異常な集団だったことがわかった

朝はノロノロ。基本的には起きたくないんだけど、とにかく今日も書籍化のための作業をしなければなりません。
今日は昨日の人をさっくりと仕上げて、次の人へ。この人、難しい。なにが難しいのかな。たぶん、語りを通して伝えようとしていることがつかめていないんだろうな。なので、細部にこだわりながらも全体を俯瞰することにしました。すると、少しずつ見えてきました。わたしが語りの軌道修正をしようとしても、必ずずらしてくる。ずらすということは、伝えたいことは「わたしが聞きたいこと」ではないということなのかな。逆に言うと、「わたしが聞きたいこと」について質問をしたら、それに対して「ずらす」という行為を通して「そこじゃない」と語っている、そんな感じがしますね。そして、そういう語りは、10人の中でひとりだけです。そういう意味でもおもしろい。が、難しいな。
そんな感じで夕方までがんばって、スタートです。まずは美容院へ。前にカットしてもらったのが2ヶ月前です。そりゃ伸びるわな。ただ、今回は前髪は切ってもらったけど、長さは少し保ってみようかなと。で、いい感じで仕上がりました。
そして再び移動。今日は小学校6年生の時の同窓会です。ちなみに、前に一度だけ参加したことがありますが、おそらく2010年8月だったと思います。過去ログ見てもないけど…。てことで、13年ぶりになります。
わたしは基本的には次々に新しい世界に入っていって、それまでいた世界を忘れてしまう感じなんですね。まぁ他の人もそうかもしれませんが。そういう意味では、小学校は幾重にも昔の世界なので、忘却の彼方にあります。ちなみに、復習のために下の子に卒アルの写真を撮影してもらいましたが、誰が誰だかさっぱりわかりません。
ということで、会場へ。幹事役の人が
「誰?」
という感じでこっちを見ておられます。そりゃそうだわな。それでも何人かがわたしのことを認識したみたいです。
まずは担任さんが開会のあいさつ。なんでも新採4年目だったんだとか。さらに、はじめて持った高学年だったんだとか。それは知らなかったなぁ。まぁ小学生なんてそんなものかもしれませんね。そして乾杯の後、しばし話。誰が誰だかさっぱりわからん。そんな中、みんないろいろ話をしています。てことは、認識できているんだな。
やがてみなさんの近況報告。名前を名のって下さったので、とにかくメモφ(..)。
しかしみなさん、すごい仕事をしてるな。大企業に勤めてたり、大学教員やってたり。あとで聞いたら、わずか40人のクラスの中で、京大・東大に行ったのが10人くらいいるらしいです。さらに博士号持ちが5人ほどいるとか。あきらかにおかしいです。
てことで、わたしの順番がまわってきたので
「クラスで3番目に出来が悪かったです。コンプレックスのかたまりでした」
と言っておきました。なぜ3番目かというと、わたしの前に1番目と2番目がおられたからです。
それでもいろいろ昔の話をして、ちょっと小学生時代を思い出したかな。
てことで、ほとんどの人は1次会で帰られて、5人ばっかで2次会です。向かったのは近くのファミレスです。みなさんパフェを食べられて、わたしはやっぱりビールです。ここでも「あいつはどうしてる」話で盛りあがります。なので、わたしも何人かについてたずねてみました。そんな中から、いろいろ偏見というか差別というか、そういうのにまみれた発言がいっぱい出てきて、いかに自分が住んでいる社会が「世間」と違うところなのかを思い知ったり。
まぁでも、そういう意味でも来てよかったかな。なぜかライングループにも入ってしまったし、また次の同窓会の連絡が来るでしょう。
しかし、ほんとうにおかしいクラスだったんだな…。

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