役目があるようなないような・全外教大会2日目

長い長い準備の期間があった割にはあっという間の3日間。今日で全外教大会もおしまいです。今日は分科会。わたしの主たる役割は、昨日でほとんど終わっています。今日は「何かあった時のための要員」です。立ち上げの時は少し混乱をしたけど、それを過ぎるとあとは特にやることもなくダラダラとした一日です。でも、やっぱり2日間の疲れがとれていません。とくに、昨日の宿泊は心のリフレッシュにはなったけど、身体には最後の一撃を与えたみたいです(笑)。
しんどいなぁと思いながらも3時半にようやく閉会集会。交流会担当としてひとこと話をする時間をもらいました。

今回の交流会で、途中熱を出してしまったフィリピン人の生徒がいました。病院に行ったその生徒が帰ってくるのを待ちながら、みんなで「身体も熱を出したけど、きっと心も熱を出したんだろうなぁ」と話しました。
その生徒、集合の時はとても不安そうな顔をしていました。でも、「君以外にフィリピン人の子、10人いるよ」と話すと、一気に顔がゆるみました。そして、今日帰る時の顔は、はじけるような笑顔でした。
たった1泊2日でここまで変わるかという思いでした。こんな子どもたちの変わり目に、毎年出会えることの幸せを感じています。

話ながら思わず泣いてしまいました。どうも最近涙腺が弱くなってきたみたいです^^;;
あとは会場の片づけ→打ちあげです。
ほんとうに疲れていたので打ちあげが終わったらさっさと帰るつもりだったのですが、なんとなく今回交流会に初めてかかわってくれた若いスタッフの人と話をしているうちに、結局店の閉店時間までいてしまいました。
そのスタッフをしてくれた人も、たぶん、今回の交流会でひとつの転換点を迎えたんじゃないかなぁ。そういう意味では、交流会は子どもの変わり目であると同時に、わたしたちの変わり目にもなるんだろうなぁ。「集まること」って、すごい力をもっているなぁ。

そんなこんなで、家に帰ったのは結局は12時頃。久しぶりの家のふとんに倒れ込むように身体を投げ出したら、そのまますぐに寝てしまいました。