で、生徒交流会の合宿

ちょこっと質疑応答にも参加して、その後、全国在日外国人生徒交流会の生徒実行委員による事後合宿です。会場が東九条なもので、わたしが行かなきゃどうしようもないわけで…。
で、わたしの役回りは何かというと、基本的には実働部隊なわけです。具体的には、買い出し・食事担当ですね。って、玖伊屋といっしょですけどね。で、晩ご飯が終わったら、すでに「クズ」になりかかっているので使い物にならないのも玖伊屋と一緒ですわ。
今回のメニューは、水餃子とチヂミと扁炉です。在日のソンセンニンがチヂミにしこたまプッコチを入れたから辛い辛い。でも、あっさりなくなりました。扁炉はさすがにおいしいですね。でも、15人に対して白菜2玉はちょっと多かったらしいです。まぁ残った分はあしたの朝ご飯だからいいんですけどね。
なんだか夜中まであーだこーだと話をしていて、そのまま沈没。

ラインはどこに?

今日は、まずは教育研究集会。といっても、他府県ではどうか知りませんが、うちのところは、まぁアットホームなもんです。
午前はレポート発表。うちに組合、レポートの質はけっこう高いんじゃないかなぁ。てか、一番質が低いのはわたしのか(笑)。
まぁそれはおいといて…
で、午後は池田賢一さんの講演「違憲と洗脳のスローガン”早寝早起き朝ご飯”」です。
まぁ、多少センセーショナルなタイトルではありますが、中身はなるほどと思わせる内容です。
簡単に言うならば、「大切なことやし、考えていかなあかん話やけど、例えばこんな法律つくるのは違憲やぞ!」ということです。そのあたりから、「憲法の本質は第99条にある」とか、フランスの行政の学校に対する考え方とか、いろんな話が紹介されました。なかでも「子どもの実態にスタイルをあわせていく」というフランスの感覚はかなり考えさせられました。講演時間が1時間というのは、そうとうもったいなかったですねぇ。
あ、タイトルは、「法律が個人に干渉するラインをどこにひくのか」というあたりのことなんですが…。

若いっていいわね…

起きられるかと思ったけど、起きてしまうのがしんどいところです。
とりあえず、お風呂に入って目を覚まして、しんどい身体にむち打って朝ご飯。その後、地下鉄に乗って大阪へ。
今日は「トランスジェンダー生徒交流会」の日です。
事前に新しい参加者が来るという情報が来ていたのですが、今回は本当に多かった。おかげさまでK子ちゃんの奮闘もあって、笑いありの自己紹介、涙ありの経験談の交流など、すごく深い話もできました。ありがとね!って、読んでねぇか…。
にしても、中学生のMTFですよ。まぁかわいいことかわいいこと。ま、いいんだけどね…。

交流会が終わったら、恒例の打ちあげ。
だけど、さすがに2日間の疲れが出てきたのか、わたしはほとんど呑めず。7時過ぎに解散という、歴史的な一日になりました(笑)。

課題はてんこ盛り

今日は朝から夕方まで某外国人教育関係の会議。
この会議、まぁいろいろあるけどやっぱり「すごいなぁ」と思います。
だって、各地で最前線でさまざまなとりくみをしている人が集まるわけで、ほんとうに各地であるいは全国で課題になっていることが生で伝わってきます。
例えば、「日本版US-visit」のことであったり、「韓国籍教員の「副主任」就任拒否問題」であったりといったことについて、情報交換を行ったりとりくみの提起があるんですよね。
にしても、そういう論議を聞きながら、「ほんとうに自分はなんにもやってないなぁ」「メチャメチャええ加減な人間やなぁ」「ここに自分がいててええんやろか…」という気分になってくるんですよね。いや、ほんとうに。それくらいすごいんですよ…。

東九条マダン

6時半起床。7時半出発。8時現地着。
まずは大量の荷物を下ろして、出店準備。
でも、生徒が全然来ないよ…。そうこうするうちに、卒業生*1から場所の問い合わせの電話が入ったり、別の卒業生*2から「東寺まで行ってしまった」とかいう連絡が入ったり、それなりに人が集まりそうになってきました。やがて、中学生が友だち連れできてくれたり、なんだかんだと人が集まって、活気が出てきました。

それにしても、マダン当日に働かなくちゃならないことが増えてきたなぁ。それって、生徒の集まりが悪いということなんですよね。てことは、やっぱりなにか新しい方向を考えていかないとやばいんだろうなぁ。

なんてことを考えていたのは昼頃までです。そこからは、極楽とんぼのように、あちらの知りあい、こちらの知りあいと、知りあいを渡り歩きながら、いろんな情報交換をしたりする時間が過ぎていきます。まさに、これが「マダン」なんですよね。

で、3時過ぎ。そろそろ売れ行きが落ちてきました。おそらく、最後にもう一押ししたらもうひと売れするんだけど、そこまでやると撤収がたいへんです。なにせ、炭火の焼肉の処理の一番たいへんなのは、「炭の処理」ですから。なので、今年は早めに撤収を開始。
おかげさまで、明るいうちに撤収ができました。
車を家に置きに帰って、服を着替えて、ふたたび出撃。

*1:子連れ

*2:彼氏連れ

キムチとタレの日

今日は、11月2日にある東九条マダンの準備の日です。
11時開始ですが、わたしは一足お先に会場へ。下準備です。
キムチとタレをつくるには、ニンニクが全部で12〜13房必要です。これらをすべて皮むきしなくちゃなりません。「どうしようかなぁ」と思ったのですが、房の根元のところを包丁でバッサリとやって、水の中に放り込むことにしました。試しにむいてみたのですが、これがむきやすい!
そうこうするうちに、鳥取のお客さん達が大阪から到着。ニンニクむきに参加してくださいます。「なかなか生徒が来ないなぁ」と思っていたら、中学生の子がやってきました。この子、小学校・中学校といろんなしんどい経験をしている子で、それだけにちょっとしっかりしているというか、やんちゃというか、そういうところを持っています。でも、この子がいる限り、京都の交流会はあと6年は安泰だな、と。てか、こういう考えをしているから交流会が広がらないのか…。
やがて、世話人の教員や第1世代の参加者も来てくれて、ボチボチと佳境に入っていきます。会場の台所は、タレとキムチの臭いでいっぱいです。あぁしあわせ(笑)。
やがて、去年のタレ*1を使った焼肉と、チヂミ・ワカメスープで、みんなでダラダラとおしゃべりをしながらの昼ご飯。
食後は、今回のメインイベント、ヤンニンのすり込みタイムです。けっこう地道でたいへんな作業なんですが、みんなでしゃべりながらやれば、それなりに楽しめます。在日のハルモニ達が、おしゃべりしながらのんびり作業をしておられるのがなぜなのか、すごくよくわかります。
てなことをやっているうちに、そろそろおひらきの時間。後かたづけをやって、今年の仕込みも無事完了。あとは、当日を待つばかりです。

*1:常温保存でも1年間充分に持ちます

3連発

  • 朝の出来事

先日、ウトロの町内会長さんから「音響、頼むわ」という電話がありました。
ふだん役立たずのわたしが、お世話になったウトロの方々に恩返しできる数少ないチャンスですから、これは万難を排して行かなくちゃなりません。
てことで、卒業生数人に声をかけてウトロへ。
なにやら今日は、韓国本国から踊りと合唱の「激励」に来られる日とか。音響をやるのに何も知らないわたしもたいがいですが(笑)。まぁそんなシチュエーション&午前なので、もちろんアルコールは×。なんとなく手持ち無沙汰なところへ、ビニール袋を下げたハラボジが一人。なにやら、銀色に光る缶をそれとなく配っておられます。と、わたしのところへも。「ほれ」。思わず建物の影に移動して「プシッ」「ングングング」。やっぱりモーニングはやめられません(笑)。
と、「今日はバイキング形式で」とか言って、広場に並べられた韓国料理の数々。チヂミ・チャプチェ・キムチ・ムなどなど。これがまたおいしい。キムチとモーニングはこれまたあいます。なんかホワワンといい気持ちになったので、会長さんに
「よぅまわりますわ」
と言うと、
「あたりまえや。アルコールと唐辛子は相性がええねん。昔、労働者はな、焼酎に唐辛子入れて呑んでたんや」
との貴重なお話を聞かせていただきました。今度からそうやったら安くあがるんや(笑)。

  • 昼の出来事

先日、前に住んでいた「ムラ」の方から「芋掘り、手伝ってな」という電話がありました。
ふだん役立たずのわたしが、お世話になった「ムラ」の方々に恩返しできる数少ないチャンスですから、これは万難を排して行かなくちゃなりません。
午前に手伝ってくれた卒業生&ウトロで合流した鳥取からのお客さんと一緒に、芋掘りの後の昼食交流会*1。の会場に乱入。すでに手伝わなくちゃならないところはほぼ終わり。にもかかわらず、わたしたちが到着したら
「昼ご飯、食うたか。まずは食べ」
のひとこと。海鮮丼&きつねうどんの昼食からスタートです。その後、
「せっかく来たんやから、みなさんに楽しんでもらえること、なんかせえや」
というお言葉をいただいたので、思わず大学時代のリーダーにもどってハンドリングゲームをひとつ披露。それなりに楽しんでいただけたかな。
やがて、3時頃から会場の撤収。とはいえ、大人数でやっているのであっという間に終了です。その後、主催者の方の家に行って、宴会。ここのムラの方々、おいしいものを食べるためには手間ひまを惜しまれません。工夫して、てをかけてつくられた食べ物は、ほんとうにおいしい!そして、これまたおいしいお酒。
なんだか今日は、食べて呑んでばかりな気がします。

  • 夜の出来事

名残は惜しいけど、5時半頃にムラを出て、京都市内へ。
今日は12月に某所でやる高座の打ちあわせです。
打ちあわせの相手は、これまたムラの人。打ちあわせそのものは瞬間で終わって、そこからは延々とムラを取り巻くさまざまな話。なんだか時間はあっという間に過ぎていきます。気がつくと、11時前。兵庫県から来られているので、そろそろ帰らないといけません。
ということで、夜の部も終了。

なんしか、1日食べて呑んでいた日でしたよ。

*1:ムラの人と作業所の人の年2回やっている交流会

やっぱ円山野音はこれやろう!

急いで駆けつけたのは、円山野音こいつに参加するためです。
わたしが到着した時には、すでに集会の最後の方だったので、集会そのものはあまり楽しめませんでしたが、空気の方は最高潮に達しているあたりです。
いやぁ、つくづく京都市内に引っ越してよかったと思った瞬間でしたね。
各団体からのアピールがあった後、全員でインターの合唱です。当然最後はロコモーティブ拍手です。

で、その後は当然デモ!
それにしても機動隊員は若い!これはもっと経験させてあげないといけないなぁなどと、いらんことを考えてしまいました。
はじめは明るかったのですが、歩いているうちにだんだんと日が傾き、河原町通あたりでは完全に日が暮れています。そんななか、シュプレヒコールの声がビルの間にこだまします。なんか「帰ってきたなぁ」という感じでした。

にしても、乳母車にスピーカー積んで音楽鳴らしているがいたんですが、マジうるさい。てか、スピーカーの向きが悪いんですよ。前に向いているものだから、その前に立つと無茶苦茶うるさい。知らず知らずのうちにみんな乳母車の後ろに移動していくのですが、その理由に気づかないものだから、たまに立ち止まってみんなを待っていたりされます。やれやれ…。
で、市役所前で流れ解散。はぁ、堪能した(笑)。

部落問題についての研修会

のつもりで行ったのですが、なんか変。
いや、タイトルはあるムラでの学力保障にかかわるとりくみになっていたのに、実際に行ってレジュメを見てみたら、参加体験型の研修会になっている。
実は、わたし、ステレオタイプ的な参加体験型って、あんまり好きじゃないんですよね。なので、ずっとふてくされていました(笑)。
まぁでも、途中で
「この中で、実際にやられた方はおられますか?あ、そこの女性の方、どんなことをされましたか?」
と指名されたので、それはそれでよしとしましょうか(笑)。
にしても、全体的には「なんだかなぁ」という感じ。
例えば、色分けのワークショップでの「パターンからはずれた色」の取扱いとか、「娘の結婚の時に聞く3つの質問」とか。後者については「性別」という回答があって、それに対して
「最近では性別も聞いちゃ行けないんですね。性同一性障害とかですか?」
とか、わけのわからない返しをしていましたよ。ちゃいますよ。それ書いた人は
「同性であってもいいよ!」
というメッセージなんですよ。
まぁいいです。

午後は一転して、上杉聰さんの部落史にかんする講演。
こちらのほうは、なかなかスリリングでした。やっぱ、こういう講演を聞くの、好きやわぁ…。
なんでもこちらのほうは、次の研修会で続きをやるという、2回連続の第1部だったみたいです。なので、今回は近世あたりでおしまい。次回はいよいよ近現代になります。すごく楽しみ〜!

祭だ、祭りだ〜

早朝、ひと遊びをしたあと、「第2のふるさと*1」へ。
いつものように、「家」の場所に行くと、更地になっていました。寂しいなぁと思う反面、「これでいいんだろうなぁ」とも思います。
さて、公民館に着いたら、まずはおにぎりを食べて簡単に腹ごしらえ。
その後、まずは、みこしの出発です。わたしは例年通り、太鼓の役。と言っても簡単なことで「わっしょい」にあわせて「ドンドン」とたたくだけのことです。しばらくたたいていると、「たたかせて」と子どもが寄ってきます。そうなってくると、わたしの役割は、単なる「太鼓持ち」になるわけで。まぁ、子どもが元気に祭りに参加してくれたら、それでOKですわ。
2時半頃に公民館に到着。しばし休んで、本日のメインイベント、夜店の手伝いです。わたしは、これまた例年の通り「焼きそば」担当です。その数160玉、240人分です。さて、今年は何時間で焼き切れるかな*2
3時半頃から「焼き」スタートです。
はじめのうちは、となりでネギ焼きを焼いたり、天ぷら*3をあげたりしているおばちゃんたちが買っていかれます。そうこうするうちに「マイカ*4」で乗りつけてきたおばあちゃんたちも買いに来られます。まぁそりゃそうです。6時とかになったらもう暗いし、外には出ませんわなぁ…。
このあたりはまだまだスローペース。焼いて、座って、ビールを呑んでとダラダラとやります。
やがて、夜店の正規の開店時間5時がやってきます。
ボチボチと人が集まりはじめます。いきなり「10人前」とか買っていく人がいます。そ、そんなことをしたら作り置きが…。とも言えないので、ニッコリ笑顔で「ありがとうございます〜」。
やがて、表を見るとストックがあとわずかになっています。俄然ペースをあげはじめます。でもおいつきません。ここからは、呑む間もなく、ひたすら焼きそばと格闘です。
わたしが焼き役で、パートナーは盛りつけ役。4玉のそばから6人前とります。
こちらでガンガン焼いて、となりに「はい」と渡すと、それを人数分に盛りつけて、さらに地元のお母ちゃんが削り粉と青のりと紅ショウガをのっけます。これを延々と続けます。
みなさん、「えらい息があってるやん」とか冷やかされます。思わず「仲、悪いしな」とか「はじめての共同作業ですわ」とか、いらん返しをします。ちなみに、パートナーはなんにも否定しません(笑)。
気がつくと、あっという間に9時。ようやくすべてのそばを焼きあげました。
いやぁ…。格闘すること、約6時間。疲れたよ。

でも、おもしろかった(笑)。

*1:前にすんでいた場所

*2:去年は焼き切れませんでした(笑)

*3:これがメチャクチャうまいです!

*4:手押し車