がすごい。話をしているこちらも豊かな気持ちになれる感じでした。
終わってから、近寄ってきた人と話をしていたのですが、なんでも半年前に中国から来られた留学生だとか。
「早口でわからなかったんじゃないですか?すみません」
と謝ると
「70%くらいはわかりました」
とのこと。すごい!
そうそう、この方、欧米の方がトランスジェンダーに寛容と思っておられたみたいでした。で、「おそらくは違いますよ」という話を少ししたんですが…。
しながら「ん〜」と思ったのですが、「欧米」っていうくくり方って、たぶんダメなんでしょうね。「欧」って言っても、例えばイタリアとフランスとドイツとイギリスとスウェーデンではまったく違うだろうし。どういうくくり方がわかりやすいんだろう…。

物好きな街だ…

今日はF市でお座敷。考えてみると、去年あたりから連続して呼んでいただいています。なんだかんだで5回くらいかなぁ…。まぁ、こんな人も呼んでるくらいですから、担当の部署の方がよほど物好き…。いや、それだけじゃなくて、その物好きを申し送りしておられて、あとの方がちゃんと引き継いでおられるくらいだから、市全体が物好きなのかもしれません(笑)。
今回は、当事者の高校生が来るという事前情報があります。で、会場についてウロウロしていると、いましたいました。こちらを向いてにやにやしています。わたしもにやにやを返しましたよ。
で、開会のあいさつ。いきなり
「今回は、セクハラについての講演会で〜。セクハラで大学をやめさせられた先生もおられるとか〜」
って、ちゃうやろ!会場の方々もわかっておられる方が多数おられて、「ちゃうちゃう」と首を横に振りながら、笑いをこらえておられます。
困ったのはわたし。どうフォローをしようかなぁ…。そうだ、今回は「ジェンダーの視点も入れて」とか頼まれてたから、つかみでセクハラを扱ってごまかそうと、即座に決定。冒頭
「大学やめた人、知りあいですねん」
と、とりあえずネタふり。
「セクハラは、当事者にも分断を持ち込むんですよね」
と、マクラもなしに本題を話して、いきなりそっち方面の話は終了。あとは、いつものパターンでダラダラと漫談。ふぅ…。
にしても、「おじさま」って、普段はウケないんですけど、F市のおじさまたちはすごくいい反応をしてくださいます。やっぱ、市全体が物好きなんだ。
終わりのあいさつはすごくよかった。けっこう年配のおじさまですが、
「わたし、社会も心も体も男なんですが、好きになるのも男性に◯をしました。けっしてゲイというわけではないのですが、でも(人間として)好きになるのは女性より男性なんです」
好きにもいろいろあるんですよね。で、そういう「好き」を分け隔てしない感じかな。やっぱ、市全体が物好きなんだ(笑)。
話が終わったら、当事者の子が来ました。
「いい?ホルモンも手術も、やろうと思えばできるんだよ。だから急がなくていい。自分の体や心をゆっくりと見つめて、いま自分になにが必要なのか、それを考えることが大切なんだよ。今日はそれを君に伝えるために話をしたつもりなんだ」
と、またまたカマシをしておきました。カマされていたところを見ると、けっこう単純でいい子だな(笑)。
ちなみに、引率の教員は「数学教員の内幕をバラされた」と笑ってました。

しかし遠方からわざわざ…

今回のお座敷は「性的マイノリティとは何?」というものの一環として行われたようです。
ちなみに、第1回は尾辻かな子さん、第2回は中西寿美子さんが担当されたようです。もともと募集人数が30人だったのですが、今回来られたのは15人ぐらいかな。またーりとした雰囲気で話をさせてもらいました。
それにしても、やっぱり2時間もらえると助かります。あまりはしょらずに、ゆっくりといらん小ネタを振る余裕があるので、のんびりと話をすることができました。
にしても、開始早々、思わず噴き出しました。なんであんたら三重から来てるねん?
あとで話をしたら、4人で来たとか。おかしいやろ(笑)。
それ以外にも、2002年3月に角岡さんが仕掛け人になって浅香で行われた連続セミナーの一回「途中から部落民」に参加された方とか、東京から来られた方とか、メチャクチャマニアックな参加者のみなさんだったようです。
まいった…。

東九条の某庁舎・第2弾

金曜日は久しぶりだったので、ネタの順番を間違えたり、途中を飛ばしたり。深〜く反省をして、今日のお座敷に臨みました。でも、みなさん、真面目な方々で、なかなか笑いが出てこない。いや、クスっとかニヤッとかはあるんですけど、「ワハハ」がないからつらい。
それでも、帰り際に「おもしろかったです」となぐさめてくださった方なんかがいて、ちょっとホッとしたかな。

久しぶりはなぁ…

試験期間中の午後は、個人的には「解禁」にしています。まぁ、採点にかける時間をどこに確保するかというのが最大の問題ですが…。
てことで、向かったのは京都駅南側にある某庁舎。70人ほど入る研修室にぎっしりとつまっている人々の顔を見ると、若い人もいれば、現場でたたき上げてきた感じの人もいます。みなさんマジメ!もっとも苦手とするタイプです。しかも、前のお座敷から2ヶ月ほど時間があいています。エンジンがかかりません。やばいです。
結局、すべてが滑りながら1時間半終了。それでも、何人かの人が「ニヤリ」としてくれていたのが救いです。
話の後「前、◯◯で聞いたんですけど、また来ました」という方がおられて恐縮しまくりです。なにしろネタは一緒ですから。でも、ニッコリ笑って帰られたので、ちょっとホッとしました。
ふぅ…。

まさかここで話をするとはなぁ…

今日は午前中姫路でお座敷。呼んで下さったのはY’sユース姫路というグループです。このグループ、YMCAの関係のグループなんですよね。で、YMCAというと、わたしにとってすごく世話になりつつも、最後はすごく傷つけられたために関係を切ったという、まぁ複雑な思いのするところなわけです。
実は、そんなこともあって、来ようか来るまいか迷ったのですが、結局「意趣返し」みたいなつもりで来ることにしたという。
にしても、9時半に姫路に着こうと思ったら、えらい早い時間に出ないといけません。まいったな、これは…。
さて、会自体はこぢんまりとしたものでした。でも、「知らない」がゆえにすごく積極的にみなさん聞いて下さって、来てよかったなぁと。
話のあとはみなさんと一緒に昼ご飯を食べて*1、みなさんとお別れ。

*1:わたし一人ビールを頼みましたけどね(笑)

ちょいと照れるけど

今日は午後からお隣の県にある某球技で有名な高校でお座敷です。
ここに勤務している人を2人ばっか知っています。おふたりとも、ずっと昔からのつきあいです。そういう人がいるところで話をするのは、やっぱりちょっと照れます。
といっても、「この人たち」だからこそ「照れる」だけですむんですけどね。まぁいいや。
話し終えてから別室に移動して、あーだこーだとしょーもない話。そんな話ができるのも、これまた昔からのお友だちであればこそだよなぁ…。

ダブルヘッダー・第2試合

担当の方に駅まで送ってもらって、JR→京阪と乗りかえて、京都の酒所へ。午後はここにある某国立高校(笑)で授業のお手伝いです。
なんでもちょっと前に、ディベートの授業で「同性婚は是か非か」というテーマをやったそうな。ところが、子どもたちの論議に深まりがないと。で、なぜかわたしのところに「発展学習をしたいので手伝ってほしい」という話が来たのです。が、わたしの専門じゃないんですけどね。まぁいいか…。

急いで来たので若干時間があります。キャンパスへと続く小径にちょうどベンチがあったので、一休みしながらブログでも書こうかと。と、パソコンをあけて書きはじめると、向こうの方から歩いてくる3人組が見えました。卒業生が遊びに来たのかな?もしかしたら今日の授業は公開なので、見に来られた好き者かな?と思っていたら、どうも見覚えがある人たち。「でも、あの人関東の人やし…」とか思っていたら、ご本人でした。びっくりしたわ…。
授業の方は、生徒さんたちが考えた質問に答えるというだけのこと。簡単といえば簡単なんですが、微妙に本題のところをかすっているところがあります。なので、生徒さんたちの質問を微妙にずらしながら答えていくという必要があったかな。めずらしく(笑)かなり考えながら質疑応答をしました。
てなことしていると、あっというまに50分間の授業時間が終わってしまいました。なんでもみなさん、7時間目があるそうな。なので、聞きに来ておられた外部の方々としばし振り返りの時間を持って終了。

ダブルヘッダー・第1試合

平日の昼間はお座敷には行かないようにしているのですが、今日は誕生日期末試験中なので、まぁなんとか…。
午前は西宮市内にある中学校のPTAのお座敷です。
西宮北口に降りるのは何年ぶりだろう…。そうか、14年ぶりか…。前に降りたのは1995年1月のことでしたよ。てことは、これで「マクラ」は決定ですね(笑)。
PTAはしゃべりやすいんですよね。もちろん役があたってきておられる方もおられるでしょうけど、基本的には「役があたる人」は前向きな人が多いです。さらに、「研修会に行こう」という方は、ほんとうに来たくて来ておられます。そしてなにより、呼んで下さる人の熱意がすごいです。まぁ、考えてみると、安全な人を呼ぶなら逆に熱くならなくても人は来ますが、わたしみたいなマニアック*1な人間を呼ぶわけですから、熱くならないと人は来ません(笑)。考えてみると、幸せですよねぇ。
会場は学校の図書室。ふと横を見ると、中学生用の復習プリントの束が!宝の山に見えてしまったわたしは、やっぱり数学の教員ですね。話の途中で「授業に使いたいので一セット下さい」と言ってしまいました。そのタイミングだと、まぁ断れませんわなぁ…。
今日も皆さん暖かい感じで聞いて下さって、無事終了。
終わった後は全員で記念写真。実は研修会の様子をPTAの広報に載せるそうです。で、原稿の〆切が明日だそうな。そんな時期までずれこませてしまって、すみませんすみませんm(__)m。

*1:アブノーマル(笑)