平和な世の中とかICT教育とか

朝、スマホを見ると、昨日の夜から懸念していたできごとが…。いつも通勤に使ってるJRの路線が大雨のために計画運休です。ちなみに、雨は降ってません。まぁでも地盤が緩んでいたりする可能性もあるからチェックをする時間が必要なんでしょうね。安全側に振ることは大切です。振り替え運行をしているので、そちらに乗って、いつもより長く歩いて出勤です。まぁでもこれも運動です。問題は「休校かどうか」です。休校になると、その日は穏やかですが、あとが目も当てられないことになります。
で、出勤からの定時が来たので立ち番開始。なにやら生徒たちが
「9時半からショートらしいで」
とか話してます。それを聞いて
「そうなんや」
とか言ってる教員。生徒から情報を知るという、なんだかなセクションです。
結局、40分授業でいくらしいです。いや、休校は避けたいです。が、やばいんじゃないか?クラスの半分が学校に来られなかったりしますよ。どうするつもりだろ。って、それを考えるのはヒラ教員か。まぁ数学は「プリント授業」という必殺技があるからなんということはないです。というか、もとからそのつもりでした。
ということで、ひとつのクラスはのんびりプリント学習です。わたしはというと、インタビューデータに線を引きましょう(笑)。もうひとつのクラスは2時間連続です。どうしよう…。えい!
「今日はプリントを4枚持ってきたしね。まずは1枚配ります。で、できたらそれを提出して、代わりに2枚目を渡します。コンプリートを目指してね。はい、スタート」
と、みんなガツガツやりはじめました。それだけじゃないです。あちこちで教えあいの輪ができてます。これ、ひとりでやったらもっと行けるのに、それを捨てて友だちに教えてるわけです。いい感じです。途中10分の休憩があります。
「休みたい人は休んでね。やりたい人はやったらいいよ。わたしはここにいるね」
と言って、インタビューデータに線を引いてると、プリントを持ってくる生徒がいたりします。
「休憩時間だからムリをしないでね」
とプリントを渡します。みんな、すんごい勉強するな。なんか、ちょっとうれしいです。ちなみに水曜日は、いよいよ複素数に入ります。どんな感じで話を聞いてくれるかな。
それはそれとして、今日は被曝の日です。受付の紙の性別欄は自分でマルをするみたいです。めんどくさいのでマルをせずに出すことにしました。ちなみに被曝の順番が2番目以降はこれまためんどくさいので、1番をゲットしましょう。てことで、先頭で受付の紙を渡すと
「ここ、女性にマルしときますね」
「はい」
でおしまい。なんか、中の人が
「性別は確認しておいてや」
とか言っておられます。どうやら大事な情報のようです。しかし、あとに並んでた同僚[1]たぶん男はどうみてたんだろ。なにせわたし、ノンカムやしなぁ(笑)。

で、夜の仕事へ。
いよいよ教育実習が近づいてきたので、学生さんたちはそわそわしておられます。
「実習の指導教員って、こわいんですか?」
「んなわけないです。今年度、わたし、担当しなきゃならないです」
学生さん、苦笑しておられました。
やがて講義の時間開始。ほんとうにみなさん、どんどんうまくなっていかれます。自分への指摘だけではなく、他の人への指摘を自分のこととして受けとめて、それを自分の回にフィードバックされていきます。なんか、コメントないよ(笑)。模擬ショートホームルームのあとはディスカッション。今日はICT教育です。
これまでお題をポンと渡してたけど、今日は少しだけ説明をしてみました。その中で、ICT教育の功罪を話しあってほしいなと思いました。ちなみにわたしは功罪あると思っています。つまり功もあると思っているということです。決して否定はしていない。というか、すでに否定できないところまで来ている。そしてそれがとても不安です。なぜなら「罪」を切り捨てているからです。だから「功罪」です。その根底にあるのは、この日の講義です。いや、もう少しいうなら、あの半年間ですね。そのあたりはこのブログをメディアで検索したらいろいろ出てきます。少しウェットな感じだとこれかなぁ。まぁ、このあたりを手がかりに、この半年間の月曜日をたどっていくと、わたしが何を学び考えてきたかっってことがわかるかと思います。
まぁ、ICT教育そのものはわたしはシロウトだけど、教育についてはシロウトではないです。そういう観点からICT教育を考えるということは大切なんじゃないかなぁと、ずっとずっと思っています。
が、まぁ、そんなことを書いても、誰も読んでないか(笑)。

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1 たぶん男