ツケの代償

こればっかりです。
でも、3日間の代償は大きいです。朝からひたすら仕事仕事仕事。幸か不幸か、今日やらなきゃならないとプレッシャーに思っていた最大の仕事が、原稿が届かないという事態が起こって延期になりました。でも、単純に月曜日に延びただけですわ。
それでも、なんとかすべての仕事はこなせたな…。

で、まんまるへ

高座が終わったら、M品くんに買ってきてもらったカスとソースを持って*1関西医科大学近くへ。今日は、「まんまるの会*2」のクリボです。
現地に到着したら、すでにはじまっていました。わたしはとるものもとりあえず、奥に入ってキャベツとカスを切って、粉をまぜて。今日のわたしの趣向は「鉄板焼き屋のおばちゃん」です。すでに3本高座をしてきたんですが、口では「もうしんどい。しゃべるのいや」と言いながらも、妙にテンションがあがっていて、しゃべるしゃべる。こんな自分がなさけなかったです(笑)。
今回のお好み焼きのめざす方向としては、わかばで行こう、と。というのは、焼けるのが早いことと、それでいておいしいことと、そんなにお腹にもたれないということあたりがありますので。
焼けたら、つい出てしまいます。「ちょっとちょっとちょっと!そこのお兄ちゃん!ちょっとあんた、若いんやから食べ。ほら、これもっていって!ほら、このソースかけてな!ほら、なにしてんの!ほら!」。お好み焼き屋のおばちゃんから、ムラで祭りをしている時のおばちゃんに移行していきました。
途中、まんまるの会をこれからどうしていくかみたいなこともしゃべっていたのですが…。つい、「ちょっとちょっとちょっと!そこのお兄ちゃん!」と出てしまうのが、すでに酔っぱらいでした。
後半では、恒例となったメガと関西医科大学の比較考証3連発*3もあって、もう、なにがなんだかわからない宴会になっていました。こんなんでええんやろうか…。
と、気がつくと終電ギリギリの時間です。みなさんにおいとまのあいさつをして、電車に飛び乗りました。

長い一日だった…。

*1:ありがと!ほんま助かりました

*2:関西医科大学ジェンダークリニック受診者の会

*3:早い話が胸の見せあい(笑)

西〜から東〜へ〜♪

って、別に無実を叫んでいるわけではありません*1。ひたすら「断れない」わたしの性格が災いをしているだけです。
6時起床→駅でサンドイッチ購入→列車内でコーヒー購入→朝食。
てことで、再びC京大学にやってきました。
今日は、1講時と2講時を担当。ようやく1時間バージョンが定着してきた感じです。
ちなみに、今日聞いて下さる方々は社会学系の学生さんがメインだそうで、たしかにおとついの学生さんと雰囲気が違います。どっちがどうという話になると、それはそれでむずかしいのですが…。まぁ、うちの生徒に似た感じは、おとついですか。
1講時のほうは、朝早いということで、お互いにエンジンもまだかかっていない感じ。ウケの方は「ニコリ」程度かな。う〜ん。でも、数人メチャクチャ受けているのを伝えて下さる方がいて、ほんとうに助かりました。やっぱ、素直に表現して下さいね(笑)。
2講時の方は、すごい人数です。しかも、ノリのいい人も何人かいて、これまた話がしやすいです。「笑い声」って、エールに聞こえるから不思議です(笑)。こちらのほうでは、おとつい一緒にごはんを食べた方もおられました。どんな感想を持たれたかなぁ…。
でも、それを聞く間もなく、12時に会場を飛び出しました。
ここから向かったのが、大阪のA原橋。2時間半の高座が待っています。
実は、今日はトリプルヘッダーなんですよ。なぜこんなことになってしまったかというと、これですわ…。
とりあえず、A原橋の方は、時間を少し後ろにずらしてもらって、最初にビデオを少し見てもらってという、高座を持つ側としては少々心苦しいことをやってしまいました。すんません。
ただ、せっかくですから、いつもとちょっと趣向を変えて、わたしの高座そのものは1時間半に押さえて、質疑応答の時間を持つことにしました。このあたり、臨機応変に時間を調整できるようになったのは、ひたすら今回の「1時間バージョン」ができたからなんですね。ほんとうに感謝です。
質疑応答では、定番の質問に混じって「性的指向はなんでもありか?*2」という質問も出てきて、なかなかおもしろい感じでした。ちなみに、わたしの答えとしては、「それそのものはかまわないけど、権力関係をバックにして関係を強いることはあかんやろうと思う」というものでした。
結局、予定の時間を20分ほどオーバーして終了。質疑応答って、けっこう時間がかかるんや。

*1:って、こんなんわかる人いねーよ。せいぜいIちゃんさんとかMりあさんとかKちゅかる子さんとかTもくりさんとかKさんとか…。けっこういるな^^;;

*2:つまり、小児愛とかのことね

結局それかい

あちこちのサイトに書いてある復旧方法ではダメでした。しゃーないので、セーフモードを試してみたり、「前回正常だった状態で〜」を試してみたり。でも、いずれもダメです。てことは、回復コンソール→ハイブの復旧かな。てことで試してみると、OK。
あとは、デバイスドライバをいくつか入れ直して、削除したアプリを入れ直して、無事復旧。まぁでも、いろいろあるから買い直そうかな。

ツケの代償&仕入れ

お店を出て、しばらくコリアンタウンを散策しながら学校にもどって、そこから芦原橋へ。この間、大量の時間とパソコンのトラブルの元となったビデオの確認です。というか、DVDに焼けなかったデータを持っていったというか…。
で、無事データを渡して用事は終了。あとは、スーパーに行っておみやげを仕入れようかな。ちなみに、カス・こごり・さいぼしですけどね。
家に帰ったら、子どもたちが「うわ、スカートや」と驚いていました(笑)。まぁ、そんなこともあるわいな。あとは、晩ご飯→お風呂→就寝。あしたの朝も早いのよね。

オモニ@御幸森通り(鶴橋)

久々の「お好み」エントリです。
わたしを呼んで下さったお友だち、かつて大病をされた経験があります。その時「娑婆にもどったら絶対もう一回行きたい」と念じ続けられた店が、この「オモニ」という店だったそうです。
御幸森通り、通称コリアンタウンから少し入ったところにある店です。なんでも、「潤(ユン)の街」という映画のロケ現場にもなった店とか。店内にはタレントの写真がところ狭しと飾ってあります。こういう店は、おいしいかまずいかはっきりとわかれます。で、来ているお客さんを見たら、近所の人がかなり多そうだったので、おいしそうだな、と(笑)。
焼いておられるのをみると、キャベツたっぷりに、溶いた粉が少しです。なので、鉄板にのった姿を見ると、キャベツが山になっている感じ。その上にカスがのっています。

で、できあがりがこれです。今回は、カス玉にスジ・卵・ネギをいれてもらいました。

ここのシステムは、基本になる「玉」にいろんなものを入れる形になっているみたいです。で、コンニャクやチーズ、餅は当たり前で、ジャガイモなんかもあるみたいです。なかなかおもしろい。
ひとくち食べると、キャベツがふんわりしあがっているのがよくわかります。なるほど、キャベツが大切りなのがこの食感につながるわけですね。このあたり、「わかば」と共通しています。しかも、粉が少ないのでサクサクしていて、キャベツの甘味がしっかりと出ています。
カスも火が通りすぎず、元の味と香りがきちんと出ています。でも、そんなに大きく切ってあるわけじゃないので、カスの面はそんなに長時間焼いていない感じです。たぶんこれも、キャベツたっぷり粉少なめという配分の為せるところなんでしょう。
棚にはソース・削り粉・青のりに混じって「オモニ特製タレ」という赤い物体と使い切りのキューピーマヨネーズがあります。タレの方は、唐辛子を少量の油で溶いた感じ。どっかで食べたけど思い出せません。これとマヨネーズを混ぜてお好みにつけると、これがまたんまい!
てことで、大満足のお店でした。

data

お好み焼き(カス玉) 700円
生ビール 不明
スタイル 混ぜ系
その他 ほかにも、「基本」がたくさんあります。さらに、「オモニスペシャル」からはじまって、「坂田スペシャル」とかいろんな人の名前がついたスペシャルバージョンがあります。このあたりを参考にして、独自のトッピングを楽しむことができます。
独断的評価 ★★★★★(なんか、5つ星ばっかりやなぁ…)

東へ西へ

朝起きて、ちょっとパソコンで作業。それにしても、CD/DVDドライブのアイコンが出て来ないと落ち込んできます。はぁ…。
まぁ、そのあたりを使わない作業をして、スタート。
今日は、大阪市内にあるM谷高校で生徒向けの高座です。さてさて、昨日のパターンでうまくいくかな?
高座の前に、「宇宙人」のワークショップを若い教員の方がされました。はじめは普通にされていたんですが、途中生徒がうるさくなった瞬間「こら!お前ら、聞けっちゅーとんねん!」といきなりどなって、直後元通りの口調になるという…。まぁ、大阪ですわ(笑)。それにしても、前座があるってどうよ…。
で、わたしの番です。
話の流れは昨日開発した1時間パターン。話のパターンは、基本的には同じ感じで2度・3度と繰り返す中で定着してきます。そして、定着してきたら、少しずつアドリブを入れて練っていきます。今はまだ「定着」の段階です。とはいえ、お客さんの反応を見ながら細かく修正をしていくのも、また必要です。
今日のお客さんは「多部通信制」。さまざまな事情で「普通科」という「フツー」の課程に行かなかった生徒たちです。こちら側の力量が問われます*1
でも、そういう心配は無用でした。きっと子どもたちは自分の中にあるさまざまなこととわたしの話を重ねながら、聞いてくれていたんだろうなあ。まっすぐな気持ちがすごく伝わってきました。う〜ん、K良中学校で話をした時、いまのわたしだったら、もしかしたらもっともっと子どもたちとつながれたかもしれないのになぁ。ごめん。
話が終わって、しばらく生徒じゃないのにわざわざ聞きに来てくれた人や、この学校のお友だち*2と雑談していると、ひとり教員の方が来られて「1対1で話をしたいという生徒がいるんですが」とおっしゃいます。向こうを見ると、「仲間」がいました。別室でしばし話。学校の中で「なにをどうしていい」のか糸口がつかめていない感じだったので、「きっとここの先生は気づいているよ。でも、自分から「トランスです」って言わないと、その人たちも動けない。どうする?」と問いかけてみました。どうやら本人も先生方が気づいておられるのはわかっていたみたいで、でもきっかけがなかったらしいです。じゃぁ話は早いです。さっそくお友だちの教員とつなぎました。互いに「やっと会えたよ」という顔をしていたのが印象的でした。
高座をきっかけに、どうやって出会い直しをしてもらえたら、本望というものです(笑)。

*1:てか、日常の授業なんかは、ものすごい縛りと、子どもたち自身のバイアスの中で成立させるのが大変だと思います。その点、ゲストスピーカーはスタートの段階で楽です。それだけに「なぁんだ」となると、一気に離れていきます。こわい…。

*2:今回わたしを呼んで下さった人

_| ̄|◯

家に帰ってさっそくパソコンの復旧作業開始。サイトで見つけたとおり、レジストリをいじりましたが、ダメ。その状態でドライバの削除→再インストールをしたけどダメ。回復ポイントにもどしてみたけどダメ。もうやーめた!
次にヒマな時に、レジストリを最初の状態にもどして、それでもだめだったら、マジでwin2k再インストールだな。

ギョーザんまい!

K間さんの車に乗せてもらって、しばし移動。移動中の会話は「職場で語ること」みたいな。二人に共通していたのは「あちらに行ってしまわない」かな。
「どこまでできるだろう」という躊躇と状況判断の中で、「できること」を探していくこと。オールorナッシングで考えるのではなく、でも、あらかじめ「ここまでしかできへんわ」とあきらめるのでもなく、できることを少しずつやっていくこと。それが「生活者」としてのやりかたかなぁという感じ。
車を置いて、栄へ。台湾料理の店に突入です。ここで、前の週の講義で、ゲイであることを語った学生さんと、「ゲイの友だちと出会って」みたいなテーマで語った学生さんのコンビとかと合流。
やはり、ゲイの友だちができると、「ゲイを見抜く力」が養われるとか、「いや、内面から「オネエ」がにじみ出てくるからだ」とか、しょーもない話で盛りあがりました。
料理の方も豚のセンマイとか豚のスジとか、ちょっとおもしろい料理が食べられて満足です。おいしかったです。ごちそうさまでしたm(_ _)m。

どんだけ〜

憂いを残しながらも、とりあえず出勤。1時間目の試験監督を終えて、そのままJRに飛び乗って中距離移動です。関西圏から脱出して、お隣の圏へ。そういえば、東への移動ってあんまりないなぁ…。
2時間ちょっと電車に乗って、最後はシャトルバスに乗って、到着したのはC京大学。なんでも、K間さん担当の講義でゲストスピーカーをしてほしいとのことです。
大学で話をするのは楽しいのは楽しいのですが、不安もあります。ひとつは、異なる文化圏に来ているということ。そしてもうひとつは時間です。
なにしろ、2時間以上の時間をしゃべりまくるというのがふだんのパターンです。それを1時間半の講義の時間にまとめなくちゃなりません。というか、オファーは「20分程度の質疑応答+コミュニケーションカード*1を書く時間10分程度を確保すること」です。つーことは、正味1時間…。
えらいこっちゃと思ったのですが、マジで1時間バージョンをつくらないとあかんと前々から思っていたので、こういう「強制力」が働く時にチャレンジをしようと決めました。とはいえ、あらかじめネタを仕込むわけもなく、ほぼぶっつけ本番で高座に臨みます。
今日は午後からのダブルヘッダー。3講時はしっちゃかめっちゃかでした。ごめんなさい。でも、聞いて下さった学生さんたちからは、すんごいあたたかいオーラが感じられました。そりゃもちろん、そうじゃない人もいたけど、でも少数だったなぁ…。なんといっても、文化圏の違いから「大声で笑う」ということに躊躇があるのかもしれません。でも、それを越えて「ニコッ」としてくれるのがうれしいです。
で、4講時に突入。先ほどの失敗があったので、とりあえず話の組み立てと力点を置くところを修正してみました。これが大当たり!見事に1時間で話をまとめられました。忘れないうちにメモしとかないと、もったいない(笑)。
高座が終わって、コミュニケーションカードを読ませてもらうと、みなさんそれなりにウケておられたことがわかって、一安心。中には、「安心して宴会に行って下さい*2」という感想もありました。優しいなぁ。
そうこうするうちに、「しゃべりたい」という学生さんもいらして、しばし雑談。5時過ぎにお開きです。いい経験でした*3

*1:なんで「感想文用紙」っていわないんだろう…

*2:「笑いがとれなかったら宴会が反省会になる」というのが「はじめに」の内容だったりします。

*3:と、過去形で終われるのか(笑)?