「授業改善」のかけ声

最近「特別支援教育」にかかわって「授業改善」を促されていたりします。で、今日はその授業研てことで、同僚の授業を見せてもらったのですが…。
まぁ「わかりやすい授業」っていうのは大切だとは思います。思いますが…。
なんか、授業を見ながら
「これって、結局家庭教師の延長をさせられているんとちゃうん?」
という気がしてきました。
1対1ならわかる授業ができる。2対1でもわかる授業ができる。3対1でもわかるができる。でも、たとえば4対1になった時にわからない子が出てくる。じゃぁ、もうひとり教員を増やせばいいと思うのですが、予算がない。だから教員を増やせない。てことで、教員のスキルアップをはかる。
こういう図式が、「授業改善」というかけ声の中から聞こえてくる気がします。
でも、「クラス授業」ってそういうものではないと、わたしは思います。40人だからこそできる授業をしたい。その中に、わかる子もいてわからない子もいて、その不均衡があるからこそ成立する授業こそが、家庭教師にはない世界なんだと、わたしは思っています。

まぁそんなことを考えながら、まだまだ道は遠いなと。

「授業改善」のかけ声” に2件のコメントがあります

  1. 特別支援教育は家庭教師の延長じゃ無いですよ。
    別次元なんです。それぞれの教科+自立活動なんです。
    いつきさんはわかっておられるようでうれしいです。

  2. 滝井のせんせ、もうちょっと患者さまの顔を確認して言ってくださいね。
    少し脅かしてあげたほうが(笑)
    たぶんこの患者さま、家計に占めるビール係数が少々(?)高いんですから。その分付き合いがいいと評判は高いですけど。(笑)

    特別支援教育に関しては立場によって考えに違いが出ますね。
    教育に振り分けられる予算が少ない。だから教員が「Karoushi」したりうつで長期休みになったりして、逆に税金がかかる。
    特別支援学校の指定校は大変そうだ。私立の指定校はどういう取り組みをしているんでしょう? 公立校とはずいぶん違うのでは?

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