さすがに今日は案内役に増員をお願いしました。おかげさまでローテーションも組めるのでずいぶんと楽です。といっても、休憩時間が短い。どうしたもんだろう…。
きのう本部からのあいさつに憤慨したことを同じセクションの人に話すと、「そんなこと言ってたの!それはひどい!」とやはり憤慨していました。そりゃそうだわ。
おそらく本部の人たちはわたしたちを人数に入れていない。言い換えるならば、人間扱いしていないわけです。てことは、「非人」?かなりぴったりですね。
会館から排除されたところに、わたしたちはいます。会館内の人たちは、休憩に帰った時の暑そうなわたしたちを、畏怖と排除のいりまじった、なんとも言えないまなざしで迎えていることを感じます。セクションのチーフは、そんなわたしたちの姿を見て「こりゃなんとかせんとあかんわ」と思ってくれたみたいです。なので、特別にジュースをもらったりということはあります。でも、そのジュースのために誰かが代わりに仕事をするかというと、やるわけないです。
う〜ん、畏敬と畏れ、忌避・排除…。まさに、ケガレとキヨメの世界です。てことは、やっぱわたしたちは非人集団?てことは、わたしは非人頭?
こんなことをウチの部員に話をすると、「そうか〜、部落の起源がなんとなくわかるわ〜」と妙に納得してくれました。
今度、部落史の学習をする機会があったら、これ、使ってみようかな。でも、実際にその役をやらないとわからないかなぁ…。
カテゴリー: work
京都総文・3日目
今日は午後から参加受付開始。いよいよ全国の参加者が国際会館に集結しはじめます。そんな日なのに、朝、いきなりぶち切れました。
朝の全員集合の時の本部からのあいさつが「本番は明日からです」だったんです。こいつら、自分たちの意識は実際に放送をするホールの中にしかないな?物品担当はきのうからすでにTシャツの配布や弁当の配布でバタバタしています。今日の参加受付で、案内担当も受付担当も「本番」を迎えます。本部のあいさつとしては「すでに昨日から本番を迎えている仲間もいます」であるべきでしょう。まぁ、わたしたち「肉体派」は本部の「エライさん」から見れば忘れてしまいそうな存在なんでしょうけどね(笑)。
で、10時頃から案内業務開始。
メチャクチャしんどいです。全部で4ヶ所ある案内ポイントを5人の生徒+教員2人でやるということは、ほとんど休むヒマがないということに他なりません。「まだ昼ご飯食べてへんの、だれや?」「◯◯と◯◯です」「ほな行かしたって」。そのうち「あいつ倒れそうやし休ませたって」「はい」「かわりに自分、そこに入ったって」「はい」。倒れる前に休ませる。休ませるのは、倒れささないためであって、次に仕事をさせるためです。ひでぇ…。
国際会館の中はクーラーがききすぎていて、生徒たちは「寒い、寒い」と言っていますが、外回りは猛暑です。しかも、午後からは光化学スモッグ注意報も出ています。でも、案内業務は続きます。頭の中にチラリとよぎった言葉は「一寸の虫にも五分の魂」。
一日終わると、すでに脱水状態でした。これが、あと2日あるわけね。
帰ったら、とにかく缶チューハイ。シャワーを浴びてご飯とビール。そして爆睡です。
京都総文・2日目
今日から、場所を国際会議場に移して準備です。
といっても、わたしたち外の案内役はやることはありません。館内の案内だったら、迷路のような会場ですからいろいろあるんでしょうけどね。やらなきゃならない作業はせいぜい、参加者に配付する資料の袋づめぐらい。これだって、集中すれば1時間もかかりません。せっかくなので、お弁当を持ってみんなで宝ヶ池に行くことにしました。
まぁ見事に晴れ渡った空。真昼の太陽が遠慮なく照りつける中を、みんなでお弁当を持っててくてく歩いていきます。たしかに暑い。でも、東屋に入ってお弁当を広げると、冷房とはぜんぜん違う心地よさがあります。明日からのことを考えながら、しばしくつろぎました。
午後からは、生徒たちは群読の練習。教員はやることなし。4時頃終了。そのまま自転車で家に帰ると4時10分くらい。あ〜、勤務地が近いと楽だわ。
京都総文・1日目
今日から6日まで、京都で全国の文化系クラブの総合文化祭が開催されます。なので、文化系顧問は総動員です。わたしも文化系顧問として放送部門の要員で動員されてしまいました。会場は、京都国際会館。で、役割は国際会館駅の改札口から国際会館までの案内役です*1。てことは、冷房ないやん。ま、ええです。ウチの学校の生徒たちは「肉体派」ですから、ちょうどいいです。
今日は、国際会館では総合開会式が行われます。その関係で、放送部門は近くの精華大学で準備作業。といっても、案内役は何にもないですけどねぇ。まぁ、えてしてこういうものって、「表」に出る人たちを基準にいろんなことがまわっていて、「裏方」の動きは放ったらかしだったりします。ま、だから「裏方」なんですけどね。でも、案内役に限らず、出てきたゴミの回収役とか、スタッフ生徒のお弁当や飲み物の配布役とか、そんな裏方がいないと「表」はまわりません。この手の行事の時に「表」をやることもいい経験だけど、「裏方」の必要性を自覚しながらそういう経験をすることも、とても大切な経験だと思います。てか、「表」しか知らない人生って、きっと薄っぺらな人生だと思うけどなぁ。これって、裏方しかやらない人間のひがみかな…。
それにしても、ウチの学校の生徒、うるさいのなんのって。まわりにいる他の学校の生徒さんたちが「し〜ん」としている時も、ウチの学校の子らだけなんだかわからないノリで盛りあがってしゃべっています。まぁどんな状況でも楽しめるというのは大切だけど、大丈夫だろうか…。あの子ら敬語が使えないんだよな。
事後処理
学校に行くと、机の上にメモがあります。「副校長が用事があるらしい」とのこと。「なんかやったっけなぁ」などと思いながら職員室に行くと、またまた新聞記者からのなんかです。さいわい、「記事を書いたよ」という電話だったらしく、取材はなし。ホッ…。
あとは、東京出張の事後処理とかこの間の放送部についての新聞記事の整理とか。わたしが最も苦手とする「事務作業」ですが、なんとか終了。さて、やっとこれで「次」へとすすめます。
研究会
午前は、奈良県立同和問題関係史料センターの吉田栄治郎さんの講演。
長い間「聞きたい」と思っていた人の講演だったので、すごく楽しみでした。で、結果。おもしろかったです。
これまでの解放運動や解放教育のあり方への率直な提言がいっぱい出てきました。でも、その背後に一貫してあるのは、「どうすれば部落解放が実現するのか」ということへの模索なんだと思います。
つい、表面上の事象をなぞりながら活動をしたり発言をしたりしがちです。これは自戒の念をこめて、そう思います。でも、根底に自分自身が何を持つのか。すべてをそこからスタートさせ、時としては時流に反することも自覚しながら「できること」を模索していくことが必要だなぁと感じさせられました。
それが、ある意味で新鮮だったのは、逆の意味でショックだったりしますけどね。
東京出張・4日目
今日はいよいよ決勝作品の発表日です。まぁ、まず無理でしょうけどね(笑)。それでもやっぱり緊張するのは、やっぱり当然でしょうね。
目が覚めたのは6時前。シャワーを浴びて朝ご飯を食べて。横浜から再び渋谷へ。
決勝の会場・NHKホールに行くと、ものすごい長蛇の列です。「全国」にかける意気込みと、その「全国」を心に刻みたいという全国の放送部員の気持ちが伝わってきます。
席に着くと、間もなく決勝4作品の発表です。やはり、入れませんでした。入った学校とおぼしき歓声を聞いていると、悔しさがこみあげてきます。「なんちゃって」でここまで来たんだけど、そうじゃなくて、真剣に作品をつくりこんでいたら、もしかしたらあの場所にウチの学校の名前があったかもしれない。そう思うと、自分にはどうしようもないもどかしさを感じながらも、悔しさというか反省というか、複雑な思いがわきあがってきます。決勝に残った作品を聞くと、やっぱりすごい!でも、決して届かないわけではない。もう一度、この場所にもどってきたいと、真剣に思いました。
結局ウチの学校の作品は、「奨励賞」にとどまりました*1。
ところで、来年へのとりくみは、すでに今日からはじまっているんだけど、さて、みんなその意識はあるんだろうか…。
*1:優良賞が5校、入選が10校、奨励賞が20校になります。
ホテル探し
応援の生徒たちは、もともとは今日までの予定です。てか、全員が今日までのつもりだったので(笑)、昨日までホテルはチェックアウトしています。
とりあえず、生徒たちはホテルに残ったヤツと合流すべく浅草に行き、ついでにお好みを食べるとか言っているので、わたしは渋谷に残ってネットでホテル探し。でも、なかなかあいているところがありません。そうこうするうちに、昼。せっかく渋谷にいるんだから、近くで働いている友だちと会うことにしました。
職場の近くにある沖縄料理の店で、半年ぶりくらいに近況を報告しあいました。その後、会社に連れて行ってもらって、そこのネットで再びホテル探し。なんだか、2時間ほど仕事を中断させてしまったような気がします^^;;。すんません。
結局、横浜に安いホテルを発見。昨日は浅草、今日は横浜。てことは、中華やなぁ…。
東京出張・3日目
朝、準々決勝の結果がオリセンの前で配られています。まぁ、無理やろうなぁと思いながら見ていると…。通過してるやん…。
準決勝進出を知った知りあいが、あちこちで「よかったね!」「おめでとう!」と声をかけて下さいます。うれしいことです。
でも、ちょっと待って。てことは、あしたまで泊まらんとあかんやん。ちょっと待って。ホテルを探さんとあかん_| ̄|◯。
まぁとりあえず、エントリーして審査の時を待つことにしました。
やがて、審査の時。番組が終わった時、となりの生徒が「すごいな」とか話しているのが聞こえました。へーそうなんや。外に出ようと思ったら、すごくたくさんの人が出て行きます。てことは、この人たち、わたしらの番組を聞くために来たん?そうなんや…。えらいこっちゃ…。
東京出張・2日目
9時にオリセン…。ちょっと早めに着いたほうがいいかなぁ。てことは、8時半到着でいくと…。7時40分くらいにホテル出発かぁ!てことで、ロビー集合は7時20分。シャワーを浴びることを考えると…。結局今日も6時起き_| ̄|◯。
てことで、6時頃に目覚ましをかけていたのですが、鳴らす必要はありませんでした。もっと前に目が覚めました_| ̄|◯。
500円でホテルの朝食が食べられるんですけど、経費節減のために、近くのコンビニで買っておいたサンドイッチを食べて朝食は終了。地下鉄でオリセンに向かったのですが…。
君たちね、ここはJR奈良線じゃないんだよ。朝のラッシュアワーの東京メトロだよ。頼むし、ハンカチで体を拭きながら大声でしゃべるの、やめてくれへんかなぁ…。
銀座線から千代田線に乗り換えて*1代々木公園で降りて、タラタラ歩いてオリセン着。しばらく待って、エントリー。審査は5番目です。
でも、わたしは昨日のラーメンが効いたのか、はたまたデンキブランが効いたのか、めちゃくちゃしんどいです。とりあえず、自分の学校が出てくるまでロビーでへたり込んでました。
そろそろ審査の順番になったところで、とりあえず会場に入りました。いや、みなさん真剣。メモをとる子、録音をする子。ひとつひとつの作品を必死で聞いています。全国って、実は来年の予選の始まりなんだなぁ。こりゃぁウチの学校は勝てんわ。なにせ、みんな「アキバで萌えたい!」「渋谷に行きたい!」と、そりゃぁもう楽しみにしていましたから。
それにしても、なにがおもしろいって、番組に出ている当の本人が、自分と同じ会場にいることに誰も気がついていません。「放送部の顧問をやっている」って最初に言っているからわかりそうなもんだけどなぁ。まぁ「ラジオドキュメント部門」だから、映像もないし、やっぱりわからんのやろね。ま、たまに「視線」が飛んでくることがあるんだけど、すぐに目をそらしてしまっているから、単に「ぁゃιぃオバハン」みたいな感じなんでしょね(笑)。