えらいこっちゃ→で、人権学習

足を引きづりながらも講演の準備をします。
その後授業。と思ったら、講師の方から電話です。
「すんません、信号機トラブルでJRがとまってるんです」
「へ?じゃぁ近鉄できて下さい」
「いや、近鉄は人身事故でとまってるんです」
「…。ちょっと考えて、また電話をかけます」
まいりました。最終的には京阪できてもらったのですが、こんなことがあるんやなぁと。にしても、各種連絡のために授業に携帯を持っていって、メールをしながら授業をしました。こんなん、下の子どもが産まれた時以来ですわ(笑)。

で、無事講師の方が到着。今回の講師は谷川栄一さんです。トランスジェンダー生徒交流会が日之出でできるようになった、最初のきっかけをつくってくれた人のうちの1人です*1
「ところで、どんな話をしはりますか?」
と今頃聞いているわたしは、単なるばくち打ちだと思います。でも、この人なら大丈夫という安心感はあったんですけどね。
約1時間の講演が終わって、子どもたちが帰ったら、一緒に体育館の後かたづけをして下さいます。いい人だ。てか、普段から子どもたちの居場所づくりのスタッフなんかをしているので、慣れているんですよね。こういう「先生」にならない人の話って、たぶん子どもたちからいい感想があがってくるだろうなという、漠然とした確信があります。

谷川さんとしばらく「作戦司令部*2」で裏話でもりあがって、5時前に駅まで送ります。
職員室に帰ってみなさんの反応を聞いたら、かなり好意的な意見がたくさん返ってきました。子どもたちの感想文を読むのが楽しみです。
さぁ、今日の雑務を片づけて、長い長い1週間の終了です。

でも、長い長い土日と、それに続く長い長い来週が待っているんですけどね^^;;

*1:まわりくどい言い方をしていますが、いろんな人のおかげなんですよね

*2:トランスジェンダー生徒交流会の番組のはじめの方で出てくる、わたしの机近辺のこと

こんなこともある

この間ある生徒が
「最近クラスがうるさいなぁ。イライラして集中できなくてだるくなるねん」
と言ってきました。いや、わたしも集中できなくてイライラしているんですけどね。で、
「ガツンと怒ってほしいんやけど」
と言われたんですね。でもね、怒ってやむおしゃべりは、怒らなかったらまた復活するんですよね。なので、
「人の行動を変えるのは、内発的な動機やねん」
と、わけのわからないことを言って、その場を終えていたんです。
でも、今日は爆発しました。で、久しぶりに机を蹴りました。
当然クラスはシーンとなるわけで。まぁそれはそれでいいんですが。
蹴り方が悪かったみたいで、左足の親指に激痛が走ります。とりあえず、授業が終わったら保健室に直行です。足を引きづりながら歩いていると、怒ったクラスの子どもたちが
「大丈夫?」
と心配してくれます。ええヤツらやなぁ…。

えらいこっちゃ

朝起きるとフラフラしています。やばいよなぁ。
職場に到着して昨日のメンバーを見てみると、ボーッとしている人あり、眉間にタテジワを寄せている人あり。まぁ平和といえば平和なんですがね。
でも、おかげさまで事務作業がいっぱいあるのに、午前は使い物になりませんでしたよ。てか、「あした」のことで、担任さんからいろんな相談が来ます。頭は朦朧&ボチボチしか事務作業が進められない&考えなくちゃならないということで、かなりやばかったです。
てことで、ようやく体調が復活した午後からフル回転で雑務をこなします。こんな日に限って、午後に授業や補習が集中しているのですが、これも自業自得ってことで。
最近定時になりつつある7時過ぎには、まぁなんとかなるかというところまでこぎつけました。

さぁ、あしたが勝負の日だ。

で、打ちあげ

夕方から京都駅まで出て、呑みです。せっかくなので、同じセクションの若い衆も誘いました。
遅れて飲み屋に行くと、すでにえらい盛りあがっています。それも、今日の講演の続きの話で。いい感じです。
やっぱり、こういう場所が必要なんだと思うんですよね。職場の呑み会だと、つい、生徒の話になりがちで、理念とか思想とか、そういう方向にはなかなか行きにくい。そこに「外部の人」がいてくれると、そしてさらに研修会の講師であれば、ずいぶんと違った話になります。
話はドンドン進んでいって、最終的には「若手教員の合同の研修会をして、その後宴会をしよう」とかいう話になりました。えらいことになったけど、楽しみだなぁ。
にしても、今日も終電だよ。

格差の連鎖を断つ!

今日は教職員人権研修会。
ゲストスピーカーは、西成高校のH下さん*1
前に西成高校の教頭さんに来ていただいて話を聞いたのですが、その時に
「実行部隊はH下という教員」
と言われていたので、どんな人かとずっと思っていました。やがて、念願かなって、京橋でお会いしました。この時は、延々と7時間ぐらい呑んでましたねぇ。その時から、ずっと
「来てほしい」
と思っていました。で、わたしの書いた案内文。

西成高校に学ぶ生徒たちの現状は、おそらくはわたしたちの学校とは比較にならないほど厳しいと思います。そういう状況だからこそ、西成高校では、学科の編成やカリキュラムをはじめ、学校体制として、生徒たちに格差の連鎖を断つ力をつけることを「ミッション」としています。そういう意味では、もしかしたら今回の研修内容が、本校のキャリア教育に即そのままあてはまるものではないように思えるかもしれません。しかし、西成高校でおこなわれている教育実践から学ぶことはたくさんあると思います。今回の研修を通して、ぜひその「エッセンス」を感じていただければと思います。

もう、ほんとうに期待通りの話でした。
さらに、最後に「やらせ」の質問をしたのですが、それに対しても、期待通りの答えが返ってきました。てか、たぶんわたしと似ているところがあるんだと思うんですけどね(笑)。

*1:もちろんH≠橋

さぁ地獄の一週間だ…

今週の水曜日は「人権教育研修会*1」で、金曜日は「人権学習*2」。こんな予定を組んだのは誰だ!と思ったら、自分でした(笑)*3
てことで、今日はひたすら担任まわりです。とにかく担任会に出て、皆さんと話をする。
でもまぁ、今年はいままでよりもある局面においては「ていねい」に、ある局面においては「冷たく」やってきたので、それがよかったみたいです。イニシアティブが担任さんの方に移っていって、「やりたいこと」をやってもらえそうな雰囲気が漂っていました。
一例…。
担「あの〜、このテーマで、共通して伝えないといけないことってなんですか?」
い「特にないです(笑)」
いや、ほんとうにないんです。テーマはあくまでも素材であって、そこから何を伝えるかというところこそ、担任さんに考えてほしい。というよりも、担任さんにしかできないんですよね。もちろん、中には「う〜ん」と思ってしまうこともあるかもしれない。でも、それも含めて、自由にやってほしいんです。それこそが、人権学習の価値なんだと思います。
さぁ、金曜日が楽しみ!

*1:教職員対象です

*2:生徒対象です

*3:正確には「承認」ですが…