だんだん腹が立ってきた


これ、渋谷区役所のトイレのピクトらしいです。これを「素敵なデザイン」と言う人は、自分を3つのうちのどこに入れているんだろう。そして、わたしはどこに入るんだろう。
多様性というのは、「普通の人がいて多様な人がいる」んじゃない。すべての人が多様性というパレットの上に自分の場所を持っているということ。「女」「男」「多様」じゃない。「女も男もレインボーの中に入っているんだ」
レインボーの中に格差があるって、よくわかる。
障害者運動が言ってきた「Nothing about us without us」という言葉がお腹の底からわいてきた。

日本脳性マヒ者協会 
全国青い芝の会 行動綱領とその解説

一、我らは、自らが脳性マヒ者であることを自覚する。

我々は、現代社会にあって、「本来、あってはならない存在」とされつつある自らの位置を認識し、そこに一切の運動の原点を置かなければならないと信じ、且つまた行動する。
私たち脳性マヒ者は、この社会においては、「本来生まれるべきではない人間」「本来、あってはならない存在」という認識を持たれているのだという自らが置かれている社会的立場を、被差別者としての立場を認識し、健全者が行う私たちに対する差別への怒り、恐怖、悲しみを持ち、そしてこういった社会的立場であるからこそ、この社会を変えられるのだとする強烈な意思を持つことであり、そこに一切の運動の原点を置かなければならないと信じ、かつまた行動する。

一、我らは、強烈な自己主張を行なう。

我々が、脳性マヒ者であることを自覚した時、そこに起こるのは自らを守ろうとする意志である。
我々は強烈な自己主張こそ、それを成し得る唯一の路であると信じ、且つまた行動する。
私たち脳性マヒ者は、自らが置かれている社会的立場を自覚した時、そこに起こるのは人間として生きぬくために自らを守ろうとする意志である。
そしてそれは健全者社会に向けて「殺すな!」「私たちは生きるべき人間である」と叫ぶこと、すなわち強烈な自己主張を持ってしか自らを守ることはできないのだと信じ、かつまた行動する。

一、我らは、愛と正義を否定する。

我々は、愛と正義のもつエゴイズムを鋭く告発し、それを否定することによって生じる人間凝視こそ真の相互理解であると信じ、且つまた行動する。
私たち脳性マヒ者は、健全者社会が持つ愛と正義を一方的に押し付けられてきた。それにより私たちの自由は奪われ命をも否定されてきたことを鑑み、それが健全者自らのためのものではないのかと鋭く指摘すること、すなわち愛と正義を否定することにより、人間を深く見つめることに伴う私たち脳性マヒ者と健全者との関係性の回復こそが真の相互理解であると信じ、かつまた行動する。

一、我らは、健全者文明を否定する。

我々は、健全者のみが創り出してきた文明が、われら脳性マヒ者を弾き出すことによって成り立ってきたことを認識し、運動及び日常生活の中から、我々独自の文化を創り出すことが現代文明の告発に通じることと信じ、且つまた行動する。
私たち脳性マヒ者は、健全者が創り出してきた文明が、私たちを人間として見ず、全く無視し切ったところで成り立ってきたということを認識し、運動及び日常生活の中から私たち独自の文化及び生活様式を創り出すことが、健全者文明への告発に通じることと信じ、かつまた行動する。

一、我らは、問題解決の路を選ばない。

我々は、安易に問題解決を図ろうとすることが、いかに危険な妥協への出発であるか身をもって知ってきた。
我々は、次々と問題提起を行なうことのみが、我々の行ない得る運動であると信じ、且つまた行動する。
私たち脳性マヒ者は、自己主張することなく簡単に問題を解決しようとすることが、私たちの置かれている社会的立場を容認する危険な妥協への出発であることを身をもって知ってきた。
私たちは、次々と問題提起を行なうことこそが、私たちの行なうことのできるただ一つの運動であると信じ、かつまた行動する。

「問題解決の道を選ばない」。鋭く突き刺さる言葉です。自分もこの道を選ばなきゃと思いながら、それがなかなかできない。そしてそのことを指摘される。突き刺さります。
なぜできないのだろう?
きっとそれは、問題提起し続けなくても生きていけてしまうところに自分がいるからでしょうね。
でも、そこからでもできると信じてやりつづけなくちゃなりません。

ついでと言っちゃなんですが…

今日はおべんきょのために休みをとったので、午後からは同じ建物で、今度は「おべんきょ後輩」の人たちにお座敷です。基本的には1時間半厳守なので、というよりも、おそらくはもう少し短いので、ぜったいにどこかをへつらないといけません。と同時に、この人たちだからこそ言わなきゃならないこともある。しかも、車いすユーザーや手話スピーカーの人もおられるので、ほんとに、時間調整がメッチャむずかしい。
でも、それはそれで「訓練」です。
てことで、ほぼオンタイムで終了。
終わってから車いすユーザーの方が「これやる」と言ってくださった絵本。うれしい!家に帰ってゆっくり読みましょう。

怒られた^^;;

今日は月一行くと決めている「おべんきょ」の日です。でも、さっぱりワヤです。とりあえず、行きの電車でもっかいおさらいして、気づいたことをメモして、地下鉄では座れたからパソコンパチパチして。あとは謝ろうと(;_;)。
で、「おべんきょ仲間部屋」に行ってプリントアウト。ふだんは前日にプリントアウトしてるから、ほんとに切羽詰ってるよなぁと、我ながら思います。
さて、いよいよ「おべんきょ」の時間がやってきました。
わたしの説明は15分くらいでしゅうりょ。「よくわからないので教えてください」と正直に謝ると、「それでは困るんですけどね」とニッコリと怒られてしまいました。すみません、すみません。
でも、それからの時間は楽しい。センセの豊かな知識が、テキストを深めていきます。思わず、自分なりにそれでも読み込んだところについて意見を出してみたり。脱線していく先もまたおもしろい。気がつくと、あっという間に12時です。
ということで、今月の「おべんきょ時間」も終了。終わるとやっぱり「楽しかった」なんですよねぇ。

その後は「おべんきょ仲間」と学食でごはん。みなさん、5年選手、6年選手なので、最後の〆の話をしておられます。そんな日が自分にも来るのかなぁ。少なくとも、今みたいなことをやっていたんじゃ、永遠に来ないでしょうね。でも、この人たちがいなくなると、かなり寂しいな…。

尻に火がついた

激しい金・土・日を過ごしたおかげで、今日はメチャクチャ眠い。でも、明日は月一回は行くと決めてる「おべんきょの日」です。ということは、レジュメを切って発表しなくちゃなりません。でも、まだまったく本を読んでない。どうする…?
ということで、今日はおべんきょさせていただくことにしました。
ま、こうなることが少々予想できていたので、金曜日にがんばったわけです。
が…。
本の中身が難しすぎて、読んでもわからない。
やばい…(;_;)

今日はおたふくではなく

朝、しんどいけど、とりあえずのそのそ起きあがって、パンをかじりながら「ほろよい」です。どうやら昨日「魔の手」に引っかかったKさかべさんは帰られたようです。なにごともなければいいのですが…。
会場を片づけたら、今日は東福寺から南へ。なんでも、韓国からウトロにパンソリグループが来るので、それの放送担当を頼まれています。
まずは2時からフィールドワーク。IずみちゃんとM木ちゃんとTけ元さんとYえさんも参加です。みんな「ほぇー」となっていたみたい。フィールドワークが終わったところで、M木ちゃんとTけ元さんは離脱。残った3人でパンソリグループを迎え撃つわけですが、なかなか来ない。結局1時間半ほど遅れてようやく来られました。ウトロのみなさんも、しょうしょうあきれながら「コリアンタイムやしなぁ」と笑っておられます。まぁ、そんなもんです。

それにしても、パンソリ、すごい!もう、身体に染み渡ります。さらにすごいのが、ウトロの歌姫の朴慶南さんとのコラボです。おそらくは最年長の慶南さんが、パンソリの人たちに触発されて、どんどん歌を歌ってオッケチュムをはじめて。なんか、涙が出てきました。
で、そのあとは一品持ちよりパーティー。玖伊屋グループはYえさん謹製のネッチリ煮込んだ鶏と玉子の炊き物とパンです。ちなみに、放送部の子どもも来ていて、ふたりとも「うまいうまい」と食べていました。よかったよかった。
と、隣の部屋にどうやらバックヤードがあるらしい。オモニ達はそちらで宴会をしてます。てことは、そっちが楽しいな。で、バックヤードの宴会に参加。
「これ食べ。あれ食べ」
は、いつもの風景です。やがて、パンソリグループが「みんなで遊そぼ」といいはじめて、なぜかわたしもチャンゴを叩く羽目に。久しぶりだけど楽しかった。

パンソリグループが帰られたあとも、バックヤードでは宴会が続いています。結局ウトロをあとにしたのは10時頃。まぁ帰れるからいいか。てか、ひとりおいてきてしまいましたよ。

で、玖伊屋

次の会場は、もちろんマダンセンター。今日は玖伊屋です。
会場に着くと、スタッフのYえさんがすでに来ています。ここで、Kさかべさんと一緒に買い出し。今回はキャスター&コンテナというニューアイテムを導入したので、買い物は楽々です。帰ってきたら、ひたすら野菜切り。なにせ、今日は鍋ですから。
ここで、帰ろうとするKさかべさんをひたすら引き留めて、最終的に引き留めに成功。またまた悪いヤツになってしまいました。
あとは、みんなでワイワイしゃべってワイワイ呑んで。今回は、こないだのリビングライブラリに本として参加してくれたM田さんも来てくれて、なかなか盛況でした。でも、みんながワイワイやっているところで、わたしはダウン。そりゃそうです。だって、2日連続の雑魚寝はきつい。

悪いヤツになってしまった

で、近くのパブで一杯。同業者が2人と、修論書かなきゃならないI城さんと、性教協の会員さんの5人です。ちなみに、I城さんはセンセから
「ちゃんと修論を書くように!」
と念押しをされていましたが、来てくれました。んー、誘ったやつが悪いヤツですからねぇ。
で、小一時間呑んだところで、同業者のKさかべさんを次の会場に誘ったりして。

知識のある人相手はつらい

今日は京都教育大学の公開セミナーみたいなやつ&京都性教協セミナーです。終わりが4時半なので、2時半はじまりと思っていたら、2時はじまりでした。てことは、2時間半あるんだ。さすがは性教協。てことで、大急ぎで会場へ。あまり人がおられないのでこんなもんかと思っていたら、気がついたらほぼ満席です。しかも、みなさんの顔を見ると、いかにも知識をお持ちそうというよりも、実践を積んでおられそうな方々です。これはこわいな。
でもま、できることをやるしかないです。余計な説明をしなくていいだけ、逆に言えば深いところまで突っ込めます。まぁ、気楽にいきましょう。
てことで、新ネタの開始。そこそこウケながら、和やかに進んでいきます。今日は聴覚障害の人もいるし、時間はあるしで、ふだんよりはゆっくりめに話をしました。なので、「わかりやすかったよ」とのお言葉をいただけて、ホッとしたり。
終わってから「本の営業」もやって、最後は「残ってるの全部」とかいう買い方をしてくださったT永さんもおられて、恐縮です。てか、T永さん、メッチャ久しぶり。相変わらずパワフルな感じでうれしかったです。

怒涛の一日がはじまった

朝、とりあえず片づけです。
ところが、さっさと勘定もすませてしまいたいのに、「わかる人がいない」とか言われて、これはどうしたらええねんと。それでも、なんとかかんとか9時すぎにはチェックアウト。その後、明日の準備をして、ウトロに荷物をおいて、とりあえず一度帰宅です。
シャワーを浴びて、昼ごはんを食べたら、すぐに出発。てか、時間間違ってたよ!

淡々と正確に→裏のナニ

来週の予定をにらむと、とにかく仕事を前倒しですすめる必要があります。なので、昨日は作文うちをしたわけです。で、今日は冊子づくり。こいつはデザイン感覚ゼロのわたしにはとうていできません。なので、仕事上の相方にやってもらいました。わたしがやるのは作業だけ。印刷して、丁合機かけて。どうしようかと思いましたが、綴じまでやってしまうことにしました。これで、大幅に楽になりました。

で、夜は恒例の「卒業生主催の合宿」です。今年も鍋らしい。鍋を食べる前に、「儀式」をして、今年も打ち上がりました。
放送部、正直、今年もよく育ってくれたけど、でも、ほんとうにいろいろあってしんどい1年でした。でも、ようやくこれで一段落。
「儀式」から帰ってくると卒業生がけっこうたくさん集まってくれていて、ワイワイ呑んで。と、卒業生2〜3人が
「いつきちゃんのために布団敷いておかなきゃ」
ってきれいに布団を敷いてくれたので、しばし呑んでからおふとんにもそもそ。と、ある卒業生が、わたしのふとんに「カビバラさん」と「もんべくん」を添い寝させてくれたり。そんなこんなで、楽しい宴を途中離脱。