氷山を見た

水曜日は午後になにか行事があるとえらいことになりますが、それがなければかなり余裕があるようです。「あるよう」というのは、けっこう午後に行事があったり、バリバリがあったり、なんだか落ち着かない水曜日が連続してた気がします。
てことで、少しおべんきょしたりしながらのんびり仕事。
それにしても体調が悪いです。飲み過ぎではもちろんないし、睡眠不足でもないです。もしかしたら水分不足なのかなぁ。
放課後はICTの会議。リモート授業のこととか某受験産業の教育支援システムのこととか。ちなみに、某受験産業、コロナで休校のときにひとり4000円弱の教育支援システムを無償で公開しました。あまりにも胡散臭いです。だって、そんなシステムで完全に構築したら、そのシステム抜きでは成り立たなくなります。例えば2年くらいたって「無償は打ち切り」ってやられたらお金を払わざるを得なくなります。そしてなにより、イチ受験私企業に全校データを預けるなんて、こわくてしかたないです。しかも、過去にデータの漏洩やってる企業です。なので
「あぶないよ。シャブ漬けだよ」
と警告しておいたけど、そちらへ流れていくんだよなぁ。
リモート授業も各家庭への配信じゃなくて、2教室への配信でしかないです。それもお金がないからzoomは使えない。なんか、貧しい日本の公教育やなってことをしみじみ感じました。

で、夜は「ちょぼやき会」。今日のスピーカーは社納さんです。
社納さんは、毎年うちのリビングライブラリに来てくださってます。が、最初の出会いは「某糾弾闘争」の時ですね。今振り返ると、ようやったなぁとも思うし、でもだからこそよくやったなぁとも思うのです。
というのはおいといて…。
もう15年くらいのつきあいなんだけど、そしてたまに「千鳥足倶楽部」をやったりしてるわけで、いろんな話を聞かせてもらってるけど、これほどまでに深いところからの話を聞かせてもらったのははじめてです。てか、もしかしたら社納さん自身、人前でここまで深く話されることはなかったんじゃないかなぁ。
講演って、基本的にテーマに沿って話すものなので、そこに関係なさそうな話はしないんですよね。でも、実は関係ないところに関係することがあったりもします。「社納さん、なんでそう思うの?」って問への答えは、おそらく今回のような語りからしか生まれないんだろうな。
そうそう。
同じ時代を生きてるはずなんだけど、あまりにも世界が違うというか、世界の見え方が違うというか。そんなことも感じました。
とにかく、人生って氷山なんですね。下に隠れてる部分は大きい。そんなことを感じさせてもらいました。

で、solへ。
ここでみんなで振り返りです。でも、あまり飲まないようにしなくちゃね。
帰りに藤尾さんが
「昨日、いつきさんと一緒に温泉行った夢を見たわ」
と爆弾発言。で
「みんなで温泉でちょぼやき会やるのもいいね!」
って話で盛り上がったり。
わたしが生きてられるのは、こういう人たちに囲まれてるからなんだろなって思った瞬間でした。