まぁそれでもええんやろな

朝、出勤途中、なんとなくモヤモヤ。で、職場に着くと、人権関係のものがかってに動かされてて、腹が立ったので爆発。若い衆になぐさめられるなど(笑)。
まぁでも、潜在的に人権が削られてることへの怒りとか腹立ちとかがあるから、定期的に爆発します。これ、スポットで人権担当してる人にはわかりにくいかもです。逆に言うなら25年も連続してやってるのはわたしくらいなんで、なかなか共有できない。
他の仕事は「後継者」を育てるためのしくみをつくってます。具体的には「人」を配置する。でも、人権についてはそれをしない。どころか、他校ではみんな「兼務」です。みんな「人権は大切」というけど、奥底では大切に思ってないことが丸わかりです。本当に大切だったら、人とお金をつけるはずですからね。みんな「他の仕事を考えると」って言うんだけど、それは単に「優先順位が低い」ってことを言ってるだけどす。
そんなことを10年以上肌身で感じ続けてたら、爆発しないほうがおかしいと思います。
ちなみになぐさめてくれた内容は
「この学校にいなかったら、今の生徒指導のやり方にはならなかった」
です。具体的には人権を意識した生徒指導ってことです。それはすなおにうれしいですね。
まぁそんなこんなで仕事開始です。最初の授業はプリント学習なので、とりまプリントづくりかな。プリントづくりが終わったら、少し金田さんのペーパーを読みましょう。なるほど。そういうことか。何度も読んだけど、わかってなかったなぁ。てことで、プラマーを読み直したり。なるほど。わかってなかったなぁ。
授業の最初は新年のあいさつ。
「地震すごかったね。でも、その後報道されないね。バラエティばっかりだね」
と言いながら
「松本人志がフッと消えたね」
と言うと笑いが起きる教室です。
昼休みは6時間目の国際理解教育のための放送セット。今回は少し組み方を変えて、講師にボリューム調整をしてもらえるようにしてみました。そうそう。年末に
「XLRケーブルを長さごとに違う色のテープを貼っておいて」
って部員に頼んだんだけど、やってくれてました。おかげでわかりやすい。
「すばらしい!」
と絶賛しておきました。
ここで少し時間ができたので、第4章をいじりましょう。一昨日、言葉の意味をひとつ変えた関係で、その言葉にまつわる表現を変えていかなきゃなりません。まぁこれでできたかな。
放課後は、各セクションの部長さん参り。実は京都府国際センターがパンフレットをつくってますが、それを見て「自分のセクションに必要な知識だな」と思うところをチェックしてもらおうと。そんなややこしい、しかも完全に仕事ではない依頼を、みなさん、ふたつ返事で引き受けてくださいます。ありがたい。まぁこれも、このガッコの雰囲気なんでしょうね。今はいなくても、もしも日本語指導が必要な外国人の子が来た時になにをしなきゃならないか、なにができるかを考えてくれるってことです。こんなふうにしながら外国人教育を広げていくってことなのかな。
てことで、いつもよりひとつ遅い電車に乗って京都駅へ。ここで、I本さんとHんみさんと合流。目指すは「みなみ」です。そして謀議です。
なんで他人がやったケンカの後始末をしなきゃならんのかなぁ。しかも、未だに頑なです。その頑なさが、今の人々にどれほどのいらん労力とかを強いてるかってことはわかってほしいんだけどなぁ。
でも、わかったことがありました。なのでおふたりに
「結局、プライドですね」
とひとこと。おふたり、笑っておられました。
「人権」というとりくみへのプライドは持てばいいです。というか必要です。が、自分へのプライドはなくていい。まぁ今朝の爆発への自戒の念を込めてですけどね(笑)。
さてと、帰りましょうか。

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