電車で行ったわけは…

東海地方の某都市で話。なんか、中学生と小学生の合同の人権学習だそうです。しかし、小学生にわかるのかなぁ。できるだけていねいにかみ砕いて話をしたけど、「アンビバレンツ」みたいなものはとうてい理解ができるわけないので、やっぱりすごく表面的な話になってしまいました。
それでも、1時間20分、子どもたちは聞いてくれたわけで、すごいなぁと思いました。そうそう、小学生の中には、あくびをしている子もいたけど、まっすぐこちらを向いて聞いてくれる子もいました。いい意味の好奇心とか知的欲求がある子なんだろうなぁという感じが伝わってきました。
ちなみに、ここの中学校、とってもお行儀がいい学校のようです。でも、その仮面の下には、生き生きとした中学生の顔がありました。というのは、話の最後に写真のさらしあげをやったんです。ところが、先生たちは「教室にもどるよ」と誘導しようとします。みんないちおう、先生たちについていこうとしています。でも、「写真、見たいよ〜」という感じが伝わってくるんです。で、「見たけりゃ見に来たら…」と近くにいる子にささやくと、その子が見に来る。すると、みんなが一斉に列を崩して、そのまま写真のまわりに群がります。その時の顔のいいこと!しかも、先に見た子は時間に余裕があるので、てきとうにわたしにちょっかい出しをしてくれます。
どこの中学生も、基本は一緒やなぁと思いましたねぇ…。

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