混乱の素

ところで、警察の人、わたしにいろいろ言うのですが、なんか雰囲気がおかしいです。あとで子どもに聞いてみると、子どもに「お父さんはどこにいるの?」と聞いていたそうな(笑)。

サドンデス

ぜんぜん「日常」じゃないんですけどね…。
家に帰って玄関のドアを開けたとたん、上の子どもが「じいちゃんがたいへんらしい」とえらい勢いでしゃべります。「なんやねん」「風呂場で倒れたらしい」
んなもんあかんやんか!
あわてて実家へ。
風呂場に行くと、たしかに倒れています。なんしか、呼吸があるかどうかを確認。わかりませんorz。心臓が動いているかどうかを確認。わかりませんorz。そのころにやっと119と連絡がつきました。電話口で「気道確保をして下さい」「息を吹き込んでみて下さい」「心臓マッサージをして下さい」立て続けに指示が来ます。息を吹き込んでみたり、心臓マッサージをしていると、救急隊が到着。AEDを使い、管を入れて心肺蘇生の開始です。
そうこうすると、警察が来ました。わかっちゃいるけど、えらい時に来るやんか。てか、完全に「結果」がわかった行動やろ…。そうこうするうちに、パートナーや子どもがやってきます。
やがて、収容する病院が確定。母親とパートナーが一緒に乗って搬送されていきました。
さて、わたしは警察の対応ですわorz。やがて、習い事をしている下の子どもを迎えに行く時間がやってきました。「そろそろ行くし」と警察を追い払って、一段落です。
子どもを迎えに行って、待ちながらパートナーと連絡をとりあいます。「救急処置室にはいった」「いま待っている」とか連絡があったのですが、やがて「19時15分心肺機能停止」という連絡が入りました。
遺体はそのまま警察署にまわります。わたしは子どもたちをつれて実家へ。実家に着くと、家の前に車があります。またまた警察ですわorz。
そうこうすると、病院に行った母親とパートナーと弟も実家に来ました。
警察はあちこち調べていろいろ聞いて、仕事が終了したらしく引きあげていきました。
あとは、検死が終わるのを「待ち」です。10時過ぎにようやく連絡が入り、警察署へ。検死結果*1を聞いたあとが、これがまた長いです。なんでも、調書の確認をしなくちゃならないらしいです。延々と待つこと小1時間。ようやく調書ができあがったらしく、確認ができました。
で、家に帰って別の車で身体が帰ってきました。寝慣れたベッドの上に身体を横たえてもらって…。すごく普通の顔をしているのが不思議です。
やがて、弟家族もうちの家族もみんな帰って、母親とふたりで午前1時の夕食。ビールを呑んでメールチェックをしたら、いつしか目が…。

*1:おそらく突然心臓がとまったんだろうとのこと。たぶん本人も「あれ」と思って「んんん!」と思ったら意識を失ったのではないだろうかとのことでした。

肝臓との勝負

今日は夕方から新大阪で最終打ち合わせ。
先日のトランス全国交流会の事後処理&打ちあげです。
事後処理の方はサクッと終了。その後、日之出の方々と合同の打ちあげです。
交流会に早い時間に参加して下さった方は食べられたと思いますが、「カスと菜っぱのたいたん」や「カスと大根のたいたん」をつくってくださったおばちゃん二人も参加して下さいました。お二人とも「交流会に参加させてもらってよかった」と口をそろえていっておられました。特に、お一人は「昔、うちの近所にもいはったわ。料理がうもうてなぁ。こないだあそこに行って話を聞いて、そうやったんかとやっとわかったわ」と言っておられました。なんかほんとうにうれしかった。
あと、最後の方に駆けつけて下さった方も、「いま、職場にFTMの人がいるんです。わたし、前回の交流会に参加させてもらっていて、あの時のことがあったから受けいれることができたんだと思うんです」と言って下さいました。

今回の交流会、部落解放同盟日之出支部との共催でおこないました。ですから、日之出の方々も「参加者」としてあの場におられました。そのことの是非をめぐって、実行委員会でも話しあいをしました。その中で勇気づけられた意見がありました。

外へ繋がっていけるコミュニティの状態にやっとなってきたんだなというのが感想です。
10年前まではやはり痛すぎて、傷が深すぎて、風がふくだけでも辛いみたいな業界って感じがしてましたが、そういう意味では成長したんだと思います。
東京・近畿圏以外の地域ではまだまだそういう部分は残っていると思いますが、人権に強い関西だからこそできることだと思うので、どんどんつながりを造っていくべきだと思います。もちろん当事者重視主義は残しつつ。

そして、あれから2週間経って、その通りだったなという気がしました。
中でつながることと外とつながること。深めることと拡げること。そのふたつを、とりあえず少しは実現できたのかもしれないと思いました。

てな感じでいい調子で呑んでいたら、帰れるギリギリの時間になりました。明日は仕事です。やばいぜ…。
結局ほんとうに終電でしたよ。
体、持つかなぁ…。

昼夜逆転

ふと目が覚めると5時。暖房が効きすぎて暑いです。なんか汗をかいています。喉が渇いています。ついフラフラと冷蔵庫に行き、目の前にあったチューハイをあけてしまいました。あぁ、久々のモーニングチューハイです。でも、これが飲めるところまで体調が回復しているんだなぁ…。
横では一晩起きていた元気なヤツらがなにやらしゃべっています。と、突然二人で出て行って、しばらくしてもどってきました。で、「どう?」とか言っています。
見てみると、FTMとMTFが服を交換しています。FTMの子のスカート姿…。なんかおかしい。なにがおかしいんだろう…。足さばきとか背筋の感じとか、結構似あっているわりに立ち居振る舞いがぜんぜんなっていない感じです。でも、ヤツは学校では現役女子高生なんだけどなぁ…。一方、FTMの子のジーンズ姿…。ぜんぜん男に見えない。さすがお水出身です。着こなしが「メンズを着ているおねーちゃん」なんですね。本人もずいぶんと気に入っているみたいです。それにしても、たいしたもんだわ…。
一緒に泊まっていた人が「7時にスタートしたい」ということだったので、6時過ぎから撤収開始。7時過ぎに撤収終了でお家へ…。
家に帰ったら9時前。そのまま布団にもぐり込んで次に気がついたら12時過ぎでした。

今年度最後のイベント

3月はイベントが続きます。先々週がGID学会*1、先週は在日外国人生徒交流会、そして今週はstn21*2の総会・学習会・懇親会です。
この総会、東京と関西で交代で行っています。東京でやる時は、たいてい「中野ZERO」でやります。で、京都でやる時は、なぜかわたしが段取りをしていまして、会場は知りあいに頼んで、学校を会場にしています。
で、まずは総会。と言っても、会計の報告と活動報告が口頭であるだけです。まぁ、もともとが「組織」ではなく「自立した個同士の緩やかなネットワーク」をめざしているので、そう厳密に総会でなにかを決めなくちゃならないわけでもないんですよね。ただ、活動をしていく上で会費をとっている関係で、報告はしなくちゃならないということです。で、そんなことはあっという間に終わって、あとは自己紹介と簡単な近況報告です。とは言え、近況報告が後ろの順番に行くに従ってどんどん長くなるのは世の常です。それだけみなさんがそれぞれの場でそれぞれにとりくみをすすめているということなんだと思います*3
続いて学習会。
わたしは前に一度トランスジェンダー生徒交流会で報告を聞いている「レインボースクールプロジェクト」のアンケート結果についての話です。交流会の時には、子どもたちがアンケートに答えたこともあり、そこで感じたことなんかを交流しました。それに対して今回は、大人が対象ということと、聞いている人が主としてゲイであるということ、さらに教育関係者やアクティビストであるということから、あらたな提起がたくさんありました。中でも、「パレードに行っている人はほんの一部」「パレード以外のところでとれば、おそらくぜんぜん違う結果が出てくる」という提起を自分の経験にもとづいて語られたのですが、このあたり、わかってはいるものの、やはり実感としてわかりきっていなかったなぁという気がしました。そうそう、爆笑したのが、トランスジェンダー生徒交流会の子どもが「パレードに行ったら、「オレって普通やん」と思った」という話でしたかねぇ。それ以外にも、アンケートの活用方法についての話とかもあり、「今後に期待する」という参加者の思いが伝わってきました。
で、懇親会。
今回は京都駅近辺でやったということもあって、「チヂミの王様」です。
ここ、ほんとうにいつも無理を聞いてもらって、しかもすごくよくしてもらっています。いっぱい飲んで、いっぱい食べて、いっぱいしゃべって、みなさんにも満足してもらえたんじゃないかなぁ。あまりにも盛りあがりすぎて、はじめに「3時間ね」と言われていたのに4時間もいてしまいました。さすがに大将「もうそろそろ勘弁して」と言いに来られました。ごめんなさい。
で、その後、文庫センターで2次会(笑)。
ゲイのメインストリームは夜の街に消えて行かれて(笑)*4、文庫センターに行ったのはトランス系+ゲイの方2人。いや、ゲイの方が来られたのはすごくうれしかったです。なんか酔っぱらっていたので、えらい勢いでしゃべっていた気はしたのですが*5
で、帰らなくちゃならない人が帰りはじめたところで、わたしも押入から布団を引っ張り出してダウン。

*1:これもイベントか(笑)

*2:セクシュアルマイノリティ教職員ネットワーク

*3:単に教員がしゃべりたがりであるという話もありますが(笑)

*4:もしかしたら、誰かの家に行ったのかも

*5:たしか、就職時にカムアウトすべきかどうかみたいな話。「カムアウトに公式なんてない」「無理にカムアウトなんてしなくていいよ」という話をしていた気がしますが…。

変わりばえせんなぁ…

今日から仕事は来年度へ向けて動きはじめます。
かつていた変な校長は「4月1日に人事が発表になるので、それまではなにもしない」とか言ってましたが、あの時はほんとうにたいへんでした。さすがにそんな変なヤツは最近はいないので、そうとう円滑にことが進むようになっては来ましたが…。
まずは、離任式。
当然わたしは「平場」です。離任のあいさつを聞きながら、「いつになったら「あそこ」に座るんだろうなぁ(笑)」などと考えていました。だって、離任のあいさつの持ち時間が「1年1分」だったら、あたしゃ20分以上しゃべれるわけで(笑)。
続いて職員会議。来年へ向けての大枠がでます。で、資料をザッと見て…。
まぁ、来年も「いつもの1年」になりそうだな。
でも、子どもたちの存在は常に「いつも」ではありません。そうだそうだ。そこに「新たな1年」を感じながら、気持ちもあらたにやろうかな…。

通常業務

起床は朝6時。いつもの通りお弁当をつくってスタートです。なにせ、今日の午前は日直です。遅れるわけにはいきません。
それにしても、初日のクラッシュの影響か、妙にヘルメットが重い。しかも、確認のために首を振るとヘルメットの重さに首が負けそうです。ヤバイです。なんとか職場に着いたはものの、なにげに体がだるい。ますますヤバイです。
朦朧とした感じではありますが、まぁやらなきゃならないことは決まっているので、淡々と通常業務をこなします。
で、気がつくと定時。1日なんてあっという間だなぁ…。
帰ったら、お風呂に入って晩ご飯を食べて、録画しておいたF1を見て。
やっぱ、F1のコーナーリングって早いわ。いまさらながら驚きました。まぁどうでもいいことですがね…。

さて、あさってはstnか…。どうなることやら…。

シーズンも終わりかぁ・最終日

朝、窓の外を見ると雪(笑)。
てことは、レッスンのはじめは新雪汚しにケテーイ!
初級に毛が生えた程度の子どもたちですが、お客さんが少ないこともあって、レッスンがはじまってもまだまだ子どもたちが滑れる斜面には新雪が残っています。あちらのコース、こちらのコースと1時間ちょっとかけてたっぷりと新雪を滑りました。子どもたちも「ふわふわ感が楽しい〜」とおおはしゃぎしていました。そりゃそうだ。わたしも楽しいもん(笑)。
その後はちょいと練習。
午後からは、ふたたびあちこちのコースを滑りまくります。
子どもたちに細かい練習はさほど必要ありません。それよりも、たくさんの距離を滑らせること。ただし、いいシュプールを滑らせて、リズム感とかふさわしいスピードを身につけさせること。これは、いい姿勢を体に染みつかせるためにもとても大切なことです。極端に小さなリズムや極端に速いスピード、極端に急な斜面に行くと、いい姿勢が身につきません。あとは、滑りながらも名前を呼んで声をかけることかなぁ…。
午後の最後はフォーメーション。
フォーメーションは、互いに相手を見ながらスピードをあわせ、リズムをあわせ、さまざまなことを調整することが必要になります。これもまた、すごくいい練習です。そうやって、自分本位な滑りではない滑りを身につけていきます。みんなの息がピッタリとあうことで、すごくきれいなフォーメーションへとつながっていきます。それがまた、みんなで滑る喜びへとつながっていくんですよね。
で、レッスン終了。
さて、あとは自分の練習だ。残された時間は約1時間。とにかく、コブに飢えています。コブに行こう。1時間コブを滑り続けて、一番最後のコブで派手に転倒。リフトの真下のコブだったので、上から「おぉ!」という声が聞こえてきます。ユニフォームのままでこけたのはちょっとまずいけど、まぁそれもスキーです。ちょっと気持ちよかったです。

てことで、今年はようやく滑走日数10日を達成。けっこうたいへんだったわ…。