今日の〆

夜は、大阪市内で謀議。
すごくしんどい話からはじまったことなんだけど、わたしにとっては豊かな出会いを与えられたかなぁと思います。そのオポチュニティを与えられたことにこたえるためにも、いっちょがんばろう。

核心をつく質問

午後からS県での中学で高座。
50分と言われていたけど、やっぱり無理でした。だって、ようやく1時間バージョンができたところで、それすらも「ぴったり!」と思うのは時たましかないんですよね。それでも、1時間5分で終わりました。みなさん、よく我慢して聞いてくれたものだ。
で、高座の後は、会議室で待機。すると、10人ばっか遊びに来てくれました。で、いろいろ質問を受けながら話をしていたのですが、さてそろそろ終わろうかと思った時に、いきなり飛んできた質問。
「女らしさってなんですか?」
瞬間空を見あげて…。

S県にはS県の女らしさがある。京都には京都の女らしさがある。そういうものを分析して、少しずつ積み重ねていけば、女らしさは演出できる。なので、それをしなくちゃならない時は、意識的にそうすればいい。したくない時は、抗えばいい。
でも、いずれ、それをいつもしなくちゃならない時が来る。その時に、どうしても我慢ならないんだったら、その時は闘う以外はないよね。
おそらくわたしとあなたとは、ある意味違う*1。でも、わたしは「男らしさも女らしさも拒否」をしている。その部分においては仲間だね。だから、ともに闘かわん!

またもアジってしまいました。やれやれ…。

*1:身体の問題かな

計算することと、計算することを放棄することと

この期に及んで、まだ危機感がないヤツがいます。「暴れてもいい?」と聞いて、5分後、暴れました(笑)。
まずは、手に持っていたチョークを思いきり床にたたきつけました。みんながシーンとなった次の瞬間、机の上にあった教科書を思いきり床にたたきつけました。さらに、教卓を一蹴り。ふた蹴り。なにが腹が立ったというと、歯がゆかったんです。この期に及んでも危機感がないヤツに、それよりもなによりも、怒られて静かになるヤツに。

お前らな、怒られたら従うんか。暴力には屈するんか。そんなヤツは最低や。いま、なにをするべきかを自分で考えて、ほんとうにやらなくちゃらないことを自分で選択しろ。そのためには、まず、人の話を聞け。それから判断しろ。必要な時には、暴力に対してこそ刃向かえ。
わたしはな、担任をしていた時、絶対にショートホームルームは休まなかった。それが一番大切やったからや。でもな、一回だけ休んだことがある。それは、朝鮮総連に対する不当弾圧に対する抗議行動をしにいった時や。「ホームルームよりも、抗議行動をすることの方が大切なんや」と言って、京都府警の前の抗議行動にいった。それがその時の自分の選択や。ニュースステーションにも抗議の電話をした。「しゃーないな」と練ればいいかもしれんけど、我慢できへんかった。いらん金と時間と労量を使こて抗議した。でも、その時それをしないといけないと思った。

支離滅裂です(笑)。

わたしはな、君たちに対しては権力者や。一見そうではないフリはしてるけど、40人の高校生をたったひとりで押さえつけられるのは、君たちに対して「評価する」という権力を持っているからや。
でもな、ホンマは、そんな形で君たちに数学の授業を聞いてほしいとは思ってへんね。たった一問解けた時に、「あ、気持ちいい」と思ってほしい。その気持ちの延長で、この役に立たん数学の授業を聞いてほしいと思ってるねん。

もう、なにがなんだかわかりません。
でも、いまなら切れてもいいと思いました。そのタイミングは計算をしていました。でも、その先は感情にまかせることにしました。支離滅裂であろうが、わけがわからなかろうが、そういう姿を、学年末の今出すことが大切だと思いました。だから、感情のおもむくままに語りました。そして、10分ほどたったら…。
普通に積分の授業をしていました(笑)。