焼肉の町

朝、生徒から「照明がつかない」というメールが来ました。いま、文化祭直前で体育館で舞台練習をしているんですよね。
幸か不幸か、今日はウトロで集会があって、放送を頼まれていました。なので、学校に行く用事があるので、ちょっと早めに家を出ることにしました。
あれこれテスターで電源を見ていると…。来てません。てことは、どっかのヒューズが飛んでるか…。学校の電源のヒューズなんて、そこらの店においているものじゃないし、てか、そもそもヒューズなんて死語やし(笑)。まぁ、明日電気屋さんに来てもらって症状を伝えるか。
で、放送セットを持ってウトロへ。
なんだかんだとバタバタしていたので、集会には出られませんでした。でも、わたしの担当は集会の後、焼肉会場の放送担当だからいいんです(笑)。
一通りセッティングを終えたころに、集会や散歩を終えた人たちが集まってきました。せっかくなので、BGMはこれです。
そうこうするうちに、ウトロ出身のジャグラー金昌幸(キムチャンヘン)さん*1が登場。すごいジャグリングテクニックを見せてくれました*2
ところで、このあたりは「仕事中」なんですが、町内会長さんが
「センセ、ちょっとここに座り」
と言ってきます。
「え、いま仕事中…」
「ええから座り。ビールが入ってへんセンセはセンセとちゃうやろ」
さすがによくわかってはります。あとは一缶飲み干す前に、前にビールが並ぶという、いつもの状態の開始です。肉をつまんでは、ビールを半缶を繰り返していると、ちょうどいい感じになります。あたりが暗くなりはじめた頃、「ちょっと手伝え」と言われて、近所の資材置き場へ。工務店ライトと脚立をかついで照明のセットです。
やがてあたりが暗くなると「ノレ」のはじまりです。ハルモニの歌にあわせてあちこちで踊っている人がいます。やっぱりウトロはウトロです。ただ、放っておくとこれが延々と続くのもウトロです(笑)。仕切っている人が「7時半まで!」と一声。どうなるかなと思ったのですが、本当に7時半に終わりました。みなさん、歳とったな(笑)。

それにしても、この町、やっぱりぜったいに守らなあかんな。

*1:ウトロの人は大道芸って言ってたなぁ…

*2:世界チャンピオンなんだ…

会議(ToT)

起床は4時10分。そこから小刻みに10分ずつ寝て、4時半には完全起床。4時40分にタクシーに乗って駅に移動です。5時09分の列車に乗って、京都へ。京都到着は9時過ぎです。で10時から某在日外国人教育関係の会議。
さすがに眠いです。でも、寝られないです。いや、会議だからじゃなくて、午前10時なんて寝られる時間じゃないということなんですけどね。で、出席者も少ないことなんで、11時頃には午前の部は終了。お昼ご飯のラーメン&ビールです。
午後からはそれなりに白熱した会議ができて、よかったよかった。朝早くに松山を出た意味がありました。
会議終了後は飲み会です。でも、さすがに晩ご飯は家でと思い、帰ろうとしたら、外はものすごい雨です。駅まで迎えに来てもらおうと電話をしたら「今、外に出てる。雨がすごいから雨宿りしてんねん」というパートナーのお言葉。なので、家に帰るのをやめて飲み会に合流しました(笑)。それでも1次会でダウン。
家に帰る頃には半分寝ていました。

ルサンチマンとあこがれをもう少し

シンポの後は懇親会。懇親会の席では、いろんな人といろんな話をしたのですが、中でも最後の問いは、自分としてはとても興味があったので、懇親会の最後に明秀さんのところにいきました。
シンポの時に、わたしは「セクシュアルマイノリティの場合、階層などには関係なく普遍的に存在する。だから、すべての当事者が「権力」へのルサンチマン・あこがれを持つわけではない*1そのために、その切り口で語ることが難しいんじゃないでしょうか」ということを提示するにとどまったのですが…。でも、明秀さんにとっては、それなりに腑に落ちるところもありながら、考えるところでもあったようです。
ついでに言うと、セクシュアルマイノリティというくくりもかなり大雑把ですよね。ゲイとレズビアンとではぜんぜん違うし、トランスだってMTFとFTMではぜんぜん違う。なので、それらをひとまとめにして、一つのルサンチマンにもっていくのは相当無理があるんだと思います。でも、「MTFは「若い女性」という記号へのルサンチマンとあこがれがある」とか言われたら、「そりゃそーだ(笑)」となる可能性は大ですよね。でも、そんなもん、運動にも何もならないわけで*2、明秀さんの話との接点は持ちにくいだろうなぁ…。

*1:逆に言うと、持つ人「も」いる。

*2:逆にジェンダーバイアスにまみれている話なわけで…

日本解放社会学会

朝、いつもとさほど変わらない時間に京都駅へ。目指すは八条口バス乗り場です。バスに乗った行き先は、なぜか松山(笑)。しかし、なんでこんな日にと自分でも思うのですが、まぁそこはそれ、「忙しい時こそ時間ができる」んです(笑)。
で、向かったのは日本解放社会学会。なんでもシンポジウムをするとか。それにしても、一介の算数の苦手なしがない高校数学教員が、なんで社会学の学会のシンポに出るハメになるねんとは思うのですが、そうらしいです。
会場に着くと、なにやらわさわさと出てくる一団がいます。見てみると、シンポの関係者です。なんでも、昼ご飯を食べながら打ちあわせをするとか。ほなわたしも行かなきゃなりませんやん。てことで、ついていきました。実際には打ち合わせもほとんどなく、互いに自己紹介をしておしまいという感じ。
で、シンポ。
トップバッターは、加藤Kさんによるレインボーカレッジにかかわる実践報告です。学生が動くのっておもしろいですね。Kさん自身も若いので、サークルのノリがあっていい感じです。
続いて、堀江有里さんによるカミングアウトをめぐる考察です。「語ること」と「隠すこと」の間についての考察をしておられたのですが、ぜんぜんわかりませんでした。みなさんきっとむずかしいことを考えてはるんやろなぁ、と。
で、最終バッターがわたし。自分のことをちょこっとしゃべって、トランスジェンダー生徒交流会のことをちょこっとしゃべって、最後に「トランスという生き方」についてちょこっとしゃべっておしまい。なにに感動したかというと、ひとつは「わたしでも25分で終われるんだ」ということ。もうひとつは「学会でもネタを振ったらウケる」ということ。

で、休憩。
ずっと気になっていた人がいました。前の方で、暖かい雰囲気を出している人。う〜んとずいぶん考えて、ツツッと寄っていって声をかけました。「仲間ですか?」。すると「はい」という返事。やっぱり、金物を見わけるのはむずかしいです(笑)。
休憩の後は、会場も交えたフリートーク。いろいろ質問や意見も出たんですが、なかでも興味深かったのが、金明秀さんから質問でした。
「在日であれ部落であれ、「権力に対するルサンチマンとあこがれ」というのを感じるんだけど、セクシュアルマイノリティにはそれが感じられない。それはなぜなのか?」
なるほど…。
単純に「いや、権力に対するルサンチマンとあこがれはあるのです」という答えはもちろん「あり」だし。実際そうだと思います。でも、はたしてあたかも一枚岩みたいな感じで「あります」と答えられるだろうか…。あるいは、それは「権力」なんだろうか…。

懇親会の後は、宿に移動。って、温泉だよ(T_T)。
その後(笑)、わたしを今回誘って下さったとしばしビールを飲んで、お休みなさい…。

夜がもちませんorz

最近、晩ご飯を食べてビールを飲んで、ちょっとテレビを見たらすぐ眠くなります。今日眠くなったのは9時半頃。まぁ、最近の生活態度から当然と言えば当然なんですが…。おかげさまで、夜はなにもできません。おやすみなさい◯Oo…。

ほんとうのこと…

週末、遠距離の移動をしなくちゃなりません。公共の交通機関を使うかバイクで行くか、ずいぶんと考えたのですが、もろもろのメリットを考えて公共の交通機関で行くことにしました。
経費削減のために、行きは高速バスを使います。で、チケットセンターに予約の電話。すると、連絡先を聞いてきた後「男性ですか?女性ですか?」との質問。これ、混んでいる時は「同性」が隣同士になるようにとの配慮だそうです。
ま、それはそれでうれしいのですが、どう答えてもほんとうじゃない気がしてなぁ…。

三角比の導入

てことで、1年生の授業は三角比の導入。
通常三角比の導入は直角三角形の辺の比で説明するのですが、ここ数年、「う〜ん」と思っています。なので、2年前から「バックネットの高さを測ってみよう」という問題からはじめることにしました。
いきなりこういうお題を出すと「わからへん」とか言うのですが、「なんしか考えてみ」と、とりあえずやらせます。まず一番多い答えが「巻き尺を持ってのぼる」です。当たり前ですね。
そうそう、ツールとしては、巻き尺と分度器を使うことにしています。今年の秀逸な答えは「分度器をおもりにして巻き尺の先っちょを投げて、バックネットの最上段を越えさせて地上まで落とす。そこではかった長さを半分にする」というの。ちゃんと分度器を使っているので、思わず「正解!」
で、そこから対象までの距離と仰角を使ったらいろいろできることを説明します。ちなみに、ここではタンジェントを使うのですが、「底辺が1の直角三角形において、仰角がAの時の高さをtanAとする」という言い方で説明をします。なぜこういうふうに説明するかというと、Aの大きさと高さに相関関係があることが直感的にわかるということと、tanAがひとつの数値をとるということが直感的にわかるということなんです。つまり、三角比の表には「直角三角形の高さの一覧表」が書いてあるという説明になるんです。
同様に、sinとかcosは、斜辺が1の直角三角形の高さや底辺の一覧表というふうに説明をします。
で、一通り測量問題をやったあとで、「じゃぁ、逆に辺からsin,cos,tanを求めてみよう」というふうにして直角三角形の辺の比にもっていきます。で、こいつも「表を使えば角度がわかるよね」というふうに、具体的な数値に持っていく。
とりあえず、すべてを具体的な数値の問題にして定着をさせてから、一般化をしていきます。
こんなやりかた、どうですかねぇ…。

そうそう、このやり方、もう一個メリットがあって考えたり作業をしたりする時間がけっこうあって、モロに授業をしなくてすむので、夏休み明けのリハビリにちょうどいいんです。てか、こっちが理由か(笑)?

半日死んでました

朝、職場に行ってK口くんのパートナーさんにメール。
「きのうはわたしも共犯です。すんません」
しばらくして返事。
「二人とも正座!」
思わず京都で正座していました(笑)。
てな感じですが、さすがに体調は最悪です*1。でも、授業をしなくちゃ…。

*1:こればっか。そういえば、朝出掛けにパートナーから「いつまでこんなことやってるの?」としみじみ言われてしまいましたよ…。

サクッとな…

今日は夕方から打ち合わせで大阪です。なんか、あわただしい…。
待ちあわせ場所に着くと、すでにK口くん@山口県在住(笑)がいます。もう一人のK敏さん@生野区在住はまだ。なんでも交通事情で遅れるとか。しばらく待ちましたが、「まぁええか」ということで、打ちあわせ開始。
まずは、時間の大枠の説明があって、前半部分の意図がちょこっと話されました。なるほど。で、後半部分の説明は…「フリーね」。それだけかい…。
コーディネーター役のK口くん曰く。「時間の枠とか順番とか決めたらおもしろくないし、どうせ無理に決まってるし。互いに言いたいことを言いあって、聞きたいことを質問したらいいんとちゃうかと思うねん」。そりゃそうだけど、それだけかい…。
と、そこにK敏さんが子連れで登場。よー似てはるわ。
K口くん、同じことを繰り返して、打ちあわせは5分で終了。あとは、韓国の戸籍をめぐる状況とかセクハラにかかわって感じたことなんかの話。
それにしても、考えてみると、K口くんもK敏さんもわたしも、全員ピン芸人です。しかも、全員ネタを辞さない系です。んなヤツ3人のシンポジウムってどうよ。てか、思い切ったことをするなぁと、主催者の度量に妙に感心してしまいました。
打ちあわせのあとは、当然呑み。
K口くんは9時半頃の新幹線に乗らないと帰れませんが、帰る気配はまったくなしです。大丈夫かいな。パートナーさんが怒るよ。人のこと言えませんが…。結局、K口くんは元地元の日之出で夜を過ごすことにしたみたいです。てことは、一転してわたしが最も遠方。気がつくと新快速の最終です。えらいこっちゃとあわてて新大阪駅へ。なんとかまにあって、京都まで。当然地下鉄はないので、京阪まで歩いて、とりあえず家に極力近づくことにします。最後はタクシーを覚悟しながらパートナーに「それでも帰ります」とメールを送ると「ええ加減にしーや!」と返事。それでも、最寄り駅まで迎えに来てくれました。もう、感謝です。

始業式とか

昨日の影響かどうか、えらい体が重たいです。まぁ、最後のラーメンが効いたんだと思います。
でも、容赦なく始業式はやってきます。で、いつもの通り軽くこなして、あとは雑務・雑務・雑務。あっという間に昼が来て、あっという間に夕方です。日常だなぁ…。
家に帰って、昨日録画したモトGPを見ました。ロッシ…(;_;)。