新採研?

なんか、新規採用の方は、自分でテーマを見つけて研究することが要求されるそうな。いや、違うかもしれませんが…。で、「「性同一性障害」について研究しようと思っている」という他校の新採の方が見えられました。まぁ、「あたしじゃない方がいいと思うけどなぁ…」とは思いながら、引き受けたんですけどね。
で、その方の知っている高校生に、MtFの子がいるそうな。MtFの子はめったとカムアウトしていないので、珍しいなぁとは思っていたのですが…。「なにをすればいいと思いますか?」と聞かれたので、「その子の好きなことをやらせることじゃないでしょうか」と答えておきました。
なんでそんな答えになったかというとですね。
ほんとうに「雨後の竹の子」のようにトランスの子が顕在化している。で、その子らの中に、けっこう「自分は性同一性障害だ」「SRSを受けたい」「将来は戸籍を変更」「幸せな結婚」などと言う子がたくさんいるみたいな印象を受けます。でも、なんか違うような気がする。ていうより、かなり違うような気がする。なんでそんな将来展望しか持てないのかなぁ。たぶん、自分ときちんと向きあっていないんじゃないだろうか。
そう考えた時に、もしかしたら「好きなことをさせてもらえていない」→「好きなことがしたい」→「性同一性障害という名目が必要」という回路があるんじゃないかという気がするわけです。じゃぁ、「好きなことをさせてあげたら、別に名目が必要じゃなくなるやん」と思ったということなんですよ。
やっぱ、「ダメダメダメ」と言われていると「やりたいやりたいやりたい」と思うけど、そういう抑圧が働かなければ、もう少し自分の中にあるものと向きあう余裕ができるし、掘り下げて考えるための時間の余裕もできるかなぁと思うわけです。
なので、トランスの訴えをする子には、まずは好きにさせてあげようよ。FTMには学ランを、FTMMTFにはセーラー服を着せてあげたらええやん。わたしもこんなんとかやって、「QOLが著しく向上(笑)」したもんね。

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