チャレンジャー

朝起きると、あたりは一面の銀世界です。
さて、思案のしどころです。天気の先々まで読んで…。決定!
てことで、こんな画像です。

まぁ、雪も止んでいることだし、南の空が晴れているからいいか…。
って、走りはじめたら「ちょっと待てよ」。
ふいんき(←なぜか変換できない)がぜんぜん違います。雪はどんどん降ってくる。さっきまで単に濡れていただけの路面に、雪が積もっていきます。どうなんねん。
路面だけじゃなくて、体にも積もっていきます。ヘルメットにも積もっていきます。
信号のスタートで下手にアクセルをあけると、タイヤがスルッと横に滑ります。まぁ、なにもなければおもしろいのはおもしろいし、こんなことをやっているぶっ飛んだ人たちもいることだし…。とは思うけど、後ろから車が来る状況だといやだなぁ…。
えらいこっちゃと思っていたのですが、四条を境目にいきなり晴れ。
ところが今度はエンジンの調子が悪くなりました。どうもゆっくりと走りすぎたので、機嫌が悪くなった*1みたいです。プラグが発火しません。たまにうしろからアフターファイアーが出ます。で、突然プラグが発火すると、予期しないタイミングでタイヤがスルッ。これはこわい。
結局、職場まで1時間10分かかったよ。

*1:プラグかぶりか?

単なる「うちあわせ」のはず

3月末に、某秘密結社*1の総会・学習会があります。関東・関西の隔年開催で、今年は関西の順番になります。まぁどこでやってもいいのですが、なんとなく「京都開催」ということになっています。
それにしても、3月15日には「交流会」があり、15日〜16日にはGID学会*2があり、ひとつ週を飛ばして*3翌週には某秘密結社という、宴会交流会続きの年度末ってどうよ…。
で、なぜかわたしが担当者なので、会場の折衝や学習会の内容決めなんかをするはめになっています。
今回は、有力な案がふたつあったのですが、最終的には、大阪大学レインボースクールプロジェクトのアンケート結果の報告をしてもらう方向になりました*4。で、今日はその報告者との打ち合わせ。
事前にいつものように「コーヒーを飲みながらかビールを飲みながらか、どっちがいいですか?」という問い合わせをしたら「ビール」というすばらしい答が返ってきたので、そういうセッティングにしました(笑)。
もちろん、打ち合わせなんてはじめの30分位で終了。ふと外を見ると、雪。ふと前を見ると、お酒。
あとはなにやらふたりでゴチャゴチャしゃべって、気がつくと、目の前にはラーメン(笑)。
外に出ると、やっぱり雪。
終電には間にあいました。

*1:by Kさん

*2:これは単なる参加者。のはず…。

*3:といっても、ここには在日外国人生徒交流会が入っている

*4:あ、まだ公開情報じゃないや(笑)。ま、そーゆーことで…

ダイエットからえた教訓

わたしは、今から20年ほど前、一念発起して大ダイエットをしました。
発端は簡単。
単純に職場の宴会で飲み過ぎて、次の日胸焼けがしてものが食べられなかったというだけのことです。当時、グラウンドを20分ほど走るのが日課だったので、走って体重計に乗ってみたら1kg減っていた。さらに、その日も胸焼けがしていたので(笑)何も食べずに、次の日も走って体重計に乗ってみたら、またまた1kg落ちていた。
てことで、「1日1kgなら3日で3kgだな」と思ったわけです。で、どこまで落ちるか、極限までやってみようと思いました。
食生活はその日を境にひじきやおからやキノコ類。米は食べない。外食もしない。どうしても肉を食べなきゃならない時は、脂身をすべてはずす。で、カロリー源はエビスビールのみ(笑)。
この食生活で、毎日10km走ったら、半年で20kg落ちました。
てことで、ダイエットってとっても簡単でした(笑)。
それから10年後。
ヒゲをはやしたお兄さんが、気がついたら変貌を遂げていた。

てことで、ダイエットとトランスからえた教訓。

人間は変わりうる存在である。

変わりうるからこそ、おもしろい。変わりうるからこそ、可能性がある。
変わるから堕落することもあるけど、変わるから向上することもある。そして、堕落も向上も、実はそんなに区別がつくものではないんじゃないかなぁ。
だから、変わりうる自分が好きだし、「変わりうる」ことを前提に人とつきあいます。すると、そう簡単に「人」をひとつのパターンに決めつけられなくなります。なので、常に評価はベンディング。

まぁ、そういうわたしって、単に優柔不断とか、一本線が通っていないとか、首尾一貫していないとか、まぁそういうだけのことかもしれませんけどね(笑)。

ようやく休日

朝、起きると8時半。よく寝ました。
てことで、玖伊屋の会場の最終片づけへ。ついでに明日職場に持っていく荷物も受けとって、10時前にお家へ。ちょこっと朝が早いだけで、ずいぶんとスムーズにことが進むんですよね。
しばらくしたら、一本の電話。自分の分水嶺になるかもしれないなぁと思いながら、まぁ、それも人生だなと承諾(笑)。
しばしゴロゴロしてから実家へ。なんでも「みやげがあるから一緒にごはんを食べよう」とのこと。ちょっと寝不足&食べ過ぎだったけど、まぁ行くことにしましょう。昼ご飯をたらふく食べて、夕方には退散。家に帰ったら、パートナーと上の子どもは寝てしまいました。わたしはこたつにもぐってビデオを見ていたら…。寝てしまいました。
平和な休日です。

つもと@飛鳥

ここ、はじめて意識的に「ムラ中のお好み」と思って食べた店だった気がします。もちろん、わたしが前に住んでいたあたりのお好みもそうだったわけですが、こちらの方はあまりにも当たり前すぎて、逆に意識的じゃなかったんですよね。でも、今にして思えば、永遠に食べられないお好みもあったわけで、記録に残しておかなかったのは痛恨の極みです。
てことで、久々に「つもと」にやってきました。
ここの焼き方は、まず生地を鉄板に置きます。その時に、ほんの少しだけ生地を残しておきます。で、具をのせる。その具の上から残しておいた生地を載せて、裏返した時に具に火が通りすぎないようにするんです。これ、たしかにヒットです。とくに、スジのたいたんを載せたりすると、こうしないと焦げ焦げになる気がします。
さて、生地にカスが乗ります。

カス、でかっ!
期待に胸がふくらみます。
焼きあがると…。

カスのゼラチン質がところどころに見えます。カスの大きさがあるからですね。
で、ソースをかけて、青のり・削り節をかけて、いただきます。

一切れ口の近くまで運んできた時、ソースの香りがぷんとします。この香りがまた独特です。そういえば、前に浪速生協で買ったソースと似ています。しまった。あのときにメーカーをメモるの忘れていた!また行った時に調べます。
しゃーないので、お店の人に帰り際に「ソースはどこのを使こてはりますの?」と聞くと、「このへんでは売ってへんやつや」としかこたえてくれません。まぁ、企業秘密ですわな(笑)。「なんや?おいしないのか?」とおばちゃんに聞かれたんで「ちゃいますがな。ものすごおいしいんですがな」と、当然のこたえ。
と、よこのおばちゃんが「雑誌に載せるんやったら、ちゃんと載せたってや」。
地元の方々に愛されている、まぁムラやったらどこでもある風景ですね。
てことで、恒例の…。

data

カス入りお好み 600円(安い!)
ビール 不明(;_;)
スタイル 混ぜ系
その他 なんしかカスが大きいです。となりのおばちゃんと店のおばちゃんがしゃべっているのを聞いていたら「カスがなかったしな、鶴橋行って買うてきたんや」「そうか」「そらな、カスがなかったら商売できへんしな」とか言ってはりました。なるほど、口が裂けても「ない」は言わないわけです(笑)。ちなみに、ここのスジのお好み(580円)もおいしいです。
独断的評価 ★★★★★(わたしにとっては、「出発点」となったお店ですから…。)

で、新大阪へ

新大阪某所で、某集会があるのでおでかけ。いや、一度家に帰ろうと思っていたのですが、やっぱり時間的に無理でした。
新大阪からあるいて会場へ。途中、前に行って「うま!」と思ったお好み屋さんに寄って昼ご飯。やっぱ、ここおいしいわ。残念だったのは、今日は昼のビールを飲んではいけない集会だったので、お好みだけしか注文できなかったことです。そのかわり、安かったです(笑)。
集会の方は、2時間半ほどかかる予定がすぐ終わってしまい、時間があまりまくり。
ちょうどよかったので、某交流会の打ちあわせを現地の人たちとすることにしました。
現地の人たち、ほんとうに協力的です。地元の組織をあげて、某交流会のバックアップをして下さいます。感謝感謝!
打ち合わせの時に、「昼ご飯、お好み食べてきましてん」と言って写真を見せると、みなさん「お好み焼き食べたなってきたわ」と完全に釣られはじめています。てことで、打ち合わせの後、お好み焼き屋に移動してしばし呑み。
ここで、「なんでこないに協力してくれはるのかなぁ」という話になりました。
やっぱり、地元にもトランスの人がいるらしいです。個人的にはつきあいがあるけど、地元の組織の中にはからかいの対象にしかしない人もいます。そういう地元の組織のあり方を考えるとともに、地元のトランスの人ときちんとつながりたいという思いを持っておられるようです。そのために、「もっともっとたくさんのトランスの人と交流して、そこから学んで、自分たちを変えていきたいんだ」と熱く語っておられました。
いろんな思いがひとつに結集した姿として、今年の某交流会があるんだなぁと思いました。

玖伊屋の朝

7時半頃、やたら首が痛いので起きました。そうか、マクラなしで横向いて寝たら、首がずっと斜め向くので痛いんだ(笑)。しばらくもがいていましたが、8時半頃に観念して起き出しました。あとは、紅茶を飲んだり後かたづけをしたり。みんなが起き出してきたところで、雑炊をつくって残飯整理。
あー、今回も終わった…。

  • 水菜のおしたし

水菜をさっと茹でて水にとる。固く絞って、ふじっこと和える。ゆずぽんを軽くかけたら風味が出ておいしい。

  • ひじきのゴマ和え

ひじきを水でもどして茹でる。適当にしぼってふじっこと和える(笑)。ゴマをかけたらできあがり。

  • フキのたいたん

フキは板づりをして多めのお湯でゆがく。湯がけたら水にとって皮をむく。食べやすい大きさに切ってお揚げと一緒に炊く。

  • 蕗の葉っぱの炒め煮

蕗の葉っぱをさっと茹でて水にとる。千切りにしてごま油で炒める。そこにふじっこを入れて、みりんしょうゆを入れて炒め煮にする。最後にゴマを入れてできあがり。

で、玖伊屋

学習会の後、錦を通って四河へ。軽く交流の一時を過ごした後、東九条へ。
今日は玖伊屋です。
あたりは一面雪景色。とりあえず、会場に入ってストーブの点火。それから買い出し。帰ってきたら、会場の前にたたずむ白い陰ひとつ。Yちゃんでした。ごめんね。
で、準備。今日のメニューは鍋。ひたすら鍋。
ついでに、箸休めに「水菜のおしたし」「ひじきのゴマ和え」「フキのたいたん」あたりをつくってみました。
それにしても、今日の玖伊屋のメンバー、濃いぃ!
なんでも大阪であった交流会から「あんな人」とか「こんな人」がなだれ込んできます。さらに、雪で大幅に遅れたバスから降りてきたお伊勢参りの途中の人も寄ってくれました。「また機会を見て」と10月に言ったはずなのに、これで3回連続来ている人とかもいます。なんかもう、わたしの陰なんてうすいですよ(笑)。
そういえば、12時過ぎからえらいしゃべりたくっていた気がするのですが、よくおぼえていません。2時半頃、「今からでもいいですか?」と来られたお客さんに「どうぞどうぞ!」と言いながら、ふとんを敷いて寝てしまった気がします(笑)

心のざわめき

今日は昼から組合の女性部の学習会に行って来ました。講師は三輪敦子さんという方です。
今日の話はきわめて初歩的だったので、ちょっとものたりなかったかなぁ。ただ、「ジェンダーという概念が根本的に抱えている問題点として、性別2元制をその考え方の基本においている。なので、多様な性という観点が抜け落ちやすい」「「個別」ということを大切にあるので、「平均」というとらえかたと相反することがある」といった提示をされたのは、ある意味新鮮でした。なんというか、いままでジェンダーに関する話を聞くたびに頭では納得しながらも自分が「外」におかれている気がしてならなかったのですが、その理由がある程度鮮明になったかなぁという感じです。まぁもちろんこれだけじゃないですが…。
三輪さんのお話の後、小学校・中学校の「男女共生教育*1」の実践例を提示されたのですが…。
まずは、直感的に思ったのは、「男女共生教育」と「性教育」と「生殖の教育」がすごく混同されてしまいがちなのではないかということです。もちろん、それぞれに不可分なところがあるのは当然なんですが、「切りわけ」をきちんとこちら側が意識をしていないとゴチャゴチャになっていく可能性があるなぁという感じがしました。
それから、2つほど疑問がわきました。

  • ひとつは、「違うのは「生物的な差」だけ」という言説は、身体の性別の絶対化・固定化を招くのではないか?
  • もうひとつは、例えば「ランドセルの色」みたいな学習が、はたして「労働観」「家族観」に結びつくのか?

ということです。
ま、このあたり、掘り下げがないので自分の疑問をメモっておく程度で終わっておきます。
そうそう、おもしろかったのが、ジェンダーと階層のとらえ方の2つの観点です。
ひとつの立場が「「ジェンダー」には階層という概念が含まれている」とする考え方*2。もうひとつは「「ジェンダー」はもともとは単なる役割分担で、階層はない。そこに男性が優位であるという価値観が持ち込まれることで階層という概念が発生した」とする考え方。後者の方は、発展途上国におけるジェンダーのとらえ方によくみられる考え方とのことです。
これまた、自分の中での掘り下げがないので、メモっておく程度にしておきます。

*1:っていう名前の方が風当たりが少ないのかな?

*2:上野千鶴子とか