テンパってきたのに…

そろそろ2学期の人権学習が近づいてきています。
「例年通り」とか行けばいいのですが、そうはいかないところが悲しいところ。
今年はどうやら3学年ともつくりなおしが必要みたいなんですが、なかなか前へ進みません。
でも、こんな時に限って、午後から「第2のふるさと」で高座です。
なんでも、某地方紙に広告が出たとかで、20人程度の参加かなぁと思っていたら40人も来たそうな。たいへんですわ。終わったら、またまた某地方紙の記者の方が来られて、簡単にコメントを求められたりして、「いったいどうなってるの?」状態です。
でも、こんなことしてられないんですよ、ほんとうは。
さっさと職場に帰って、採点しなくちゃ(笑)

「教育のガン」の巣窟にて

今日の高座の場所は「教育のガンのすくつ@金沢」です(笑)。で、呼んでくださったのは、もちろん「教育のガン仲間*1です。

会場に行く途中、某NGOセンターの事務局長さんにメール。すると、
「いま講師中なので、のちほど電話します」という返信。
「わたしも今から高座なんで、5時頃にでも」と打つと
「あなた、高座って!いっそのこと、僕と新しいコンビはいかが(-.-;)」という返事。
え〜と、わたしからしたら、あなたの話のほうが「高座」だと思うのですが…。
というのはおいといて…。

会場に到着して軽く打ちあわせ。開会行事の最中に、舞台裏で「石川って組織率高いですよね。だったら、学力低いですよね?」と質問すると「いや、うちの県、けっこう成績よかったんですよ」と軽く笑われてしまいました。そうか、ここにも例外が(笑)。てか、例外の方が多いかもしれないと思うんだけど、まぁ、「そんなの関係ねぇ」なんでしょうね。

で、高座の開始。みなさん、いい反応をして下さいます。ほんとうに話しやすい。となると困るのが、話しすぎること。話をしながら、チラチラと時計を見るのですが、「あと30分しかない」「あと15分」「やばい、前半ネタを振りすぎた」。
結局10分超過して終了。すみません、すみません。
それでも感想を読ませていただいたら、とてもあたたかい言葉がいっぱい書いてあって、すごくうれしかったです。

*1:石川県教組の金沢・石川支部の人権教育推進委員会

初千葉

で、酒々井に到着。ホームを出ると、いかついあんちゃんがおられます。印旛同研のSさんです。なんで同和教育関係の教員はこういういかつい感じなのかなぁとは思いながら、その髪の毛の下にあるなつこ家顔が人を惹きつけるんですよね。
で、到着したのは、なんかえらい大きいホールです。千葉の同研の方々とあいさつしながら、お弁当をいただきます。けっこうお腹は一杯だったんだけど、たべちゃいました。太るな…。
で、高座の開始。
はじめに仁義を切っておいたので*1、それなりに反応があってホッとしました。
今回は、高座が2時間+質疑応答45分+総括討論1時間という、いまだかつてないガチな集会だったのですが、結局、高座2時間15分+質疑応答1時間+総括討論15分にしてしまいました。しゃべり過ぎでした、すみません。
にしても、すごいよ、印旛同研!

そうそう。10年前に、ある研究会で会った人*2が、今回来られていました。その方の感想。ちょっと心に来るものがありました。こんな感じの感想でした。

10年前にお会いした時に「いつかスカートをはいて学校に行きたい」って言っておられました。そのことが、ずっと気になっていました。
今回お話を聞いて、「あぁ、スカートをはかなくても大丈夫になったんだなぁ」と思いました。

たしかに、それがこの10年間のわたしの歩みなんでしょうねぇ。

*1:「ネタを振るので笑ってね」というお願い。はじめての場所ではお願いをすることが多いのですが、芸人としてはアカン部類ですね

*2:当然、ヒゲがあった頃

夜の高座

今日は、夜、京都府中部で高座。職場を定時に出て会場に向かいます。
それにしても、ほんとうに今年は土・日と夜の「お声」がかかります。でも、夜はなんとなくしんどいんですよね。いや、わたしは別にアドレナリンが出るからいいんだけど、効いて下さる人がたいへんだろうな、と。だって、仕事や家事を終えてから来られるわけで、それだけでも頭が下がります。
で、せめてそれなら楽しんでいただこうと思ったのですが…。
なんか、このところあまり疲れをとるヒマがないのか、アドレナリンの分泌が少なかったみたいです。となるとつらい…。
あえなく玉砕だったような気がします_| ̄|◯

ちと固かったか…

夜は100kmほど離れたところで高座。
奨学金の受給にあわせて、奨学生に人権講演会をしているそうです。この街、すごいとりくみをしておられるなぁって思います。
でも、こういうところって、聞きたくて来ているというよりも、義務できているという感じの人がけっこういるんですよね。
案の定、話しはじめたけど、雰囲気がすごく固い。いつも笑ってもらえるところでもちょこっと笑いが出てくる程度。やばいです。こういう時は、ついネタを振ってしまってそれが空振りになっての悪循環になります。どうしよう…。
まぁそれでも最後にはけっこうみなさんの顔が柔らかくなっていたので、よしとしましょうか。こんな日もあります。

とうとうこの日が…

今日は休みをとっているので朝はのんびり。
8時を過ぎたあたりで出撃準備。向かうは下の子どもが通っている小学校です。なんでも「男女平等教育」の研修会だそうです。てか、わたし、そのあたりは専門じゃないんだけどなぁ…。
にしても、子どもの学校で話をする日が来るとはなぁ…。なんとなく照れてしまうけど、まぁ、「同じ」教員同士のことですから、なんとかなるでしょう。
で、定番の漫談を一席。実は、この学校には昔から在日朝鮮人教育でつながっている人がいるので、底に流れる「テイスト」はわかってもらえるかな。話しはじめると、けっこう「ウケ」がいいです。てか、小学校って平均年齢が低そう。それだけに、反応が打てば響く感じです。暴走してしまいそうになる自分をなんとかおさえて無事終了。
そのまま大あわてで駅に向かいます。

アドレナリンのおかげ

とりあえず家に帰って、荷物を持ちかえて、電車に乗るべく駅まで走ります。こんな時に通り雨が(;_;)。駅に着くと、2分ほど前に行ったところです。時刻表を見ると、待ち時間が一番長い時間帯です。15分待ちか。やってきた電車に乗って、次の駅に着いたら小学生の団体が乗ってきました。発車までえらい時間がかかります。車内アナウンスによると2分遅れだそうです。やばいです。
乗換駅で走ってなんとかギリギリ特急の発車に間にあいました。
で、駅を降りてから会場まで走ります。
もう、湿度が高いからか汗だくです。会場に着くと、これがまた部屋の温度がぬるい。汗がガンガン噴き出てきます。それに反比例するかのように、体が疲れてきます。かなりヤバイ状態です。やっぱり5時起きがよくなかったのかなぁ…。
壇上にあがって漫談をはじめるのですが、なんか空回りしている感じです。ヤバイです。しかも、「職員研修」です。静かです。ますます空回りします。どうしようと思っていると、やがて数人の方がニヤリ・ニコリとしはじめられ、やがて、適度な笑いのある会場に変わっていきました。助かった。
高座のあと、何人かの方とよもやま話。こういう時間が、実は大切なんだと思うんですよね。まぁいってみれば「隙間」の時間。
でも、あまりゆっくりしていられないのがつらいところ…。

結局3連チャン

今日も午前中はHがしさんと一緒に2人会。
昨日の反省に基づき、今日は過去にしゃべった内容の中で、比較的なんとかなったものを探しました。まぁ、ネタは少ないけど、中にいろいろまぶしてあるからいいか、と。で、反応の方はというと、予想通り、ところどころウケながら、まぁ無難にこなしたという感じです。でも、最後に拍手がきたのが驚きました。
高座のあとは、Hがしさんと一緒にランチ*1。しばし反省会をしたあと、それぞれ、次の用事へと移動しました。

*1:会場横にあったラーメン屋

2人会1日目・死のロード(笑)最終コーナー

7月の中ごろ、Hがしさんから一通のメールが来ました。
「今度、ある場所で研修会があるんだけど、わたし一人じゃなんだから、一緒にやりません?」
はぁ?と思いましたが、まぁええかと。そう言えば、かつてT田林でKさんと一緒にやったこと、あったものなぁ。
てことで、今日がその2人会の初日です。ちなみに、午前午後のダブルヘッダー。事前の打ち合わせは一回やったものの、あのときはバタバタ&酔っぱらいだったからまともな打ち合わせになっていません。なので、今日午前9時に会場にて待ちあわせということになりました。
そこから逆算すると、起床は6時。7時過ぎの電車に乗ってちょうどいい時間です。にしても、6時か…。なんでお盆の最中に6時やねん…。とは思いながらも、引き受けたのは自分なので、しゃーないです。
開始30分前に合流。会場の前のドトールで軽く打ちあわせ。思わず「Hがしさん、さすがに綱渡り慣れてますねぇ」と言うと、「なんで、ぜんぜん大丈夫よ〜」と簡単に返されてしまいました。でも、研修会開始10分前に会場に行くのはそうとう綱渡りな気がするんだけどなぁ…。ま、それぞれのスタイルがあるからぜんぜんOKなんですけど。
で、バタバタしているうちに午前の部が開始。
まずはわたしから「漫談」を一席。ウケません(;_;)。
「では、10年前の写真を…。あ、ちがったこっちです」というネタも仕込んだんですが、ダメです。
それでも、途中からポツポツ笑いがとれるようになりました。まぁ、9時45分はじまりだからなぁ…。
その後、Hがしさんの全体を俯瞰した話に移行。さすがは研究者と同時にサポーターとしての長いキャリアを持っておられる方です。歴史的な経緯をはじめ、「当事者」の声をきちんと押さえておられます。そういうのをコンパクトかつ確実にプレゼンしていかれます。ま、ところどころ古い資料もありましたけど(笑)。
全体としてはすごく積極的に聞いておられたなぁとは思いながらも、個人的には少々敗北感を感じながら、午前の部は終了。昼休みを3時間はさんで午後の部です。
わたしはこの昼休み、近くでお昼ご飯を食べて、あとは控え室でイスをひっつけてウトウトしていたのですが*1、Hがしさんは「堂山で会議があるの」と飛んで行かれました。綱渡りだと思うんだけどなぁ(笑)。
で、午後の部。
午後はちょっと構成を変えてみることにしました。と、これがまた「ウケ」のためには大失敗。いや、みなさんすごく聞いて下さっているのはわかるのですが、個人的にはすごい違和感があります。結局、50分間ほとんど「笑い」のない漫談に終始してしまいました。ダメじゃん>自分。
で、後半はHがしさんの担当。今回は、ところどころわたしへの質問を交えながらの話です。ところ、ここでもつい「マジメ」な答えをしてしまって、ますますダメダメでした。う〜ん。
結局午後の部を聞かれた方にはほとんど笑ってもらえず終了。

ダブルヘッダーが終わったところで、まずは控え室で軽く反省会。
「あしたはどっちのパターンで行きましょう」
「う〜ん、午後のパターンは「ひとりの教員」としての話の感じで、けっこうよかったよ。午前の方はみなさんに笑ってもらって、それはそれでいいんだけど、「やっぱりセクマイはトークがうまい*2」みたいな感じにとられかねないし…。まぁ一長一短ね」
みたいな総括です。う〜ん、あしたはどっちだ?

その後、会場の向かい側にある焼鳥屋で反省会の続き。
実は、昼には
「わたし、今週末から1ヶ月出張なのよね。だから今日は呑めないの」
「じゃぁ、◯島さんでも誘って京橋で呑もうかなぁ」
などと言っていたのですが、結局
「1時間だけね、すぐ帰るから。ごめんね」
ということで、ちょこっと反省会。
社会福祉をやりながら、やっぱり自分のガンバリズムを認めざるを得ないのよね〜」
「でも、そういう不完全さが大切なんじゃないんですか?絶対的な正しさを持った人の語る言葉なんて魅力がないですよ」
みたいな話をしていると、あっというまに3時間が経過。
「引き留めてしまってすみませんでした」
と謝ると
「なにが?」
と平気な顔で返されてしまいました。この人も、結局「人」が好きなんだろうなぁ。

*1:除外診断(笑)

*2:マスコミが垂れ流している「オネエ」イメージそのままということかな

新ネタ

大阪府南部の高校で「セクシュアルマイノリティの立場にある生徒の現状と抱えている課題について」というタイトルでしゃべれという話があり、行ってきました。
困った。新ネタです。
さすがに道中の電車の中でいろいろ考えたのですが、考えているうちに寝てしまうというありがちなパターンに陥って、結局途中までしかネタがつくれませんでした。
で、学校に到着してすぐに高座。
まぁ、結局なんだかんだ言っても、完全な新ネタにはならないわけで、いままで話をしたり文章を書いたりした数パターンを適当に組みあわせたら、あたかも新ネタみたいなものができるわけで、けっきょくそこでお茶を濁しながらも、笑いは確実にとるという、これまたありがちなパターンでなんとかこなしました。
にしても、ひさびさに「オチ」のところは緊張しました。いい経験だ…。