長〜いおつきあい

午後からは出張。その後職場にもどって、なんだかんだと雑務。
さて、雨も降りはじめてきたから、そろそろスタートするか*1
てことで、京都府中部の街F市をめざしてスタート。雨が降っている時のバイクって、ヘルメットをかぶる前はしんどいけど、走りはじめたら、「これもバイク」という気分になりますね。雨の中の高速をひたすら走って、7時15分に到着。すでに待ちあわせ場所には、O西さんが来ておられます。
O西さんとは、考えてみると20年近く前からの、細く長いおつきあい。
部落の高校生の全国集会*2で、お互いに引率として年に1回ではありますが、何度も顔をあわせています。中でも、O西さんが連れてこられた在日の子どもとのつきあいをきっかけに、ほんとうにいろんな話をしました。あれが、1993年ぐらいのことかなぁ。
でも、いままで一緒に呑んだことがないんですよね。で、今回縁があって一緒に呑むことになりました。
おもしろいものです。話はたしかに「こんなことがあったよね」「あんなことがあったよね」という、まぁ昔話なんですが、でも、その子どもたちの「今」を語りながら、わたしたちの「今」の話につながっていくんですね。それが「続ける」ということなのかもしれません。
ほどよくお酒が回ったところで、明日があるので呑み会も終了。うん、いい夜でした。

*1:かなり混乱をしています。

*2:「全国高校奨学生集会」、現在の「全国高校生集会」

ちょっとホロリ…

今日は終業式。長い長い1年が、とりあえず終わりです。
で、式が始まる前に、ちょっと「ガンバった」かっこうをしている連中は「別の列」に並ばされたりするのですが、まぁ、そんな中によく知った子がいたりするあたりが…。
で、式のあと、そんな中の一人と話をしていると…。その子の友達でやっぱり「別の列」に放り込まれていた子が、いきなり話しかけてきました。
「なぁ、一青窈のあの歌、知ってる?」
ん?あ、昨日の夜テレビでやってやつか…。
「あぁ、テレビでやってたなぁ。見ようと思ってたんやけど、寝てしもたんやわ」
「あれ、ええ歌やなぁ。性同一性障害の人をテーマにしてるんやてなぁ。あれ聞いて、ぜったいにどひちゃんに教えたろうと思たんや」
「そうかぁ、ありがとう」
そういやこの学年、1学期に話をしたんやったっけ。覚えてくれてたんやなぁ…。
ちょっとホロリ…。