久しぶりにガチで参加

今日は分科会です。Aっちゃんの車に乗せてもらって、再び四国大学へ。どこに参加しようかと思ったけど、やはり「差別と排外に抗して」ですね。
まずは教員になって4年目の在日の教員からのレポートです。「本名で教員をやる」と決められたけど、そこでいろんなことがあったという話です。もちろん「いいこと」もいっぱいあったけど、「めんどくさいこと」が山のようにある。おそらくジェンダーもからんでるでしょうね。なにせ、若い女性ですからね。しかし、まわりの教員がひどい。まぁひどくない人もいるんだろうけど、ひどい。ほんとうにエールを送りたい気持ちになりました。
2本目は徳島県教組襲撃事件についてのレポートです。レポーターは冨田さんご本人です。
冨田さんとはじめてお会いしたのは7年前ですね。そう言えばこの時に来ておられてビックリしたのでした。ちなみに、この時にレポートを依頼したのでした。
レポートしてもらってよかったです。ほんとうに厳しい闘いを闘い抜かれたんですね。もしかしたら7年前の「ひとりの冨田さん」がまとっておられた空気は、そういうところにあったのかな。ただここでも「ジェンダーやな」と思ったことがありました。もちろん在特会が襲撃したのも冨田さんが女性であるからというのは多分にあっただろうけど、冨田さんご自身も内面化されている。それを顕在化させたのはAっちゃんの質問に答える形で話された「女性の書記長」というマジックワードでした。つまり、襲撃事件の原因をご自分に探そうとされてしまう。でも、そのようにジェンダーを内面化してしまっている責任は、もちろん冨田さんにはないです。それはこの社会にあるし、組合にもある。そんなことを感じたレポートでもありました。
てことで、昼ごはん。とにかくラーメンですね。Aっちゃんの車に乗って
「ラーメンで検索して」
と言って到着したのがいもおでした。これはラッキーでした。思わず「肉入りラーメン」を頼んでしまいました。

うまい!けど多い!Aっちゃんに2枚ばっか食べてもらいました。
午後のレポートは兵庫です。内容は史朗さんの話。わたしは史朗さんの影響をものすごく受けています。が、途中から、その影響下から脱した気もします。それはおそらくジェンダー・セクシュアリティに触れたことや、自分の世界が広がったこと、あるいはカウンターに参加したこと。ほんとうにいろんなことが重なっているだろうとは思います。そういう今のわたしが史朗さんについてのレポートを聞いたとき、「すごいな」と思うことと「うーん」と思うことがでてくるのは仕方ないですね。でも、そういうものだろうとも思います。いつまでも「史朗さん」と言っていたのではダメだし、そういうことを史朗さん自身も思っておられただろうと思います。
で、総括討論。と思いきや、Tきちゃんが来られて
「ちょっとこっちで京都府の状況をしゃべって」
と言われてしまいました。基本的に分科会を渡り歩くのは好きではないのですが、しかたないですね。と同時に、京都府の状況が話せるようになったのは、とりもなおさず京都府の状況を何とかしようと思って動いていることの証左でもあるということです。まぁそんなこんなでちょこっと報告をして、再び「差別と排外」分科会へ。ただ、途中で抜けたので、みなさんの話を聞くだけです。うーん、おじさまの話はおもしろくない(笑)。
そんなこんなで、閉会全体会を経て、今年の全外教大会も終了。
さてと。帰りましょうか。ビールを呑んで、泥のように寝たい。