昨日はセミナーのあと懇親会という名前の飲み会。ちなみに、こんな時期に京都のホテルが空いているわけもなく、ホテルがとれなかった人orはじめからとる気がなかった人対象に合宿をやって、朝は6時に起きてしまってと、条件は最悪です。にもかかわらず、今日は某在日外国人教育関係の総会で、なーんか、いろいろあって議長をやれとか(T_T)。ま、事務局長も同じ条件なので文句は言えません。
てことで、総会。まぁこれはつつがなく終わりました。で、続いて会議。
んー、なかなか激しい論議ですねぇ。まぁわたしはそんな人たちを尻目に、送られてきた原稿の版組したりしてたんですけどね。
にしても、フォントってめんどくさい(T_T)。常用しているフォントがむかーしのものなんで、縦書きにすると表示されないとかのトラブルが発生したり。これを今のフォントに置き換えて、しかも雰囲気を似せさせるためにはどうしたらいいかとかをひたすら考えていました。
ぜんぜん会議と関係ないけど、こんな仕事もまた必要なんですよ^^;;。
月: 2013年5月
開催者の仕事
今日は某在日外国人教育関係のセミナー。で、わたしは、まぁいわば開催側です。
なにかの集会をしようとした時、その集会の中身をどうするかが問われると思われがちです。で、それそのものは決して間違ってはいないのですが、その手のことを考えるのは、わたしは苦手です。どちらかというと、会場の段取りとか、放送機器や記録関係の機器の段取りやセッティングに意識が行くタイプなんですね。
てことで、今日もずっとスタッフワーク。
にしても、スタッフワークが数種類重なると、さすがにきついなぁ(T_T)。
タイプ
なんでも若い衆が悩んでいる、というか、悩まされているみたいです。なーんから話を聞けば聞くほど、「ボタンのかけ違い」っぽいんですよね。で、せっかくなんで、「決戦の場」におじゃますることにしました。
なるほど、後ろ向いてしゃべってます。しゃべってる子、わたしがうしろの扉からのぞいているのを見て「こっちこっち」とか、手招きしています。いらんことを^^;;。
まぁ、ヒマなんで、中に入ってみました。
若い衆、一生懸命前でしゃべっておられます。後ろ向いてたヤツに、
「前、見てみ。ほれ、問題解けよ」
とヒソヒソ話。すると、あんがい素直に問題をときはじめます。で、お定まりの
「わからん…」
です。いくつかヒントを渡すと、だんだんときはじめます。
まぁそんなこんなでつつがなく「決戦」も終わりまして(笑)。
夕方、若い衆がやってきました。
「ごめんね、中に入るとやり難かったやろ」
「いえいえ」
みたいな会話のあと、いよいよ本論です。
なんでもその若い衆、若手の先輩から
「あいつら、最初にガツンとやらんとあかんで」
とか言われたらしいです。で、ガツンとやったけど、中途半端だったとか。
「それかぁ」
ですね。
その若い衆、タイプが違うんです。もっと、たぶん優しい子なんですね。そんな子が、ガラにもなくガツンとやったら、生徒たちは
「あ、無理してんな」「あ、これが精一杯やな」
って見抜きます。すると、「これ以上はない」ってわかるので、抑えが効かなくなる。で、若い衆としては、最初にガツンでやったもんだから、そこで押すしかなくなる。でも…。
まぁ、個人的には、若手教員同士のやりとりが悪いと思うのです。経験の少ないもの同士で、ある人がうまくいったケースを全体に拡大するからダメなんです*1。で、なぜそんなふうになるかというと、経験の継承を軽視しているからです。全体としても、ふた言目には「若い人の考え方で」となる。
ガッコって、いろんなタイプの教員がいて、いろんなやりかたでかかわる。ガツンな人もいれば、優しい人もいれば、情けない人もダメな人もいる(笑)。そんないろんな人が、それぞれのやり方で子どもたちとかかわる。その重層性みたいなものが大切なんだと思います。
「あの子らね、数学、わかりたいねん。でも、粘りがないから、すぐに「わからん」ってなるねん。で、しゃべってしまう。だからね、わかりたいっていう気持ちを大切にしたってほしいねん。そしたら、きっと前を向いてくれるよ」
情けなくてダメな人からのアドバイスです(笑)。
近世出版事情
今日のおべんきょのテーマは…。
うーん^^;;。おもしろくないというか、おもしろいというか。
簡単に言えば、「今も昔も売れない本は出版社はつくりたがらない」ってことと「ベストセラーを書く人は、書きたいことを書く人ではなく、売れる本を書く人」ってことなんですけど。まぁ、わたしがわかったのはそこまでなんですが…。
センセとすごす90分の中で、そこが深まるのがおもしろいです。
そんなこんなを、近世の民衆になった気分で考えると、なんとなく、今も昔も「民衆(もちろん含む、わたし)」って、そんなに変わらない気がしてきます。自分の存在理由を考えたり、でもオリジナルな思考ではわからないときに、なにかに憑依したり。
で、とても大切な提起。
- 益軒の朱子学の解説本が民衆に行き渡った時に、それが特に教育という側面でなにをもたらしたか?
益軒が書きたかったことと、それを受けとめた読者の思いの間にあるズレ。そのズレがもたらしたことの中に、時代を読む本質があるのかもしれません。
そうそう。
益軒が一番書きたかった本は、とうとう出版されませんでした。
「益軒は、きっと学者になりたかったんでしょうねぇ。同時代の学者たちに憧れたんでしゃうねぇ」
とのセンセの言葉に深くうなづいてしまいました^^;;。
わわわわー!
午前は4連続授業。いや、出張が多いわたしのために、とにかく無理をして午後を開けてくださった結果なので、感謝しています。でも、なかなかです。もたろん、小学校や中学校の教員からすれば、
「それがなにか(笑)?」
といわれるのはわかっていますがね^^;;。
てことで、気がつくとお昼です。
もう、わわわわー!です。
で、午後一息ついだところで電話。あ、仕事忘れてた_| ̄|○
仕事ってひとつ忘れていたことに気づくと、芋づる式に気づくもので、あれやってこれやってしていると、またまたわわわわー!です。
放課後、「これ以上やるとタイムリミットをすぎるけど、やらないにしては微妙に時間がある」という、微妙な時間が残ったので、ソファに横になって、おべんきょの予習。と、眠気が襲ってきて…。ふと目を閉じたところに一年生が来ました。
「生徒会、やりたいんです」
それはそれは!てことで、しばし説明。説明が終わって出ていきしなに、その生徒がひとこと。
「午後のお休み中失礼しました!」
わわわわー!ですよ。
まぁ、人間できとるな^^;;。
バタバタ
昨日は出張の関係で職場に行ってません。なので、今日、久しぶりの出勤みたいな。
で、通勤途中にメールで仕事がひとつ。ガッコに着いたら校門で仕事がひとつ。部屋に入って同僚と会話をした瞬間思い出しました。今日は生徒会役員選挙じゃないですか!いや、完全に忘れてました^^;;。うーん、最後の詰めの準備ができていません。
あれしてこれして。ふむ…。
てことで、午前の時間は矢のように飛んで行きました。ちなみに、午後の時間は開票結果の集計だのなんだので、これまた飛んでいって、気がついたら6時半。まぁ、おべんきょない日はしかたないです。
最後に明日の準備をしてと(笑)。
うん、きれいに貼れました。あしたからのネタがひとつできました。よしよしo(^^)o
燃費
で、榎井さんと呑み。
まぁお互いいろいろ考えていること、感じていること、そんなこんながいっぱいあります。で、そんなこんなをいっぱい話をして。おいしくお酒を呑んで(^^)。
ところが、榎井さん、食べない。ほとんど食べない。で、平気な顔でお酒呑んでます。
帰りにひとこと
「わたし、燃費、いいんです」
いや、確かにいいです。わたしも決して燃費が悪いほうじゃないはずなんですが、比較になりません。
なので、家に帰って、晩ごはん^^;;。
ごはん食べ終わったら、いきなり眠気がやってきて、そのまま入団。
ふぅ、しあわせ…^^;;。
多文化共生の学校づくり
今日は研究会の総会です。もちろんわたしは録音録画の担当です。なので、午前の総会はダラダラと^^;;。
にしても、総会なぁ。事務局としてはスムーズにことが進むのは楽なんですが、なーんにもないってのも、それはそれで不健全な気もします。
もっとも、みなさん学校の代表とはいえ、必ずしも常連ってわけじゃなくて、「はじめてこの役になった」みたいな人もおられますから、しゃーないんですけどね。なので、そんな人が「来てよかった」と思える中身を準備するのが事務局の仕事なわけです。
てことで、午後は記念講演。講師は榎井縁さん。わたしとしては処を変えたリベンジです。
榎井さんの話、すごくわかりやすいし、気づかされることもすごくあります。でも、言い方を変えると「先に行ってる」感じがあるんですね。なので、例えば校内研修なんかだと「わけわからんかった」みたいなことに陥りかねない。でも、ちょっとでも前向きなところがある人にとっては「すごくわかりやすい」ってなる。
さて、今日はどうかな?
まずは、日本に住む外国人、とりわけ「中長期滞在」にあたる人たちがなぜ日本にたくさんおられるかというあたりについて、歴史的かつ制度的に分析。いわゆる「大状況」です。
にもかかわらず!と続きます。あちこちに、まさに「ほころび」があって。それは意図的であったかなかったか、誰かがそれをつくったのか、いつのまにかできたのか。小さな追い風は、実は逆風のはじまりだったり。そんなこんなが、自分が生きてきた、そしてなんらかの活動をしてきた、あるいは見つめてきた「あの時」だったんだなぁと思いながら聞いていました。
そして、今…。自分がなにができるのかなぁ。そんなことを考えながら片づけをしていると、新採の同僚がやってきて
「途中から、自分が教えているクラスにいる外国人の子のことを考えながら聞いていました」
って言ってくれました。
うん、あらためて、よかった。