みんな疲れてる

朝、いつもより早い時間の電車に乗ります。朝早いのに、すでに外国人観光客と思われる人が並んでおられます。こんな朝早くになにするねんと思うけど、観光地の最寄り駅で降りていかれました。
職場に着いたら、わたしより早い時間に着いてる人がいて、少し敗北感を味わったり(笑)。そしてメールチェック。校正が2本届いています。開いてみると、なんか、メチャクチャ修正が入ってます。これ、ページあふれるかもとか思ったけど、どうにか収まって、ホッとするなど。もうひとつのもやろうかなと。
校正を反映させるときは、軽微なものは前からやるけど、量が多い時は、わたしの場合うしろからやります。なぜなら、前からやると、後ろの方の場所がズレて、校正の箇所がわからなくなるからです。で、すべて修正したら、次は前からチェックをする。
ちなみに校正箇所が多いと
「あぁ、推敲せずに出したんだな」
と思ってしまいます。それはわたしも書く側だからです。いつだったか、修正点が多かったので
「すみません。校正と推敲は違うということは重重認識していますが、お許しください」
と校正原稿を返したことがあります。
ベストは「ありがとうございます。修正点はありません」です。なかなかそうはいかないですけどね。
やがて人権の若い衆がやってきました。そうとう疲れてます。
「あのね。あまりこういうことは朝っぱらから言いたくないけどね。仕事を抱え過ぎたらダメだよ。抱え過ぎた結果、ほんらいあなたに任せてる仕事ができなくなって、わたしがやることになったでしょ。まぁ今はしかたないのはわかってるけど、やはりそこは調整しないとね」
わかってはりました。まぁ、今はしかたないんですけどね。
やがて最前線でがんばってる若い衆が出勤。動きが鈍いです。これはそうとう疲れてますね。
教員の疲れのピークは2回あります。2回目は11月ですが、1回目は、まさに今です。
1学期間走り続けてきて疲れてるんだけど、一方で生徒たちは気が緩んでいろんなことをしはじめます。一方で試験問題もつくらなきゃなりません。試験問題をつくるというのは、解答もつくらなきゃならないし、配点も考えなきゃならんということです。これ、けっこう頭を使います。さらに夏休みとか2学期へ向けた準備もはじまるのが、今の季節です。
そして蒸し暑い(笑)。
ほんとはそれを見越して4月からのペース配分を考えなきゃならないんですが、4月・5月はそれなりにスタートダッシュをかけなきゃいけない季節なので、ムリなんですよね。
なので、セクションのチーフに
「みんな、そうとう疲れてるよ」
とひとこと声をかけておきました。
立番が終わったら、職員室にもどって雑務です。しかし職員室は涼しい。
授業ふたコマは今日もプリント学習。考えてみたら、試験までそんなに時間はありません。ちょっと空気を引き締めなきゃな。
午後も雑務。やることがないようであったりします。しかし、職員室のみんなの顔が露骨に疲れています。比較的疲れていないのはそれなりのベテラン勢だったりします。やはりペース配分は大きいのかな。
定時が来たら退勤。帰り道、雨が降りそうで降りません。このまま降るなよ。で、歯医者さん。
「んー、治るかなぁ…」
とかこわいことを言っておられます。治りますように。
さてと、帰ったらお風呂です。気持ちいい。シャワーも気持ちいいけど、やはりお風呂がいいですね。
そして、風呂上がりのビール。ようやく疲れが癒えてきた。

今日も間にあった

今日は1時間目がある日なので、立番はなし。そのぶん朝の仕事ができます。まずはゲンコの修正。ネタバレを嫌うあまり、あまりにも不親切な文章なので、帯に書かれてるぶんだけは書くことにしましょう。そして手放すことにしました。いや、「ここをもう少し修正」とか、最悪「いや、そーゆーのと違うので書き直し」とか言われたときのための時間の余裕が必要です。
とはいえ、今日の3コマはすべてブリント学習です。なんか、今年の子らは勉強の方向を向いてる感じがするので、少しほっときます。まぁでも結果を見ないとわからんのですけどね。
てことで、質問の合間に昨日の感想文を読むことにしましょう。ふむ。みんながみんなではないけど、不平等に気づいてる子もいます。もちろんマイノリティがマジョリティに迷惑をかけてるみたいなことを書いてる子もいますがね。これからの3年間の間に、その認識が変化してくれたらいいな。3年になったら、まさにそこを扱うわけで。ただ、2年後です(笑)。その時わたしはなにをしてるんだろ。
授業の合間に呼び出しがかかりました。本店からのお客さんです。
とりま、ほめていただきました(笑)。
ほめてもらったペーパー、この間みんなが不満を言ってたヤツです。でも、うちはみんなが不満を言うようなことはなかったんですよね。なんでだろと思ったら、みんなが不満に思ってることはすでにクリアしてたってことでした。要は、他の人たちはやっつけ仕事をしてたってことです。そしてその人たちがやっつけ仕事をしてたのは、その人たちが依頼した相手もやっつけ仕事をしてたってことです。わたしは「ん?」と思ったことがあったら聞きに行きます。そうやって、一緒につくっていく。そうしたら、相手も「見てるんや」と思ってさらにきちんと仕事をしてくれる。そして、「たより」でフィードバックします。そうすれば、やってることがどこかに行った感じにはならない。
ただ、他の人は忙しい。だから後まわしになるし、やっつけ仕事になる。実は低下していく。
てことで「なにかありますか?」と言われたので、この間支店長にした話を繰り返しておきました。そして
「本店は支店になかなか言えないことはわかってるけど、要望として出してほしい」
と念押ししておきました。
職員室に帰ると、ゲンコを送った相手方から○の返事がありました。なので
「なんとか「合格」をいただけたようでホッとしました」
と返事。いや、ほんとに毎回毎回、薄氷を踏む思いで書いてますからね。
午後はスポンとあいてます。そして、久しぶりにゲンコがない。肩の荷が降りたというより、肩に荷物が乗ってないのが不思議な感じです。それくらい、肩に荷物が乗り続けていました。ここまで何本書いてきただろ。とは言え、ここからまたまた4人のおべんきょ成果もあるし、なにより書籍化が待ってます。そのために肩の荷を降ろしたのです。
ちなみに、まわりの教員はバタバタしてます。若い衆もバタバタ。ダブルワークさせたらそうなるよ。だから人権教育担当はシングルワークにしなきゃならんのです。ちなみに、わたしに仕事を振らなければ、わたしから仕事をします。恒常的な仕事を振るからダメって言うんです。
てことで、若い衆に任せてる仕事だけど
「こっちでやるわ」
とひとこと。感想文集とたよりをササッとつくって、すみやかに印刷→配布までしてしまいました。
あと、本店から言われてた軽微な修正もすませて本店に投げておきましょう。
そんな感じでサクサク仕事をやって、定時が来たかから脱出。みんな仕事してるけど、わたしはわたしの用事があります。
まずは木曜日恒例のリハビリです。腰痛はほとんどないけど、ケアはしておきましょう。リハビリが終わったら、上の子どもが迎えに来てくれてます。車に乗ったら、すみやかにipadを出してzoomに入室です。今日は某学会のとある委員会です。
んー、まぁあんなもんか…。結局、発展的にわかれていくしかないのかなぁ。
8時半くらいまで会議をやって、ようやく晩ごはん。ようやくビールにたどりつきました。なんか、大豆ミートをいかに食べるかを上の子どもが試行錯誤してるみたいです。なかなかむずかしいな。
でも、ビールはうまいわ。

間に合った

朝、やはり身体が動きません。が、自業自得です。てか、休めません。
とりま出勤。雑用をしたら、配線開始です。今日は6時間目に演劇鑑賞があって、音響の電源を隣の棟からひっぱってこなきゃなりません。
問題は今日の天気です。雷注意報が発令されています。そんなもん、落雷があったらハンパないことになります。とにかく、こんなヤバイことをやってるのは一部の人間だけしか知らないことにしておきましょう。
小一時間かけて配線終了。まぁゴロゴロいってきたら電源を引っこ抜きに来ましょう。
あとは授業にまみれます。とは言え、プリント学習です。大丈夫かなぁ。でも、まぁまぁ質問に来てくれるから、少しマシかな。質問の合間を縫ってゲンコ書きとか推敲とか(笑)。
おべんと食べたら体育館のチェックです。すでに芝居の練習をされてるのでOK。
6時間目は、1年生は多様性ワークショップです。担任さんたちを
「楽しんできて」
と送り出して、わたしは会議です。
放課後は電源ケーブルの撤収です。放送部員がやってきて
「なにをすればいいですか?」
と聞くので
「高いところは好き?」
と聞くと
「好きです!」
とふたつ返事で返って来ました。やはり放送部員です。
電源ケーブルの撤収が終わったら、放送のケーブルの撤収のお手伝い。が、お手伝いなのか練習させてもらってるのかわからなくなるのはお約束です。ありがとうございます。
と、突然雷鳴とともに土砂降りの雨が…。間にあった…。けど、音響さんは間にあわなかった…。
で、わたしは職員室に引き返して、雑務をパパっとやって、定時が来たので退勤です。帰る途中は「ツラッティ千本」の企画運営委員会にzoom参加です。間にあった。もちろんマイクもカメラもオフ。しかたないです。5時スタートは不可能です。しかし、向こうの音声が聞こえない。まいったな。
企画運営委員会が終わったのが6時前。すみやかに4人のおべんきょ会です。こちらも間にあった。そんなこんなで7時半までキチキチのスケジュールで動いて、本日のタスク終了。
さすがに疲れた。

沖縄人として日本人を生きるー「異和共生」社会を目指して

今日は大正区のフィールドワークです。なので、少しだけゆっくりできます。
てことで、ゲンコをいじるなど。しかし、どんだけゲンコをやりつづけないといけないんだろ。ゲンコをやりつづけるってことは、つまりは書かなきゃならないわけです。てことは、どこかから依頼があるわけです。なんでわたしに依頼するんだ?まぁでも、依頼があるうちが華ってことかなと思いながら書いてます。
で、頃合いもよしということで、おにぎりを持ってスタートです。いや、大正区だから沖縄そばを食べたかったけど、ここは倹約です。大正駅からコミュニティセンターまでが遠い。が、がんばって歩きましょう。ここは倹約です(笑)。
で、コミュニティセンターに着いて、おにぎりパクついて、金城馨さんが来られるのを待ちます。少し遅れて来られて、フィールドワークがスタートです。
もちろんわたしは記録係です。なのでビデオカメラをまわします。おかげさまで、特等席で聞くことができます。
まずはご自分の名前から。現在、金城さんは「かなぐすく・きんじょう・かおる」と自らを名のっておられるとか。その説明が長い(笑)。当然です。名前をめぐる話は延々と語るしかない。
続いてジオラマを使ってそして大正区の成り立ちやウチナーがもともとおられた場所の説明です。

これが長い(笑)。それも当然です。自分たちの来歴や大正区内の移動の歴史は簡単には話せません。そしてようやく外へ。
まず向かったのは具志堅幸司さんの碑です。

ここで、再びウチナーの名前をめぐる話がはじまします。これが長い(笑)。ビデオカメラ、軽いけど、それでも腕がプルプルします。でも、ガマン。内容はおもしろい。
ちなみにわたしは何度か金城さんの話は聞いてるし、金城さんが送ってくださった著書も読んだし、ある程度のことは知ってます。が、やはりライブはいい。
「差別があるとき、とれる方法は3つ。ひとつは「差別はいけない」と闘うこと。でも、正しさと正しさがぶつかるとマジョリティの正しさが勝つ。だから容易ではない。そこでとるふたつめの方法が差別を受け入れること。だから、多くのウチナーが名前を日本語読みにしたり、さらには名前を日本人風に変えていった」。
と、突然事務局長がカットイン。
「あの、30分ごとに休憩と給水の時間をとってください」
一瞬なにが起こったかとポカンとされる金城さん。やがて
「わかりました」
と。
あわてて金城さんのところに行くわたし。
「すみません」
と謝りながら、名前をめぐる話を少ししたり。なにせ、わたしの友だちにはミドルネームを入れてる人が山のようにいますからね。
やがてフィールドワーク再開です。
お次は千島公園の横にあるデイゴの花の横で話。

「ふだんは「この花はなんでしょう」からはじまりますが、今日は時間の関係でやめておきます」
うーん、もったいない。おそらくそこから話がふくらむはずです。デイゴの花には一世の思いが詰まってるとのこと。きっといっぱいあるだろうになぁ。
そして振り向くと千島公園のグラウンドです。

ここはエイサー祭りの会場です。わたしもかつて来たことがあります。
ここで、「いつはじまるのか」と待つおばあと、「恥をさらすな」と怒るおじいの話。ここで先ほどの具志堅幸司の碑で話した伏線の回収がはじまります。
が、すぐに終わって、次に向かうのは昭和山の入口です。ここにはソテツがあります。

ここでみんなを座らせて、金城さんは語りはじめられます。
「ソテツと言えば、あとに続くのはなんですか?「地獄」です。「ソテツ」には「地獄」。「安保」には「粉砕」。「ソテツ地獄」「安保粉砕」同じことです」
笑いました。そして、なぜソテツ地獄があったのか。それは日本人の問題であると。沖縄を知ることは沖縄を知るためではなく日本を知るためである。これは最初から一貫するテーマですね。そして、我田引水かもしれないけど、わたしがガッコでやってる人権学習もそうです。
て、関西沖縄文庫へ。なんでも昨日から今日にかけて会場をつくってくださったんだとか。今日、ほんの少しだけ遅れられたのもそのせいですね。
ここで少し動画を見て、ここから人類館の話がはじまる。
「人類館を知ってる人?」
手を上げたのは3人くらいです。みんな、わたしの部落問題学習のプレゼンを見た人です(笑)。
ただ、金城さんは「人類館は事件になったのか?」と問われます。たしかに事件になってません。つまり、日本社会はそれを問題と捉えてこなかった。だから事件にしなければならない。
そしてもうひとつ。多文化共生の危うさです。多文化が共生しようとすると、どうしてもマイノリティに侵略されてしまう。例えば、言葉ひとつとってもヤマトンチュに理解させるためにはウチナーグチを使えなくなる。そうやって侵略される。だから、侵略されないためには壁が必要である。そして、互いの壁と壁のすき間で共生をすればいい。もしも侵略されそうになったら、壁の向こう側に逃げ込めばいい。
だからこその「異和共生」なんだそうです。なるほどなー。
しかし、考えを言葉にするのがうまい。いや、このうまいは小賢しいという意味ではなく、ほんとうにうまい。わかりやすい。そして意表をつかれます。ちなみに聞いてた教員のほとんどがヘッドバンギングしてました(笑)。
そんなこんなでフィールドワークと講演は終了。わたしは預かりものがあったので金城さんとサシになろうとしたけど、あとからあとから金城さんに感想を言いに行く人がいて、なかなか順番がまわってきません。一気に人気者になりました。
で、わたしの番がきたので届け物を届けて、ついでに
「このへんで飲めるところ知りませんか?」
と聞くと
「開いてるかなぁ」
とか言いながら、わざわざ連れて行ってくださったのが正起屋です。てか、前を見たら「○田」のマークがあります。わたしが来てるボロシャツは、まさに田嘉里酒造所のものです。
金城さん
「やすくなりますか?あ、そうですか。高くなりますか」
とか言っておられます。とりま、帰ろうとされる金城さんを「30分だけ」と言って、無理やり誘ってしばし懇談。
しかし、フィールドワーク中とか講演中の金城さんとは打って変わって柔らかい表情をされてます。この顔が見られただけでも御の字です。
30分でお店を出て、バスに乗って、大正駅へ。お次は「いちゃりば」です。お友だちのK山さんが仲間を集めてくださいました。そこに高校教員を連れて乱入です。
わたしな隣におられた小学校の教員と、延々と話。もちろん1軒目では足りないので、京橋まで移動して2軒目へ。
そんな感じで、ディープな夜が過ぎていきました。明日は平日なんですけどね…。

夜の仕事再開

昨日は半日ダラダラしたおかげで、今朝の体調は少しマシです。そんな感じで出勤したら、いきなり
「今日はバタバタしますよ」
とのお言葉。まぁでも、わたしは授業も詰まってるから、バタバタしようにもする時間がないかな。てか、そもそもわたしには振ってこないか(笑)。ただ、まわりがバタバタしたら、バタバタしてないときの仕事がまわってくるわけです。でもまぁそんなののお手伝いは喜んでさせていただきます。
てことで、立番はほとんど誰もいないなか、新採の人とふたりでやることになりました。なので、昔話を少ししてみたり。
職員室にもどって、プリントつくったり書類の整理をしたり。やがて授業です。今日は…。試験範囲が終わってるな。プリントだな。前回ヒーローだった子が勉強してます。いいことです。
授業が終わっておべんとの準備をしたら、若い衆から
「もうですか?」
と言われて、まだ4時間目だったことに気づくなど。なんかおかしい。
午後はふたコマ授業です。が、こちらも試験範囲が終わってます。なので、ひとコマはプリント学習。もうひとコマは高次方程式の復習です。一度やったところなので、サックリとすませましょう。多分子どもたちもサックリとできるでしょう。
授業が終わったら、1時間労働者の権利を行使して移動開始。今日から夜の仕事再開です。
なまじ夜の仕事が中断すると、かなり負担感がありますね。てか、月曜日は唯一午後に授業がある日なので、連続感があります。
夜の仕事場に到着していろいろ準備してると、事務の人が
「あの、出講の…」
久しぶりなので忘れてました^^;
で、夜の仕事。
みなさん、2週間とか3週間、「実習」をしてこられました。まぁ、こないだのSさんと同じです。今日から3回は、その感想のシェアです。
今日は授業にかかわる話。聞いてみて、あらためて授業の方法が大きく変わってることを実感しました。なんでも、どこの学校もICTを活用してる&グループワーク主流だそうです。まぁ特に教科が地歴公民だからかな。まぁそれでもびっくりです。
なんでも「生徒の言葉をつなげて授業するのが大切。教員はできるだけしゃべらない」なんだとか。
なんか、はじめてスキーでカービングの板が導入されたときの感じですね。ただ、まぁ、わからんわけでもないです。生徒のつぶやきや疑問をつなげて授業をすることは、もちろんあります。が、それだけでは、少なくとも数学はキツイと思います。おそらく、うまくミックスさせていくことが必要かな。
あと、おもしろかったのが、行った学校によって生徒のファンキーさがまったく違ったようです。なので、そういう話もシェア。すると、「へー」とお互いにびっくりしてはりました。
まぁだから、教育って一枚岩では語れないってことです。生徒に大きく依存するんです。だから、それぞれがそれぞれのスキルをそれぞれの現場で高めていく。そして、現場が変われば通用しなかったりする。そんな経験の繰り返しで、より分厚い実践が可能となる。
なんか、そんなことを、今日のシェアを通して気づいてくれたらうれしいな。
てことで、再開した夜の仕事も終了。終わると楽しかったなと思えるのが、この夜の仕事ですね。
さてと。帰ってシャワーを浴びてビールだな。

がんばる、のちダラダラ

朝、なんとか目覚めました。とは言え7時過ぎなのでふだんよりはゆっくりです。しばしボーとして、事前合宿の会場へ。事前合宿は今日の昼までです。
会場に着くと、朝ごはんづくりがはじまってます。と言っても、つくってるのはひとりですが…。まぁ特に手伝わなくてもいいでしょう。やがて朝ごはん。S水くんとわたしは台所でステイ。あまりものを食べましょう。
やがて朝ごはんの食器がやってきます。まぁでもみなさん、食器洗いはしてくださいます。このあたり、教員ってよく働きますね。ひと通り食器の片づけが終わったところで、S水くんとわたしの朝食です。あまり残ってないから少し食べるだけですみました。
それにしても、2年ばっか使ってなかったので、油とか酸化しまくってます。えいやと、古い油をすべて中華鍋に放り込んで油固っで処理しちゃいました。その後台所を掃除機かけて、あとはしばし生徒さんたちのディスカッションを見るなど。
しかし、IチローやS水くんは、わたしに向かって
「せんせいの時はもっとみんな話してたけど、今はAっちゃんが話をして、それに答える感じで生徒が話してる。やっぱりせんせいのほうがうまくまわしてたのかなぁ」
とか言ってくれました。んー、たぶん、あの頃はしゃべるやつが多かっただけな気がする。でも、もしもやり方が違うとすれば、わたしはあまりしゃべらないようにしてたなぁ。委員長が話をしてくれるのを待って、あとは軌道修正したりする程度かな。逆に言うと、その程度でできる生徒たちだったとも言えるかな。あーでも、その程度だからみんなが話したのかな。
わからん(笑)。
そんなことをしてると、突然ディスカッションの時間が終わりました。まぁいい時間ですね。最後にみんなを外に追い出して、あちこち掃除機をかけて、冷蔵庫のチェックをして…。
アイスが2つ残ってるやん…。
と、下から
「落としてー」
という声が聞こえたので落としてあげました。
たぶんこういうところが生徒が話をするようになる要素なんでしょうね。
言われたことをやる。なぜなら子どもが受け取ることを信じるからです。そして、もしも落としたら、一緒に笑う。ただそれだけのことです。
ということで、事前合宿が終了。本当は「いっぱい飲もうか」と言いたいところですが、そうもいかないので解散。
さてと。午後はどうするか。ちょこざっぷとか走りは夕方に気持ちが乗ったら行くことにしましょう。
とりま、ブログの更新か。あとは読まなきゃならん本の続きかな。本を読みはじめたら、速攻寝ちゃいました。それでも気を取り直して再び読書。
おもしろいな。
ただ、この本をわたしはどの立場で読むべきなんだろう。高校教員なのか、ジェンダー研究やってるものなのか、はたまたトランスジェンダー生徒のアライとしてなのか、それとも当事者としてなのか。まぁ、最後のやつか(笑)。そうなりますよね。
その立場から見ると、時代がようやくここまで来たんですね。おそらく「わたし」の頃はなかった言葉がいっぱいある。でも、その言葉は誰かがつくったのではなく、既存の言葉からほんの少しはみ出た人がつくってきた。では、既存の言葉からはみ出さなかった人は「鈍感」なのかというと、それは違います。なぜなら、それらの人も既存の言葉から大幅にはみ出てたからです。
そうやって、既存の言葉からはみ出た存在が新たな言葉をつくってきた。ただ、その時に、既存の言葉しか理解できない人の「ため」に新たな言葉がつくられた。なので、自分の説明のためにはそういう言葉しか使えなかった。それが、ようやく「自分を理解するために」新たな言葉をつくり、あるいは言葉の定義のし直しをしている。
でもそれは新たな営みではない。例えばべてるの家でもしてるし、熊谷さんと綾屋さんもしてる。そういう営みはあちこちで繰り広げられている。そういう営みが「わたしたち」のところにもようやく来たという感じでしょうか。
そんなことをぼんやりと考えながら、一気に読み切ってしまいました。
さてと。ちょこざっぷに行くか?うーん、やめときましょう。てか、一番使いたいマシンが壊れてますからね。あれを使わないなら、すべてのトレーニングは家でできます。なので、お家で筋トレ。しかしこれではちょこざっぷの会員になってる意味がないな。まぁいいか。モチベーションにはなってます。
そして、筋トレのあとのビールはおいしいな。

やっとの交流会は延々と

今日は、ほんとうに久しぶりの在日外国人生徒交流会です。前に通常の交流会をしたのが3年前です。その後は年度末に1回だけ交流会をしていました。が、ようやく会場が使えるようになりました。
問題は、人が来るかどうかですね。
とりあえず会場に行って、カギを開けて、張り紙をしましょう。と、ひとり、来てくれました。が、後が続かない。しかたないので橋の上でステイ。と、S水くんが来てくれました。よかった。と、一台の車が…。Oんにょんです。久しぶりです。うれしい。とりま、S水くんとOんにょんに買い出しに行くってもらって、再びステイ。やがてAっちゃんがやってきたところで会場に入りましょうか。そうこうするうちにIチローも来て、にぎやかになってきました。
今日のメニューは水餃子とチヂミとチャプチェです。みんなでつくってみんなで食べて、ワイワイしながらのひとときは、やはりいいですね。現役生がひとりなので、あらたまった自己紹介はしないものの、ごはんを食べながらいろいろ質問するなど。現役生が自分の話をすると、Iチローが
「そうやわ」
とか合いの手を入れてくれて、これがまたいいですね。
そんな感じで3時頃まで交流会をして、今日はここで終了です。でも、みんな帰りません。逆に
「なにしてるんだろ、遅いな」
とか言ってます。今日はこのあと、そのまま全国在日外国人生徒交流会の事前合宿です。やがてみなさん集まってこられました。
まずは自己紹介。ここでルーツを確認して、料理を考えて、レシピを調べて、買い出しの材料を買いに行くのがわたしの仕事です。てことで、海老入り水餃子・アドボ・セヴィーチェ・フェジョアーダ・ニョッキが今日のメニューになりました。
買い出しから帰ってきたら、食材を分けわけして、料理開始です。10人ほどが狭い台所で作業をしています。これはcovid-19の時期はダメでしたね。まぁ今でも感染拡大しているらしいからダメなんですけどね。
しかしニョッキづくりはたいへんです。ジャガイモをつぶして小麦粉を混ぜながら練っていきます。つくっている子
「カルディに売ってるよ」
とか言ってます。たしかに。と、中国ルーツの子が練りに参戦。これがうまい。まぁ水餃子の皮と一緒ですからね。
そんなこんなでようやく完成。いただきます。
うん、おいしい。が、すぐにおなかがいっぱいになります。てか、昼に食べすぎたかな。なので、ほどほどで台所に避難。こちらではS水くんとIチローがまったりとしています。わたしも仲間に入れてもらいました。
やがて子どもたちはお風呂へ。しばし待ちです。が、疲れてきました。考えてみたら、朝からずっとです。んー。
今日は帰らせてもらおう。
ということで、家に帰ってシャワーを浴びて、もうほんの少しウィスキーを呑んだら、さぁ寝ましょう。明日も朝が早い。

打ち合わせ、のち

やっときた金曜日です。先々週と先週は人権学習でてんやわんやでした。今週はほっとひと息。来週から夜の仕事がはじまるし、またてんやわんやな1週間なんだろうなぁ。
とりあえず、午前の授業を終わらせます。試験までまだまだあるけど、試験範囲は粛々と終わってきます。まぁでも最初にやってことは忘れているだろうから、そいつの復習期間ですね。
午後は少しのんびり。そして早めにスタートです。今日は夏季研の講師さんとの打ち合わせです。ちなみに講師は伊藤あゆさんです。かつて第2回総会で話を聞いたけど、ぜひとも新採教員に聞かせたいと思い、今回依頼することにしました。
待ち合わせ場所は京都駅の八条口です。少し早く着いたので、祭時計広場で本を読んでいたら、向こうに座っているのが伊藤さんでした。なんとまぁ。
ということで、まずは打ち合わせです。前に話してもらった話はおもしろかったけど、あれから6年たって、さらにチャレンジされていることがあるんだとか。すごいな。あと、教職員集団がおもしろい。どこかで研究してもどってきた人もおられたり、教員世界に縛られていない感じがしますね。まぁ、最先端を走ろうと思ったら、研究との融合が必要だろうし、となると研究へのリスペクトも生まれます。そんなところがいいです。
ちなみに松高ではわたしの存在は忘れ去られているだろうと思ったけど、案外そうでもなさそうでビックリしたりします。
そんなこんなで充実した打ち合わせをしたあとは、当然のことながら前回と同じく充実した打ちあわせ第2弾です。
まずは角打ちから。

金曜日はカレーの日です。ルーだけだと200円。ご飯を入れたら+150円。安い。
なんでもスロットで勝ったというおじさまからおごってもらってしまいました。
ここで1時間ほど楽しい時間を過ごして移動開始。ドヤと京都タワー。

そしてお福です。なんか、予約の人がいるとかいうことだけど、強引に入ってしまうのはいつものパターンです。そしてそんなわたしを受け入れてくださるお母さんの優しさです。相変わらず食べ物がおいしい。

と、予約の方が来られました。なんでも、北海道の真宗系の校長さんたちなんだとか。
なんだかんだとしゃべったり歌ったりして、気がつくといい時間です。帰らなくちゃ。
でも、楽しい時間が過ごせました。夏が楽しみです。

守らなきゃな

朝、ようやく金曜日かと思ったら、まだ木曜日でガックリくるなど。
サクッと授業を終えて、支店長のところへ。昨日の懸念を話しました。
今のセクションの仕事を「手伝う」のは別にかまわないんです。が、人権担当が今のセクションの仕事のうちのひとつとカウントされたらまずいってことです。一定程度の独立性は必要ってことです。本来は独立してたわけなので、他の仕事と兼任になると、必然的に人権の比重がさがります。それは、校内の人権教育の質の低下につながる。おそらく人権教育にはまってる教員は、一般的な教員とは別の方向を向いていると思います。それがあるから、学校があさっての方向に走らない。人権教育の質の低下は、わたしはその学校の教育の劣化につながると思ってます。
まぁでも、わからんやろな。
午後は授業がないので、少しゲンコをいじってみるなど。毎月やってくるゲンコも、わたしの教員人生のまとめみたいなもんだから、それはそれで人権につながっていきます。まぁそんなもんです。
で、定時になったので退勤。今日はリハビリに行きますか。腰を牽引してもらうと気持ちいいです。その間、ずっと金城さんの本を読んでました。あまりリハビリにはよくないかもしれないけど、おもしろい本です。
整形外科を出たら7時。帰ってビールにちょうどいい時間ですね。

やっとの平常運転

目覚めはまぁまぁという感じです。とにかく出勤。朝は立番から。しかし、校歌が途切れますね。ソフトの調子かなと見に行ったら途切れなくなります。なんなんだろ。まぁ、スタンドアロンではあるけど、windows7だった気がするし、かなり古いPCではあります。が、こんなのでは不安で使えないな。
職員室に帰ってメールチェック。
しかし、某在日外国人教育関係の資料集のゲンコの集まりが悪い。いや、早い人はメッチャ早くゲンコを出してくださってますが、まだ出てこない人がいます。大会まであと1ヶ月半しかないのにね。と、ふと思いついて
「このゲンコ、誰が誰に依頼しましたか?」
とメールしたら、誰も依頼してないことが判明。というよりも、誰に依頼するかすら決まってなかったことが判明。アカンやん。
とにかく頼むわ…。わたしの負担をこれ以上増やさないでほしい。なので、そんなメールを投稿。
しかし、授業は楽です。なにせ、ひとクラスはプリント学習で、もうひとクラスは3次式の因数分解です。とにかく時間をあげましょう。
ただ、授業に入る前に、ひとくさり話。
「あのな、昨日絶不調やったんやけど、たぶんストロングチューハイのせいやわ。本来お酒というのは発酵させてつくるねん。高い度数のものは、それを蒸留するねん。基本的に自然のもんやねん。でも、ストロングチューハイは違うねん。酒造メーカーのプライドをかなぐり捨てて、エチルアルコールに香料と糖類ぶちこんでつくってるねん。なんでそんなことになったかというと、酒税法やねん。ビールの酒税は高いから、より安く飲めるようにと思って発泡酒をつくったら、それに酒税かけてきた。で、さらに第3のビールをつくったら、さらにそれに酒税をかけてきた。なので、酒造メーカーは酒税が上がらないギリギリの9%のストロングチューハイをつくったんや。でも、これが危ないねん。安いし酔えるから、これでアルコール依存になる。みんな、気ぃつけや」
あとはのんびりした授業時間を過ごしました。
しかし、不安なことがありますね。どうも人権教育担当の仕事があまり理解されてないようです。本来独立した仕事なんだけど、教員定数が減った関係で他のセクションに吸収されたんですよね。すると、そこのセクションのひとつの仕事に格下げされてしまう。
マジでそれでいいのか?また支店長に話さなければ。
で、本日最後の仕事は職員会議。これも5時の退勤ミュージックが鳴ってる最中に終わってくれて助かりました。
ということで、とっとと退勤。
さてと。雨が降りそうだけど、今日は走ろうかな。

今日もいつもの平坦な周回路です。最初の1kmのコールで時計を見たら6分50秒でした。なんか、思ったよりもペースが遅い。もしかしたら、自覚せずに「ゆっくり走ろう」と思ってるのかもしれないと思って、今日は「飛ばそう」と思って走ってみました。
結果、スプリットは6分48秒→5分59秒→5分44秒→5分42秒→5分38秒→5分38秒→6分03秒で、7kmを41分54秒。アベレージは5分55秒。久しぶりの5分台です。やはりブレーキをかけてたんだ。
今日は風が涼しくて気持ちよく飛ばせたからよしとしましょう。

あとはシャワーを浴びてビール。終わりよければすべてよしということにしましょうか。