考えてみると、プレマリンを呑むのをやめて2週間。テストステロンを製造しなくなって1週間。いま、おそらく体の中からどんどん性ホルモンが抜けている状態です。てことは、自分の初期設定値がわかるということですね。こんな状態は、たぶん今しかありえません。
てことで、ひさしぶりにIちゃんさんにメール。すると、返事が来ました。
「たぶんXデー後2週間でホルモンは切れます。なので、採血するならその時がベストかと」
てことで、来週採血するべく医者を予約。さて、新しい「値」の設定がはじまります。楽しみだなぁ(笑)。
年: 2010年
で、リハビリ(笑)
で、午後は実践発表会。その後撤収→機材を学校に取りに行く、なんてことをして、いったんお家へ。その間、ずっと板東さんがわたしのサポートをして下さいました。講師なのにすみません、すみません。
で、京都駅へ。ここで今日の参加教員+なぜかA久◯さん+うち学校の若手教員と合流。駅前の居酒屋へ。
もちろん、呑みです。
やっぱり、話をしてもらった後、もしも時間の都合がつくなら、こういう感じで感想を返す時間が必要なんでしょうね。
と思っていたら、まずはわたしのところに質問が集中。
「体調悪そうやけど、なにがあった?」
「なんで今日スカートやねん」
そりゃそうだ。
「いや、ちょっと、いまズボンはけませんねん。実はゴニョゴニョ」
「ほー、とうとうゴニョゴニョしたんや」
「はい、しましてん」
みたいな話。
わたしは職場にはハレーションを嫌ってスカートでの出勤はしていません。ほれ、わたし、ノンカムですから(笑)。
いや、藤野千夜さんのインタビューかなにかを思い出すんですよね。
髪の毛が伸びようが、胸がふくらもうが、キュロットをはこうが、そこまではいい。でも、2本の足がひとつの筒の中に入った瞬間、バッシングがはじまる。
たぶん、そこが転換点なんでしょうね。だからこそ、東で冷やし中華をはじめた人は、それなりに準備に準備を重ねて、とても慎重かつステディにことをすすめられたんじゃないかと思うわけです。で、わたしは
「RLEをやっているかどうか微妙」
と、かつてある人から言われている状態なわけで…。
ところが、今日の研修会、いろいろめんどくさいので、スカートで参加をしたんですよね。まぁ今日の研修会のメンバーなら大丈夫だろうと思ったというのは大きな要素です。でもまぁ、みんなかなり引いてはりましたね(笑)。慣れるのにずいぶんと時間がかかったみたい。午後くらいになって、ようやく慣れたみたいです。そこからは会話もあったりして(笑)。
で、なにがうれしいかというと、そこであったとまどいなんかを、酒の席とは家、ストレートに聞いてくれる。やはりそこには人間関係があるからなんだろうなぁと思います。違和感を語り、それに答えという相互作用の先に、居心地のいい場所があるんでしょうね。
かといって、別にこれからずっとスカートで行く気はぜんぜんなくて、痛くなくなったら、きっとジーンズにもどりますけどね(笑)。
その話がおわったところで、あとは板東さんを囲んでいろんな話。みなさん
「あまり呑ますな」
と言われながらも、やっぱりお酒も進むというものです。気がついたら、みんないい気分。いやあ楽しかった!
てか、明日以降に向けて、いいリハビリになりましたよ。
ムラの子だけどブラクミンじゃない(かもしれない)わたしと解放運動
今日は人権教育研究会の夏期研修会。午前は元IMADR職員の板東さんです。今日のタイトルは、その講演のタイトルです。
内容は、かなりプライベートなことなので、ここには書きませんが…。
ほんとうにいろいろ考えさせられました。まぁ結論的にいうと、アイデンティティ的には「辺縁群がおもしろい」ということです。
考えてみると、「部落内居住者」って、いろんなパターンがありますね。まずは「純ブラ*1」「半ブラ*2」「ノーブラ*3」(by 角岡さん)と、とりあえず3つのパターンがあります。で、それぞれに対して、例えば「運動をしているか」「出自を語っているか、隠しているか」「パートナーは部落民か否か*4」「進路はどうか」「階層はどうか」など、さまざまな要素があります。そこに部落外居住者まで含めると、もうなにがなんだかわからなくなります。なにが言いたいかというと、それぐらい「部落民」は多様であるということです。
ところが、こうした中で「部落内居住の純ブラ」は、アイデンティティのゆらぎがあまりない。まぁ「中核群」ってことですか。しかも、この人たちは、他の要素についてあまり問われない。まぁ大切な要素として「被差別体験」というのもあるんですが、若年層においてはどんなものだろう…。で、さらにこうした「中核群」は、「部落民とは誰か」ということを分別する基準を持っているみたいです。
こういうことを考えるたびに、かつて聞いた朴実さんの講演のあるフレーズを思い出します。
ある朝鮮人の集まりにいった時、日本名を名のる韓国籍の人から「お前は朝鮮人ではない」と言われた。そこで「朝鮮人とはなにか?」と問い返すと「それは国籍だ」と返された。
しかし、日本名を名のり朝鮮人であることを隠している韓国・朝鮮籍の人間と、日本国籍ではあっても民族名を名のり、民族文化を取りもどそうとしている人間のどちらが朝鮮人であろうか。
(こんな感じだったと思う)
きっと朴実さんに
「朝鮮人とはなにか?」
と問うたら、
「それはなぁ…」
と言いながら、その後は延々と語るか絶句するか。少なくとも、ひとことで言いあらわせるものではないということだけは伝わってくるような語り口になるんじゃないかと思うのです。でも、そこにこそ「アイデンティティ」があるような気がしてならないのです。結局延々と語り続ける以外ないということなんだと思います。でも、だからこそ、人間の存在はおもしろい。
まぁ、こんなこと「運動」にはならないんですが、でも、「人を変えるのは内圧」と考えるわたしにとって、「人(含むわたし)を変えること」=「運動」なわけで、やはりこのあたりを避けて通ることはできないと思うわけです。
てなことを考えさせてくれる、とてもいい講演だった気がします。
祝杯
家に帰って晩ご飯。いつになく豪華です。といっても、冷凍してあった馬刺が並んでいたりする程度ですが…。
「あんた、どこで食べるの?」
「みんなと一緒に食べる」
さて、ようやくビールも解禁です。ワクワク。
4人で
「カンパーイ」
ほんとうに日常が帰ってきたなぁ。
初出勤
午後からは出勤。
暑い…。もつだろうか。
休んでいた事情を話せる人に話すと
「え〜、来たん?休んだらええのに」
という反応。
「せやけど、今日は来なあきませんやろ」
というのは、学校公開の「仕込み」なんですよね。
てことで、校内をウロウロ。しばらく歩きまわっていると、さすがにヘトヘトになります。と、ある女性教員の隣に座っていると
「大丈夫なん?」
「あ、大丈夫ですよ。でも、椅子半分しか座れませんねん」
「あ〜、わかるわかる。わたしら経験者*1やし、なんぼでも言うてな!」
「は〜い」
新たな世界が広がりそうやわ^^;;
てことで、途中でダウンして、しばし保健室で横になったりしながらも、なんとか一日の仕事終了。
それにしても、教員の仕事って、ほんとうに肉体労働やなぁということを実感した半日でした。
*1:つまり出産ですね
再度病院へ
完全休養最終日
明日から日常が帰ってきます。といっても、できることとできないことがあるのは当然で、ゆるゆるとやるつもりですがね。
とりあえず、午前中は少し動いてみました。ふむ、けっこう動けるやんか。
で、午後。今日はテレビもあまりおもしろいものがないので、なんかヒマです。というか、セミナーのことがやっぱり気になります。今日はパートナーと下の子は映画を見に行っているので、しゃべり相手もいません。そういえば、心なしか、体調もなんか少しよくない。きっとヒマなのとお酒が足りないのが原因だとは思いますがね(笑)。
やがてみんなが帰ってきて、家の中が明るくなりました。
で、今日の晩のお膳。
右下は昨日のスジ煮込みですね。たぶん冷めた時によけいな脂をとったんだと思います。グッとおいしくなりました。右上はカボチャとニンジンの炊きあわせ。我が家の得意料理です。左上は鯖のみそ漬けかなんかを軽く焼いたもの?ちょっと濃厚な味ですね。で、ご飯と冷酒\(^o^)/
さて、あとは「ドラゴン危機一髪」を見て寝るだけです。
でも、なんか惜しい気もするなぁ。
すまんこってす
とても心が痛んだけど、今日のセミナー、ほんとうにキャンセルしました。
自分なりにはいろいろ段取りしたつもりだけど、「そこにいる」ことと「いない」ことの間には大きな隔たりがあります。あとで電話したら、やっぱりいたほうがよかったみたい。
ということで、主催者の方々、ほんとうにすみません、すみません。
それ以外は、またーりとした日々
寝たきりでできる仕事開始
明日大阪である某セミナー。直前まで迷いましたが、大事をとって休むことにしました。関係者の皆様、わがまま言ってすみませんすみません。
その代わりといってはなんですが、セミナーで話をするはずだった内容を原稿にして送ることにしました。まぁ、自己紹介ややってることの紹介や今考えていることあたりの話なんで、さほど考える必要はないのですが…。
と思って書きはじめたのですが、これがけっこうたいへんでした。
やっぱり、考えることと、しゃべることと、書くことは、まったく違いますね。「書く」ためにはずいぶんと整理して、かつある程度筋道を立てる必要があります。やはり口から出任せしゃべるのとはぜんぜん違います。結局昼頃からとりかかって、途中、モトGP見たり、「燃えよドラゴン」を見たりしたものの、完成したのは午前0時オーバーでした。
担当者の方、すみませんすみません。