珍しく給水

今日は奈良県でお座敷です。
きのうは大阪でホテルをとったので、まぁまぁ休めました。でも、やっぱり眠いのは眠いです。まぁ二日酔いじゃないだけいいとしましょうか。
とりあえず電車に乗って最寄り駅へ。そこから日がさんさんと降り注ぐ中30分ほど歩きです。朝が早いから、風は冷たいけど日ざしは強いですねぇ。東へ向かって歩いている&途中田んぼなんで、どうしようもありません。
で、会場に到着。完全に体力を使い切っています(笑)。担当の方としばらく話をしていましたが、
「すみません、ちょっと寝させてください」
とお願いして、ソファーでボー。
やがて時間が来たのでお座敷開始です。
話しはじめたのですが、なんか口の中がカラカラになります。これはヤバイです。思わずお茶を一口ゴクリ。で、話しはじめます。でも、やがて口の中がカラカラになります。こんなこと、珍しいなぁ。途中、しゃべっている最中に目を閉じたら、思わず寝そうになって、身体がよろけました。まぁ、落ち着きなく動き続けているから、たぶんばれていないでしょうけどね。
それでも2時間しゃべり続けて、なんとか終了。
そんな感じだったけど、みなさんニコニコ話を聞いてくださって、恐縮です。

慣れない仕事

昨日は早く切り上げたので、今日の体調は悪くありません。とは言え、最近夜が暑くて寝不足気味であることは確かです。なにせ、クーラーのない二階の部屋の風の通らない部分のハイベッドで寝ているわけで、もう、家の中で一番暑いところですから。
てことで、なんとなくぼーっとしながら、それでもなぜか4人ばっか車に乗せて徳島へ。予定していた時間より30分ほど遅かったはものの、どうにか到着。
今日は、人権教育セミナーとかで、シンポジウムです。タイトルは「外国にルーツをもつ若者たち −共生のポトフ−」です。で、わたしの役まわりはコーディネーターです。ちなみにパネラーは、「暴走機関車(以下、T)」と「国流の核弾頭(以下、M)」とYちゃん@在日外国人生徒交流会生え抜きのメンバーです。これ、メンバー集めてみたはものの、どういう流れになるのかさっぱりわかりません。いちおう徳島の高校教員対象ということで、ていねいにやらなきゃならないはずなんですが、集まったメンバーはあまりにも上級編というか脇道編ぽいです。でも、逆に言うと、外国籍が少ない徳島の場合、
「国籍が日本だからいいじゃん」
ではないということがわかるから、それはそれでこのメンバーでもいいのかも。
まぁそんな感じではじめました。まずは簡単に自己紹介。
「ネタをひとつね」
と無茶ぶりをした割りに、みんなちゃんとネタを入れます。
M「え〜と、じゃぁ混血児あるある。○○○」
ウケません。思わず
「みんな、自虐ネタで生きている人たちだから、ウケないとたいへんなんです」
と、わけのわからないフォローを入れてしまいました。まぁ、コーディネーターの仕事ですね(笑)。
その後、各自20分ずつ自己紹介。
みんな、ちゃんと穴を残して20分ジャストで終えていきます。やるな…。その後、名前のことやらアイデンティティのことやら国籍のことやらなんだかんだで1時間ほど話。
で、10分休憩の後、質疑応答やら、さらにそこから「教員に望むこと」みたいな話。
あっという間に3時間が過ぎて終了です。
ん〜、たぶん、みなさん、たぶんそれなりに楽しみながらも、いろいろ考えてもらえたんじゃないかなぁ。もっとも、わたしはなんにもしなかったですけどね(笑)。

久しぶりの1時間半バージョン

朝は少しゆっくり目。他の家族は忙しそうですけどね。で、おにぎり握って、戸締りして、新幹線に乗って(笑)。しばらくレポート書いてたら、すぐに岡山に到着しました。
今日は岡山の中学校区の幼稚園・小学校・中学校の合同研修会です。
わたしの職場にもこういうのはあるんですけど、いまどき珍しいかなぁ。でも、こうやって校区内の連携をすることって、すんごい大切なんですよね。子どもへのかかわりがとても分厚くなります。
にしても、なんでわたしなんだ^^;?と疑問を持ちながら会場へ。
ここであらためてスケジュールを見て、少し不安になりました。
ここしばらく、2時間もらうことが多かったんですけど、今日は1時間半。しかも、お座敷の後に分散会が控えています。てことは、延長不可^^;。
こんな時のこなし方はふた通り。ひとつは内容をへつる。もうひとつはしゃべりを早くする。
でも、内容へつるのたいへんなんですよね。前に一回ネタをひとブロック省略したら、あとで
「あのネタ、ここで使うんやった!」
って気がついて、メチャメチャあせったことがあったんです。
てことで、しゃべりを早くするという選択をするわけで。でも、会場によってはこれまたたいへんでして。「返し」がきちんとしていたらいいんですが、「返し」がない会場だと、自分がなにをしゃべっているかわからなくなるんです。
さてさて、今日はどうかな?
「返し」はないものの、まぁなんとかなる感じ。ひと安心です。
それにしても、みなさんいい意味でマジメです。中央前列に若い人たちがドカンとひとかたまり座っておられます。その人たちの表情が実にいい。表情が動くんですね。ということは、話に入ってくださっているわけで。ひょいと横を見ると、管理職の方やベテランの方もおられます。そちらもやっぱり表情が動いています。
いやぁ、話しやすい!でも、話過ぎるとあっという間に2時間たっちゃいます。とにかく手綱をひかなくちゃ。
てことで、無事1時間35分で終了。ふぅ…。

メッチャやりにくい

今日は午後からお座敷です。でも、普通のお座敷じゃありません。わたしが所属している人権教育研究会のブロックの夏季研というお座敷です。当然のことながら、聞きにこられるのはふだん一緒に活動している仲間たちはもちろん、同僚とか元同僚とかです。これはメチャクチャやりにくい。ふだん使ってるネタが、「大人の事情」でとても使いにくいんです。それどころか、マクラの部分もまったくリメイクしなくちゃなりません。ガチで困った…。
とはいえ、否応なしに開始時間は近づいてきます。どうしたもんだろう…。あぁ、緊張する。うーん。
それでも予定通りの時間に開始。
はじめはやりにくかったけど、「えい!」と決めてしまえばなんとかなるもんです。みなさん、なんとなく興味津々な感じで聞いてくださっているし、気がつくと、きっちり二時間しゃべっていました。
でも、終わったあとの疲れ具合を考えると、やっぱり体力と精神力をかなり使ったんやなぁ。
まぁ、これも経験か。
感想が楽しみです。

師匠の前で

午後からは、人権センターのお座敷です。いやぁ、ダブルヘッダーですよ。正直、
ダブルヘッダーになりますが、よろしく」
と言われた時は
「はいはーい」
と答えたものの、いざ当日となると少々ビビります。
とにかく気持ちを落ち着かせるためにロビーをブラブラしていたら、なんか知ってる人がチョコチョコ来られます。てか、あんたら、もう何回目やねん^^;;。と、そこにいるはずのないMきさんが…。あんた、職員旅行とちがうの!なんでもブッチしたみたいです。すみません、すみませんm(__)m
で、しばしみんなで話をしていると、ふらりとあらわれたのは松村智広さんです。とたんに緊張がはしります。
いや、わたしの芸風は実はいろんな人の講演を参考にさせてもらっていて、松村さんもその中の一人、というより、かなりの部分を占めています。まさに「師匠」です。
さてさてどうなることやら…。
話はじめると、んー、リアクションが少し薄い(;_;)。いや、メッチャクチャウケてる人はおられるのですが、局所的なんですよね。それが伝播していかない。ふと上の方を見ると、「師匠」も聞いておられます。あたりまえやけど。
横では手話通訳の方が忙しそうにしておられます^^;;。いや、打ち合わせの時にあらかじめ謝っておいたんですけどね…。
それでも時間がたつにつれて、緩やかな空気になっていった気もするし、終わってからもいろんな人に声をかけていただけたので、話そのものは伝わったのかな…。
ちなみに師匠と内容の話。内容面では及第点はもらえたかな。でも、もうひとつがなぁ。
「みんな、人権って堅苦しく感じてはるからなぁ」
と、なぐさめの言葉(;_;)。でも、きっと師匠も同じ苦労をしてはるんやろなぉ。

夏のはじまり?

朝、副部長さんのお家のテレビがついています。そうか、オリンピックがはじまったんや。にしても、開会式、おもしろいなぁ。知らない国がいっぱいです。
朝ごはんはアジの開きとアサリの味噌汁。さすがは志摩です。おいしい!

途中、知りあいが住んでおられるムラにちょっと寄っていただいて、会場へ。
と、ここでマクラを考えるのを忘れていたことに気づきました。んーんと考えて、
「あのパターンでいこう」
と決定。
話はじめはいつも緊張します。最初で柔らかくほぐれてもらえたら、あとはずいぶん楽になりますが、最初で「ほぐし」に失敗すると、そこからしばらくがたいへんです。
さてさて今日はどうかな?瞬間失敗しそうになりましたが、かろうじてリカバー。一度空気がほぐれたら、あとは自然に流れます。
今日も二時間いただいているので、けっこう余裕をもって話すことができました。最後はなごやかな感じでよかったよかった。

で、主催者の方としばし雑談したあと、お弁当と「保冷袋入りの飲み物」をいただいて、またまた移動開始。
にしても、近鉄特急の中でいただくお弁当&地○ール。至福の瞬間です。
てなことを感じながら、着いたのは津。

久しぶりの静岡

今日は午後から静岡でお座敷です。
なんでも、前にフェミカンの研修会に来られた方が
「地元の人たちに」
と考えてくださり、機会をつくってくださったとのことです。
静岡かぁ…。いろいろ頭を駆けめぐりますねぇ…。
というのはおいといて…。
朝、久しぶりにのんびりして、昼前に到着。まずは燃料補給です。しばし悩んだあげく、せっかくなので、静岡らしいものをたべさせてくれそうなお店に入りました。で、頼んだのは「桜えびのかき揚げ丼」。出てきたのを見て、ビビりました。全部食べられるのか?しまった、しらす丼にすればよかったと思ったものの、とにかく、パリパリワシワシ食べて、なんとか食べきりました。おいしかったですけどね。

で、会場へ。みなさん、コースの研修会をすでに三年受けておられるとか。そのせいか、なんとなく和気あいあいとした雰囲気です。
しゃべりはじめると、すぐに空気がほぐれました。いい感じです。
今日は本編2時間、質疑応答30分と、たっぷり時間をもらっているので、しょうもない話もたくさん入れられます(笑)。
ただ、不安がないわけではありません。なにせ、2時間しゃべったのは、もうずいぶんと前のことです。はたしてネタを覚えているだろうかと^^;;
途中、緊張のためか、足がつりかけましたが(笑)、それでもなんとかしゃべりおえて、ホッと一息です。
質疑応答では、けっこう活発に質問が出て、わたしも楽しませてもらいました。
終わってからも、数人の方が、たぶんモヤモヤ感がただよって言葉にできなくて質問しきれなかったことなんかをしゃべりにこられて、またまた考えさせられるひとときを持てました。
やっぱり、話終えたあとも、ゆっくりそこにいることって意味があるんやなぁ。

で、K戸大学まで一緒に行って、Kちゃんは山を見上げてました。
で、ひょいと横を見ると、毎年わたしに声をかけてくださっているH木さん*1がおられます。いつもの柔らかな口調で
「あの、すぐにいいですか?」
「えぇ、でも、2時からですよね」
「いえ、1時半から」
「え!」
すでに1時半です。完全に時間を間違えてました。いやぁ、駅からタクシーで来てよかった^^;;
てことで、ちょい遅れでお座敷スタート。聞いてくださったのは日曜日であるにもかかわらずわざわざ来られた、約15人の学生さんです。
みなさん、基本的におとなしめなので、「爆笑」なんてことはありません。でも、聞いてくださる笑顔を見たら、それぞれに楽しんでくださっているかな。
終わってからも、いろいろ質問が出てきたり、帰りの廊下で立ち話をしたり。この間の高校生相手もしんどくもおもしろかったけど、今日のもまたおもしろかったですね。

*1:ちなみに学部長

足つった(笑)

今日は、午後から奈良の高校で人権学習のお座敷です。高校生のみなさんに聞いてもらうのって、いつ以来やろう…。この時以来かなぁ。
正直、生徒さんたちはこわいです。興味があるかないかはっきりしています。興味がなければ、たとえ聞いているふりをしていても、反応はイマイチです。興味があれば、友だちとしゃべっていても目はこっちを向いてくれているからわかります。
で、この勝負、わたしの身ひとつでやらなきゃなりません。
しかも、1時間程度でしゃべらなくちゃならなくて、そうすると無駄な枝葉を刈り取って、エッセンスを残す作業をしなくちゃなりません。わたしの話は、元来枝葉がほとんどで、それをなくしたら「なにが残るねん(笑)」状態なんですが、それでもちょっとは残るわけでして。ただ、それがなにかを選定するのがけっこうむずかしい。
てことで、今回はわたしにしては珍しく、プレゼン資料をプリントアウトして、なにをしゃべるかとか、スライドの切り替えとか、入念にチェックすることにしました。まぁ、話はじめたらどうせ全部飛んでしまうのですが^^;、それでも無駄にはならないはずです。

会場は体育館。プロジェクタにパソコンを接続したあたりで、吐き気がしはじめました。ものすごいプレッシャーです。逃げ出したくなりました。でも、ここまで来て逃げるわけにもいきません(笑)。てか、この学校にも当事者がいるはずで、それを感じた教員がわたしに声をかけてくれたんです。
時間が近づくと、続々と生徒さんたちが体育館のあたりに来られます。それを見ていると、ますますプレッシャーがかかります。足に力が入りません。

そんな状態から話はじめたのですが、いままで出会ってきた在日の子やムラの子の話をしはじめたら、次第に生徒さんたちがこっちを向いてくれはじめていることに気がつきました。
わたしに声をかけてくれたのは、昔から一緒に在日外国人教育にとりくんできたなかまなんですが、
「ここの学校に来ている子はいろんなものを抱えている」
って言っていました。たぶんそうなんでしょうね。見た目はヤンチャですが、わたしが担任してきた子どもたちの思いと、どこかでなにかが引っかっているのかな。
話しているうちに、だんだん安心してきました。
最後のオチも、あらかじめ準備をしておいたこともあってか、すとんと落ちて、最後のあいさつをしようと思った瞬間、足の指がつりました(笑)
「ごめん、足つった」
と、壇上のヘリに座ったら、子どもたちはみんな笑ってくれました。その笑い声のなんとも優しいこと。
なんとも言えないほんわかした気持ちで終わることができました。
たぶん、かつて担任した子どもたちや、今日着ていた「誇T」*1や、いろんなバックアップがあったんやろなぁと、ふと思いました。

それにしても、すごい汗をかきました。
家に帰ると誰もいません。扇風機の風を楽しみながら呑むヱビス、メッチャうまい!

*1:伊丹のムラの青年部のオフィシャルTシャツ

まぁ、わたしはほとんどしゃべってないけど(笑)

朝、
「やぁ」
とか言いながらのっそりあらわれたのはカントクです。今日は昼過ぎに「京都みなみ会館」で舞台あいさつなので京都に来られました。
しばらくふたりでモーニングチューハイをあおりながらダラダラだべり。11時過ぎに
「そろそろ行くか」
と歩き出しました。にしても、ふたりともえーかげんなかっこうです。なんせ、監督の足元は素足にパチモンcrocs@フランクフルトですから。
今回は劇場の方が司会をされてのあいさつだったんですけど、主としてカントクに向けられた質問が多くて、わたしは横でニコニコしながらうなづくという、なんかありがちな役目になりました。
お客さんはそんなに多くなかったのですが、あきらかにお友だちがいたりして、
「ホームやなぁ」
という感じでした。で、廊下に出ると別のお友だちとあいさつ。来てくれてはったんや…。
その後、劇場に貼っておくポスターにふたりでサインしたりして(笑)、いちおう今日のイベント終了。