夏の交流会

去年の夏からはじめた「トランスジェンダー生徒交流会」も、とうとう季節を一巡して、2巡目に入りました。
今回のメニューは、夏らしく「麺づくし」。そうめん・そば・冷やしうどんをメインに、トッピングに凝ってみることにしました。そうそう、うどんは手打ちで攻めてみました。
トッピングの材料は、おあげ・なす・ミョウガ・キュウリ・舞茸です。
キュウリとミョウガは千切りですね。お揚げは細切りにしてミョウガと一緒に、ちょっと甘めに炊いてみました。なすは千切りしてサッと塩をしたもの*1と、多めの油でしっかりと炒めて舞茸と一緒にしたあとダシで炒め煮したもの*2。なるほど、やっぱりなすびは油とあうなぁ。
今回のゲストスピーカーは、ミックスルーツ関西を立ちあげられた方です。
トランスの問題とミックスルーツの問題はもちろん違うのですが、アイデンティティの問題も含め、いろいろ「ヒント」がもらえるんじゃないかというふうに思ったんです。M谷さんからご自分の話をしていただいた後、意見交流の時間。はじめは「ぜんぜん違う」みたいな意見が出ていたのですが、だんだん「このあたりでつながるかな」といった感想が出はじめました。
たぶん、トランスの抱える問題をトランスだけで考えることって、深まるところもあるけど、どこかにこぼれてしまうところが出てくるんじゃないかと思うのです。わたしとしては、異種格闘技戦から深まるところを大切にしてみたいなと思っていて、それをこの交流会にぶつけてみている感じですか。
そうそう、これって、トランスの側もそうなんですが、ミックスルーツの方々にとってもたぶん「異種格闘技戦」なわけで、こういう対話の場を設定することで、「相互乗り入れ」みたいな関係が生まれてくることんじゃないかとも思います。
刺激的な対話の時間の後は、皿洗い&ダラダラの時間。
その後、NPO法人JUMPの企画「おいしいお肉切ったんねん」に参加。向野の肉さばき職人の方の見事な包丁さばきと熱い話を堪能しました*3
この企画が終わったあたりで、わたしのガスは完全に切れました。ウトウトしながら電車に乗って、ようやくお家へ…。

*1:わたしのパターン

*2:M木ちゃんのパターン

*3:これも「異種格闘技戦」ね。