今年はどうかな?

わたしは基本的にはそんなに授業の進度は早くない方です。でも、やはり数時間残して範囲を終わって、教えあい学習をしたいなと。てことで、今日が範囲の終わりの日、ここから1週間半ほどが教えあい学習になります。
てことで、今年のクラスはどうかな?
なにせ、教えあい学習は、本人がやるかやらないかが「生きるか死ぬか」の分かれ道です。場合によっては、遊びやおしゃべりの誘惑を振り切って勉強しなきゃならない時もあります。でも、そもそも数学苦手な子は勉強したくない。だから、誘惑に乗りやすい。となると、試験直前はともかく、試験から離れた日程だと、教えあい学習はにぎやかになります。
さて、今年のクラスはどうかな?
で、教えあいの私語を聞いてると、案外数学関係の会話が聞こえてきます。これ、ええかもね。

どこを掘るか

今日は生徒引率の出張です。とはいえ、子どもたちの研修会なんで、わたしはやることがないので、階段に座り込んでおべんきょです。
なんか、今読んでる本がなかなかおもしろくて、「へー」「ほー」と思いながら、いろいろ人を見る目が変わりそうです。おかげさまで、読みはじめると、一章は集中力がとぎれません。で、その章を読み終わったら、速攻メモづくりです。もっともこのメモはなぐり書きです。あとで清書をします。
まぁ、そんなふうに楽しんでるのですが、センセからメールが来ました。
「あなたはそこの研究をするわけじゃなくて、ヒントを探すために読んでるんだから、そればっかり読んでたらダメですよ」
ごもっとも。
掘るべきところはもっとたくさんあるんですね。でも、他のところを掘るにしても、スコップとツルハシとショベルがあったほうがいいし、もう少しここを掘らせてほしいなぁ。そのためにも、さっさと読了しなくちゃ。

母の日のジンギスカン

今日は久しぶりに朝はのんびりできる日です。
まずは軽く朝ごはんを食べて、ランニングです。昨日わかったことは、1kmを5分台で走ろうと思ったら、6分台でどれだけ走ってもダメということです。5分台で走る練習をしないと5分台で走れない。とてもシンプルです。なので、昨日からペースを上げることにしました。問題は、そのペースをどれぐらいの距離維持できるかです。
てことで、今日もペースを上げ気味で走って、こないだ50分くらいかかったコースを大幅に時間短縮しました。でも、25分ほどでガクンとペースがさがります。距離にして4.5キロくらいかな。これをもっと伸ばしていかなきゃなりません。道は遠いけど、楽しいかな。いや、追い込むからしんどいです。
家に帰ってきたら、とりあえずふとん干しです。

なんか、キャンプ場みたいです。ついでにジャージも干しますか。

で、おべんきょタイム。ほんの少しの時間であっても確保しないとね。まぁ、一章読めたからよしとしましょう。
で、夕方は実家に行って、母親の誕生日と母の日の合わせ技のジンギスカン。実家の庭、かつては広かったけど、今は森になってます。その森をパートナーと子どもが開墾してくれました。なかなかいい感じです。弟家族も来て、ワインを飲みながら…(;_;)。ワインオープナーがない…(;_;)。きっとこないだ東京に忘れたな(;_;)。
でも、ワインオープナーってどこかにあるものだなので、無事赤ワインにありつけました。
実家のあとは、なにやらぁゃιぃ飲み会に参戦。久しぶりにA久○さんと金Sんぎゅんさんたちと飲み。なぜかフィリピンからの旅行者を相手にトランスの高体連問題を語るなど。
そんなこんなの夜が更けていきました。
にしても、Sんぎゅんさん、たぶん会ったの2回くらいなのに、なんでわたしのこと認識しておられるんだ?こないだのことといい、不思議すぎる…。

風向きが変わってきた?

朝、副支店長が「こんなん知ってますか?」と持ってきた1枚の書類。見てみると、「教職員人権研修に外部講師を呼んだら補助金出すよ」という紙でした。
かつて「法」があった時はこれが当たり前だったけど、今ドンドン予算が削られて、とてもじゃないけど人を呼べる状態じゃなくなっています。今年はとうとう、わたしがしゃべろうと思っていました。ところが、予算がついた!
ここからが脳みそが忙しくなります。誰を呼ぼうか。わたしがおもしろいと思う人はダメです。マニアックすぎます。でも、わたしがおもしろくないと思う人は呼ぶ意味がありません。約1時間考えて、ポンと思い出しました。もちろん速攻メール。するとまもなく「いいよ」と返事が返ってきました。やったね!
なんか、少し明るい気持ちになれた金曜日の午前でした。

外と中

朝、最寄りの駅からぶらぶらと歩いて出勤です。と、いつも一緒になる数学の同僚と一緒になったので、なんとなく昨日の話をしていたんですけど。
同「そう言えば、よく企業の人から「数学の先生に見えませんね」って言われるんですよ。わたし攻撃されているって感じないんですけど、これ、マイクロアグレッションですかねぇ」
い「それ、「女性なのに」ってのが背後にあるんですよね」
同「そうです」
い「じゃ、マイクロアグレッションでしょう」
たぶん、「攻撃」を攻撃として感じられないほど、常にジャブを浴び続けているんだろうなぁ。
い「まぁ、わたし、いちおう外見は女に見えると思うんですよ。でも、「数学らしくない」は別の意味なんですよね」
同「それ違うでしょう。内側も女でしょう!」
そこ、来る?でも、うれしかった…。
ま、それだけの話。

うれしいひとこと

なんか、水曜日は忙しいです。1・3・4と授業があって、6はなにかと行事が入ったりします。まとまった時間がとりにくいです。ついでに言うと、月曜日も授業と会議にまみれてます(笑)。でもま、そのおかげで週の後半は余裕ができるわけでして。
そんなふうにパタパタしていた放課後、職員会議に行こうとした時のこと。去年担当した子どもたちふたりとばったり会いました。
S「来週の人権学習、せんせいがしゃべってくれたらいいのにー」
い「へ?わたしやで」
S「えー、そうなん!」
い「うん。DVD見たあと、1時間がっつりしゃべるで」
S「そうなんや!せんせいの話、退屈せぇへんし」
い「さよか」
S「うん。いつでもウェルカムやで!」
ありがたいなぁ。元気でました。がんばろ(^^)

顔合わせから考えたモヤモヤ

今日は午後から出張です。内容は、中規模地域の某人権教育研究会の第1回の会議です。まぁ言うなれば、昨年度からの引き継ぎと、今年度の顔合わせですね。
例年メンバーが入れ替わりますが、今年度も半分以上の人が変わりました。
もちろん、それぞれの支店の担当者が集まるわけですから、支店の担当者が変われば会議のメンバーも変わるのは当たり前です。問題は、どんな人が支店の担当者になるかです。端的に言うと、自分のことを棚に置けば、年寄りを出すのをやめろと。あと、ジェンダーバランスも考えろと。
今年については「若そうやなぁ」と思える人は4〜5人かな。1/3です。そして、女性は0.8人(笑)。
掛け声としては「同和教育の成果の継承」なんですが、それをどう具体化するかということは示してないから、結局それぞれの支店の短期的展望の中での優先順位で人事がされて、「若い人がいいに越したことはないけど、それは他の支店で」となるんでしょうね。あるいは「若い人がいいに越したことはないけど、今年はムリ」とかね。まぁそうやって継承される前にわたしらは消えていくと。
つまり結論は「優先順位が低い」ということなんですよね。てか、もう少し補足をすると「短期的展望においては」なんですよね。でも、そのツケ、きてますよね。だって、そういう「hidden Curriculum」で育った子どもたちは「理念としては大事だけど、短期的展望においては優先順位は低い」と考えちゃいます。それが現実のことになってますからねぇ。まぁ、それをどうするかが、わたし(たち)の課題なわけです。
まぁ、そんなことを考えながら、会議は進みます。

途中、こないだの金友子さんの話の感想を述べあったり。みなさん「我がこと」と考えておられたようで、それはとてもいいことなんですけど、「なんだかな」です。というのは、「どこからがマイクロアグレッションで、どこまでは違うのか」という線引きをしたいらしいです。でも違います。仮に線があるとしても、それは関係やシチュエーションで変わります。そしてそんなことよりも大切なのは、自分の中にあるステレオタイプに気づくことです。それは、ハラスメントという概念を持ち込むことで、自分の中にある権力に敏感になることができることと同じです。
そして、もうひとつは「今のアカンわ」と言える関係性を築けるかです。なぜなら、金友子さん自身「「日本語おじょうずですね」は差別か?」というモヤモヤを抱え込んでおられるからです。仮に、その言葉を発した人間と「それはどういう意図か?」「自分はそこにこういうステレオタイプを感じた」みたいなことが言いあえる関係があればずいぶんと違います。
たぶん、「線引き」という考え方は、そういう関係をつくることを阻害してしまう。つまり、基準を発せられた人間に置かずに発する自分と、その背後にある(あるはずのない)普遍性に置いてしまう。だから、逆に「関係をつくるために発したのに」となってしまう。
これ、なんなんだろう。

そう考えた時に浮かんでくるのが、優先順位の問題なんでしょうね。短期的には優先順位が低いってことです。
つまり、関係をつくるってとても時間がかかるってことです。慎重に相手を探りながら、時としてあえて暴言を吐いて、「それアカンし」「ゴメン」と言いながら、相手のboundaryを探る。そういう時間のかかる、めんどくさい、時として痛みを伴う作業は優先順位が低いってことです。なぜなら「短期的展望」でものを考えてるからです。
なので、それに抗いながら、どう「長期的展望」で人権を捉えるかだよなぁ。

ここでもできるのか

朝、早く帰ってきたとはいえ、しんどいものはしんどいです。それでも、1時間目に授業があるのでしかたないです。行かなくちゃ…。
てことで、WE ARE ONE Tシャツを着て(笑)出勤です。
で、子どもたちにこの土日の報告をするなど。とはいえ、年度当初だからか、いまひとつ反応が薄いです。にしても、TRP話とか、stn話とか、ほとんどcomingoutなんだけど、直接言わないからわかりませんよね(笑)。
あとは提出プリントのチェックをしたり、頼まれたDVDを作成したり。そんなこんなをしていたら、あっという間に定時です。

で、家に帰ってお風呂に入って、ごはんまで少しあるとのことなので、ここでおべんきょです。すると、案外できるもんだなと。
今読んでるのがこれです。まぁそのせいで

隣で話す3人の熟年おねえさまの話の回転の速さがおもしろすぎて、ゴッフマンが頭に入らない。てか、3人はゴッフマンを実証してるのか?

みたいなことをつぶやいてみたりするわけです。ちなみに、即座に反応してくださったT田さんとの会話
T「読んでるのは『集まりの構造』の関与のとこですか?(^_^)」
い「いや、まだ『行為と演技』です^^;」
T「『行為と演技』で、聞き耳たてる話って、何だったかなぁ。」
い「いや、話し手と聞き手が頻繁に変わるんですが、そこで話されてる「ネタ」を通して自分を相手に対してどう演出しようとしてるんだろうと…^^;」
T「ねーるーへーそー。どういう自分を呈示しようとしているのか、にするとカテゴリーの話にできるし、スティグマ社会学につながる気持ちがしますー。」
それにしても、こういう会話ができることそのものがうれしいです。
それまで漠然といろんな人を見ていたんだけど、そしてそれは例えば「個人のふるまい」として見ていて、時に「なにかを主張しているな」とは思ったけど、そうは思わないこともままありました。でも今は、ある集団の中で、あるシチュエーションの中で、そしてある属性をあらわす徴を身にまといながらおこなう「ふるまい」は「自己呈示」なんだっていうふうに思うわけで、すると例えばあるグループでの会話の声の大きさひとつとっても、それがそのシチュエーションの中でどの範囲まで自己呈示をするのかとか、そのことを通してみたいな「意図」が伝わってきたりして、メッチャおもしろいです。そう考えると、例えばインタビューひとつとっても、そこにいろんな情報がつまっていることがわかるし、自分の今までの「読み方」の不足がわかるというものです。そして
「そうか、だからストーリーなんだ」
と。
ま、こんなことは、実は『これ』書いてる時も、ほんとうは気づいていたはずなんだけど、それが明確な言葉にはなってなかったんですよね。
てことで、ごはんを食べてビールを飲んでからも、再びおべんきょ。で、一区切りついたところで報ステの時間が来たので、離脱。ちょこっとウィスキー飲んで、さて寝ましょう。

やはり会いに行こう

朝、目が覚めたら6時前です。何が悲しくて「明日起きるであろう時間」に目が覚めるのかなぁ。でも、しかたないのでゴロゴロ。
昼前に行動開始です。今日は早々に帰ろうかと思ってたけど、「新幹線に乗った」というSょう子さんの書き込みを見て、会いに行かねばと。ハグしに行かねばと。
てことで、再び「そらにじブース」に行きました。いましたいました。Sょう子さん。こちらを見られて、「ほわーん」とした顔になって、やはりハグです。やはり来てよかった。
で、昼ごはん。おにぎりは昨日食べたので、今日はせんべい汁とビールです。裏手にまわると大黒堂ミロさんがおられました。他にもなにやら重鎮感漂う人がたくさんおられます。と、Tに口さんも来られたり。てか、Kなめさんがおにぎり握ってるんだから、ほんとにここはすごい場所です。
一息ついたので、一度いろんなブースをまわってみようかと、田酒を片手にフラフラと歩きました。これもんです。

ところどころのブースに見知った人の顔があったりして、そんなうちのひとつ「虹色ダイバシティ」に行くと、いきなり「この人のほうが」とか言われて、M日新聞の取材を受けるなど。酔っぱらいの話を聞いてもなぁ(笑)。てか、酔っぱらいを押しつけたらアカンやろ。なんでも「LGBTと学校」らしいです。はやってますね。
LGBTを学校で教えることについてどう思うか?」
とか聞かれて、これまた定番やなと。
「子どもたちは学校で習う以前に、すでに異性愛をマスコミや社会やあちこちで教わってる。だから、同様にマスコミや社会が同性愛についても伝える必要がある。てか、学校だけしかやらなかったら、子どもたちは「タテマエはそうかもしれんけどホンネは違う」ってなりますよ」
と答えておきました。テレビやマンガが異性愛を教えてるって、なぜわからんかなぁ。なぜ同性愛だけが教科書で教えるかどうかの論議の対象になるのかなぁ。
まぁ、そんなこんな。
で、疲れたので「そらにじブースの裏手」に行くと、国会議員とか国会議員に似てる人とかがおられます。なんなんだ、ここは(笑)。やがてSょう子さんが着替えて出てこられました。どうやらswashフロートで歩かれるみたいです。でも、わたしはそろそろ限界です。なので、歩くのは諦めて、ボチボチ撤収の方向へ。と、向こうから司法書士のみなさんがパレードの終点へ向けて来られたのが見えました。なので、せっかくなので最後だけ一緒に歩いて、ついでに集合写真に写り込んでしまったり^^;。
で、ここでもともに台風と闘ったお友だちとハグしたり。帰り道ではイスラエルのブース前で行動してる人にサムアップしたり。写真を撮らせてもらったら、横から勝手に写真を撮られたみたいで、ほんとになんてヤツなんだと。言ってくれたらポーズとるのに(笑)。
てことで、当初思ってた新幹線よりかなり早めの新幹線に乗るべく切符の変更を試みるも、アカン、席がない…。と、グリーンポイントがあったじゃないか!6月末で1500ポイント失効するので使わない選択肢はないです。てことで、行きも帰りもグリーン車です。
おかげさまで、少しゆっくりしながら、完全に暗くなる前にお家に着きました。
長い2日間でした。明日は仕事か(;_;)。

stnの交流会

今日は夕方から東京でstnの交流会があります。本来はそれにだけ行こうかと思ってたけど、せっかくなのでそらにじでおにぎりを買って昼ごはんにしようかと。てことで、朝からスタートしました。ちなみに、家を出るのが少し遅くなったので、予定していた新幹線に乗れずに、少しあとのに変更しようかと思ったのですが、すでにほぼ満席。どうしようかと思ったところで「グリーンポイント」がたまってることを思い出して、グリーン車で行くことにしました。
快適です。てか、仕事が進みます。ふたつほど仕事をこなしたところで東京に到着。会場に向かいます。
それにしても人が多い。なんなんだこれは。
とりあえず「司法書士」のみなさんのところにあいさつして、お腹も減ったので、「そらにじブース」へ向かいます。で、筋子のおにぎりと生ビールをゲットして、裏手にまわってお昼ごはんです。

うまい!
そうこうするうちに、大御所たちがやってこられて、わたしも一緒にパチリ。

と、なにやらメインステージでシンポがあるとか。しかも登壇するのが「シゲせんせー」とか「まめたさん」とかだとか。これは行かねばと、田酒を持ってスタンドへ。すると、Kんまるちゃんがいたので、ふたりでダラダラ雑談しながらシンポを聞きました。まぁ、炎天下、日本酒を呑みながら、ひそひそ話をしながら話を聞くって最低の客ですね。
シンポが終わったら、Kんまるちゃんと速やかにバックヤードに突進。シゲせんせーの出待ちをして、一緒に今日の会場に向かいます。
会場でしばしゴロリとして、準備開始。といっても、やることは特になしです。せいぜいやるのは買い出し程度。あとは、みなさんの到着を飲みながら待つ(笑)。
そうこうするうちに、気がつくと交流会がはじまっていました。今日の交流会は、ほんとに交流するだけです。なので、飲み物片手に話をしたい人と話をする。わたしはよくわからないので、逆に話をしに来てくれる人を迎え撃つ感じですか。
と、すごい拍手。何かと思ったら、「前」に注目させるための仕掛けでした。シゲせんせー、せんせーかよ!
で、軽いトークです。わたしの役回りは「昔話」です。こないだここに書いた内容をもっかいおさらいする感じです。
てなことをやってると、あっという間に交流会は終了です。それにしても、今日はワインをこぼさなかった自分、えらい!
で、二次会の鎌倉パスタ。このあたりから、完全な酔っぱらいになりました。なにせ、昼から食べたのはおにぎり2個だけ。飲んだのはビール→日本酒→日本酒→チューハイ→ビール→チューハイ→赤ワインです。そらあきませんわ。酔っぱらうとおしゃべりになるのは定番です。なので、ひたすらしゃべって、みなさんの交流をじゃましちゃいました。ごめんなさいごめんなさい(;_;)。
そんなふうにして、TRP初参加の1日目が終わるのでした。