大宴会!

センターに到着したら、すでに切ったはったが佳境です。わたしも遅ればせながらみなさんのテンションにあわせるべく、まずはビールで燃料補給。で、チヂミづくりだの、サムギョプサルづくりだの。その間、続々と出演者、スタッフの方々が来られます。これはえらいこってす^^;;。
とにかく、みんなフル稼働でごはんをつくり続け、ビールを飲み続け、11時くらいにようやく一息。
さて、ゆっくり日本酒を飲みましょう。なんしか、ビールでジャグジーができるほど差し入れがあるし、日本酒・焼酎もたっぷりあります。
なーんて考えていましたが、そんなん、もつはずもなく、午前一時くらいにダウン。みんな楽しそうにしゃべってるなぁ(T_T)。

アフターイベント

まずは、Divaさん登場。さっきのリハでは「まだ声が寝てる」って言っておられましたけど、なるほど納得。すごいパワーです。シリコンブギが炸裂してます。さすがプロです。
続いて、鈴木重子さんバディタイムのセッションです。やっぱ、生はいい。でもそれだけじゃないですね。なんだろ。歌詞がいいんですよ。心の中の少し疲れた部分が、道端の石ころに座って休憩する感じ?
で、楽しみにしていた重子さんの「アメイジング・グレイス」。ア・カペラはいい!
てなことしてると出番です。さて、どうしたものか^^;;。やっぱり、なーんも考えてません。ま、しゃーないので、いつもの通りの出たとこしょーぶです。
それでも、野口さんやDivaさん、重子さんが話を振ってくださったおかげで、なんとか話をすることができました。
てことで、30分ばっかのトーク終了。
あとはロビーでお友だちたちや、聞いてくださった方がたとしばし話。
さて、東九条に向かわなきゃ!

BENT

で、芝居の開始。
わたし、けっして芝居が嫌いなわけではありません。いや、どちらかというと好きな方じゃないかとすら思っています。かつて労演に入っていたこともあったし、近鉄劇場に行ったこともあるし、アートスペース無門館。に行ったこともあるし。でも、最近なかなか見に行かないのは、もちろん時間の問題と、もうひとつは体力の問題かなと思います。ドラマにしても、映画にしても、芝居にしても、それなりの時間、ある世界に入り込むってすごく体力がいるように思います。
でも、今回はそういうわけにはいきません。気合を入れて座席に座って…。

はじまりました。
やはり芝居はいいですね。特に素舞台はいいです。蓮池さん、普段の顔と全然違います。当たり前なんだけど、それが役者ってもんなんでしょうね。
うーん。
わたしはゲイの人たちのライフスタイルは、実はよくわかりません。ま、当たり前なんですけどね。でも、話には聞くところはあるわけで、なんとなく「フムフム」という感じで見続けていました。
しかし、そういう感じが、ナチスが入ってくるあたりでガラリと変わっていきます。
やがて第一幕が終了。言葉が出ません。出そうと思っても出ないんです。とりあえず
「泣いちゃいました」
のひとことでごまかしながら、お腹が減ったので、楽屋に行ってドーナツなんぞぱくついて、第二幕。
もう、のっけからキツイ話なんですけど、けっして「暗い」わけではありません。でも、重さはズシンズシンとボディブローのように効いてくるわけで。
で、エンディング。てか、それがエンディング?ダメですよ。なんなんですか、この涙は。まったくとまりません。困ったものです^^;;。
てことで、BENT終了。

で、とうとう来たこの日・はじまり

この一年半、ずっとわたしを迷わせていた日がやってきました。
思い起こせば一年半くらい前に一本のメールが来たのが発端です。
「京都でBENTっていう芝居をしたい。協力してほしい」
はぁ?
「な、なにを協力すれば…。観客動員ですか?」
「まぁそうです」
「あー、それは無理です。わたしがからむと、かえって人が減りますよ(笑)」
「いいです」
「いや、それ、本末転倒でしょう^^;;」
というやりとりからはじまりました。
で、半年くらい前に、またまたメール。
「アフターイベントに出てください」
はぁ?
「他に、シンガーの方とかも出られます」
いや、歌を歌える人はそれでいいじゃないですか。
「あの、芸、ないですよ。漫談でもしろと?」
「はい」
って、それならそういうプロがいるでしょーに、よりによってわたしかよ_| ̄|○
で、2ヶ月くらい前に玖伊屋に来られて
「ここで打ち上げさせてください」
あ、これならわかります。了解了解(笑)。
ってことで、今日を迎えたと。

集合時間は午前10時。「服なんかの一部にピンクをつけてこい」という支持があったのでピンクの服を着ようと思ったら、シミがついてます。ダメじゃん(T_T)。てことで、代わりの服を探していたら大幅に時間をとってしまって、出町柳から走るハメになってしまいました。やれやれ…。

会場に着くと、みなさん温かい笑顔で迎えてくださいました。が、わたしとしては、いまだ何をすればいいかがわかりません。わかっているのは、マダンセンターに集合して準備をはじめてくれている「愉快な仲間たち」の進捗状況をチェックすることぐらいです。

にしても、出演者っていいです。
リハをすべて見ることができます。鈴木重子さん&バディタイムのセッション、スゲー!Divaさんのオーラ、ハンパねー!そんなこんなで、リハをたっぷり楽しませてもらって、いよいよ打ち合わせです。
楽屋に行ってみんなで話はじめたのですが…。濃いぃよ。みなさん、濃いぃよ。言葉がスルスルと出てきます。わたしは…。いつもの通り
「うーん、なんだろ…。えーと、こんな感じで…。」
みたいな。で、オチがない(T_T)。
完全に「プロの中に放り込まれた一般ピーポー」です(笑)。ま、いいや。本番になったら、どこかからコロボックルさんが来てくれるでしょう。