ワインを呑みすぎた

で、岡山駅で降ろしてもらって、友だちと合流。今日は米子に行くつもりだったけど、Sかたさんは忙しいみたいなので、今日は岡山泊まりです。で、向かうは当然RINRINSHAです。ここは食べ物が安くておいしい。そしてワインもおいしい。そしてお店のふたりがとってもステキです。なので、ワインをボトルで頼んで、あっという間に呑みきって、もう一本なんてことをやっても、納得の値段で呑めてしまいます。
でも、さすがにボトル2本はやりすぎか?

エンタメ集団「友輝」入団か?

先日、中倉茂樹さんから「松江の中学校でしゃべるけど、いっしょにやらない?」というお誘いを受けて、おもしろそうだからやってみようかなと。
てことで、今日は中倉さんと岡山駅で合流。ちなみに、岡山駅に向かう途中、階段で足を滑らせて
「あ!」
と思ったら、こんなことになってしまっていました(;_;)。

てのはおいといて、岡山駅に到着。合流するのは、もうひとかたおられるのですが、知らない人なんですよね。でも、中倉さんからは
「同じ変なオーラをもっている人だから、すぐわかると思います」
というメールが入っていたので、安心というかなんというか。
でも、集合場所に着いたけど、オーラを感じない。おかしいなと思っていたら、すでに車に乗っておられました。
そのもうひとかたは、森裕生さんという、脳性マヒのマジシャンの方です。今回はこの3人でコラボです。
かつてうちの学校に毎年中倉さんに来てもらっていました。中倉さん
「いつきさんのところだったらタダでも行くよ」
と言ってくださっていて、ほんとうに交通費も出たかどうかの講演料で来てくださっていました。でも、さすがに「これは無理だ」と判断して、一昨年を最後に来てもらうのを断念して、新しい人権学習のやり方を模索してきました。
なので、中倉さんとお会いするのはほんとうに久しぶりです。行きの車の中で、いろいろいろいろその後の話をしたりしているうちに松江に到着。まずは昼ごはん。協議の結果、「そばにしよう」ということになりました。で、松江駅の近くでそば屋を探していたら、お店の中から車いすユーザーの人がふらりと出てこられました。なんとなく会釈を交わしはしたのですが「今日はビストロじゃないし」と思って、そのままボーとしていました。と、そこにトイレから帰ってきた中倉さん、その車いすユーザーの人に「このあたりでそば屋ありませんか?」と質問です。考えてみると、食べ物店の人に食べ物店の質問をするってたいがいなわけですが、そういうことを気にしつつ気にしないのが中倉さんクオリティです。ところがこの車いすユーザーの方、「社会福祉法人ふらっと」というところの女将さんらしく、その場で系列のそば屋さんに電話してくださいました。で、女将さん曰く。
「わたしらのところの理事長も脳性マヒで、電動でそのへん走りまわってる変な人やけど、あんたらも変な人やな」
光栄でございます。次に松江に来ることがあったら、この店で食べたいな。で、紹介してもらったお店に行って割子そばを食べたけど、これがまたおいしい!たまりませんね。
おなかもふくらんだことなので、今日の会場の中学校へ。あいさつもそこそこに、仕込みの開始です。ふだんはピン芸人でうごいていますから、仕込みも何もありませんが、今日はマジシャンはいるわ、プロジェクターの接続がえはあるわ、登場の音楽はあるわで、はじめてガチで仕込みをしました。
で、公演の開始です。
森さんのマジック。すごい!ゼンジー北京系かと思ったら、なんのなんの。マジでフツーのマジックです。さすが弟子入りして本格的にトレーニングをした人です。で、マジックのあとはトーク。自らの生い立ちを、自虐ネタを交えて話をされるのは、まぁお互いさまです。
「障害は個性という人がいるけど、自分はそうは思わない。これは天からもらった才能だ」
とおっしゃいますが、すごいな。これはいただきです(笑)。
続いてわたしの番。実は後ろの方の保護者席にしれっといたのですが、呼び出し&登場の音楽ののち、一息置いてから歩きはじめるという演出です。いやぁ、気持ちいい!役者の気分です。ただ、問題は、与えられた時間が20分から25分。思いっきり話をへつりましたが、やっぱり35分しゃべってしまいました。
てことで、中倉さんの残りの時間は10分。さすがにこれは無理ですね。てことで、10分ほどオーバーして終了。でも、子どもたちの反応はすごかった。
終わったあとで、前の方に座っていた子どもと話をしていたら
「わたし、ハーフ」
「へ?どことどこの?」
「日本と中国」
「えー」
みたいな出会いがあったり、金髪の子がいたので
「原産国はどこ?」
ウクライナ
みたいな出会いがあったり。松江、おもしろい!
で、帰りの車の中では時間オーバーの原因について、厳しい反省会です。ま、簡単に言えば詰め込みすぎ。もっともっと他の人に任せていけばいいということがわかったので、次は時間オーバーにはならないだろうな。てか、「次」はあるのか?と思ったのですが、またあるかもしれないみたいです。